登録日:2011/10/03 Mon 13:44:38
更新日:2025/04/10 Thu 18:23:58
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伊藤開司(カイジ)とは、カイジシリーズの主人公。
声優は
アカギと同じ俳優の萩原聖人。
実写版は
藤原竜也。
◆プロフィール…!
推定21歳…とされるが、地下王国や
美心の家に長期間いたりで定かではない。
高校卒業後、上京はしたが定職にも就かず、三年ほど毎日ふらふらダラダラしていた。
清掃員や工場でバイトをして生活費を稼いでいたようだが、どうも長続きしなかった様子である。
時には気晴らしとして路駐してある高級車をパンクさせる、傷つける、エンブレムをひっぺがす等非生産的なことをしていた。彼曰くベンツ専門だとか。
父親は作中開始時点で既に他界しており、上京するまでは母と姉と暮らしていた。
ちなみに職業は母親はパート、姉は公務員である。
ニート…
知人の古畑に頼まれ借金の連帯保証人になるが、古畑が逃げたことにより、約385万の借金を負う。
悪徳金融業者遠藤の紹介で、ギャンブル船エスポワールに参加。
これを皮切りにカイジのギャンブル人生が始まる……!
◆人物…!
前述した通り、典型的ダメ人間、負け組。欲望に弱く、頻繁に涙を流す。
しかし、時には驚くほど頭のキレが良くなる。それはだいたいギャンブル絡みで追い詰められた時。
兵藤には「近頃の若者には珍しく命懸けの出来る男」と評されている。
カイジが言うには自身の人生観は「命は二番、一番は人生」とのこと。
リスクを冒さずに長生きしても人生が輝かなければそんな状態はクソであるとの価値観を語っている。
シリーズを重ねていくうちに、どんどんクズとしての性質は強化されている。
特に
沼勝利後から坂崎家居候時は見てるこっちが腹立たしくなる程にクズとの悪評も多い。
勝負に勝ち、話が進むごとに堕落しているように見えるのはいかがなものか。
沼以降はギャンブル中毒者としての症状が悪化しているような節があるが、常に命と身体を使っていたので感性もおかしくなりつつあるのかもしれない。
流石に殺人などはしていないが、結構軽犯罪といえ罪を犯している。
1話の時点で車に対して犯罪行為を行っている他、
エスポワールに乗らない世界では母親や友人からカードを騙して奪ってきている。
24億脱出編では、逃走の為に住居侵入罪や無免許運転などの軽犯罪を次々と繰り返す始末。
24億脱出編における犯罪行為に関しては、多くの違法賭博に挑んだカイジからすれば、これらの行為もカイジの視点では些細な物なのだろう。
コンビニバイトの際には(コンビニ店長が程度の低い人間だったこともあるが)職場に馴染めずにコミュ障的な様子を見せるなど、社会的なコミュニティに適応する能力も低い。
ただし、カイジ自身は初見の相手にも特に人見知りするような様子は基本的に少なく、後述するように友人関係自体はそこそこ広い描写も見られる。
考えるに、職場などの特定の環境下において限定的に人見知りになるタイプか、或いは後天的にコミュ障になってしまったとも考えられる。
銀行の受付の担当が可愛い娘であることを願うなど、人並みに異性への欲はあるらしい。
お世辞にも可愛いとは言えない容姿の美心に好かれた際にはストレスを感じていたが、彼女からお小遣いと言う名目で金を得る関係を築いているなど(しかも美心側もカイジの自堕落さを許容している)、ヒモ男としての才能を見せている。
