登録日:2012/01/02(月) 15:52:40
更新日:2021/04/25 Sun 22:09:16
所要時間:約 4 分で読めます
SoundHorizonの処女作『chronicle』のリニューアル版。
そのため、本作は「1st Story Renewal CD」と銘打たれている。
発売された約7ヵ月後に『Elysion ~楽園への前奏曲~』でメジャーデビューしたため、本作が同人時代最後のアルバムとなった。
現在はとらのあなで入手することができる。が、何故かちょっとずつしか入荷しないため、すぐに品切れになる。
また、オークションでの値段もLostやThanatosには及ばないものの、じわじわと上がりつつある。
参加歌手はあらまり、じまんぐ、
霜月はるか、ちょっとだけRevo。
アルバム内で様々な役をこなすあらまり嬢は必聴。
Track2以降の曲は、冒頭に『第○巻、○頁』というナレーションと本の頁をめくる音が入る。(一部例外あり)
たまに反転ステルスで若干のネタバレ有。
■黒の予言書(Track1)
オープニング曲。
ブラックロリコンの空耳発祥曲。
■詩人バラッドの悲劇(Track2)
バラッド「花は枯れてこそ美しいって正直に言ったら時の女王に処刑されたでござる」
そんなバラッド、後の9th Story CD『Nein』では処刑を免れ……
■辿りつく詩(Track3)
戦禍で離れ離れになった恋人を探す娘。
しかし、嫌な予感は現実味を増し…
でも恋人とはある意味ずっと一緒だったという、青い鳥に近いオチ
9th Story CD『Nein』では今楽曲のとある要素が否定され「名もなき女の詩」が誕生した。
■アーベルジュの戦い、約束の丘、薔薇の騎士団、聖戦と死神(Track4~Track10)
死神と呼ばれた男を中心に展開する叙事詩。
後に出るStory CDによく繋がりが見られる。
(例)
- 5th Story CD『Roman』「見えざる腕」(「アルヴァレス将軍に続けー!」)
- 7th Story CD『Marchen』「黒き女将の宿」(「ゲーフェンバウアー将軍に続けー!」)
等。
また、繋がりはなくとも「○○将軍に続けー!」のパロディがよく散りばめられている。
■書の囁き(Track11)
クロニカ様の小咄。
「そんなことはどうでもいいのです」
■蒼と白の地平線(Track12)
インスト曲。
紙鳥は飛んでいく、どこまでも…。
■沈んだ歌姫(Track13)
国王「国一番の歌姫を妃にしてやんよw」
紅の歌姫「マジで?!」
蒼の歌姫「わぉ!!」
■海の魔女(Track14)
■碧い眼の海賊(Track15)
\どっひゃあ~!/
■雷神の左腕、雷神の系譜(Track16、Track17)
前者はインスト。
受け継がれるモノと受け継がれざるモノ。
■書の魔獣(Track18)
はーっはっはっはっは…はーっはっはっはっはっは!
世界は新生するのか、それとも…
■キミが生まれてくる世界(Track19)
今日はいっぱい話そう...
■<ハジマリ>のChronicle(Track20)
涙腺崩壊曲。歌詞は意図的にブックレットへ載せず、CD内にHTML形式で掲載している。
ライブでも結構な頻度で歌われる。
■<空白>のChronicle(Track21)
歌詞は意図的に(ry
■Bonus Extra Track(※PCに突っ込むと聴ける)
- 雷神の右腕(インスト&HTML形式の歌詞)
- 『Chro2』システムヴォイス集 (収録曲を使ったパロディ形式のWindows用システムサウンド)
~登場人物~
赤字→あらまり
青字→じまんぐ
緑字→Revo
橙字→霜月はるか
黒字→名前のみや台詞がない、もしくは予想されているが明確な情報がない
■予言書
■聖戦と死神
- アルベルジュ(アーベルジュ)
- シャルロッテ
- ローザ・ギネ・アヴァロン
- ゲーフェンバウアー
- パーシファル
- バラッド
- ルーナ
- 黒の教団員1
- 黒の教団員2
- キルデベルト6世
■沈んだ歌姫
- ロベリア・マリーア・デッラ・フィレンツァ
- ↑の父親
- ジュリェッタ・シモーネ・デル・ヴィスコンティエ
- ↑の父親
- アレッサンドロ一世
- ベアトリーチェ
- ガレアッツォラ
■碧い眼の海賊
■雷神シリーズ
- 少年
- 少女
- 雷神
- 婆様
- 若い女性
- 母親
- 子ども
- 昔話を聞いていた子ども
余談
じまんぐ氏が「これを一人で作ったの?!」と一週間寝込んだらしい。
追記・修正お願いします。
- パラレルを全て記した書物ってどんだけだよとツッコんだ記憶が…単純計算で1000頁×24巻か -- 名無しさん (2015-10-22 23:43:36)