馮文宝

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馮文宝 - (2023/08/29 (火) 16:29:28) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2019/11/08 Fri 09:16:33
更新日:2024/02/14 Wed 23:28:41
所要時間:約 6 分で読めます





(マー)文宝(ウェンパオ)』とは、人気漫画タフ・シリーズに登場するキャラクター。二つ名は""剛脚僧侶""。
中国拳法の達人であり、主人公である長岡龍星の敵の一人である。
見た目は細目の中年男性で、骸骨模様があしらわられたカンフーシューズを履いている。この靴は初登場時に龍星のモノローグで意味深に言及されたものの、特に何もなかった

初登場は第三部TOUGH龍を継ぐ男の3巻。龍星が道場で修業してる所にやってきた。
なおその時に扉を足で開き、土足で上がりこんでいる……行儀悪いっスね
蹴りを叩き込んだサンドバッグの裏側が吹っ飛ぶ驚異的な蹴り技を鮮烈に披露した。

本人は日本人の事を小日本日本鬼子と呼ぶ程に日本人嫌いだが、
宮沢静虎の誠実な人柄を武術家として尊敬しており、自身が培った少林拳の秘伝・奥義を宮沢一族に伝授していた。
……ところが。

「宮沢熹一は我が少林拳を蹂躙し愚弄したんだ」

潜隠爆破脚を伝授したにも関わらず、自身の留守を狙い門弟達を次々に倒していった宮沢熹一
馮自身ですらもキー坊との潜隠爆破脚の蹴り合いに破れ、3年後には死ぬという運命を背負わされる。
そのせいで完全にヤケクソになったのか静虎の大切にしているものを全て破壊する怒りで動いている。
来る前には宮沢静虎の知り合いの元プロレスラー・杉作次郎に潜隠爆破脚を叩き込んで病院送り(その元プロレスラーは静虎の施術を受け回復している)にし、龍星を野試合で殺そうとした。

しかし、

「そ…そんな馬鹿な、この少年は""潜隠爆破脚""を会得したというのか?」

龍星が""龍腿(ドラゴン・フット)""覚醒の片鱗を見せた上に、自身も前述の通りに過去に潜隠爆破脚をくらい弱っていたせいで敗北。
その後は静虎の施術を受けながら、涙ながらに自身の暴挙を詫びていた。

「み…宮沢さんありがとうございます。わ…私はあなたのことを…」


●必殺技

潜隠爆破脚(見えない爆破のような蹴り)

奥義。
深く腰を落とした姿勢から前蹴りの軌道を横蹴りにねじりを加えて変化させる特殊な蹴り技。
腹に当てれば、内臓そのものを破壊するのでなく""気""を溜める部位である丹田を破裂、ゆっくりと内臓器官を機能低下させ3年後には死に至らしめる。
顔に当てれば、衝撃を深部に浸透させ脳機能を低下、原因不明の頭痛に襲われのちに意識障害、これまた3年後には死に至らしめる。
単純な威力もシャッターを異様な形に凹ませ、弟子のマネキンモブを3人使ったミット打ちでは一番奥の弟子だけを吹っ飛ばすなど高い技量を誇るが、
これでもキー坊の見立てによると筋力が足りないために技が洗練されていないらしく、実際玄腿(モンスター・フット)を持つキー坊や龍腿(ドラゴン・フット)を持つ龍星には馮の技をあっさり上回られてしまっている。



宮沢熹一は我が項目を追記し修正したんだ。



























と、ここで終わればみんなハッピーハッピーやんケで終われたんスけどね……。















『馮さん あなたの悪い噂を耳にしました』




『それは口にするのもおぞましい鬼畜の所業…』









異 常 性 愛 者







そう…悲劇の中国拳法家「馮文宝」の正体は、何人もの幼い娘を毒牙にかけながらも中国共産党幹部の叔父に事件を揉み消してもらっていたという人間のクズを超えた人間のクズ
留守の間にキー坊が門弟をボコり、自分にも襲撃をかけたという説明は虚偽であり、
被害者への謝罪・警察への自首・性癖の治療を迫ったキー坊を疎ましく思い、弟子達にキー坊襲撃を命令、自分もキー坊を襲ったという衝撃の事実が明らかになった。
馮文宝⋯あなたはクソだ

「先日、近所で幼女がいたずらされそうになった事件があったそうですが、それもやっぱりあなたですか?」
施術直後に静虎から詰問されるも、
「私もね、この性癖を直したいのです。でもその方法はふたつしかない、死ぬか…飽きるまでやり続けるか」
などとドヤ顔でのたまうとか、お…お前変なクスリでもやってるのか。

ダメージ抜け切ってないのに悪戯しにいくとか、たまげたロリコンっスね
静虎の施術を受け完全回復した直後に、受けた恩を仇で返すように静虎に襲い掛かる。
しかし潜隠爆破脚を弾丸すべりで避けられ、暗命拳(脳機能を一時的に低下させ催眠状態を作り、暗示や命令を受けやすくする技)をくらう。
全ての真実を明らかにされた後は、静虎に連れられてヘリコプターで血の謝肉祭を開催中のタンカーに行き、
そこで叔父にみっともなく泣きつくも、静虎から首にチョップをくらい気絶。
その後は『猿空間』入りする事となった。


一応彼の名誉のために付け加えるならば後付を超えた後付である。
NEO坊がキー坊への戻るために、門弟襲撃や馮襲撃の理由を正当ある物にするため、こんな鬼畜外道にされたと考えられる。
やっぱ怖いっスね猿先生のライブ感は。

……ただし元々初登場時から彼は不穏な言動が多く、三年殺しの因縁を抜きにしても言動がいちいち差別的であったり、
そもそも恨みを持つ相手がキー坊でありながらやっていたことはキー坊の関係者の静虎の更に友人の襲撃と、かなり挙動の陰湿さ陰険さは登場当初より示されている。
また馮が異常性愛者と判明する前のNEO坊路線の巻ですらキー坊が
「因縁つけて先に手出してきたのはあんたの弟子の方やで」
と馮自身の回想で証言していたなど、ライブ感を抜きにしても元々馮側にも不穏な描写は多々見られていた。

そう、この男涙ながらに和解してしばらく後に異常性愛者と唐突に判明したギャップがあんまりにもあんまりなオチだっただけで、全体を俯瞰してみると改心の方が浮いているレベルで危うい描写と言動が盛りだくさんなのだ。
果たして馮文宝というキャラクターが本来どういう存在だったのかは……猿先生のみぞ知るである。



私もね、この項目を直したいのです。でもその方法はふたつしかない、追記か…飽きるまで修正し続けるか


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