ランスロット・グレイル(コードギアス)

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ランスロット・グレイル(コードギアス) - (2016/06/18 (土) 00:05:12) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2012/06/19(火) 17:52:28
更新日:2022/02/25 Fri 15:39:29
所要時間:約 4 分で読めます




今度こそ本当に
マリーの騎士になってみせるわ
わたしの騎士道を貫くためにも!




◆目次



◆ランスロット・グレイル

型式番号:Z-01/T
所属:神聖ブリタニア帝国 グリンダ騎士団
分類:第7世代相当KMF
全高:4.42m
重量:7.95t
推進機関:ランドスピナー
武装:
強化型スラッシュハーケン×2
シュロッター鋼ソード×12
ソードブレイザー
バズーカ

武装(改装後):
強化型スラッシュハーケン×4
MVS×4

デヴァイサー:オルドリン・ジヴォン


キャメロットのロイド達が開発したKMF。第7世代に相当する。
頭部にある大きなV字型のパーツと金と赤を主体としたカラーリングが特徴。

本機は「ランスロット量産化計画(ヴィンセントプラン)」の一環として建造された「試験型ランスロット」の一つをオルドリン用にカスタマイズしたもの。
ハイスペックにのみ拘った結果乗り手が限られ過ぎたオリジナル機に比べ四基のスラッシュ・ハーケンが二基に減り、ブレイズ・ルミナスやMVSを廃してスペックダウンが行われている。その代わりに他の機体には無い試験的な武装を装備している。
公式では「二基のファクト・スフィアが一基に」とあるが設定画には二基ある事が確認できる。
ソードラック部分にグロースターのものに似たマントを装着することも可能。


デチューンされているとはいえオリジナル機同様「ユグドラシルドライブ」による高い出力と運動性を発揮可能でありグロースターやサザーランドに比べれば圧倒的な性能を誇る。
更に、独自の機構として他のKMFとの合体も想定されており、複数機のユグドラシルドライブを直結することで大幅な出力強化を果たす。

ロイドの台詞からしてスペックダウンしても乗りこなせる人が少ない模様。
ちなみにオリジナルの適正がSクラスに対して、本機はCクラスまで下げてある。


本機は量産化に向けた実働データ収集の目的もあってキャメロットからグリンダ騎士団筆頭騎士であるオルドリンに引き渡されることとなる。

そして続編の『O2』では第二次トウキョウ決戦に向けて改装。
ロイドの提唱するグレイルを中心とした僚機四機の連携運用「エメラルド・プラン」に基づき強化が施されることとなった。


◇武装

【強化型スラッシュハーケン】
ランスロットタイプの標準武装。両腰に二つずつ装備される。
移動の補助として使われることが多い。
『O2』での改装後はソードブレイザーユニットに位置に新たに追加されている。

【シュロッター鋼ソード】
シュロッター鋼で作られた剣。
通常の手持ち武器としては勿論だが、下記の武装に組み込み使用することで高い攻撃力を発揮する。
一方、損耗率が激しく実際の運用には不向きは部分がある。

【ソードラック】
背面コクピットユニットの左右に装着されている翼のようなユニット。
普段はシュロッター鋼ソードを合計12本までセットしている。ユニットを増設し装備数を約2倍にした「重装タイプ」も存在する。
グレイルの武装の要となる装備だが、他の機体との合体時には接続位置の関係でユニットを外さなければならず、分離後はハーケン以外の固定武装が使えなくなってしまい戦闘力が大幅に低下する弊害があった。
『O2』での改装時にMVSユニットに置き換わった。

【ソードハーケン】
ソードラックのシュロッター鋼ソードマウント基部に内蔵。2本のシュロッター鋼ソードをスラッシュハーケンのように射出できる。
ナイトメア・オブ・ナナリー版トリスタンの「可変軌道型MVSハーケン」にどことなく似ている。
サハラの牙のキャノン隊を血祭りにあげたのはこれである。
通常のハーケン以上の攻撃力を発揮する反面、射出時にソードが欠損してしまうことが多く武装の損耗率悪化に繋がってしまい実用に難があった。
そのため、本装備のコンセプトはブレイズルミナスの応用によるエナジーウィングの羽状エネルギー弾へ開発が進められる事になる。

【ソードブレイザー】
腕部に装備された装備。シュロッター鋼ソードをセットでき、刀身にブレイズ・ルミナスのエネルギーを纏わせる事でその切断力を強化する。
ただし、一度ブレイズ・ルミナスを纏ったシュロッター鋼ソードは負荷に耐えられず、ブレイズ・ルミナスを解除した途端に折れてしまう。
そのため、本装備はブレイズルミナスの応用で「ルミナスコーン」として開発が進められる事になる。
『O2』での改装時にシュロッター鋼ソードと共に廃されハーケンユニットに置き換わった。