こう見るとクズでしかないカイジだが、彼の最大の良さはお人好しなところ。
決して仲間を裏切らない、非情になりきれない甘い部分がある。
お人好しだからなのか、だらけきった学生時代でも常に友人関係自体には困っていなかったような描写も見られる。
その甘さゆえに仲間に裏切られたり、見捨てられたりと散々煮え湯を飲まされてきたが、成長はなかなか見られない。あるとすれば裏切りを見破った
堕天録の
17歩あたりか。
……もっともカイジが利益のために仲間を裏切るのも漫画的にはアレだが。
和也に人間の裏切りについて揺さぶりをかけられた際には、動揺してそれを認めながらも
石田や
利根川との出会いを経て「人は容易く裏切るが、どんな状況でも人間らしさを失わない強い人間もいる」という裏切りに関する一種の自己解釈に辿り着いた様子を見せている。
ここだけ聞けば主人公の鑑だが、やはり普段はダメ人間。
遠藤と出会いエスポワールに参加する前、つまり本編開始前のカイジの普段の生活を描いた番外編『エスポワール前 カイジ』では、お人好しであるという点以外に本当に褒められる所が見つからないダメ人間っぷりを見せつけている。
(
スピンオフのギャグ漫画であるが)普段の生活では頑張って仕事に取り組んだり人間社会で上手くやっていけているが、本性は立派な悪人である利根川や大槻とは正反対である。
極論や強い口調によるアジテーションに対する耐性が強い一面もあったりする。流されて生きてきたと本人も自負する割には、その手のノリには引っ掛からないらしい。
例えば、利根川がエスポワールにて説教風の詭弁で参加者を扇動する中、カイジのみはその演説に対して多少の理論は認めながらも暴言として切り捨てており、演説に感動する他の参加者には「大人の都合に乗せられている馬鹿」「根っこのところがおめでたい」とまで徹底的に内心で罵倒している。
カイジが呆れた利根川の演説が名言集としてよく引用されているのはある意味皮肉ではある
幼少期は母子家庭だったこともあってか、母親に毎日頬を摺り寄せることを日課としていた。
マーブルチョコを好物としていたようで、自宅の床にチョコを道のように並べるとそれを順に食べながら母親に甘えていたようである。
学生時代は控えめに言って堕落した青春を送っており、夏休みの宿題を9月から始める人間性だった。
それだけならまだしも、いつも寝坊を繰り返して週に3日は学校の登校を遅刻(しかも様子を見る限り、焦る様子ゼロ)。
その堕落っぷりに「社会に出れたら重役とかなれそうもないけど今が重役だからまぁいいか」とまで評されていた。
学生時代から麻雀やパチンコにも既に手を出しており、怪しげな裏商材を購入するなどして母親の頭を悩ませていた。
意外にもニートだったにもかかわらず、別室行きで全裸になった時には良い体が見られるが、身長は178cmぐらいあるようだ。
鉄骨渡り(後述)という体力勝負を突破したりと身体能力は先天的に高い様子。
他者に対して怒った際などには暴力を振るって痛手を負わせるなど、喧嘩に関しても結構得意と思われる描写が見られる。
Tボーンステーキの骨からピンゾロ賽を作ったり(赤い部分は自分の血)、村岡にバレないように麻雀牌に白い紙を貼っ付ける等器用な面も。絵も上手い。
ビンタされたり焼き印押されたり耳ちぎったり指切られたりしてカイジくんの左半身はもう限界です。
◆ギャンブル……!
