週刊ストーリーランド

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週刊ストーリーランド - (2017/08/14 (月) 10:04:39) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2010/09/03(金) 04:15:07
更新日:2024/03/11 Mon 20:41:19
所要時間:約 3 分で読めます




日本テレビで1999年から2001年まで放送されていたバラエティ番組。
視聴者から面白い話を募集し、アニメ化して放送するという内容だった。
ただし、多くの話は原作ありのものだった。





■概要

毎週3、4本の短いアニメを放送していて、時間の都合上ほとんどの話がどんでん返しものだった。
ジャンルはサスペンスストーリー、オカルト、探偵、恋愛、感動物など様々。声優陣もやけに豪華。

司会は西村雅彦と笛吹雅子。放送初期にはその他ゲストによる話へのコメントもあったが、
(ほぼ無意味な存在だったせいか)いつしか無くなり、司会も形骸化した。

漫画や小説などを基にした作品については番組の最後に原作の紹介をしていたが、目立たない形だったため盗作と誤解されることもあった。
応募した話が採用されれば50万円の賞金が貰えた。
ただし、この50万円という賞金は、実際に採用された人の話によれば、「 アニメ製作にすぐにでも使えるほど完成された脚本の応募に対して支払われる賞金 」という微妙に詐欺クサいものだった。

何と言っても特徴的だったのが「野球中継による放送休止」がめちゃくちゃ多かったということだろう。約二年間で放送した回数が57回。
つまり野球のシーズン中はほとんど放送が潰れたことになる。隔週じゃないよ? 週刊なんだよ?
そのためしばしば月刊ストーリーランドとか言われていた。

個々の作品は短いながらもきちんと起承転結がなされており、奇抜なストーリーとどんでん返しで結構人気があった。

最終回にて「今後は不定期のスペシャルで放送されます」と予告され、実際にアニメ制作の現場も放映されたものの、
日本テレビの局体制がゴールデンにバラエティ番組を放送するものへと徐々に変わっていってしまったためか、
あるいは2000年代前半から深夜アニメが次々と製作される時代に突入していき、アニメ制作のスタジオが深夜アニメ制作のために多忙となり、手をつけられなくなってしまったためか、
スペシャル番組は一回も放送されず、2013年に公式サイトが閉鎖してしまい、事実上不定期のスペシャル番組としての放送は露と消えた…。


■シリーズもの

不思議な効力がある商品を売る老婆。
商品は一見すばらしいものに見えるが、大抵言葉のあやでとんでもない副作用がある。
大半の購入者はそれで不幸に遭う。ぶっちゃけ笑ゥせえるすまんのパクリ。中には感動ものも。

放送時間の都合上、あっという間に事件を解決するシリーズ。

  • 名奉行・文さんシリーズ
江戸時代の町奉行・松山文左衛門による名裁きのシリーズ(いわゆる大岡越前的なもの)

  • 鈴森なんでも相談所シリーズ
奇抜なアイデアによる悩み相談シリーズ。

  • 三面記事太郎シリーズ
奇怪な三面記事相当の事件のシリーズ。


■余談

意外な話だがこの番組のアニメパートの製作には京都アニメーションやマッドハウスも参加していた。
まだ現在のように大ヒットアニメ連発の元請製作ではなく、グロス受けなどひっそりとアニメを作っていた時代である。

また、番組公式サイトは番組終了から11年経っても存在していた。

第13回に放送された「危険な贈り物」は、ストーリー(特にラスト)が残酷過ぎるとして日テレに抗議が殺到したという。




Wiki籠もり「……で、この項目はどういう効果があるんだ?」


それは、追記・修正した方だけが、わかるのでございます……。


Wiki籠り「わかったわかった……今度はいくら?」

100万円でございます。


Wiki籠り「なん…だと……?」

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