死者蘇生(遊戯王)

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死者蘇生(遊戯王) - (2018/01/13 (土) 14:45:25) のソース

&font(#6495ED){登録日}:2011/01/06(木) 02:06:44
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&font(#6495ED){所要時間}:約 14 分で読めます

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#center(){&font(#008000){♀}}

#blockquote(){&color(green){死者蘇生}
通常魔法
(1):自分または相手の墓地のモンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを自分フィールドに特殊召喚する。}


**【概要】
[[遊戯王OCG>遊戯王オフィシャルカードゲーム]]で特に有名な魔法カードの1つ。
最高の蘇生カードと称されるカードであり、原作[[遊戯王]]や、アニメ版である[[遊戯王DM>遊戯王デュエルモンスターズ]]を語る上でも欠かせない1枚であり、
知名度、効果の面から全TCGでも代表的な[[リアニメイト>リアニメイト(カードゲーム)]]カードの一枚といえる。
このカードの存在からか、遊戯王OCGでは墓地のモンスターを場に出す事をリアニメイトではなく蘇生と呼ぶ事が多い。

ノーコストかつ蘇生対象に制約がないため、
蘇生制限さえ満たしていればどんなモンスターでも特殊召喚することができる。
また、互いの墓地から選択できることから、相手の切り札を逆利用するということも可能。
(デュエルが終わったらきちんと相手に返そう)
[[第2期>第二期パック(遊戯王)]]から第4期辺りまでは「[[人造人間-サイコ・ショッカー]]」を盗られるだけでも結構つらい展開になっていた。

特殊召喚時の表示形式も自由なため、蘇生したモンスターを攻撃に利用する事も可能である。
守備表示の方が都合がいいなら守備表示で出してもいい。


「[[早すぎた埋葬]]」や「リビングデッドの呼び声」等のカードで特殊召喚したモンスターには制約があるのだが、
このカードで特殊召喚したモンスターには一切制約がなく、その点でも非常に扱いやすい。
なお、「早すぎた埋葬」「リビングデッドの呼び声」は役割が異なる為、一概に下位互換とはいえない。
長らく共に多くのデッキで採用されてきた戦友であり、これらのカードも蘇生カードとして有名である。
特に前者は「アームズ・ホール」の登場により、サーチが容易になり、
更にバウンス等を利用すれば再利用が容易い事もあり、禁止カードに指定された。
後者についても、やはり禁止カードになった経験こそあるが、
環境が高速化している現在では、無制限にまで緩和されている。
ただし、相手ターンに発動できるといった罠カード故の利点が評価されており、それなりの採用率を誇っている。


**【OCGでの歴史】
当初から強力なカードであり、すぐに規制されることになった。
まずは2000年4月1日で準制限となり、続いて同年11月1日から[[制限カード>制限カード(遊戯王OCG)]]となる。
その後はしばらく1枚制限でとどまっていたのだが、04年9月1日で遂に[[禁止カード>禁止カード(遊戯王OCG)]]となった。
強力なカードであり、原作・アニメでも印象的な活躍をしたことから使えなくなることを惜しむデュエリストは多かった。
長らく禁止カードとして鳴りを潜めることになる。

そして時は経って第6期、コントロール奪取が[[シンクロ召喚>シンクロ召喚(遊戯王OCG)]]に対する環境のバランス維持となると見られたのか、
08年3月1日で驚きの制限復帰を果たす。
やや意外な緩和であり、原作ファンを[[満足>満足(遊戯王)]]させた。

相手の墓地からチューナーモンスターを奪うことによって、シンクロ素材にするなど、
様々な用途に使えることから多くのデッキで使用されていた。

しかし、09年9月1日には「リビングデッドの呼び声」と入れ替わりで再び[[禁止カード>禁止カード(遊戯王OCG)]]に戻るが、
その1年後、10年9月1日に制限復帰すると、以降は制限で固定となり、現在に至る。