賭け事、それも命のかかった勝負となると頭の回転が良くなる。
ついでに代謝も良くなり汗っかきに。
ただし、日常でのパチンコなどのギャンブルでは負けまくっているらしく、大勝負でも身体の危機までは無かったカイジ外伝では大敗をしている。
あくまでも、大金+命の危機+倒すべき強敵という様々な要素がプラスされないと、頭の回転の速さや強運は発揮できない模様。
普段から洞察力は鋭く、それに度胸と戦略を加わえ数々の勝負に勝ってきた。
時にイカサマじみたこともする。と言うか基本的に相手のイカサマを逆手にイカサマで絡め取る逆転勝利が多い。
また、人目に付かない所で考えを整理したり作戦を立てる為にトイレに行く事が多く、その後高確率でギャンブルに勝つためファンの間ではトイレ=勝利フラグとなっている。ウンが付いたからだろうか
以下、カイジの挑戦したギャンブル。
対戦相手…北見、
船井
詳しくは項目参照。
「勝たなきゃ誰かの養分…それは船も外界も変わらない…」
対戦相手…自分以外の参加者
地上7〜10メートルほどの高さに架けられた鉄骨を渡り、2着以内に入らなければならない。
鉄骨の幅は靴よりちょっと広いくらいだが、進むにつれて徐々に狭くなっている。
下にマットも敷いてあり落ちても当たりどころが悪くない限り死なないが、骨折等の怪我は避けられない。
このギャンブルは多数の参加者が「同時に」参加するが、鉄骨は当然人数分用意されている訳はなく、多人数で同時に同じ鉄骨を渡る事になる。
にも拘わらず上記の通り着順制限があるため、後発の者は前にいる者を「押して落としてでも」前に出る事が求められ、
前に出た者は後ろの者に押されないように先行する必要がある。
ここで1着になれば2000万円、2着なら1000万円を獲得…と思いきや、それと交換できる引換券を入手することになり、次の『電流鉄骨渡り』に進む。
「押さないっ…おれは押さないっ…!」
地上74メートルの高層ビルから高層ビルへ渡された鉄骨を渡る。
鉄骨そのものは人間競馬の時のものと同じような横幅仕様だが、電流が流れているという大きな違いがある。
着順制限はなく、引換券の制限時間内に渡り切れさえすれば良いので多人数で争って同時に渡る必要は無いが、
鉄骨に手を触れたりすれば即座に感電しバランスを保っていられなくなり地上に落下するのは必至、渡り切る事自体が困難。落ちれば当然死ぬ。
なおゴール直前に引っ掛けが用意されており、単純に鉄骨を渡り切った先にある扉を開くと、空調による気圧差でビルの内部から突風が吹いてくるようになっており、ほぼ確実に落下してしまう。
これを回避するにはゴール直前の鉄骨側面側に伸びているガラス製の橋に飛び移ってそちらの先にある扉から入る必要があるが、これに気付ける挑戦者は稀。
ちなみに実写版ではこれの前の人間競馬はカットされこちらのみで、引換券の金額は1000万円で固定。途中からどしゃ降りの雨が降った上に前述のガラス製の橋はなく、「突風を覚悟してでも窓を開け、その風に耐えなければゴール不可能」という鬼畜極まりない仕様になっている。
「人間がつまり…希望そのものだったんだ…」
対戦相手…
利根川
皇帝、市民、奴隷の三つを使ったカードゲーム。
皇帝は市民に勝ち、市民は奴隷に勝ち、奴隷は皇帝に勝つというジャンケンゲームであり、それぞれの手をカードの手札として所持してその中から出していくという
限定ジャンケンに似た要素を持つゲームだが、両者が平等でない状況でゲームを行うという特徴がある。
まずプレイヤーはそれぞれ「皇帝」側と「奴隷」側に分かれ、皇帝側は皇帝カード1枚と市民カード4枚を、奴隷側は市民カード4枚と奴隷カード1枚を持ってゲーム開始。
どちらも手札の4/5を占める市民では当然あいこになるため、1枚しかない皇帝または奴隷のカードが出た時の1勝で勝負が決まるが、
