人喰いパチンコ 沼

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人喰いパチンコ 沼 - (2017/12/14 (木) 21:14:30) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2011/12/28(水) 16:20:41
更新日:2024/04/17 Wed 06:46:46
所要時間:約 4 分で読めます




換金一玉4000円…!
ざわ…
ざわ…ざわ…

帝愛グループ所属一条が仕切るカジノにただ一つ…!
異様な雰囲気を放ち…金の亡者を誘惑する圧倒的な台…沼!

挑戦するためには
300万円(750発)
500万円(1,250発)
1,000万円(2,500発)
のいずれかのパッキーカードを購入する事が条件!

この裏カジノの名物ッ…24時間営業の裏パチンコッ…!
表のパチンコが1玉4円なのに対し…この店のパチンコは1玉40円もしくは1玉400円…!
通常の10倍、あるいは100倍のギャンブル性を持つパチンコ台…!
それらは大当たり一回で7~8万、70~80万といったところか…!

だがそれらは全て、動く金が違うだけで台そのものは表と同じデジパチ…。

しかし…!
この「沼」はそこらのパチンコとは何もかもが違う…!!

【ジャックポット…!】

沼の1玉は4000円…!
しかし通常のパチンコが外れたらそれで終わりなのに対し…
沼はハズレ穴に入った玉が、座席の下の箱にすべて蓄積されていく…。

ルールは昔ながらの「一発台」ッ…!
数々の仕掛けを潜り抜けた先にあるたった一つだけの当たり穴…!
そこに一発でも入れば即刻ジャックポット達成ッ…!

ジャックポットを達成すれば、その時点でストックされている玉すべてを獲得…!
だが、ジャックポット以外に当り穴はなく、すべてアウト…!
アウト玉が蓄積したジャックポットを引き当てた人物が総取り出来る…!

仮にストックが100億あるならば、ジャックポット達成者が100億全てを獲得ッ…!
ストックが無い場合は特例として最低75,000発分…しめて3億円をカジノ側が保証するッ…!

ざわ…
ざわ…ざわ…

沼の周囲に貯められたパチンコ玉は、金の亡者がもがき溺れていった屍の山ッ…!
愚か者共の屍を踏み越えて臨んだものをも引きずりこむッ…!
人を喰い続けるその台は正にッ…人喰い沼ッ…!

【沼の構造…!】

挑戦者達の前に立ち塞がる3つの関門が存在する。

  • 釘の森
「森」と称される程の膨大に配置された無数の釘…!
釘の設定は基本的に以下の確率でチューリップの手前に届くように設定されている…。

設定A 月1回 1/30
設定B 月5回 1/60
設定C 通常 1/100

いずれにせよ、この時点で大半の玉は無駄打ちに終わる…!

ざわ…
ざわ…ざわ…


  • ブロックシステム
第二関門はチューリップの手前の開閉するバー、
ランダムな動きを予想するのは困難であり、多くの玉をキャッチする悪魔の門番…。
この鉄壁のガードにより、釘の森を抜けた玉は、多い時でも1/3ほどしかチューリップに到達しない…。

ここを乗り越えたとしても最後の関門、沼の本丸3連クルーンがある…。
一番下のクルーンに目指す当たり穴が存在するっ…。


  • 三段クルーン
最後の関門にして最大の鬼門ッ…!
前提として、1/3、1/4、1/5…60分の1の当たりを引き当てなければならないっ…。
その上、クルーンの傾斜は綿密に計算されており、玉は入りそうで全く入らないっ…!

ただでさえ難攻不落、無謀…。
しかしジャックポットに至る確率は0ではない…筈だったのだが…。



【人喰いと呼ばれる理由…!】

圧倒的に不利な打ち手…!

先ほど述べたが、ジャックポットを達成できる可能性は0ではない!

では何故人喰いと呼ばれるのか?
様々な場所に鉄壁の防御がしかれ、かなり確率が低いとは言え、決して不可能ではない筈…。

この時、アニオタ民に電流が走る!アニオタ民の思考はこうだ!

ゴトをやれば…!

そもそもジャックポットに入れば問題ないのだが、大半は無駄打ち…!割に合わない…!
だが金の魔力に魅せられた亡者は止まらない…!

