Five Nights at Freddy's

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Five Nights at Freddy's - (2019/01/30 (水) 10:51:49) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2015/11/20(金) 11:21:41
更新日:2024/02/21 Wed 18:45:28
所要時間:約 8 分で読めます






Five Nights at Freddy’sはPC・スマートフォン用ゲームの一つ。




★概要★

海外のScott Cawthon氏が開発したゲーム。
Steamストアから購入可能で、PC版、スマートフォン版の両方が配信されている。
お試しのデモ版はIndie DBからダウンロード可能。


プレイヤーはとあるピザ屋「Freddy Fazbear’s Pizza」の人形警備アルバイトに採用された警備員という設定。
だが、この店の人形にはちょっと困った所があり、夜になると皆ひとりでに動き出してしまうという…
夜勤の間、警備員室から店内の人形の様子を監視カメラでチェックしたり、部屋の外に誰もいないかライトを照らして確認したり、警備員室に入り込みそうになったらドアを閉めてお帰り頂くようにするのが、プレイヤーの主な仕事である。
最初のうちは電話でプレイヤーの前任者からアドバイスを貰えるので、それをよく聞いておこう。

ちなみに週給120ドルと超低賃金だが、とっても簡単なお仕事なのだから止む無しか。
ちなみにこれは作中の年代当時のアメリカにおける最低賃金が基となったらしい。


Five Nights」の名が表すように全5夜から成る。
ゲーム内時間ではAM12:00からAM6:00まで勤務することになるが、1夜につき現実の時間で約10分、スマートフォン版はその半分ほど、といったところ。
お手軽に楽しめるようになっている。

シンプルなゲーム性だが、なかなかの人気作でもあり4作目まで出ている。
時間のルールも前述したそれと必ず共通である。
なんと劇場版の制作も進んでいるとか。



★ピザ屋の愉快な人形たち★

彼ら人形は着ぐるみを被ったロボット「アニマトロニクス」と呼ばれ、人の直接操作無しで自由に動くことができる。
ただ、長いこと動かさずに放置すると駆動部分が悪くなるため「自動徘徊モード」が搭載されており、夜間に移行すると勝手に歩き回るようになる。
確かに、薄暗い店内を気ままに歩く光景はある意味ホラーかもしれない。
プレイヤーはそんな彼らがおかしな事をしないよう、しっかりと見張る必要がある。



  • Freddy Fazbear(フレディ ファズベアー)
ピザ屋のマスコットキャラの1体であり、下2体と音楽隊を組んでいる。
フレディの場合はボーカルを務める。
シルクハットを被ったクマの姿をし、「闘牛士の歌」という持ち歌がある。
色々な意味で本作の象徴ともいえるキャラクターで、笑い声がダンディで素敵なクマさんだ。

  • Bonnie(ボニー/バニー)
マスコットの1体。ベースを務める。
紫色のウサギの姿をしている。
音楽隊の中では夜になると落ち着きなく動き回る困ったちゃんだ。

  • Chica(チカ)
マスコットの1体。音楽隊では紅一点のヒヨコちゃん。
Let’s Eat!」と書かれた前掛けを着ており、なかなかの食いしん坊なのかもしれない。
落ち着きのないウサギとは対照的に気まぐれな女の子だ。

  • Foxy(フォクシー)
マスコットの1体…なのだが、今は故障中であちこちボロボロのため、お店の前面には出てこない。
茶色のキツネの姿をしていて、右目には眼帯、右手はフックの形状になっている。
普段は「海賊の入り江」という部屋のカーテンの中に隠れ、たまに監視カメラを覗くようにひょっこり顔を見せることがある。
前任者に言わせれば「恥ずかしがり屋さん」のかわいらしいマスコット。

  • Golden Freddy(ゴールデンフレディ)
マスコットの1体。フレディの金色バージョンだ。
彼だけは本作におけるレアキャラの類であり、低確率でしか出現しない。
もし現れたらラッキー!



追記・修正お願いします。




























     *      *
  *     +  うそではないです
     n ∧_∧ n
 + (ヨ(* ´∀`)E)
      Y     Y    *




ここまでの説明は確かに間違ったことは言っていない。


ただ、言い忘れた事があるとすれば2つある。




一つは、本作は平凡なゲームではなくれっきとしたホラーゲームであること。



もう一つは、人形たちはプレイヤーを殺しに来るのだということを…





本当の説明

Freddy Fazbear’s Pizzaへようこそ!
ここは子供も大人も夢見て楽しい魔法の国。
当社はあらゆる損害に対し一切の責任を負いません。
万一、死亡事故等が第三者に見つかった場合、90日以内に『失踪』届が出され、
あらゆる証拠物件とカーペットは速やかに『始末』されます。


本作のアニマトロニクス達は「ちょっと」どころでは済まされない問題を抱えている。
彼らは夜間になると発見したプレイヤー=人間を着ぐるみの中身と勘違いし、着ぐるみとしてのルール違反を正すために力ずくでガワを被せようとしてくるのだ。
それも、中に梁や機械がびっしり詰まったガワを

普通の人間がこんなものを被らされれば、言うまでもなく死ぬ
一説にはゲームオーバー画面のフレディが主人公の末路であるとか。
ちなみに電話の主である前任者は既に死亡しており、電話の音声は録音。彼もガワを被せられた可能性が非常に高い。


なので、アニマトロニクス達の動きを監視し、朝を迎えるまで絶対に警備員室の中に入れさせないのがプレイヤーに与えられた本当の仕事である。


ゲームの性質としては「だるまさんが転んだ」の遊びに近く、監視カメラを見ている間、基本的に人形たちは動かない(例外あり)。
部屋の左右入口のドアライトを点ければ人形がそこまで迫っているかどうかを確認でき、間近に迫っていたらドアをしばらく下ろすことで侵入を防げる。

