登録日：2012/10/28 Sun 12:39:43
更新日：2024/04/06 Sat 20:40:56
所要時間：約 5 分で読めます
彼らがF-ZEROﾊﾟｲﾛｯﾄとして名を馳せたのは
『F-ZERO FOR GBA』とは、
任天堂から発売された
GBA用のレースゲームである。
F-ZEROシリーズ全体では三作目にあたり、GBA版F-ZEROの一作目としてGBAと同時に発売された。
【概要】
冒頭の通り、
キャプテン・ファルコンが登場しない唯一のF-ZERO(似ている人はいるが別人)である。
マシンや惑星、パイロットが一新された他、BGMも本作独自のものとなっている。
反面、ルールはファミコン版のものを採用しており、本作がGBA版F-ZEROの中で最高難易度を誇る要因にもなっている。
【グランプリクラス】
クイーンは上3シリーズをエキスパートでクリアすると出現。
【難易度】
【グランプリルール】
- 5戦から成るシリーズを最初に決めたマシンで戦い抜く。各サーキットは必ず5周走る
- 各周回には規定順位が設定されており、それを下回る順位で周回を終えた場合そこでリタイア。また20位になった時点で即リタイア
- ブーストは一周する毎に1回分ストックされる。最大3つまでストック可能
- スペアマシンがある限りそのサーキットからリトライが可能
【モード】
CPUのライバル車との対戦モード。10位まではプレイヤーも使用可能なマシンが敵車として走行しているが、それ以下になると普段は邪魔者のモブマシンが順位争いに介入してくる。
隠しマシンや隠し要素出現に必須なモードだが、マスタークラスの入賞争いは苛烈を極める。
廃人モード。いわゆるタイムアタックだが、CPUとの一騎討ちも可能。
対戦モード。マシンやコースは誰かが出現させていれば全員使用可能。
通信ケーブルとGBAがあれば1カートリッジでも対戦可能。
全てのマシンが同性能のため結構白熱する。
廃人モード。専用コースでのタイムアタック。
このコースで公式タイムアタック大会も行われた。
【マシン】
パイロット：ミーガン
本作の看板的マシンで、現代のスポーツカーを彷彿とさせるデザインを持つ。
パイロットもマシンも謎だらけ…なのだが、如何せんデフォルトマシンなので性能はお察し。
ターンや加速は優秀なのだが最高速度や惰性(速度を維持する能力)、ジャンプ力が壊滅的。
パイロット：ミッキー・マーカス
だいたい二番手にいる赤いマシン。別に
出力が3倍だったりはしない。
耐久性が高く、通常時の速度も優秀。
コーナリング時の癖に慣れればデフォルトマシンの中では高い戦闘力を発揮する。
パイロット：ジェーン・B・クリスティー
往年の名車「スバル360」の面影を持つデフォルトマシン。ターンや加速に優れる。
また最高速を犠牲にブースト持続を伸ばしたため、一見速そうなのだが…
大事な(ry
それに追い討ちをかけるように惰性、ジャンプ力の低さが足を引っ張る。どうしてこうなった。
とりあえずはスバル360に謝るべきである。
パイロット：ナイチ“ザ・スウィープマン”
デフォルトマシンの最後の一台。サイドから見ると疾走する馬に見えなくもない。
全車中最も耐久性が低く安定性も悪いが、コーナリング、ブースト、ジャンプ力に優れる優秀なマシン。
デフォルトマシンながらグランプリマスタークラスでも十分に戦えるポテンシャルを持つ。
パイロット：サイバー卿
ここから下は隠しマシンとなる。
クイーン以外の3シリーズをスタンダードクラスでクリアすると出現するマシンで、初期のガソリン車の両脇にブースターを付けたような独特なデザインを持つ。
ブースト持続と惰性は今一つだがその他の性能は平均以上。
初心者でも楽に出現させられるためお世話になったプレイヤーも多いだろう。
パイロット：アレックス
エイのようなボディと縦に並んだエンジンが特徴のマシンで、クイーン以外の3シリーズをエキスパートでクリアすると出現。
通常時の最高速、ジャンプ力、ブースト持続が凄まじく、三強の一角と言われた。