【メーザーバイブレーションソード(MVS)】
『O2』での改修でソードハーケンの代わりに搭載。
オリジナルランスロットと同タイプの物を左右2本ずつ、計4本装着している。
接続部のアームには可動軸が設けられ、他の機体との合体に干渉しないように配慮され仕様となっている。


◇合体形態

  • ランスロット・グレイル・エアキャヴァルリー
ブラッドフォードとの合体形態。
グレイルの背面にフォートレスモードのブラッドフォードが垂直に接続されており、立ち絵はちょっとシュール。
プラズマ推進モーターによる飛行が可能となり、最大出力時には超音速飛行すら可能となる。
初期にはソードラックを外さねばならなかったが、改修後はこの点を克服。更にブラッドフォードがブレイブへと強化され推進機関がフロートになったことで空中静止なども可能となった。

  • ランスロット・グレイル・チャリオット
ゼットランドとの合体形態。
ハドロンランチャー発射体勢のゼットランドの背面にグレイルが取り付くような姿勢をとる。
二機分のユグドラシルドライブを直結することで出力を倍増させメガハドロンランチャー・フルブラストによる長距離砲撃が可能となる。
こちらも初期はソードラックを外していたが、改修後に合体した場面が無いため攻撃力低下を克服しているかは不明。

  • ランスロット・グレイル・ワルキューレ
シェフィールドとの合体形態。
変形したシェフィールドがグレイルの背面に接続、フロートをコクピット、サイドスカートを腰部へとそれぞれ移動させ完成する。
ブラッドフォードと同様のフロートによる飛行、サイドスカート内蔵のスラッシューケンによる攻撃などが可能となる他、シェフィールドの索敵機能向上が図られている。
上の二形態と違いシェフィールド完成がグレイルの改修と同時期だったため合体は改修後しか行っていない。



◇作中での活躍

初登場は漫画版の第一話からだが、グリンダ騎士団に渡されるだけで活躍はなかった。
実戦に投入された第二話。サハラの牙のキャノン隊を撃破。
フォトストーリー版の第一話でも登場。
白炎の攻撃を回避しながら突撃したが、決定打を与えられず白炎の拡散輻射波動装置-ゲフィオン・ブレイカー-により行動不能となった。

タレイランの翼の蜂起の際にはレオンハルトのブラッドフォードと空中合体を行いエアキャバルリーとなって出撃。
多彩な武装を持つサザーランド・イカロスに苦戦しながらも二機の連携でギリギリの勝利を得た。

その後もグリンダ騎士団の主力として活躍。
中華連邦での反乱時には一般市民を守るためゼットランドと共にチャリオットを使用し敵の大砲を破壊した。
そして紅巾党の乱に際してはキャノン砲やソードハーケンを増設した急造の「重装備グレイル」形態で出撃。
白炎可翔を追撃し一対一で互いに損傷を負いながら文字通りの死闘を演じる。
しかし戦闘に割って入ったウィザードのアグラヴェインのMVSで両機のエナジーフィラーが破壊されたことで機能停止。
白炎はガナバディらに回収されたがグレイルの処遇は不明のままとなっていたが、グリンダ騎士団が回収していた模様。

続編『O2』11話から記憶を取り戻しつつあったオルドリンのKMFとして再登場する。
この時点では他のグリンダ騎士団のKMF程の改修はされていなかったが、第二次トウキョウ決戦に向け連携を重視した設計へ改装。
トウキョウ決戦では黒の騎士団と戦いフレイヤの爆発からナナリーが乗った飛行機を守り抜いた。

皇帝に即位したルルーシュと手を組み、ダモクレスを居城とするマリーベルを止めるべく行動した際には大幅な改修を施した「ハイグレイル」となった。





行くよハイグレイル!
わたしの新しい力になって!!


◆ランスロット・ハイグレイル


型式番号:不明
所属:無所属→神聖ブリタニア帝国 大グリンダ騎士団
分類:不明
全高:不明
重量:不明
動力:エナジーフィラー
推進機関:
ランドスピナー
フロートシステム
武装:不明

デヴァイサー:オルドリン・ジヴォン


第二次トウキョウ決戦で改装されたグレイルをエリア24でのダモクレス強襲作戦に際し更に改修した機体。
カラーリングは改修前同様赤と金主体で大きな印象の変化は無いが、頭部のデザインが若干変更されオリジナルランスロットやヴィンセントに似た顔つきとなるなど細かな変更が加えられている。

大型化した両肩部分にフロートシステムを内蔵。これによりエアキャヴァルリー時ほどではないが単独での空中戦が可能になった。
武装面も背部に大型剣4本を装備。かつてのシュロッター鋼ソード同様ソードハーケンとして射出攻撃を行える。
その他、合体機能などの連携能力も引き継がれている。





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