SCP-514

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SCP-514 - (2019/12/17 (火) 23:56:48) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2019/02/18 Mon 20:19:43
更新日:2024/02/12 Mon 12:08:56
所要時間:約 3 分で読めます







真面目に言ってるのか?我々のSCPの1つの運命がジャンケンの結果で決まるというのか?!




SCP-514はシェアード・ワールド『SCP Foundation』に登場するオブジェクト
オブジェクトクラスはEuclid。
項目名は『A Flock of Doves(鳩の群れ)』。


概要

SCP-514は簡単に言えば『平和の象徴』。
Columba livia domestica(カワラバト)という、式場で放たれる系の鳩である。

SCP-514は自身の周囲に兵器を無効化させるオーラを発生させるというとんでもない能力を有している。
SCP-514『ほら!ラブアンドピース!みんな!愛だよ愛!戦争なんかやめようよ!』
SCP-514の近くでは銃は弾詰まりを起こし、爆薬は不活性化し、近接武器は塵と化す。
なお、SCP-514のオーラは武器として利用されるものにはすべて適用されることが実験より分かる。

というのも、火器はすべてSCP-514の近くでは故障し、
爆薬はすべて科学的に編成し、近接武器はステーキナイフと野球のバットを除いてすべて分解されてしまった。
コンバットナイフとか刀とかポールアックスとかはそもそも武器だからだろうが、
ステーキナイフと野球のバットも脅威的行動に用いられた瞬間に結局は分解されてしまった。
さらにさらに、サリン神経ガス1L、兵器化された炭疽菌1g、戦術級核弾頭1基までもが無害化されてしまった。

更に近くに破壊的衝動を持つ人物を近づけるとその人は穏やかになる。
オーラに触れた人物は精神的にも物理的にも異常性が見られていない。

となると

こんだけ「危害を加えようとするなにものかも全て無害化する」オーラを持つとなると、
当然、人類は考える。

「これはいい武器になるぞ」

相手を無害化してしまえば闘う前からありとあらゆる戦争に勝てる、それがものの道理である。
少なくとも、財団軍部の高官たちと各国政府機関はそのように考えた。大人になるってかなしいことなの
多くのKeter実体だって、場合によっては無害化出来るかも知れない。
もちろん財団の理想としては『確保・収容・保護』だが、恥ずかしがりやさんとかクソトカゲとかそうも言ってられない連中もいるしね。

だが、思い出してほしい。
こいつの性質は「危害を加えようとするあらゆる存在を無力化する」こと。
当然人間だってその対象なので……

……派遣された機動部隊は鳩を捕獲することを拒否してしまった。
「みんな平和が一番!」と言わんばかりに。
とはいえ、他団体もこの鳩を知ったら狙うだろうから、一般人に露見するわけにもいかない。
そこで、近づいてきた人たちと闘う方法を考えねばならなかった。
しかし、近づいてきた人たちに脅威的行動を取ろうとするとこの鳩に無力化されてしまう。

そこで考え出されたのが、スポーツ、ボードゲーム、カードゲーム、テレビゲーム、雑学、なぞなぞ、じゃんけん等…(原文ママ)。




…じゃんけん。





そらO5もブチ切れ。
しかし機動部隊ラムダ-4は「保証致します、貴殿に何の不安も抱かせません。」と言い放った。
不安しかねえだろ…

最終的には、カードゲームに落ち着いたようである。まあO5からは「なんか他にないの?大の大人がカードゲームは恥ずかしくない?」と言われているが。
多分遊戯王・デュエマ・バトスピ・ヴァンガ・WIXOSSでないことは間違いない。






SCP-514「編集合戦はしないでくださいね」



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