デジパチではないため比較的容易にゴトを仕掛けることが出来る!磁石でバレない程度で玉を引き寄せれば…!

がっ…!駄目っ…!

ゴト対策として店員の立会いや磁石に反応しない真鍮製の玉を不定期に使用しているので欺けない…!

ならば大金を注ぎ込めばっ…!

理論上、大金を注ぎ込めば出る…確率は上がる!そう考えている時点ですでに沼に浸かっているのだ…!
よく考えてほしい。
帝愛グループ所属カジノが大金を簡単に渡すはずがない。
そう、本来なら気付かなければならなかったのだ…!この時点で…!

しかし、事実知らず金に目が眩んだ人間に理性は働くはずもなく、すでに嵌っていた!泥中…!首まで…!

しかし、ジャックポットを出せなかった者のつぎ込んだ玉は次の挑戦者への賞金として積み立てられていくためジャックポットを出される前提である以上は理論上、確かにいつまでも店には儲けが出ない…。
そもそも回収した時点で客を騙す事になる為店側としたら無意味っ…!

では何故店側、一条は余裕綽々の態度なのだろうか?何故、人喰い沼に人が群がるのか?


帝愛の…!

現在沼に勝った人は二人 …!
ざわ…
ざわ…ざわ…

申し訳程度に目線で隠れているが…その顔はどう見ても兵頭と利根川ッ…!
利益を上げているからくりとは、帝愛の人間に対し、挑戦者に見せかけた接待を行う事で積み立てられた賞金を総取りと言う名の回収するというもの。
このからくりは同時に、表向きには確率は限りなく低いが、当たりはあるとアピールする事によって、挑戦者が後を絶たない状況作り出し、当たるはずもない人喰いパチンコ沼が店の象徴として君臨する状況を生み出しているのだ…!
そのため損害は0ッ!完全なる出来レースッ!

この他、台周辺の床・パチンコ台そのもの・クルーンの3つを自在に前後に傾けることが可能なギミックを搭載している他、
最終クルーンのジャックポット穴の後ろ側に透明な出っ張りを設けることで偶然玉がジャックポットする可能性を潰し、更にジャックポット穴周辺には露骨すぎるという理由で止められているが、円状に配置された小さな空気の噴出口を内蔵させ、風の壁を生み出すことで確実に玉を穴から弾き飛ばす仕組みまで設けてある…!

まさしく攻略不可能な「人食い沼」と呼ぶに相応しい数多の卑劣な罠の数々…!

ざわ…
ざわ…ざわ…


今後も沼は金を喰い、人を食い続けるであろう…!

あの男が来るまでは…!

ざわ…
ざわ…ざわ…




【遊ぶ】

オンラインゲーム『777town.net』内の帝愛カジノでは
漫画内で行われたギャンブル「チンチロリン」「Eカード」「17歩」そしてもちろん「沼」も遊ぶことができる。
ただし他のギャンブルと違い、沼だけは特別な挑戦権が必要。
誰でも直ぐに遊ぶということはできないッ…!

その条件はカジノを遊んで得られる称号が、沼野郎(レベル43)以上であること…。
勿論玉代も原作同様に光の速さで消費されていくので、ビギナーはそもそも門前払いであるッ…!
尚遊べなくても観戦機能があるので、興味のある方は777town内のエスポワール号へどうぞ。
もし観戦中に大当たりが出た場合、原作よろしくご祝儀も出る。

大当たりの確率は超低確率ではあるが原作のように妨害はないはずなので、1ヶ月~3ヶ月に1回くらい出ている。


【余談】

時は流れて、悪魔的スピンオフ「中間管理録トネガワ」にて、謎に包まれていた「帝愛への接待」が実際に描かれた。
一条はカジノを訪れた利根川に、「これは接待だが、だからこそ手は抜かない。優秀な利根川であればそれでも問題無い筈」とまさかの挑発をする。
こういう挑戦には燃えてしまうタイプの利根川は嬉しそうにハンドルを握るが…


まだまだ、良記事になる可能性は残されている……。
どうぞ、存分に追記・修正をし続けてください……。
我々は…その姿を心から……応援するものです……。


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