じゃあ、監視カメラを使わなくてもライト点けっ放し・ドア下ろしっ放しで楽勝?
そうはいかない。これらの設備利用に必要な電力はバッテリーに限りがあるため、無闇に使い続ければ店内が停電してしまう。
停電したが最後、カメラは勿論ライトもドアも一切使えない。ライトはまだしもどうしてドアは閉じたままにできないんだ
朝が近くない限りはゲームオーバー直行であり、人形に殺されるその時をただ静かに待つ事になる*1
更に電力は何もしなくても少しずつ減っていく。どうあがいても電力の消費は避けられない。
したがって、店内の監視には限られた電力の計画的な利用が求められる。



本当の人形たち

上記の説明で理解したと思うが、彼らアニマトロニクスこそがプレイヤーの恐れるべき脅威である。
人形ごとに個性的な行動パターンを持っており、それをしっかり把握しておかないとガワ被り一直線。
夜を重ねるたびに行動傾向もよりアグレッシブになり、警備員室へ近づく頻度が高まっていく。



  • フレディ
実は第2夜までは全くといっていいほど動かない。
逆に言うと本領を発揮するのは第3夜からで、一度動き出すと監視カメラの死角を縫うようにして歩き回る
一応よく目を凝らすと目や顔が確認できるので、完全に映らないというわけではないが。
更にドアライトで照らしても姿が見えないという厄介者。
その代わり、襲撃する時は必ず部屋の右ドアからと決まっており、移動する際に例のダンディな笑い声が聞こえるため、声を目安にするのもいい。

ちなみに、停電時に警備員室の左ドアからこんにちわしているのも彼である。
生き残れるかどうかはその時に流れる闘牛士の歌の長さで決まるんだとか…


  • ボニー/バニー
媒体によってどちらの呼び名を使うかは異なるがそれはどうでもいい。
人形たちの中では最も活発的な方であり、しばしば警備員室に忍び寄ることが多い。
酷い時には第2夜でまだAM12:00、しかも電話の男の音声が流れている最中にドアの前に立っていることすらある。
初見で襲ってきたのが彼だという警備員も多し。
必ず左ドアから入ってくる。


  • チカ
かなりの気まぐれ屋で、来る時は徹底的に警備員室に張り付くし、来ない時はとんと来ない。
ある意味で他の人形よりも厄介な子。
ボニーと違い、必ず右ドアから入ってくる。


  • フォクシー
コイツを恥ずかしがり屋と表現した前任者をシメたくなる程アニマトロニクス最大の初見殺し。
前述したように、普段はカーテンの下に隠れているだけなのだが、一度顔を見せ始めると
監視の目を緩めた途端に迷いのない全力疾走で一直線に警備員室へ襲撃してくる。
慌てて監視カメラを切り替えても手遅れ。西廊下をかっ飛ばして走るフォクシーの姿が見えた時には死が待っている。
その「見ていない隙を見計らって動く」巧妙で狡猾な行動パターン、寸分の無駄もない走りが野球の盗塁を彷彿とさせることから、ファンの間では「盗塁王」の愛称で呼ばれている。

厄介極まりないことに、監視しなさすぎると盗塁を始め、監視しすぎても盗塁を始めるため、どの程度見張っておくかの匙加減が強く求められる。
流石に第1夜では消極的なものの、する時はする。
なお、万が一走り出しても必ず左ドアから襲ってくる習性があるので、すぐにドアを下ろせば間に合う。
ただしフォクシーがドアを叩くと電力が消費させられる点には注意が必要。

何の事前情報も無い場合、彼の盗塁を初見で防ぐことはほぼ不可能と言ってもよく、数多の警備員が餌食となった。
熟達した腕前の持ち主でも頭を悩まされることが多々。

そして、フォクシーの本性を知ったプレイヤーは段々と勘付くのだ。
監視カメラはフォクシーを見張るためだけにあるのだと。


  • ゴールデンフレディ
見つけたらラッキーなんてのは間違いである。
他の人形と違い、監視カメラから目を外した時、低確率で警備員室の中にいきなり現れる。ドアを閉めていても無意味。
そのまま徐々にフェードアウトしていき、消えきった所でいきなり襲いかかってくる。
更に襲われた場合、警備員が殺されるのではなくゲームそのものが強制終了させられるという超展開に*2

フォクシー以上にとんでもないバケモノだが、対処法は他の人形以上に簡単。
フェードアウトする前にもう一度監視カメラを見ればよい。視線を戻せば既にいなくなっている。
また、子供の笑い声がしたり、フレディのポスターがゴールデンフレディに変わったりした時が出現の前触れなので覚えておこう。





第5夜は本作の事実上のラストパートであり、人形たちも殺意を持っているかのようにプレイヤーを殺しにかかってくる。
しかし、この夜を越えてしまえば長い戦いはようやく終わる。
頑張って乗り越えよう。第5夜を乗り越えるとめでたく解雇通知(解雇理由は人形の破損と臭いこと)が届いてこの職場とサヨナラ出来るぞ。
この世とサヨナラしない限りの話だが。





余談

ゲーム中に見られる新聞記事や、電話の男が話す内容からは、このピザ屋の会社に「児童誘拐事件」「噛みつき事件」などといった忌まわしい過去があることが分かる。
本作だけでは断片的な内容に過ぎないが、後発の続編全てをプレイすることでおぼろげながら全貌が明らかとなっていく。
ただ、それでも未だにハッキリしていない未確定事項も多く、日々ファンによる考察・議論が活発に行われている。




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