サウザー(北斗の拳)

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サウザー(北斗の拳) - (2015/12/14 (月) 13:21:24) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2010/06/29(火) 14:28:28
更新日:2024/03/26 Tue 23:05:36
所要時間:約 5 分で読めます




俺の拳にあるのはただ制圧前身のみ!


CV:銀河万丈(TVアニメ)
  大塚明夫(新OVA)

六聖拳の1つ「南斗鳳凰拳」の伝承者である「将星」の男。同時に南斗聖拳最強の男。
移動にはバイクに玉座をつけたヘンテコなものを使用する。



ケンシロウに敗北を刻みつけ、ユダをそそのかし、南斗を崩壊に導いた張本人。


作中でケンシロウが負けた初めての敵でもある(敗北シーン自体は回想でシンに負けたのが初出)。
拳法の技量ではケンシロウが勝っており、難なく秘孔を突くことができたが、なぜか突いたはずの秘孔が作用しない。
必殺のはずの技を破られたケンシロウは動揺し、倒されてしまう。

実はサウザーは、心臓の位置が常人とは逆にある右胸心であり、このせいで秘孔の位置、神経・血管の走り方が体の裏表で逆になっていたのである。


反抗する大人たちを容赦なく虐殺し、従順な子供を使い己の権威を誇示するために聖帝十字陵を完成させようとしていた。

逆らった者は老人も女子供も関係なく降伏すら認めず死の制裁を与える独裁者。
挑んできた仁星のシュウにも人質を使い戦わずに勝利。
足の筋を切ってから鞭で叩き弱らせた後に聖帝十字陵の最後の石碑を詰むことを命令するなど、極悪非道の行いを平然とやってのけるまさに悪の帝王。


モデルはキリストを迫害した暴君ネロ。



ネタバレ



愛故に人は苦しまねばならぬ!!
愛故に人は悲しまねばならぬ!!

サウザーが上記のような人物になったのは愛が深かった故の哀しい過去があったからである。


孤児だったサウザーは子のいなかったオウガイに拾われた。

幼い頃から深く愛を注がれ、厳しい修行もオウガイの存在があるからこそ乗り越えられたサウザー。
しかし、南斗鳳凰拳の先代伝承者オウガイの最期は悲劇的なものだった。
南斗鳳凰拳は一子相伝。伝承者は新たなる伝承者に倒されるのが宿命。
そうなるとは知らずながらも、サウザーはオウガイの命を自らの手で奪ってしまった。
その時我が子のように可愛がってくれたオウガイを失ったサウザーは、愛の温もり以上に悲しみと苦しみを知ってしまった。
「こんなに苦しいのなら…悲しいのなら……」

「愛などいらぬ!!」

聖帝十字陵とは偉大なる師オウガイへの最後の心であり、己の愛と情の墓だったのだ。
そんな大事な物を子供達に施工させてよかったのだろうか…
事実、十字陵に大した損傷はなかったにもかかわらずサウザーの絶命と同時に倒壊している。あからさまな欠陥物件である。

もしこの様な出来事が無ければ乱世の英雄になっていたかも知れない…

愛故に



十字陵頂上にてケンシロウと再度合間みえ、北斗神拳が効かない肉体と南斗鳳凰拳で圧倒するが、戦いの最中身体の秘密を看破される。

そして“鎧”と“翼”を剥がされたサウザーには最早勝機は無かったが帝王としての意地とプライドを見せる。


お、俺は聖帝…南斗六聖の帝王……
”退きません!””媚びへつらいません!””反省しません!”
“退かぬ!”“媚びぬ!”“省みぬ!”


ケンシロウの放った有情拳を受け、死を迎えることとなるが、
「貴様…苦痛を生まぬ有情拳を……この俺の死さえ情で見送るのか…!?」

「愛や情は哀しみしか生まぬ…なのになぜ哀しみを背負おうとする」

ケンシロウは語る。
愛や情が生むのは哀しみだけではないと。

「……おまえもぬくもりを覚えている筈だ」

「ぬくもり……」


「フッ、フフフ…負けだ…完全に俺の負けだ……」
「北斗神拳伝承者……俺のかなう相手ではなかった……」

ケンシロウに敗れた後、ケンシロウの言葉で最期に再びかつて受けた愛の温もりを思い出し、師のの膝元で安らかに逝った。

「お…お師さん……む…むかしのように…もう一度…温もりを…」


『天の覇王 ラオウ外伝』では、ユダを利用し拳王軍に奇襲を仕掛け、ラオウと対峙したが引き分け…ラオウが倒れない間は休戦協定を結んだ。


『北斗の拳イチゴ味』では、主人公に抜擢。尊大な態度は原作と変わらないが、意地っ張りかつ寂しがり屋という非常にめんどくさい性格になっている。
カレーが好物らしい。青春時代を修行修行で過ごしたため、リア充に対してかなり強い憎しみを抱いていた。
喜怒哀楽を本編よりよく表に出しており、割と情緒不安定レベル。そんな彼のトラウマはターバンのガキ。


CR北斗の拳ではバトルリーチ系では余程強予告が絡まない限りハイワロレベルであり、バトルモードにおいてもケンシロウに対する最強の相手として立ちはだかり、よく二通を持ってくるので打ち手を苛立たせている。

しかしサウザーの回想擬似連ではサウザーの生い立ち、そして師オウガイとの衝撃的かつ哀しき死別を描いており、BGMの秀逸さも相まって見応えのあるものになっている。

しかし期待度は一番低い。だがそれがいい。


AC北斗の拳での性能

ノーゲージでも星を3つ奪える程に高い星取り性能と、長く画面に残る飛び道具「極星十字衝破風」「南斗爆星破」を基点とした強力な固めと起き攻めを駆使する攻撃特化キャラ。

1R目で星を全て取り2R目で何か適当に刺して一撃へ繋げるのが王道パターン。
コンボレシピも比較的簡単で初心者でも扱いやすい。

ブーストがあれば元々高い攻撃性能がさらに凶悪になり、低ダ(この時点で下段or中段択が発生)すかし爆星波(中段)ブーストすかし下段という攻めも可能。
さらに細かくなるとここに投げやめくりまで加わる。もはや意味不明である。


攻めに関しては非常に強力だが、反面防御においては相手が誰だろうとガードゲージが出現する上防御力自体もマミヤと同等と極端に低い。
切り返しにも乏しく気絶値すらも低いため固められたらガーキャンか席を立つしかやることがない。

固めに加えて頼みの綱の爆星破を取れる当て身をもつトキが相手だとイントロで殺される事も……

曰く「触られたら負け」「攻めてる時だけ強キャラ」「攻めてないと死ぬ」「やわらか聖帝」「ガードが出来ないバグ」


防御面で秀でている点は北斗残悔拳を無効化できる事(星は取られる)。
だが北斗残悔拳は作中屈指のロマン技である為実用性は皆無。開発陣の北斗愛故の原作再現である。

また一撃の演出が全キャラ中最も長く、残りタイムが少ないと一撃を決める前に次のラウンドに行ってしまう場合がある。
その時は一撃を決められなかった事になり、次ラウンドがきつくなる為注意。
尤もサウザーの性能を考えるとそこまで勝負が長引くこと自体が稀であるが。


ちなみにロケテ時は否退→否媚→否省で星三つ取れる壊れ性能であった。


有名プレーヤーは流行る顔文字(*´ω`*)←流行らないが有名な「えぐれホタテ」氏、野生のサウザー使い「ザァパポヨ」氏、南斗解説拳の使い手でえぐれホタテのお師さん「ひげ」氏など。



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