皇帝側は相手の4枚の市民のうちのどれかに皇帝をぶつければ勝てるのに対し、奴隷はたった1枚の皇帝にピンポイントで当てないと勝つことができない。
つまり、ゲームのルール上皇帝側が圧倒的に有利であり、その代わりとして勝利で得られる金額は奴隷で勝つと5倍になる。
また、カードを見ないでテーブルに置くとルール違反になる。これはEカードが相手の心を読み合うギャンブルと位置付けているため。
カイジは左耳に取り付けて内部に針を伸ばしていく機械を取り付けられ、「針が鼓膜に達するまでの距離」を賭けてゲームを開始する。
しかしこの装置、針を伸ばして鼓膜を突き破るための機械であるのは確かだが、同時に心拍数を計測して利根川が持つ装置に表示するという、
イカサマに利用できる機能を備えたものであったため、カイジは序盤はことごとく心理状態を読み取られ連敗する。
敗北寸前でカイジがこのカラクリに気づくものの装置は専用の器具でないと取り外す事ができず、
最後の手段としてカイジはトイレのガラスをたたき割った破片で装置を取り付けた左耳ごと切り落とすという荒業で回避。
利根川のイカサマを封じ、かつカイジの左耳から飛び散った血液が付着したカードを利用した引っ掛けにより、
最後の勝負で逆転勝利を収め、結果的に2000万円を獲得。
敗北した利根川はこの失態を兵藤に咎められ、焼き土下座をさせられる。
実写版ではカイジは手持ちの現金(電流鉄骨渡りの賞金1000万円から借金を差し引いた額からスタート)を賭け、最終的に5億円を獲得、敗北した利根川は地下帝国に送られることになった。
「やらなくてどうするっ…!!勝つために生きなくてどうする……!!」
対戦相手…兵藤和尊
箱の中から一枚の当たりクジを引き当てる至ってシンプルなギャンブル。
自らの戦略を読者に話す=負けフラグという図式を読者に決定付けた。
簡単に言えばティッシュ箱の内側の溝に当たりくじを挟んでコッソリよけておく事で確実に当たりを引くというものだが、
全て見透かされていたために逆に兵藤に一発で当たりを引かれてしまう。
カイジはこの時「1億円」の勝負を兵藤から提示されていたのだが、カイジの所持金は先のEカードの勝ち金2000万円しかなかったため、
カイジの手の指を1本あたり2000万円と換算して敗北時に切断するという条件で勝負が受諾される。
そして敗北したカイジは、親指以外の左手の指を全て切断されてしまう。
Eカードの時に切り落とした耳とこの時切断した指はのちに接合されたが、それにかかった医療費は全てカイジの借金額にプラスされた。
「胸を張れっ!手痛く負けた時こそ…胸をっ…!」
対戦相手…
大槻
特殊ルールを用いた
チンチロリン。
"寛容な精神"による勝利でカイジは外出券を得る。
ちょっと大槻に同情する。
「ギャンブルとはもっと泥仕合…愚かなもの!ひりつかなきゃダメなんだ…!」
対戦相手…
一条
これも詳しくは項目参照。
血のマニキュアだったり美心の登場だったり一条だったり、印象に残るネタが豊富な回。
「迷ったら……望みだろ……!望みに進むのが気持ちのいい人生ってもんだろっ……!」
対戦相手…
村岡
リーチから始まる満貫縛りの変則麻雀。互いにテンパイ状態の相手に17牌を捨てるこのゲームを、地雷源の土地を17歩歩き切る、と例えたのが命名の由来となってる。
安藤、古畑に続く新手のクズが出現した。
「地道にいこう…!」(キラニ☆)
対戦相手…兵藤和也
マザー・ソフィーという専用の装置とジョーカーを抜いた3セットの
トランプを使う変則
ポーカー。
装置から両者に2枚ずつ手札が配られ、そのカードの内容が、UP (A~8) かDOWN (7~2) かを相手に知らせる。
これらを踏まえた上で、場に1枚ずつカードを出し、数字の大きさで勝負する。なお、カードの優劣はAが最強で2が最弱だが、2はAのみに特攻を持っていて勝つことが可能。また、通常のポーカーと同様にレイズやドロップの選択も可能。
