集合的無意識

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集合的無意識 - (2016/12/28 (水) 10:45:51) のソース

&font(#6495ED){登録日}:2011/02/02(水) 06:37:53
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&font(#6495ED){所要時間}:約 5 分で読めます

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【解説】
&font(#008000){集合的無意識}とは、心理学で有名なユングが唱えた概念の事。
かい摘まんで表現するのは難しいけどあえて要約するなら

『&font(#008000){人類や民族が先天的に持っている、共通の無意識やイメージ}』

ということかな。
&font(#008000){集合的無意識}の前に、まず&font(#ffdc00){無意識}から掘り下げて説明するね。


【&font(#ffdc00){無意識}】


//#center(){&blankimg(アップロードした画像名,width=76,height=102)}


――彼を見てご覧なさい。目はクリッとしてるしね。
耳が生えてて愛らしいでしょ。これ、仔犬の柴ですわ。――


さて、この画像を見た多くの人が
十分な教育・教養の上に正しい道徳観を身に付けていて、
過去犬に噛み付かれた経験が無く
脳神経系と精神に異常をきたしていなければ、

&font(#ff0000){かあぁいいよおおぉ}とか
&font(#ffdc00){はあぁうぅんっ}とか
&font(#800080){ペロペロ}

とか、実に健康的な事を考えたと思う。
 
そしてそれらは恐らく、『考えるより前』に或いは『反射的』に浮かんだと思うけど、&font(#ffdc00){無意識}っていうのは概ねそういうことなんだよ。

&font(#0000ff){意識}の定義はその分野によって色々解釈があるけど、とりあえずは

『&font(#0000ff){知覚ないし、認識できる対象の総体。}』

の事。
感情・観念・感覚とかだね。
この意識の外にあって認識から外れた、ある意味本能にも似た部分を&font(#ffdc00){無意識}っていうんだ。
 

言葉で説明するのは難しいから例を挙げて考えてみようか。

例えば『習慣』。
僕達は眠りから覚めた後、何かしらアクションを起こす。

それが
PCの電源を入れるだったり
時間を確認するだったり
二度寝しようとしたり
なんだけど、
それらは一様にして習慣からくる&font(#ffdc00){無意識}の行動だよね。

『呼吸』にしたってそうで、&font(#0000ff){意識的}に止めることが出来ても&font(#ffdc00){無意識的}に止める事は出来ない。
眠ってる間だって呼吸をしているし、呼吸を忘れたら当然死んでしまう。

『癖』なんかは無意識の最たるものじゃないかな。
可愛らしい癖を無意識的にやっちゃう娘の愛らしさったらないね。
意識的にやってる女性には是非とも、無意識的な呼吸のコントロールを忘れて欲しいものだよ。
そして酸欠でshine
 

こんな風に&font(#ffdc00){無意識}は、ある意味強力に根付いているもので、&font(#0000ff){意識}から外れているからコントロールも難しい。
皆の[[お嫁さん]]にしても、記憶とか体験から作られた&font(#ffdc00){無意識}下の嗜好とか、好みに合致した結果だよね。

【&font(#008000){集合的無意識}】

前置きが長くなったけど、ここで冒頭に立ち返ってみよう。
&font(#008000){集合的無意識}は、

『&font(#008000){人類や民族間が共有する先天的な無意識やイメージ}』

って要約したよね。
個人を越えた共通の無意識とかイメージは確かに存在する。

その最たるものは、恐怖のイメージであれば『&font(#800080){死}』だね。
ヒトは生まれながらにして、『&font(#800080){死}』を恐れる。
死をより具体的に掘り下げて考えるなら、例えば&font(#ff0000){火}。

もし眼前で火事が起これば、そこに特別な事情がなければ、ヒトは火元から大きく距離をとる。

というのは、現知されている全ての人類や民族は未だ火への耐性を獲得していないから(つまり火に留まる事は命の危険を意味する)。

ややこしいけれど、恐怖のイメージである&font(#800080){死}を、より掘り下げて抽出した対象の一つが火であって、
それは集合的無意識における(引いては人類共通の)恐怖のイメージの一つという事になる。
 
世界各国の神話には遠く離れた地域に伝わっているにも関わらず、何故か類似点の多い説話(例:[[イザナギ>イザナギ(ペルソナ4)]]と[[オルフェウス>オルフェウス(ペルソナ3)]])も
集合的無意識の存在の根拠として挙げられる。


ああ、すまない。
こんな真面目くさった話は[[どうでもいいん]]だ。

結論を述べよう。
[[僕達]]は[[おっぱい]]が大好きだ。

ヒトは性に目覚めたその瞬間から、種の保存という本能に従って無意識下に異性を求める。
これは、人類の生存本能に沿う形の無意識的な集合的無意識なんだ(全ヘテロが種の存続の為に、無意識に異性を求めるという集合的無意識)。

[[小さなおっぱい]]
[[大きなおっぱい]]
中くらいのおっぱい
きれいなおっぱい
おっぱいおっぱいおっぱい……。

個人の趣味趣向こそあれ、集合的無意識を起因として僕達はおっぱいが大好きだ。

でも、だからと言って

『違う!これは集合的無意識の仕業なんだ!』

と、無差別に見知らぬ美少女のおっぱいをもんじゃあいけないよ。
さて、この稚拙で要領を得ない説明と限りなく解り辛い例えに、苦言を呈したい人もいると思う。

でも大丈夫。

こんな時、皆の倫理観と道徳観に起因する無意識的良心に、最も効果的に働きかける言葉がある。

『追記修正よろしくお願いします。』


ユング先生に、敬意を表して。

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