一台でグランプリの完全制覇が可能で、タイムアタックでも猛威を振るう。
パイロット：ブリッツ・ワーグナー
クイーンシリーズをエキスパートでクリアすると出現。
特性は後述のジェットバーミリオンに近いものがある。
加速、ジャンプ力、ターン性能は悲惨なことになっているが、一度最高速まで上げてしまえば安定性と相まって高い戦闘力を見せる上級者向けのマシン。
地味ながらダートで最も減速しないマシンでもある。
惜しむらくは惰性が今一つだということである。
パイロット：ケント・アケチ
前作のブルーファルコンをややマッシブにしたようなマシン。
1シリーズでもマスタークラスをクリアすると出現する。
耐久性と惰性以外のトータル性能はどれも高水準で、非常に安定した走行が可能。ショートカットも問題なく行える。
タイムアタックでは主にショートカットを利用するテクニカルコースで活躍。
パイロット：クミコ“ザ・ブレッド”
平たいボディに巨大な単発エンジンを載せるという、独特のフォルムを持つマシン。
全シリーズをマスタークラスでクリアするという難しい出現条件にも関わらず、通常の最高速は全マシン最低。
が、このマシンは加速プレートやブーストを使用した時に本領を発揮する。
非常に優秀な惰性で高速域を維持しやすく、ブースト速度と持続、果てはジャンプ性能もトップクラス。
多少曲がりにくいが、後述のドリフトターンで解決できる。グランプリはもちろん、タイムアタックでも三強を争うマシン。
パイロット：ヤズーJr.
某反乱軍の主力戦闘機のコックピットをでかくしたようなマシン。
出現条件は9種類のマシンで全シリーズのマスタークラスクリア、もしくはチャンピオンシップサーキットをひたすら走りまくること。
ぶっちゃけ前者は相当運も絡むので、やるなら後者がおすすめ。
一時期公式サイトで出現コードが配布された(現在は終了)。
とことん上級者向けのマシンで、飛ばない・曲がらない・加速しないという具合に初心者救済要素は全てオミットされている。
しかし惰性・通常時とブースト時の最高速は一級品。さらにスリップゾーンで滑らない。
チャンピオンシップサーキットを走るために生まれたかのようなマシンで、公式タイムアタックアタック大会の優勝マシンとなった。
ショートカットを利用しないコースでは非常に速く、三強の一角。
【テクニック】
アクセルのON・OFFを細かく繰り返すことでターンがしやすくなる。マシンを安定させる時にも使われる
シグナル点灯時にアクセルを踏んでおき、スタートで一気に加速するテクニック。加速の悪いマシンはロケットスタートを決めてもある程度減速してから再び加速する。
ターン中に最初は逆方向にLRボタンを入力してマシンを滑らせ、その後すぐにターンと同じ方向にLRボタンを入れるターン法。
【ステージ】
もともとは500人足らずの村だったが、40年前のチタン鉱脈発見によりミュートシティから全覇権を奪う程に成長した都市。
有害物質の発見で放棄された農村地帯。世捨て人が集まる。
空中都市計画が成功を収めた惑星。
「見ろ、マシンがゴミのようだ！」
空が雲に覆われた惑星。背景にはバビロン山が見えている。
環境汚染で一年中曇っている工場地帯。マシンのエンジン生産も行っている。
ビーコンの修理工場がある惑星。影が薄い。
革命で国を終われた貴族が根付いた地。きな臭い噂が絶えないようで、BGMも不気味。チャンピオンシップサーキットを有する
かつては一面が海だと思われていた惑星。実際は氷だったが、昔の研究者達に敬意を表して「古代の海」と名付けられた。背景・BGMともに美しいが、一瞬のミスが大幅なロスを生む。
資源の採掘が盛んな惑星。スピード狂にはたまらないサーキットが特徴。
前作から唯一引き継がれた惑星。最終ステージらしく過酷なレースを強いられる。
追記・修正をお願いします。
- ジョーカーさんは惰性力は最も高いです。 -- 名無しさん (2015-08-27 12:20:35)