プレイヤーの所持ライフは2億円で1ライフとなっており、勝者は相手の賭けたライフを獲得、敗者は失う。全てのライフを失うと敗北決定。
+
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... |
というのは表のルール。
実は両者に「赤ライフ」が事前に支給されており、敗者はこの赤ライフを使って勝負を継続できる。
ただしこれは「1つしかない己の命を2億円(1ライフ)に換金して勝負する」ことを意味するので、これを使って負けることは文字通り死を意味する。
そのため、種銭を全て失ったが命だけは残るという選択肢も残されている。
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対戦相手…中国人らしき中年男性
3つのサイコロを振って、その合計が10以下か11以上かを賭ける。
10以下なら「小」、11以上なら「大」に張った者が勝つ。
カイジ外伝でカイジがマカオで挑むことになる定番の賭博。
連敗を重ねた末にカイジは意味不明な独自理論で勝負に出た挙句、借金を大幅に増やす形で完全敗北した。
以下、作者の福本伸行氏が考案した実写版オリジナルギャンブル。
「姫と奴隷」は『カイジ2 人生奪回ゲーム』、それ以外は『カイジ ファイナルゲーム』に登場。
詳細は当該項目にて。
対戦相手…自分以外の参加者全員
金と暇を持て余した人が「若者救済イベント」と称して開催するギャンブルの一つ。
街のどこかに簡易的な塔が建てられ、その頭頂部に取り付けられた機器を奪い合う。
この機器に最初に触れた者が勝者となり、入力した金額か「極秘情報」のどちらかを入手できる。
対戦相手…なし(カイジが挑戦するときはある理由により彼1人だけだった)
10人が一斉にバンジージャンプをするが、1本のロープだけが地上すれすれで止まり、それ以外に繋がれた者は地面に激突して死亡する。
観客にとっては誰が生き残るかを当てるギャンブルとなっている。
対戦相手…
黒崎義裕
対戦する2人が全財産を賭けてどちらが多いかを争い、勝者は全てを獲得し、敗者は全てを失う。
「最も過酷なギャンブル」と呼ばれる。
現時点で持っているもののみならず、「4つのF」こと家族(family)・友人(friend)・フィクサー(fixer)・会場にいるファン(fan)から追加で支援を受けることができる。
実際に戦うのはカイジと組んだ資産家の東郷滋だが、途中で容態が急変したためカイジが後を継いだ。
対戦相手…高倉浩介
「影の総理」の異名を持つ若き官僚・高倉浩介が接待で行うギャンブル。
3つの金塊が入った黒い袋に手を入れた後、ジャンケンをする。3回勝負。
ただし少なくとも1回は金塊を握った手(つまりグー)を出さなければならない。この状態で勝てばその金塊を自分のものとして獲得できる。
◆逃亡…!
ワン・ポーカーを制して24億円を獲得し、共闘したチャンとマリオに6億円ずつの報酬を約束したカイジ。
しかしまだ完全に終わったわけではない。
帝愛が24億という大金の持ち出しをすんなり認めるはずがなく、また出所が違法な賭博によるものと国家権力に知られたら逮捕・全額没収となってもおかしくない。
加えてチャンとマリオは未だ帰国できていない状態にある。
すでに帝愛はカイジの実家や最寄りの役所を常時監視し、また数多の債務者に情報提供を求めていた。
一方カイジらも帝愛の追手をかわすべく策を張り巡らし、また行く先々で出会った人々の助力もあって幾度かピンチになりながらもなんとか逃げおおせていた…
俺たちの逃亡生活は始まったばかりだ!
余談だが、人間競馬、鉄骨渡り、Eカード、ティッシュくじは全て一夜の出来事である。事あるごとに泣いていたカイジは水分が足りていたのだろうか…?
(ちなみに、堕天録に至っては17歩から24億脱出の2巻の序盤まで一夜である。
◆その他…!
