アインズ・ウール・ゴウン魔導国

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アインズ・ウール・ゴウン魔導国 - (2017/02/28 (火) 12:56:38) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2017/02/27 Mon 19:19:39
更新日:2023/03/31 Fri 10:54:17
所要時間:約 5 分で読めます





アインズ・ウール・ゴウン魔導国は、ライトノベル『オーバーロード』において突如現れた強大なアンデッド、アインズ・ウール・ゴウン魔導王によって建国された国家。
国としての規模こそ小さいものの、それとは見合わないほどの異常なまでの技術力、軍事力を誇る。

【建国】

リ・エスティーゼ王国の保有するエ・ランテル一帯の領有権を主張してバハルス帝国と同盟を締結。恒例化しつつある王国と帝国のカッツェ平原での会戦に参加し王国側に甚大な被害を与えた。
これによってエ・ランテル一帯を領地として手に入れ、統治を開始した。
建国後は魔導国側が外に情報を流さない事や、他国も迂闊に手を出せない事から謎の多い状態になっているが、生者を憎むアンデッドに支配されたエ・ランテル住民たちの安否が懸念される。
また、その圧倒的な兵力をいつ他国の侵略に使うかが警戒されている。

スレイン法国が調査したところによれば、都市内はアンデッドが跋扈する地獄の様相を呈しているとのこと。
具体的にはベテラン冒険者チームでようやく勝てるエルダーリッチ達が行政を執り仕切り、単独で小国の軍隊に匹敵するデスナイトが警備を行い、かつてたった3体でビーストマンの都市を滅ぼしたソウルイーターが馬車馬のごとく荷車を牽いている有り様。
なお、住民はなんやかや元気にやっているらしい。

あれこれ平和じゃね…?


【人員】

アインズ・ウール・ゴウン
魔導国を治める魔導王を名乗る強大なアンデッド。
生者を憎むアンデッドでありながら非常に理性的。

神の如き絶大な力と初対面の人間を即座に心酔させるほどのカリスマ性に加え、他者の策謀をあっさりと見抜く恐ろしい程の頭脳のキレを見せる。

アルべド
王国へ派遣された使節団団長。
魔導王の片腕である守護者統括の地位におり、人間離れした妖艶な美を持つ。

モモン
エ・ランテルを拠点にしていた王国最強のアダマンタイト級冒険者。
唯一魔導王に勝てると目されていた人物だったが、エ・ランテル住民の安全と引き換えに魔導王の下につく。

エ・ランテル住民が暴動などを起こさないのは彼が精神的な支柱になっているからだと思われる。

アインザック
エ・ランテル冒険者組合の組合長。
当初は魔導王に否定的な立場だったが、魔導王が目指す冒険者の理想像を聞き心酔。一転して忠臣となり果てる。


追記・修正は魔導王を倒せる人にお願いします


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ならば理想郷を作ってやろう

甘い蜜に浸したような優しい夢の世界を

永遠に被支配者でいたいと思えるようなそんな世界だ


世界を征服するのであれば、対象は人間だけではない

数多の種族が私の前に跪くのだ


世界に広めよう

この魔導王の下にこそ永遠の繁栄があるということを


【実態】

しかしてその実態は主人公であるアインズ・ウール・ゴウンにより作られた国家。

世界征服計画の進行に伴い、これ以上は表舞台に立つ必要があると判断したデミウルゴスの進言によって後ろ盾として帝国と同盟を結び、建国される。


【政策】

様々な種族が共存できるのが理想の国の姿というアインズの考えによってどんな種族であっても平等に受け入れる他種族国家。

従わない者は容赦なく滅ぼすが、服従する者には繁栄を約束する。

アインズを始め、支配者達は不死の存在である為に後継者不足で悩む心配もない究極の哲人国家となっている。

これまで国の支配から離れた自治組織だった冒険者組合については自治権を剥奪して国の一機関として吸収。
その代わりにこれまでのようなモンスター退治屋ではなく、広く世界へ飛び出し未知を求めて世界を旅するまさに【冒険者】としての役割へと切り替えた。
更にその前段階として冒険者たちを魔導国が鍛えることを表明する。


裏ではラナーや八本指、魔王ヤルダバオトを動かして周辺国を征服する準備を着々と進めている。

【人員】

アインズ・ウール・ゴウン
みんな大好き僕らのアインズ様。
いつの間にか始まっていた世界征服プロジェクトには唖然としつつも一念発起し、国の統治者として理想国家構築の為に努力を続ける。

支配者として振舞うのにも随分と慣れてきた様子。

アルべド
王国の裏組織『八本指』との折衝を担当。
その一方で独自に不穏な動きも見せている…。

デミウルゴス
建国プランの発起人であり、そもそもアインズの目標を世界征服と勘違いした諸悪の根源。
現在は聖王国でなにやら一騒動起こそうとしている様子。

シャルティア
魔導国建国後は転移門による輸送ばかり任される為自分の存在意義に悩んでいたが、アインズにドワーフの国へ向かう際の供を命じられる。
その中で自分の頭で考える事を覚え、一転して有能キャラに。


【国交】

リ・エスティーゼ王国
どこと同盟を結ぶかという段階で帝国に比べてまるで魅力が無いと見捨てられた国。
カッツェ平原での戦いで徴兵した農奴26万のうち18万を虐殺され、生産力の大幅な低下は確実。
最強の戦士であるガゼフや有力貴族の多くも死亡。有能だったレェブン侯もこの件で領地に引っ込んでしまう。
多くの家督後継者が死亡した事で本来なら後継者になれないような馬鹿貴族派閥の台頭が始まっている。
更に貴族にまでパイプを持つ犯罪結社『八本指』は魔導国に支配されており、王国最大の知恵者である第二王女ラナーまで魔導国と内通。

第一王子ザナックも行方不明と、あらゆる意味で詰んでいる。

バハルス帝国
建国の後ろ盾として同盟を結ぶが、アインズの圧倒的すぎる力を見た事で帝国軍の士気をズタズタにされる。
いずれ自分達も王国と同じ事になるのではと警戒した皇帝ジルクニフは内密に法国と会談を行うが、よりによってその現場にアインズが出現。
法国の使者に自分達を売ったと勘違いされた事で会談はご破算となり、魔導国の属国となる事を申し出る羽目に。

直接的な被害が少ないうちに支配下に入れたと考えれば恵まれていると言えなくもない。

スレイン法国
情報が少ない為に魔導国の側からのアプローチは行われていない。
法国の側も最大戦力である陽光聖典のツートップを投入しても勝ち目が無さそうなアインズの強さに静観の立場をとっている。

かつてシャルティアを洗脳した為、万一バレたら確実に滅ぼされる。

ドワーフの国
アゼルリシア山脈に存在するドワーフたちの国。
ルーン工匠を欲したアインズが引き換えとしてクアゴアとフロストドラゴンに奪われた旧首都の奪還を行い、友好関係を結ぶ。

更にこれまで手に入れにくかった人間世界の美味い食料や酒が魔導国から安定供給されるようになった為、知らず知らずのうちに魔導国へ依存するようになってきている。

クアゴアの王国
鉱石を食らい成長するクアゴア達の王国。
歴代でも最高峰の英雄リ・ぺユロに率いられ栄華を誇っていたが、アインズに従わなかった為に8万いた民は1万まで減る事に。



追記・修正は理想国家を建国してからお願いします

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