近年は強力なテーマデッキが台頭するようになったので、
ミラーマッチでもない限り、相手のカードを利用するという使い方が難しくなっており、
//[[ペンデュラム召喚>ペンデュラム召喚(遊戯王OCG)]]の登場など、
更に環境の変化やデッキの多様化によって死者蘇生が抜けることも珍しくないが、
依然として強力なカードには違いないので、これからも様々なデッキで使われていくだろう。

[[新マスタールール>新マスタールール(遊戯王OCG)]]の施行後は、蘇生カード全般の評価が上昇。
このカードも例外ではなく、EXデッキから呼び出されたモンスターをメインモンスターゾーンに蘇生できるのが嬉しい。


**【原作での活躍】
原作でも多くのデュエリストが使用しており、特に遊戯はデュエリストの中では最多の11回使用している

[[遊戯>闇遊戯]]と[[海馬>海馬瀬人]]の初デュエルにおいて遊戯の切り札として登場。海馬の墓地から「[[青眼の白龍]]」を特殊召喚し、引導を渡した。

この件もあってか、海馬は王国編で一体でも青眼の白龍を倒されると「死者蘇生」で奪われることも危惧して
「[[青眼の究極竜]]」のパーツが揃うまで召喚しないという戦法をとっていた。

原作でも完全蘇生だけでなくコントロール奪取の効果もこのカードの強さときちんと理解されているようだ。


闘いの儀において、闇遊戯が決着をつけるべく使用。神の一柱である「[[オシリスの天空竜]]」を蘇生させるが、
[[表遊戯>武藤遊戯]]が「封印の黄金櫃」(アニメ版)に封じたカードが死者蘇生であったため不発に終わり、これが勝負の決め手となった。

また、死者蘇生を封じた事は「死者の魂はいつまでも現世に留まってはならない」というメッセージでもあった。
 
ちなみに原作での「封印の黄金櫃」の効果は、
&bold(){自分のデッキ 手札から一枚を黄金棺に入れ、相手が黄金棺に入れたカードと同じカードを使用した時に相手に見せる事で、そのカードを無効にする。}
というOCGにおける「禁止令」の使い勝手を悪くしたようなものであった。

 
あっちの世界でも、死者蘇生は強すぎると判断され、バトルシティ編では制限カードとなっている。

[[闇マリク>マリク・イシュタール/闇マリク]]はこれを「魔法石の採掘」などにより&bold(){5回}も再利用し、[[ラーの翼神竜]]を呼んだ。


闇マリク『&font(#800080){ししゃしょしぇい(笑)}』
 

[[遊戯王デュエルモンスターズ]]を象徴するカードの一枚と言える。
また、原作遊戯王では&bold(){始まりと終わりのカード}でもある。
そして、この「始まりと終わりを締めるカード」のジンクスは後の遊星の「[[ジャンク・ウォリアー>ジャンク・ウォリアー(遊戯王OCG)]]」と遊馬の「[[ダブル・アップ・チャンス>ダブル・アップ・チャンス(遊戯王OCG)]]」に引き継かれた。

そのため、先見の明を持っていない人でもおそらく希望的観測として死者蘇生は制限復帰すると思っていた、もしくは願っていただろう。

劇場版『[[遊☆戯☆王 THE DARK SIDE OF DIMENSIONS]]』においても象徴的なカードとして登場し、印象的な使い方をされている。


**【その他】
関連作品でもしばしば登場人物に使用されている。

[[GX>遊戯王デュエルモンスターズGX]]にも初期までは出ていたが、放映中に[[禁止カード>禁止カード(遊戯王OCG)]]になったために途中から出なくなった。
……が、サイクロンで伏せカードを破壊したりするガチ戦法の[[カイザー>丸藤亮]]は普通に使ってたりする。
また漫画版において、まだ禁止だった時期に[[吹雪さん>天上院吹雪]]が使用している。

