Xウイング(STAR WARS)

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Xウイング(STAR WARS) - (2016/12/22 (木) 20:21:54) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2016/12/21 (水) 21:12:00
更新日:2024/03/20 Wed 00:51:01
所要時間:約 6 分で読めます





銀河同盟軍の翼

概要

映画「スター・ウォーズ」シリーズに登場する宇宙戦闘機。
細長い機首、Sフォイルと呼ばれる4枚の可変翼、X字状の正面シルエット、四発の核融合推進エンジンが特徴で、その洗練されたデザインと劇中の活躍から高い人気を誇る。
帝国軍の象徴とされるTIEファイターやスターデストロイヤー、デス・スターに対して同盟軍の象徴とされ、幾度も同盟軍を勝利に導いてきた傑作機である。
銀河帝国の滅亡後も改良を施した新型が製造され続けており、Xウイングと呼ばれる機体だけでも3種が存在する。

スペック


T-65B

製造 インコム社
型式番号 T-65B
全長 12.5m
最高速度(大気圏内) 時速1050km
エンジン 核融合推進エンジン×4
武装 レーザー砲×4、
   プロトン魚雷発射管×2
装備 ハイパードライブ
   偏向シールド発生装置
   生命維持装置
乗員 パイロット1名
   アストロメク・ドロイド1機

エピソードⅣ」~「エピソードⅥ」において同盟軍が運用した機体。
偵察、空中戦、爆撃、対艦攻撃まで何でもござれの多用途戦闘機で、帝国軍のTIEファイターと比較すると火力、防御力、航続距離、居住性の面で遥かに優れている。
シールド発生装置もハイパードライブも生命維持装置も無いTIEファイター・パイロット涙目である。
更に搭載したドロイドのお陰で多少の損傷ならその場で応急処置できる至れり尽くせりな機体となっている。
特にXウイングの多機能性とハイパードライブによる航続距離の長さはそれぞれ機種の統一によるコストの低下と整備性の向上、母船の役を担う大型艦艇の削減に繋がっており、まさに同盟軍のために存在する機体と言っても過言ではない。
ついでにタクシーとしても使える。ヘドロを食う緑のジジイを未開の惑星に探しに行く時にも便利。
反面、速度とコストパフォーマンスはTIEファイターに劣っており、常に機体数は不足気味だった。
また帝国軍と違って1機1機が専用機のような状態だった為、致命傷を受けた際に自分の機体を見捨てられずに心中するパイロットが多く、パイロットの生存率は低かった。

T-70

製造 インコム=フレイテック社
型式番号 T-70
全長 12.48m
最高速度(大気圏内) 時速1050km以上
エンジン 核融合推進エンジン×4
武装 レーザー砲×4、
   プロトン魚雷発射管×2
   機体下部ブラスター砲×1
装備 ハイパードライブ
   偏向シールド発生装置
   生命維持装置
乗員 パイロット1名
   アストロメク・ドロイド1機

「エピソードⅦ」においてレジスタンスが運用した新型機。
見た目の変化は少ないが、軽量化と小型化、エンジン出力の向上によって機動性と最高速度が向上している。
主な変更点はSフォイルであり、一枚の翼が前後で分割されて展開するようになっている。
またエンジンの外見が半円形になっており、Sフォイルが閉じられていると上下のエンジンが合わさって円形に見える。
ドロイド搭載スペースも改良され、より多くの機種に対応可能となっている他、対人用にブラスターが追加された事で対人戦闘も可能となっている。
更にポー・ダメロン中佐専用機「ブラック・ワン」は特殊な塗装によってステルス性も向上している。
その性能は凄まじいもので、ファスト・オーダーのTIE/foをフルボッコにするばかりか、たった12機でスターキラー基地への攻撃を成功させている。
実は既に後継機が存在するので初登場の時点で型落ちしているのは内緒だ。

