フロムソフトウェア

登録日:2010/02/23(火) 00:40:29
更新日:2019/09/27 Fri 17:25:26
所要時間:約 7 分で読めます




株式会社フロム・ソフトウェア(FromSoftware,Inc.)は日本のゲーム会社。
本社の所在地は東京都渋谷区。
たいていの場合中黒を抜いてフロムソフトウェア、またはフロムと呼ばれる。

企業立ち上げ当初は農協などで使うPCの業務用ソフト(豚の餌やり管理ソフトなどが有ったという)を開発していたが、
コンシューマーゲームハードに開発環境を安く上げられる初代プレイステーションが発表された際、
処女作キングスフィールドからゲーム開発に参入し、以後看板タイトルであるアーマード・コアなどを開発。
近年は各種ハードにソフトを供給、天誅の版権を取得したりバンプレストと共同でゲーム(Another Century's Episode)を開発したりなどしている。
社長は神直利(現在は引退)、他に鍋島俊文や佃健一郎が所属しているが、
生身の人間以外にもアクアビットマン(アクアビット稲田とアクアビット可児のコンビ)やアリーヤ川手といったヒーローを擁する。


《特徴》

硬派なゲームが数多く存在する。
特に初期作品では導入部分にチュートリアル等は無く、プレイヤーはいきなり実戦に放り込まれ、試行錯誤していくスタイルが特色である。
つまり、フロムゲーの大半はいわゆる死にゲーである。

全体的にかなりの高難度であり、よく『フロムゲーをプレイする上で一番大事なのは 諦めない心 』と言われるが あながち冗談でもなく、
何度も繰り返し挑戦し、攻略法を発見する楽しみこそがフロムゲーの醍醐味である。
高難易度が過ぎてクソゲーと称される作品は数知れないが、そのギリギリを攻めた絶妙な調整が高く評価されている。

また、キャラゲーに横行する作品が多い中、登場人物は皆キャラクター性に乏しく、ストーリーすらプレイヤーに委ねることが多い。
詳しくは後述するが全体的に情報が少なく、装備のフレーバーテキストやキャラの台詞で断片的に示される情報から人間関係や世界情勢を推測するのも、
フロムゲーの楽しみと言える。

明らかに製作者側がやりたかっただけなんじゃないかと思われる部分も作品によってはある。
例えば、

  • キャラクター性が希薄な作品なのに声優がやたら豪華。
  • 実用性が無いもの・無くても構わないものに対するただならぬロマン追求(腕パーツの変形時に 細かいフィンの展開をしっかり作り込む など)
  • パロディの内容がアメリカ合衆国大統領

などが上げられる。

一方で、対人戦・オンライン対戦向けのバランス調整は苦手な節がある。
アップデートでの極端な調整で一気に性能を下落させる、武器や装備をカテゴリごと産廃化させる、バランス調整になっていない、
別の装備にとばっちりが出る……といった具合で、「テストプレイをしていないのではないか」という疑惑がある。

なお、処女作となる『キングスフィールド』で初登場して以来、
当社開発のゲームの大半に『水色の刀身を持ち、光波を放つ大剣』という特徴を持つ ムーンライトソード(月光剣) が登場している。
ただし作品によっては剣であるとは限らない。
某大統領では バズーカ砲 だったり、和風な世界の作品では 月光『扇』 だったりする。


《主な仕様》

フロムマジック
OPムービー等における演出が、実際にゲームで動かした場合と比べて、実現不可能なほどに派手であったりすること。
例えばARMORED COREシリーズであれば、

  • 本来出撃できない程の重量過多機体で軽快に動く( ほとんどの作品の機体に該当する
  • ゲーム中に存在しない装備(通称「インサイドミサイル」など)を使用する
  • 作中では戦闘ヘリを2発当てて撃墜できる程度の威力のハンドレールガンで 一撃で陣地一つを丸ごと吹き飛ばす
  • ライフルの先端で敵機を突き殺す

等々……
好意的に解釈すれば、
『本来ACはこの位の動きは出来る機動兵器なのだが、ゲームシステム上の制約を受けているためにギャップが生まれてしまう』ということなのだろう。
もしくは『アクションゲームとしての面白さが重視されているのがゲーム中のAC、映像・世界観的な演出が重視されているのがムービー中のAC』、
と考えることも可能か。
どちらにしろ、フロムマジックによってムービーそのものの中身は良い意味で派手になっているのは事実である。
従って、そこに批判の目を向けたり突っ込みを入れるのは無粋というものであろう。

また、ゲーム本編の制作とムービーの制作は別チームで並行して作業されているため、
後々の仕様変更などで結果的に「フロムマジック」になってしまうこともあるだろう。
ちなみにフロムマジックは他のフロム開発のゲーム(叢-MURAKUMO-やAnother Century's Episode)等でも見受けられる。

なんだただの実写か
フロム作品のOPに対してしばしば寄せられるコメント。
ハイクオリティなCGと見せ掛けて単なる実写という釣り動画のコメントやタグに使用されることが多い。
次世代ゲーム機やコンピュータ等にCGクリエーターの技術が追いつかず、
また優秀なCGクリエーターを雇うよりミニチュアと特撮に転向した方が安くなるため、実写ムービーでごまかす手法が編み出された。
ようは手抜きだがその一方で、フロムの変態じみたCG技術(リアル過ぎるCG)ではないかとも言われている。
リアル過ぎるCGを見分ける方法は無いため、定説を見ない。

え?あれはCGだって?
何を言っているんだい(笑)
ドミナントでもあるまいし……。

ARMORED CORE 4シリーズ』や『Another Century Episode 3 THE FINAL』等のOPを参考されたし。

フロム脳
フロム作品の多くに見られる共通の特徴として、
設定や背景などの詳細をあえて明示しないことが多いが為にプレイヤーの妄想に任せる部分が多くなる。
そういった作品のあらゆるフラグに対して脳内補完しやすいようになった専用の脳内構造である。
『病気』とも言われるが『新しい脳の姿』というカルト的な信仰として一部地域では根付いている。
最近では『デモンズソウル』に端を発する「ソウルシリーズ」が主な感染源。

このフロム脳にエロゲ脳を足して2で割らないと「エロム脳」になるとかならないとか。
女性キャラの多いACfAでは顕著な現象である。

なおよく勘違いされているがゲイブンやコジマ患者(特に余所の界隈で迷惑を掛ける者)等AC系限定のネタしか出さない者は、
厳密にはフロム脳ではなく「AC厨症」の患者である。気を付けよう。


《主な作品》
●キングスフィールドシリーズ
ARMORED COREシリーズ
●天誅シリーズ

○シャドウタワーシリーズ
○エコーナイトシリーズ
Another Century's Episodeシリーズ
○己の信ずる道を征け
METAL WOLF CHAOS
○義経英雄伝シリーズ
●スプリガン ルナ ヴァース

以下ソウルシリーズ
Demon's Souls
Dark Souls




追記・修正はフロム脳でお願いします。

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