作中、苗字の「伊藤」で呼ばれることはほぼ無く、利根川や兵藤会長を含む大体の相手から「カイジ」「カイジくん」「カイジさん」呼びである。親しくても親しくなくても、何なら敵対していても一律で「カイジくん」である。裏社会の悲喜交々を描いた作品なので少しシュール。
黙示録編を中心とした小物が多く、「ざわ……ざわ……」を再現できる擬音表現パーツや鉄骨渡りの鉄骨、ゼッケンやEカードを持った手首や鼓膜破壊器をつけた頭部など付属パーツが充実している。
アニメ逆境無頼カイジの主題歌。破戒録編の
最終回にも流れた。元々はThe blue heartsの歌なのだが、歌手名もカイジwithレッどぼんチリーずとなっている。
2024年、パチンコの公式絵の謎ポーズをするカイジが人気を集め、パロディ絵が多数作られた。
何しろ1文字も打ってないでしょう…
「追記」だの「修正」だの言うのは簡単だけど…そんな言葉に乗せられて出たら……
要するにWiki篭りがただ困るわけで……
そういうのちょっとWiki篭りには向かない…っていうか…
無理…たぶん無理…
っていうか不可能…
- シリーズが進むごとに人間として成長するのではなくクズ化が進行していくのは珍しいタイプの主人公だと思うw -- 名無しさん (2014-02-23 21:50:23)
- まぁ普通の人生をおくることは出来ないだろうな -- 名無しさん (2014-02-24 02:02:45)
- 兵藤息子との問答で石田さんと利根川を思い出したシーンに不覚にも涙が出たよ。 -- 名無しさん (2014-03-21 17:19:06)
- なおエスポワール号に乗らなかった場合ギャンブルの才能は開花しない模様 -- 名無しさん (2014-05-08 23:28:28)
- どっかで見た「自分にも他人にも甘い」って表現が実に言い得て妙。 -- 名無しさん (2014-07-04 02:03:46)
- なぜか喧嘩も強いカイジ -- 名無しさん (2014-08-08 02:37:26)
- ↑6 そもそも高級車に傷を付けて憂さ晴らしって最悪の趣味だし(つーか犯罪)初登場時からクズだよ。むしろ進行してるのはダメ人間化。クズ値は初期よりマシになってる。 -- 名無しさん (2014-09-30 18:35:16)
- 意外にでけーなカイジ、そら鉄骨もビビるわな -- 名無しさん (2014-10-29 05:43:04)
- 勝つほどダメ人間になっていくのがなww -- 名無しさん (2014-11-17 16:58:32)
- ティッシュ箱くじ引きではまさに負けるべく負けた。黒服に指を切るなと命乞いしかけたり、勝負が終わった後当たりくじに刻まれた王の強運と刻印を見逃しかけたり、兵藤がわざと生み出した隙=王の刻印付きくじをカイジにも引く事ができたチャンスを見逃してしまう、神頼みしてしまうなど屑の甘さが滲み出てしまう。当然、「たられば」をさんざん言うもこの敗北の経験が後の戦い(チンチロ、沼)の教訓となった -- 名無しさん (2015-01-25 13:00:19)
- 「覚醒カイジならアカギにも勝てるor爆発力ならカイジが上って作者が言ってた」なんてのがよくネットに出回ってるがこれはデタラメ。アカギとカイジがやったらアカギが勝つと作者は明言してる -- 名無しさん (2015-01-31 00:28:03)
- 坊っちゃん相手に普通に駆け引きで負けてて全然良いとこないなぁ・・・利根川や班長との名勝負は何だったんだ? -- 名無しさん (2015-01-31 00:36:24)
- こりゃめでてーな伊藤のモノマネクソワロタ -- 名無しさん (2015-01-31 01:18:27)
- エスポワールでの古畑と安藤の「必ず助ける」という声が近くにいるのに遠く感じただけでもすごい。古畑はカイジに借金、安藤は裏切りという前科がある事をしっかり覚えていなかった事が痛かったな -- 名無しさん (2015-02-04 15:21:20)
