ARMORED CORE MASTER OF ARENA(ACMOA)

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ARMORED CORE MASTER OF ARENA(ACMOA) - (2014/06/07 (土) 11:36:05) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2011/03/13(日) 00:20:03
更新日:2024/03/20 Wed 11:59:44
所要時間:約 6 分で読めます






二つのペルソナ一つの悪夢

フロムソフトウェアが1999年に発売したARMORED COREシリーズ第3作目の作品にしてPSACシリーズの最終作。略称はMOA。

本作では、今までその正体が不明だったナインボールとレイヴンズ・ネストに焦点を当てている。

また、タイトルの示す通りアリーナに力が入っており、総レイヴン数は200を超える。

メインアリーナとサブアリーナはストーリーとリンクしており、この二つのアリーナを進めないとストーリーが進まないようになっている。

ストーリーと関係ないEXアリーナというものも存在し、こちらには『特定脚部専用アリーナ』や『フロム社員アリーナ』、AC大会優勝者の機体を集めた『チャンピオンアリーナ』など一風変わったアリーナが集められている。

本作も初代ACとPPからデータを引き継ぐことが可能。

ちなみにこの作品からフロムのCG技術が変態味を帯びて来る。

【ストーリー】
『大破壊』と呼ばれる最後の国家間戦争によって、人類は地上からその姿を消した。
災厄を生き延びた僅かな人々は、破壊されつくした地上を捨て、
その住処を地下へと移していった。膨張した人口を支えるべく、
各地に建造されていた地下都市が、人類に残された大地となったのである。
人はその始まりの時と同じく、自らの過ちによって楽園を失った。
半世紀後、人類は再び繁栄を迎えていた。
「国家」という概念は既に無く、それに代わって人々を導き、あるいは支配したのは「企業」だった。
自由競争の名の下の苛烈な競争の原理は、世界を急速に回復させはしたものの、
それに伴う歪みも、また確実に増幅していった。支配者となった「企業」はより強い権力と金を求め、
そこに争いは絶えることはなかった。
企業が全ての力を握る世界。ただ一つだけの例外を除いて。
報酬によって依頼を遂行し、何にも組みしない傭兵、彼らは「レイヴン」と呼ばれていた。
地下世界有数の規模を誇る複合都市「アイザック・シティ」において、
2つの巨大な企業が市の支配権を巡る争いを繰り返していた頃、
テロリストによる大規模な事件が発生。一般の住民を巻き添えにし、事態は最悪な状況を迎えることとなった。
飛び交う銃弾の中を逃げまどった一人の青年が騒乱の後に見たものは、
いつの間にかはぐれてしまった家族の無残な死体であった。
「レイヴン」「赤と黒の機体」「9のマーク」
テロリストもろとも彼の家族を射殺したという憎むべき相手に関して、彼が知り得たのはそれだけしかなかった。
数ヵ月後、青年はネットワーク上である一人の存在を知る。
その人物は元レイヴンであり、今はそのレイヴンを志す者へのマネージメントを行っていた。
家族を殺したレイヴンを探し出し殺す。そのため、自らもまたレイヴンとなることを決意した。
ここにまた、数奇な運命のもとに一人のレイヴンが登場した。




"Wanna be a Raven?"

「レイヴンになりたいのか」

【登場人物】
  • 主人公
24歳男性。
中流家庭に育った会社員でだったが、ナインボールに家族の命を奪われその復讐のためにレイヴンとなった。
シリーズの中では設定がしっかりしている主人公である。
小説版での名前は「フリッツ・バーン」。

  • ラナ・ニールセン(CV:渡辺久美子)
主人公のオペレーター。
性格は冷静…というよりは冷徹。一度警告したにも関わらず自分を通さずに直接依頼を受けた主人公を見限る。
その正体はレイヴンズ・ネストの作り上げたAIにしてナインボールの制御システム。最後はイレギュラー認定を受けた主人公を排除しようとする。
トチ狂ったりしない。
「奴がお前の敵・・・」

  • ハスラー・ワン/ナインボール(CV:檜山修之)
ランクトップの最強のレイヴンであり主人公の家族を殺した敵。
その正体はラナと同じくレイヴンズ・ネストの作り上げたAIにしてナインボールの制御システム。
主人公にナインボールへの敵討ちを諦めさせるために「ラナ・ニールセン」として接触する。
「大きすぎる・・・修正が必要だ・・・」

  • エラン・キュービス(CV:松本保典)
新興企業であるプログテッk…あ、間違えた。

新興企業であるプログテックの技術者。26歳
非常に優秀で数多くの画期的な技術を開発しており、プログテック急成長の立役者。
劇中で何度も命を狙われるがその度に主人公に助けられており。物語後半ではラナ・ニールセンとハスラー・ワンに関する情報を提供してくれる。
「おそらく彼は君を待っています 気をつけて!」

【EXアリーナ登場レイヴン】
  • ジン/総監督マシーン改

( ´神`)

  • リャノン/カヒライス
ニ脚機体専用アリーナに登場。パイロット自体の技量は高いが、強敵という訳でもなく、特筆するべきこともない。
実は初代ACの主人公。イレギュラー認定を受けた後だからなのかアリーナでは目立たないように手加減している。

小説ザ・フェイク・イリュージョンズでは主人公
【登場勢力】
  • レイヴンズ・ネスト
レイヴンへ依頼を斡旋している組織。
元々は大破壊後の世界の復興に向け、それに関係する企業の対立を仲裁する組織が母体となっている。
そのため独自の戦力を有しており、社会秩序を乱すと判断した存在をイレギュラーに認定し、排除しようとする。
最終的に初代ACの最終ミッションでホストコンピュータを破壊され機能を停止した。

  • プログテック
急速に力を付けた新興企業。エラン・キュービスが所属している。
急成長を遂げたためイレギュラー認定を受けてしまい、ネストから攻撃を受ける。
主人公をアリーナへ推薦した企業でもある。

  • クローム/R&Gインダストリー/ムラクモ・ミレニアム/イズモマテリアル
その他企業群。ハッキリいってプログテック以外の企業はほぼ出番がない。
R&Gはクロームの、イズモはムラクモのグループ企業である。


【登場兵器】




お前たちは何故現れる


何故、邪魔をする




企業、AC、      

そしてレイヴンズ・ネスト


すべては私が作り上げたもの


荒廃した世界を、人類を再生する


それが私の使命




力を持ちすぎたもの


秩序を破壊するもの


プログラムには、不要だ




私は守るために生み出された 

私の使命を守り、この世界を守る




修正プログラム 最終レベル


全システムチェック終了


戦闘モード起動




ターゲット 確認

排除開始 





NEXT GENERATION...


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