「つくってあそぼ」でお馴染みワクワクさんこと久保田雅人のセロハンテープが持つ、捨てられたことに対する恨みを利用して生み出された。捨てられた原因はセロハンテープで作ったネックレスを姪に拒絶されたことに対する八つ当たり。あちらこちらにセロハンテープを出現させたりする怪奇現象を起こしたが、最期はかさぽんたす、とちぼるた、ちゃっちゃくちゃらに浄化された。
天童よしみの口紅を素体に作られた2体目の異次元獣。見た目がどう見ても烏賊。当初はセロハンテープの異次元獣同様に捨てられた恨みを持つのではと思われたが、異次元獣の偵察をしてきたこめくるりんは「そもそも捨てられた物とは限らないんじゃないのかな」と意味深長な言葉を口にする。実はコアの口紅が新品同然の状態だったからだ。というのもこの口紅異次元獣は天童が大事にする余り一度も使わずに紛失してしまったという不慮の事故から誕生した異次元獣だったのだ。最期はこめくるりん、ぷうか、けにまぬがあに浄化されたが、けにまぬがあはこの戦いで負った怪我で生死の境を彷徨うことに…。
てれび戦士・杉本の幼馴染であるスプーン工場の社長坂田利夫が作ったスプーンを素体に作られた第3の異次元獣。工場が潰れかけ、自暴自棄になった坂田が捨てた大量のスプーンのうちの1本が異次元獣化した。様々な物を抉り取る怪奇現象を起こし、地球すら齧られた林檎のようにしてしまう力を持つ強い類に入る異次元獣である。最期はかざまのおど、はまじゅん、るる、うめたろうに浄化された。
名も知れぬ人間が所有する国語辞典が使われないまま捨てて置かれたために恨みを持ち、それが異次元獣化した。見た目がもろ土星。リポーター・茂木が言葉の暴力と評するように言葉を操る怪奇現象を起こした。最期ははくばまる、だんきち、にんまるに浄化され、大野課長に引き取られた。
竹内力のクリスマスプレゼントだったテディベアが素体である異次元獣。女子てれび戦士曰く「可愛くない」。玩具を操る能力を持つ。中学校時代、学校に持ち込んだことが同級生たちにバレて捨てられた。長らく大事にされていただけあって突然捨てられたことに対する恨みは大きかったのだろう。最期はあかのやま、もものうち、きのちよに浄化された。
てれび戦士・飯島のカスタネットが母親に処分され、それが異次元獣化した。カスタネットを操って噛まれた人を凶暴化させる能力を持ち、それにより第5やたがらす丸がてんてこ舞いになった。最期はるる、ぷにょら、ぎゅたあくに浄化された。
スギちゃんが芸の練習に使っていた靴下の右半分が素体。全身から悪臭を放つかなりの曲者。しかしスギちゃんによって弱体化させられ、最期はふぃろそふぃあ、ぴぱざえもん、ふくぺらぶうに浄化された。これにより地球係は異次元獣予約停止処分を喰らうことに…。
原口あきまさの父が持つ屋台がコアになった八体目の異次元獣…と言いたいところなのだが、実はこの異次元獣、地球係ではなくパラダイス銀河係が注文したものであり、本部のミスで地球に来てしまったもの。しかも今までの異次元獣と違いコイツは被害のパターンが多様かつコアが背後からでないと見えない上に、姿も吹き流しと車輪をくっ付けたような抽象的なものだったため正体が侵入日ギリギリまで分からなかった。
最期はちゃっちゃくちゃら、るる、てげてげに浄化された。他の係の異次元獣を横領して負けたくせによくクビにならなかったな地球係。
狩野英孝の祖父が愛用していたフィルムカメラぎ素体の異次元獣。ぱっと見はドラゴン。最初は天馬係長の姿を写真に写らせる、被写体の顔を天馬係長にするなどのクソコラグランプリじみた被害を出していたが、人を金縛りにしてしまうという恐ろしい能力を持つ。最期はぎやみ、さすらかすら、わんこねるらに浄化された。
3期て初めて送り込まれた異次元獣。コアは何とかつて口紅の異次元獣から地球を守り、英雄となった広島どちゃもん・ぷうかその人(どちゃもん?)。彼女の好物であるお好み焼き関連の被害を出した。余談だがこの異次元獣との戦いでかさぽんたすが飛び入り参加し、彼の思いやりの心が垣間見られた。
一見乱暴者だが優しい心の持ち主である岐阜どちゃもん・うぎろうが記憶を書き換えられコアに埋め込まれた異次元獣。この異次元獣との戦いの前に富山どちゃもん・ふぁましすが(事故とはいえ)大裏切り者になってしまったのは有名な(?)話。
兵庫どちゃもん・おくとぱすみれがコアになった異次元獣。大野課長も唖然とするタコそのものの姿。
地球に送り込まれた最後の異次元獣で、秋田どちゃもん・こまちまちこが素体。余談だがこまちまちこは回収されてから地球に戻るまでの日数が回収されたどちゃもんの中で一番長い。
以下ネタバレ注意
本来ならこまちまちこ異次元獣の後に地球に送り込まれる筈だった異次元獣。恐ろしいことに京都どちゃもん・みやこんと三期で回収されたどちゃもん3体を纏めてコアにしている。単純計算でいけばよすがんが最低でも8個必要になるため事実上打つ手が存在せず、次元ホールを閉じて異次元獣が来なかった歴史を作るしか無かったのである。しかしこの結果みやこんは唯一2期で回収されたどちゃもんの中で異次元獣にされずに済んだ。