- 身体能力は先天的に高く、手先が器用で、決して仲間を裏切らず、命のかかった勝負となると頭の回転が良くなる・・・もうギャンブルはやめて自衛官か警察官になれよ。 -- 名無しさん (2015-03-17 01:35:07)
- モテる成分+地下労働できるなら土方でも出来るのに何故無職なのか -- 名無しさん (2015-03-21 20:21:55)
- 命かけたギャンブルしすぎて普通の生活に戻れない的な事言ってたような -- 名無しさん (2015-03-21 20:28:23)
- 8月31日で強くなるタイプ -- 名無しさん (2015-04-05 16:31:00)
- ギャンブル中毒だものカイジは -- 名無しさん (2015-04-16 13:34:33)
- 誰が買うんだよfigma・・・・・w -- 名無しさん (2015-05-09 22:12:37)
- ↑意外に評価たかいっぽいよ。見てみたけど完成度高そうだし -- 名無しさん (2015-10-22 11:18:06)
- 何で働かないの?って意見よく見るけど、たった数時間の勝負でそこらの連中の年収どころか生涯賃金軽く超える額を稼いだ経験をしちゃうと大抵の人間はあほらしくて真面目に働けなくなると思う。 -- 名無しさん (2015-11-26 21:53:58)
- 一応ただのニート同然だった初期でも、チームの結束の為に一度安藤を許したり、利根川の演説聞いた後も周りと違って正気を保っていたりと、意思の強さみたいなのは持っていたんだよな…。問題は普段の日常でそれが働かなかった事だが -- 名無しさん (2016-04-08 23:07:42)
- 命賭けた途端強くなったな... -- 名無しさん (2016-07-17 18:42:28)
- モノローグがカイジから敵側に移ったら勝ちフラグ -- 名無しさん (2016-07-31 17:48:42)
- でも一条あたりは最後に見せたその甘さでいつか助けになりそうな気がしなくもない -- 名無しさん (2016-12-31 19:28:52)
- 犯罪行為で暇潰ししてたクズだけど借金は他人のものだったりバイトでこつこつ返そうとしてる辺り渡辺くんとかよりはマシなのかな。 -- 名無しさん (2017-01-22 10:45:56)
- 一条に最後声かけるシーンは泣ける -- 名無しさん (2017-02-24 00:38:57)
- 6↑ -- 名無しさん (2017-06-24 23:01:10)
- 会長自身はカイジをクズと言うも高評価はしている。王の刻印=当たりくじの件もカイジが気づける狂人か、気付かず利根川とのEカードでやめておけばよかったと後悔するだけのそこそこすごいクズかどうかの試しでもある。 -- 名無しさん (2017-07-31 18:40:52)
- 本当にビールを美味そうに飲む。ビールって美味いのかな?飲んだこと無いけど。 -- 名無しさん (2018-08-21 00:27:00)
- ↑かなり王道な酒に見えて好き嫌いがハッキリ分かれる味だから一概には言えん。描写が凄い上手いから勘違いしがちだけどあの状況下なら多分のどごしが良いタイプの飲料なら何でも超美味い気がする -- 名無しさん (2018-08-21 11:00:26)
- 違反コメント削除 -- 名無しさん (2019-07-24 12:34:55)
- 上の方で「警察官か自衛官でもやれば」って意見が出てるけど、カイジの致命的な欠点として「自発的に地道な努力ができない」ので厳しい訓練が必要なそれらには全く向いてない。ギャンブルで大金稼いだから普通の仕事なんてもうできない、ってのもそもそも普通の仕事自体カイジは今までほとんどしたことがないしなぁ -- 名無しさん (2019-10-18 21:10:47)
- 兵藤も認めてはいるのかもね。敗北者に労るくらいには -- 名無しさん (2019-10-26 10:40:09)
