登録日:2010/03/04(木) 15:37:33
更新日:2021/09/15 Wed 03:11:55
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■概要
赤飯とはもち米に小豆、またはささげを1~2割混ぜて蒸しあげたご飯のこと。
主に日本で食べる料理。
昔は「おこわ」とは明確な区別があったが、今は赤飯もおこわのひとつに数えられている。
蒸すのではなく、炊いて作る方法もある。
■地域差
基本的には小豆を入れるのだが、小豆は皮が割れやすいためささげを使う地域もある(主に関東)。
千葉県の一部では落花生を使う。
これは本当に一部の落花生を生産している地域である。
山梨県や青森県の津軽地方、岩手県県北などの北東北の一部とその出身者の多い北海道では、小豆やささげを使うが砂糖を入れて甘い味付けをするらしい。
甘納豆が使われることも多いとか。
このほか佐久盆地では花豆を使用する場合もある。
新潟県中越地方の一部には醤油赤飯と呼ばれるものが存在する。
「赤飯」という名がついているが一般的な赤飯のように赤くはなく、どちらかというと五目おこわのように茶色に近いとか。
きっと醤油の香ばしい香りが食欲をそそるのだろう…
群馬県の一部では小豆の代わりにひよこ豆(空豆状の豆)を使い、なおかつ食紅で鮮やかなピンクの赤飯が出る。
■食べ方いろいろ
食べるときには、基本的にごま塩をふりかける
ほんのりと赤く染まったもち米に、愛らしい黒ごまの粒、純白の
塩で化粧した赤飯は、その美しさから美少女を彷彿とさせる。
湿気により、塩が程良く溶けて素直な彼女が見えてきたら、すかさず一口口に入れてみよう。
程よい塩味、計算されたもち米と小豆の食感、そして最後に胡麻の香ばしい香りが口腔を埋め尽くし…
縁起の良さも相まって、最高の幸せを我々にもたらしてくれることだろう。
北海道では
紅しょうがを薄く切ったものが添えられるが、これもまた素晴らしい。
赤いリボンと共に食される赤飯はどれほど美味しいものなのだろうか…
祝いの席などで食べることが多いが祝いの席に限らず、凶事の席(仏事など)に赤飯を食べる地域もあるらしい。
幸せを増やし、悲しみを減らす。
彼女はなんと健気で優しいのだろうか…
■簡単な作り方
①120円を用意します
②握りしめて自販機へGO!
③120円を投入し、お汁粉を買います(粒入りが望ましい)
④お家へダッシュで戻り、炊く前のご飯へお汁粉をぶち込みます
⑤あとは炊飯器がご飯を炊き上げてくれるまで待ちましょう
これなら簡単にすぐできる。
いつでもできたての赤飯が…
勿論、上記の作り方は真っ赤な嘘である。
信じて作っても責任は持てません。
■本当の赤飯の作り方(Wikipediaより)
米はもち米のみを使い蒸しあげるのが正式だが炊く場合は仕上りがべたつきやすい為、うるち米を1~2割まぜる。
豆は事前に下茹でしておく。
赤い色のついた豆の煮汁は冷まし、米を浸しておく事で赤飯の色付けとする。
なお、煮汁を冷ます際にひしゃくですくい、上から何度も落とすようにして空気に触れさせると煮汁の成分が酸化されることで発色が良くなる。
鮮やかな色を出すために食紅が使われることもある。
食紅なんか邪道だ!
自然な美しさを楽しんでこその赤飯だろう!
■アニヲタ的赤飯
さて、アニヲタに赤飯は無関係のように思われる。
めでたいことなんてねーよ。
そう思うかもしれない。
しかし、我々にとってなかなか重要なアイテムでもある。
さて、少女が大人と認められるのはいつだろうか。
破瓜?ノンノン
そう、初潮が来たときである。
肉体的な成人=子供が産める体
なのである。
勿論、初潮を迎える年齢はかなり幅広く、小学校高学年から中学卒業くらいまでに、女子は少女から大人の女性へと変化する。
そして、初潮を迎えた女子は、おそるおそる母親に言うのだ。
「お母さん、私、生理になったみたい」と。
これは性教育を受けた後の場合である。
性教育を受けるよりも早く生理を迎えた場合は、
「ママーパンツになんか茶色いのがついてるー」
となる。
さて、これを聞いた母親はだいたい喜ぶ。
喜んで、こう言うのである。
「今夜はお赤飯ね!」
姉妹がいる人に覚えはないだろうか。
特に何もない日なのに、ある日の夕食が赤飯だったと言う記憶が…
それは、家族が大人になった大切な記念日なのである。
もしも将来娘ができたら、赤飯が出てきた日には心の中でそっと祝ってあげよう。
一部ロリコンにとっては残念な知らせでもある。
生理(第二次性徴)が始まるということは、
まんまんは縦スジではなくなるし、つるつるじゃなくなるし…
でも、めでたいことなので、素直に祝おう。
子供が産まれればまたロリっこにありつけるのだから。
追記修正はめでたいことがあった日にお願いします
- 赤飯嫌いだから特に何も出なかった記憶がある…。 -- 名無しさん (2014-06-08 23:11:03)
- 親父が建築業だったから建前になると赤飯やら篭盛りを貰って帰ってきてたから妹のとき特に何も思わず食ってたわ。 -- 名無しさん (2014-06-09 00:09:34)