SCP-682

登録日:2014/07/01 (火) 17:05:23
更新日:2019/10/11 Fri 11:53:32
所要時間:約 16 分で読めます





SCP-682とは、怪奇創作サイト「SCP Foundation」にて創作されたSCPオブジェクト
SCPでもトップクラスの知名度を誇り、同時に飛び抜けたヤバさを誇る文字通りの化け物である。番号以外での呼び名は「不死身の爬虫類(Hard-to-Destroy Reptile)
SCPの中でも古参に分類されており「こいつ以上に強いSCPを作ってはいけない」という一種のボーダーライン的な存在となっている。
最初期の生まれだからこそ存在が許されているとも言える。
一応設定上明らかにこいつよりヤバそうな存在も多数あるが、こいつより上となると大抵は「現実改変」だったり、そもそもの能力自体が神や悪魔の類だったりというレベルになる。
そのため、「単純な生物としての能力」が全SCP中最強と考えた方がいいかもしれない。
というか、「一切の対処が不可能」とか、「発動したら既に手遅れ」とか、「存在を認識した時点でアウト」とかに比べたら、keter実体群の中ではむしろ相対的な危険度は低い方である。予断を許さないとはいえ一応封じ込めはできているし、被害も物理的な範疇に留まっているからである。
なお、「単なる脳筋で現実改変には無力」かというとそうでもなく、こいつ自身には現実改変能力はない癖に、改変に何らかの形で対抗している記録もある。

破格の再生力・耐久力を誇り、更に言語を理解し話すことも出来るが発言の大体が罵声。
再生した際に脱皮・縮小することで驚異的な速さの成長と変形を行うことが確認されており、更に無機物・有機物の区別なくエネルギーの摂取が可能で、環境への順応性も非常に高い。
普段は内側を25.4cmの耐酸性板金で補強した5m立方体のコンテナに、塩酸で完全に浸からせて無力化しているのだが、そんな状態でもコンテナの酸を利用してエラ呼吸じみた方法で酸素を供給している。
しかも模倣能力があり、これまでに幾度も多数のSCPの能力をコピーしたという記録があるが、模倣した能力は数時間程度で消失していることから完全なコピーは不可能な模様。

地球上の全ての生物に対して「憎悪」の感情を示しており、刺激すると激怒する可能性があるため全職員に682と話すことは禁止されており、許可を得ていない職員が接触を試みようとした際は武力による制止も許可されている。
これらに加えて高いスピードや反射神経を持っている為、脱走を試みるだけでなく、少しでも動く・話すなどしても全職員全力で対処するよう命令が下されており、万一脱走した場合は出動可能な全機動部隊が7人以上のチームを組んで追跡・捕獲が行われるなど常時厳戒態勢が敷かれている。
これまで17回脱走を試みており、その内脱走成功した回数は6回。11回はなんとか阻止したが無力化するにも命がけで、
あまりの危険性故に財団は早々に捕獲を諦めて破壊措置命令を出しており、これまでに使えそうな手段・SCPをこいつを殺しきるために全て投入しているが未だ殺害には至っていない。

以下、現在報告されている実験記録の一部である。



オブジェクトクラスは文句なしのKeter(ケテル)。
収容場所は不明だが、財団への脅威性・無力化の難しさ等の理由から街から50km以上離れた状態の維持が推奨されている。
余談ではあるが、SCP-173が爆発的に増殖した世界を描いたKクラスシナリオ系tale(所謂二次創作小説)において、こいつが(明確にではないが)173に敗北したシーンが存在する。
(凡そ150体の173に群がられ、八つ裂きにされた)
実験においては体格差故に殺害に失敗したものの、173の体格が良ければこいつに勝てていただろうという事が示唆されている。
またSCP-2998の地球侵攻が行われた際、SCP-231と共に地球外に放り出されている事が脚注において財団職員の生き残りによって語られている。
それ以外のケテルクラスを含めたSCPがほぼ排除された世界においても危険因子として扱われていた事が伺える。

が、こんな不死身チートのクソトカゲでもさすがに「死そのもの」が直接襲ってきてはどうしようもなかったのか、SCP-2935の別世界においては本当に死んでしまっている。

あとジョークでは食中毒の苦痛で自害したことや飲酒運転で脱走したことによる事故で死んだことがある

関連

その知名度と人気の為、SCP-173同様682ナンバーはこのクソトカゲをオマージュしたものが多い。

SCP-682-JP 『しぶとい微生物』

日本支部管轄のSCP。
緩歩動物の一種……いわゆるクマムシに似た外見の微生物。
通常のクマムシがゆっくり時間をかけて乾眠状態(いわゆる無敵モード)に移行するのに対し、
コイツは周りの状況を察知して即乾眠に移行することが出来る。そして乾眠状態のまま放置しておくとそのうち環境に適応し、自分で勝手に乾眠を解き活動を再開する。
また、(コイツも)脱皮により受けたダメージを瞬時に回復することも出来るので、本家に劣らぬ凄まじい耐久力を誇る。

異様な不死身っぷりを除けば比較的無害そうな彼だが、オブジェクトクラスは(やはりと言うか)Keter。しかし、コイツの場合クソトカゲとは大分事情が異なる。
コイツは一定の時間が経過するか、前述の通り損傷を受けた時に脱皮を行い、その度に体長が20%ほど縮む。しかし、質量は全く減少しない。
これはつまり、脱皮を行うごとにどんどん密度が大きくなっていくという事である。このままのペースで行くと、1██回後の脱皮で密度はブラックホールと同等になる。
通常のマイクロブラックホールなら勝手に蒸発して即消滅するが、コイツは上記の通り凄まじいレベルの耐久性を備えており消滅してくれない可能性が高い。
そうなった場合、コイツはホーキング輻射で毎秒大量のエネルギー(TNT火薬1.2Mt分)を放出しながら半永久的に存在する事になる。
勿論財団としてはこれを抑えなければならないのだが、現在は非常に過酷な環境下に置くことで乾眠状態を維持し脱皮の回数を抑えるその場しのぎの収容しか出来ていない。
682のナンバーに恥じない非常に厄介なオブジェクトである。

SCP-682-CU 『史上最可愛小ちゃいとかげ』

2014年のエイプリルフール企画「スーパーキュートペット」で投稿されたSCP。いわゆるジョークオブジェクトである。
この企画はオブジェクトの中でも屈指の凶悪な面々(他には旧SCP-1548、SCP-2600等)を可愛くしてしまおう的なものであり、これもその一つ。
オブジェクトページはひたすらこのカワイイとかげをかわいいかわいいするだけであり、一種のミーム汚染的な何かすら感じさせる。
でもカワイイから仕方ないね。
+余談
カワイイとかげに(餌を与えないで)かわいいかわいいするだけという胸糞Tale『ゆっくりと、純粋な愛情に、窒息して』を翌日の4月2日に投稿する畜生*1が現れたりもした。
後に、日本支部ではカワイイとかげを救済するTaleが書かれたりもしている。代わりに入れ替えられたエージェント・カナヘビがミルワームの海に沈められた。

追記・修正は682に餌を上げてからお願いします。


CC BY-SA 3.0に基づく表示

SCP-682 - Hard-to-Destroy Reptile
by Dr Gears
http://www.scp-wiki.net/scp-682
http://ja.scp-wiki.net/scp-682



SCP-682-JP - しぶとい微生物
by haruharu
http://ja.scp-wiki.net/scp-682-jp

SCP-682-CU - Cutest Ickle Lizard
by ChrisAKAPiefish
http://www.scp-wiki.net/scp-682-cu
http://ja.scp-wiki.net/scp-682-cu

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