CIWS

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CIWS - (2013/09/12 (木) 01:08:17) の編集履歴(バックアップ)


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更新日:2023/09/01 Fri 18:58:57
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「身の回りに忍び寄る戦闘機・・・すばしっこい対艦ミサイル・・・」
「もう大丈夫!身の回りの脅威からあなたを守る新システム!」
「CIWSのご紹介です!」



CIWS(Close in Weapon System)とは、艦艇に迫ってくる敵戦闘機や対艦ミサイルを撃墜する艦艇の最後の砦である。

[概要]
CIWSは艦艇に飛んでくるミサイルを撃沈するシステムである。最初にECMによってミサイルの軌道を逸らし、次にミサイルをミサイルで迎撃し、次に艦載砲で迎撃を行い、この2つが失敗したとき、CIWSの出番となる。このCIWSが迎撃に失敗すると99%艦は撃沈される。同時にチャフとIRデコイも散布され、艦は回避行動に入る。
CIWSは艦載レーダーの情報を元に迎撃を行うタイプと、独自のレーダーで迎撃するタイプ、複合タイプが存在する。基本的にどのCIWSも無人であり、敵と判断されたものを無差別に攻撃する。
難しい表現を全て省くと「近づく奴を片っ端から粉々にするシステム」である。

[種類]
CIWSはいくつか機種が存在し、重さや発射物、口径も異なる。
(機関砲系)
機関砲で射撃することで対象を破壊するタイプ。アメリカのMk15「ファランクス」が有名である。利点は比較的コンパクトに収まり、ミサイルを大量に備蓄しなくてよい。欠点は迎撃仕切れないことがある。
Mk15.ファランクス(アメリカ製CIWS。アニメでよく出るイージス艦等のCIWSは大体これ。口径20mm)
ゴールキーパー(オランダ製。ファランクスより口径が10mm大きく30mmである。韓国軍がゴールキーパーでオウンゴール決めたのは記憶に新しい)
AK-630(ロシア製。口径30mm。ぱっと見ただの機関砲にしか見えない。かなり小さくコンパクト。)
(ミサイル系)

CIWSの機関砲を廃し、代わりに短射程の対空ミサイルにしたもの。機関砲では迎撃しきれない可能性が出てきたので破壊力の高いミサイルでの迎撃を取ったタイプ。利点は命中すれば確実に迎撃できること。機関砲タイプに必要だった射撃指揮レーダーがいらない。欠点は連続発射時に手前のミサイルの噴煙がフレアのように後続のミサイルのミサイルの軌道を狂わせる可能性があること。他の作戦での迎撃以外の用途への転用が利かないこと。
RIM-116.RAM(アメリカ、ドイツ共同開発。Rolling Airframe Missile通称RAM(ラム)ファランクスの一部を転用したタイプも存在する。ぱっと見ただのミサイルランチャーにしか見えない。)
コールチク(ロシア製。機関砲の周りに短射程のミサイルの発射ランチャーを付けて一体化した物。ロシアらしく無骨でそして重い)


追記・修正お願いし・・・ブウウウウウウウウウウウウウウウ!





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