登録日:2012/06/19(火) 17:52:28
更新日:2022/02/25 Fri 15:39:29
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型式番号:Z-01/T
所属:神聖ブリタニア帝国 グリンダ騎士団
全高:4.42m
重量:7.95t
武装:
強化型スラッシュハーケン×2
シュロッター鋼ソード×12
ソードブレイザー
バズーカ
本機は「ランスロット量産化計画(ヴィンセントプラン)」の一環として建造された「試験型ランスロット」の一つ。
頭部にある大きなV字型のパーツと金と赤を主体としたカラーリングが特徴。
ハイスペック過ぎて乗り手が限られ過ぎた
オリジナル機に比べ四基のスラッシュ・ハーケンが二基に減り、ブレイズ・ルミナスやMVSを廃してスペックダウンが行われている。その代わりに他の機体には無い試験的な武装を装備している。
公式では「二基のファクト・スフィアが一基に」とあるが設定画には二基ある事が確認できる。
ブラッドフォードとの合体によって飛行能力を得た「グレイル・エアキャバルリー」となり空戦能力が強化される。
ゼットランドとの連結によって「ランスロット・グレイル・チャリオット」となり、メガハドロンランチャーを強化できる。
本機は量産化に向けた実働データ収集の目的もあってキャメロットからグリンダ騎士団筆頭騎士であるオルドリンに引き渡されることとなる。
<武装>
【強化型スラッシュハーケン】
ランスロットの標準武装。
両腰に二つずつ装備されている。
【シュロッター鋼ソード】
シュロッター鋼で作られた剣。
普段は背部ユニットに合計12本までセットされている。
【ソードブレイザー】
腕部に装備された装備。シュロッター鋼ソードをセットでき、刀身にブレイズ・ルミナスのエネルギーを纏わせる事ができる。だが、一度ブレイズ・ルミナスを纏ったシュロッター鋼ソードは負荷に耐えられず、ブレイズ・ルミナスを解除した途端に折れてしまう。
本装備はブレイズルミナスの応用で「ルミナスコーン」として開発が進められる事になる。
【ソードハーケン】
背部ユニットに搭載されたシュロッター鋼ソードをマウントしている装備。2本のシュロッター鋼ソードをスラッシュハーケンのように射出できる。
ナイトメア・オブ・ナナリー版トリスタンの「可変軌道型MVSハーケン」にどことなく似ている。
サハラの牙のキャノン隊を血祭りにあげたのはこれである。
本装備はブレイズルミナスの応用でエナジーウィングの羽状エネルギー弾へ開発が進められる事になる。
【デュアルアームズ】
ブラッドフォードの装備。
エアキャバルリー時には連結構造の関係でソードハーケンのユニットが取り外される為使用する。
◆作中での活躍
初登場は漫画版の第一話からだが、グリンダ騎士団に渡されるだけで活躍はなかった。
ロイドの台詞からしてスペックダウンしても乗りこなせる人が少ない模様。
ちなみにオリジナルの適正がSクラスに対して本機はCクラスまでさげてある。
実戦に投入された第二話。サハラの牙のキャノン隊を撃破。
フォトストーリー版の第一話でも登場。
白炎の攻撃を回避しながら突撃したが、決定打を与えられず白炎の拡散輻射波動装置-ゲフィオン・ブレイカー-により行動不能となった。
タレイランの翼の蜂起の際にはレオンハルトのブラッドフォードと空中合体を行いエアキャバルリーとなって出撃。
多彩な武装を持つサザーランド・イカロスに苦戦しながらも二機の連携でギリギリの勝利を得た。
◆ランスロット・トライアル
型式番号:Z-01/TX-02
所属:神聖ブリタニア帝国 グリンダ騎士団
全高:4.49m
重量:6.97t
武装:
強化型スラッシュハーケン×4
ブレイズ・ルミナス
MVS×2
V.A.R.I.S
いくつか建造されたランスロットの予備パーツを組み上げ、ランスロットの量産試作機である
ヴィンセントの試作機として作られたKMF。
カラーは赤と金だが形状自体は肩部が変更されている程度でオリジナルとほぼ同じ。
どう見ても放送前の初期に公開された赤ランスロットです。
公式でも「通称、赤ランスロット」とあるから赤ランスロットは公認の呼び名になった模様。
その後、正式名称が試験型ランスロットとされていたが、現在では名称がランスロット・トライアルになった。
一応ランスロットクラブもこれに含まれると思われるが、クラブはサザーランドがベースである。
内一機がカリーヌの命でKMFリーグ会場に展示されており、タレイランの翼のテロの際マリーベルが搭乗し起動。
ハーケンを用いた高等テクニックで会場の敵機を次々に撃墜した。
といってもピーキーな操縦性は相変わらずでマリーベルもかなり消耗していたが。
また、本機は後にヴィンセントを受領する事になるキンメル卿も搭乗しているが、グレイルとの模擬戦で敗れている。
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