- 外伝を見る限りガチに命がかかってないと力を出せないタイプっぽい -- 名無しさん (2019-11-11 21:39:58)
- スピンオフでかつての敵が実は影で苦労してたり努力してた事が判明する度に株の下がる本編主人公 -- 名無しさん (2019-12-10 18:03:12)
- ↑元々クズ定期 そもカイジのスピンオフは基本ギャグ時空なのであんま同一視しない方がいい気もする -- 名無しさん (2019-12-10 18:14:00)
- ギャンブルに限り、しかもココ一番の大勝負という場面でのみ天賦の才を発揮するという、ある意味味方にするにも敵に回すにも一番厄介な人間だと思う -- 名無しさん (2019-12-10 20:15:16)
- 金運も人の巡り合わせも最低だが、生命線だけはゴン太という主人公補正のマイナス面を背負わされた男。まぁそうじゃないと文字通りお話にならないからだけど… -- 名無しさん (2019-12-25 22:11:31)
- 結局会長や遠藤が評するように「ギャンブルのスリルで脳が焼けてる」んだろうね。だから日常には戻れない -- 名無しさん (2019-12-25 22:17:17)
- 今回の実写映画ではなぜか日本の将来を賭けて戦うことになったが、本人は何も失わないし、買ったところで何も得ていないし、ほんと脚本何がしたかったの… -- 名無しさん (2020-02-10 20:37:07)
- ↑カイジはお人好しだからなぁ…助けるか助けないかの状況に置かれたら、多少は迷うだろうけど最終的には行くだろうさ。宿敵の帝愛も絡んでる訳だし、一矢報いに行くでしょ。原作の和也と対決した動機もそれに近かったし。 -- 名無しさん (2020-02-15 01:28:40)
- プリキュアではない -- 名無しさん (2021-01-11 11:01:50)
- 今、帝愛から逃げてるけど何で髪切ったりメガネかけたりとかしないんだろう?髪型変えてメガネかけるだけでも印象変わるし逃亡生活送るなら最低限変装くらいするだろう -- 名無しさん (2021-03-16 13:39:34)
- ↑破戒録ではニット帽にサングラスで一応変装してたのにな -- 名無しさん (2021-03-16 15:17:37)
- よもやこいつが吉祥寺サンロードの看板になるとはなぁ・・・こういうご時世だし何かマッチしてるのが複雑 -- 名無しさん (2021-07-01 08:48:02)
- ギャンブルに強いというよりは、、イカサマを返り討ちにするのに才能が特化してる感じ。普通にやってる時は負けのが多い。素で強い豪運系キャラとかだと分が悪い気がする。 -- 名無しさん (2021-08-28 14:04:31)
- 一応カイジたちの現代はATMで一日に500万引き出せる時代みたいね -- 名無しさん (2021-08-28 15:32:33)
- 今は無きMHFのコラボ防具にはスキル「いたわり」が付いていた。ギャンブル好きなくせに非情になりきれんのよな。 -- 名無しさん (2022-05-11 22:35:42)
- 海外逃亡した先でもギャンブルやるって公言してるし、何億持っててもすぐにすっからかんになる結末しか見えない -- 名無しさん (2023-01-20 19:25:50)
- 逃亡してる時に髪型変えないのは耳の傷隠さなきゃなんでそこは仕方ない もちろんチャンとマリオが丸刈りにしないのは謎だが -- 名無しさん (2023-05-12 16:00:11)
- クズなんだけど情や借りには応えるやつだから嫌いになり切れない。 -- 名無しさん (2023-11-27 18:50:40)
- 取り敢えず人間メガネだけでも印象が変わるから伊達メガネを買おう -- 名無しさん (2023-11-27 19:14:18)
- 喉元過ぎたら熱さは忘れないけどそれで苦しかったのを忘れる男 -- 名無しさん (2023-11-28 19:42:22)
最終更新:2025年04月10日 18:23