T-85

型式番号 T-85

新共和国軍において主力機として配備されている新型機。
詳細不明だが、新共和国軍時代にポー・ダメロンが乗り回していたらしい。

関連機種


T-16スカイホッパー

製造 インコム社
型式番号 T-16
最高速度 時速1200km
最高高度 300m
エンジン イオン・ドライブ
武装 空気砲×1
乗員 パイロット1名

帝国時代に製造されたインコム社製のエアスピーダー。
戦闘機ではなくエアスピーダーなのだが、最高速度は時速1200kmを叩き出し、高い安定性と信頼性を誇ることから銀河中で広く普及していた。
"あの"ルーク・スカイウォーカーもぶっ壊すまではこの機体に乗ってウォンプ・ラット狩りに繰り出していた。あとEP4でルークがこいつの模型を手に持っているシーンがある。
操縦感覚がXウイングに酷似しており、この機体のお陰で同盟軍はパイロット育成にかかる時間を短縮する事が出来た。

ARC-170

製造 インコム社
   サブライト=プロダクト社 
型式番号 ARC-170
全長 12.71m
全幅 19.85m
全高 3.81m
エンジン エンジン×2
武装 大型レーザー砲×2
   後部2連装ブラスター砲×1
   プロトン魚雷発射管
乗員 パイロット3名
   アストロメク・ドロイド1機

クローン戦争後期に共和国グランドアーミーにおいて運用された機体でXウイングのご先祖様に当たる。
Xウイング同様の多用途戦闘機だが、より大型かつ重火力な機体として設計されており、特に主武装の大型レーザー砲は大型艦艇の装甲をぶち抜く程の威力を誇る。
専門の訓練を受けたクローン・トルーパーによって運用され、それぞれが操縦、火器管制、後部銃手を担当する。
Sフォイル機構も搭載されているが、主翼から2枚の小型翼が上下に展開し、6枚の翼に変化するようになっている。

Z-95ヘッドハンター

製造 インコム社
   サブライト=プロダクト社 
型式番号 Z-95
全長 11.8m
最高速度 時速1150km
エンジン 核分裂エンジン×4
武装 レーザー砲×2
   ミサイルランチャー×2
装備 偏向シールド発生装置
乗員 パイロット1名

Xウイングのご先祖様の一種で、Sフォイルを閉じたXウイングのような見た目が特徴的な機体。
ARC-170よりも戦闘機的な色の強い機体で、後継機のXウイング以上の機動性を誇る。
ハイパードライブは非搭載だったが、後から搭載して対応出来るだけの拡張性を備えていた。
旧共和国時代には既に旧式化していたものの、その安価さと信頼性から旧共和国時代から銀河中で広く普及しており、犯罪組織や辺境惑星の軍隊でも運用されていた。

クローンZ-95

製造 インコム社
   サブライト=プロダクト社 
型式番号 Z-95
全長 16.74m
全幅 18.13m
エンジン 核分裂エンジン×4
武装 レーザー砲×2
   プロトン魚雷発射管×2
装備 偏向シールド発生装置
乗員 パイロット1名

クローン・トルーパー用に製造されたZ-95のバリエーション機で、原型機よりも大型化している。
既に時代遅れだった機体をベースとしながらも、クローン戦争を戦い抜くのに十分な性能を発揮した。

余談

Xウイングに限った話ではないが、反乱軍の操縦服は全て口元丸出しの宇宙で撃墜されたら死ね仕様である。
気密処理やシールドも無しに戦う帝国軍のTIEパイロットたちと比べて、命知らずっぷりは良い勝負かもしれない。

またXウイングの編隊に攻撃された宇宙要塞は必ず爆散する。
デス・スターもデス・スター2もスターキラー基地もXウイングの編隊の攻撃によって爆散し、宇宙の藻屑と消えている。



追記修正はデス・スターの排熱口にフォースに従ってプロトン魚雷をぶちこんでからお願いします。

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