無限連鎖カード(救急戦隊ゴーゴーファイブ)

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無限連鎖カード(救急戦隊ゴーゴーファイブ) - (2015/02/21 (土) 21:54:16) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2012/05/09(水) 20:28:26
更新日:2023/10/16 Mon 18:40:48
所要時間:約 3 分で読めます





無限連鎖カードは、救急戦隊ゴーゴーファイブの37〜39話にかけて出て来た、呪士ピエールの家に代々伝わる秘宝。
サイマ獣召喚の際に使用する災魔カードとの併用によって、胸部に「∞」のマークの入った『無限連鎖サイマ獣』が生み出される。
無限連鎖サイマ獣の性能は普通のサイマ獣のそれと変わりはなく、死んだら再生カードで死霊として復活する所も一緒。

だが、このカードにはサイマ獣に『一度受けた攻撃を以降受け付けなくする能力』を付加する効果がある。
厳密には無限連鎖サイマ獣の中にあるこのカードが受けた攻撃を記録解析し、記録解析した攻撃を跳ね返す。
つまり、どんな攻撃も一度は有効だが、二度目はないという事である。

更にこのカードの恐ろしい所は、再利用が可能である事。それにより攻撃を記録解析したカードを次のサイマ獣に引き継がせる事が可能。
つまり、戦えば戦う程、倒されれば倒される程、相手の攻撃が効かず、相手を攻撃出来る無敵のサイマ獣に近付く。

弱点といえるものを挙げれば、せいぜいその性質上、死霊サイマ獣となっても一度は有効な為
グランドライナーの攻撃も有効になる点だが、二度目以降は効かなくなる為辛うじてである。つまり、戦わない事が一番の対策法である。


忍耐力サイマ獣ガルバリア(天)
武士道サイマ獣ハガクレン(火)
龍戦士サイマ獣リザーデス(火)

以上三体が、無限連鎖カードが使われたサイマ獣である。



ゴーゴーファイブはガルバリアとの巨大戦をビクトリーマーズで普通に突破したが、第二戦のハガクレンではビクトリーマーズが無効。

ゴーゴーファイブはやむを得ずグランドライナーとマックスビクトリーロボを応援に出してフルボッコで突破。
しかしこのお陰でカードは未使用の主力ロボは一通り記録される。


第三戦のリザーデスになると巨大戦の未使用ロボがビクトリーロボライナーボーイのみとなる。
更にここでサラマンデスがサイマゾーンを展開。フィールドはビクトリーマーズ以外が行動不能な状況となる。
最終的に思い付きの必殺技で倒されたリザーデスの体は太陽に投げ込まれた為、カードはリザーデスの体ごと燃やし尽くされた。
この失敗により、龍皇子サラマンデスは母の信頼を完全に失ってしまった。



このカードが出て来た話での見所は、なんといっても序盤に出て来たロボや必殺技が出て来た事だろう。

通常、新しい武器やそれによる必殺技が出て来ると、それまで使われていた武器は使われなくなる。
元々ゴーゴーファイブはマイナスエネルギーとプラスエネルギーという概念を持ち出し、他の戦隊よりは過去武装が活躍していた。

しかし中盤からはマックスビクトリーロボとビクトリーマーズが登場。そしてゴレム災魔が登場しなくなったために
ロボットではグランドライナーが30話近くも登場しないという事態が発生している。

また敵組織がゴーゴーファイブ側にとっては曖昧だった序盤と違い、正体がわかり始めていたため
当初はレスキューと併用できる装備だったゴーゴーファイブはVランサーという完全なる兵器を持ち出すようになる。(最終回でレスキューに使っているが、想定された機能ではない。)

そのため単体では10分の1しか威力がなく、他にもハイパーファイブなどの必殺技が出てきたために
初期合体兵器であるカラミティブレイカー(というかライフバード)も登場しなくなっていた。


そんな時にこのカードの特性から、埃が被っていた序盤のロボや必殺技がまた出て来たのだ。

鍾「大事なツールを忘れてたぜ」

ライフバードの存在忘れるとか、ゴーゴーファイブよ。救急戦隊としてそれでいいのか!?←最終回付近では大活躍します。


ライフバード久しぶり!
カラミティブレイカー久しぶり!
京子先輩久しぶり!
テイルインジェクター初 め ま し て ! ←あれ?


当時の視聴者にとってそれはこんな感じだったのだ。

あまり意味無いのにグランドライナーをわざわざ使用した意味は不明だが、それでも彼の久々の登場に皆は心震えてたのだった。



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