[[5D's>遊戯王5D's]]では最後まで登場しなかったが、制限に戻った後にワンポイントレッスンでたまに見られる(テーマは蘇生ではなくコントロール奪取)。

遊星「フフフ…死者蘇生、なんてどうだ?」

[[漫画版>遊戯王ファイブディーズ(漫画版遊戯王5D's)]]では[[ジャック>ジャック・アトラス]]が使用した。
よって今のところアニメ5D'sでのみ登場しておらず、[[遊星>不動遊星]]が主人公で唯一使用してないカードとなっている。


[[ZEXAL>遊戯王ZEXAL]]では[[遊馬>九十九遊馬]]のデッキに最初から入っている。当初は既存カードの下位互換の多い遊馬のデッキにしては珍しいガチカード。
死者蘇生でエクシーズ素材を揃えたりと、初期のカードでありながら最新カードとのコンボに用いられている。流石。
コントロール奪取効果もタッグデュエルでだが有効活用されている。

また[[ミザエル>ミザエル(遊戯王ZEXAL)]]など[[バリアン>バリアン(遊戯王ZEXAL)]]側も使っており、このカードの強さは異世界でも認知されているようだ。


[[ARC-V>遊戯王ARC-V]]では[[デュエルチェイサー227]]が使用。
これでアニメ5作品の内4作品に登場したことになる。その後は[[榊遊矢]]も使用している。

総じて完全蘇生よりはコントロール奪取の効果がこのカード最大の特徴と言えるかもしれない。
(完全蘇生は逆に言えばこのカードの再利用が困難であることの証明のため)



追記・修正
(1)自分または相手の墓地の項目1つを選択して発動できる。その項目を追記・修正する。


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- 正直遊戯王ではリアニメイトという言葉はあまり使用しない  -- 名無しさん  (2013-12-10 18:20:39)
- 遊戯王長年やってたけどこの項目見るまでリアニメイトという言葉すら知らなかった  -- 名無しさん  (2014-03-22 00:22:42)
- 遊戯王だと、このカードからとって「蘇生」って使うよな。   あとは自己再生とか吊り上げぐらいか?  -- 名無しさん  (2014-03-22 01:55:41)
- はたして遊矢は使うのだろうか  -- 名無しさん  (2014-04-29 23:32:13)
- いやもう単純に強力だな  -- 名無しさん  (2014-04-30 04:33:14)
- 相手の切り札をどうにか破壊して、そっからこれで回収するやり方を復讐と呼んでいる。  -- ??隊長  (2014-08-17 08:09:47)
- 遊星が持ってないのは落ちてなかったからかな?  -- 名無しさん  (2015-01-20 22:53:03)
- ↑メインのライディングデュエルだとスピードワールドのせいで使いにくいからじゃね?   後、吊り上げとか自力蘇生できるカードも多いし、あまり必要ない気もする。  -- 名無しさん  (2015-01-20 22:57:11)
- ファンデッキに汎用は使うな派をこれ1枚で黙らせられるので便利  -- 名無しさん  (2015-03-21 01:18:13)
- ↑最近は余程のバカでもない限り死者蘇生を入れない奴はいないだろう。フルモンぐらいじゃね?それにキャラデッキにしても死者蘇生は入れてる奴多いし  -- 名無しさん  (2015-03-21 04:12:59)
- ↑デッキスペースの都合上、入れないってデッキは一応、あるけどね。  -- 名無しさん  (2015-03-21 05:01:10)
- 除外デッキやペンデュラム軸みたいな、墓地にモンスターが送られにくいデッキだと入らないこともある。それ以外のデッキでは入れない理由はほぼない。  -- 名無しさん  (2015-03-26 20:34:24)
- 汎用性が高すぎるんだよなあ。単純に強いのを蘇生してもいいしコンボパーツや素材にしても良し相手墓地から奪取しても良し  -- 名無しさん  (2015-04-25 02:15:24)
- テキストが短いカードは強い、の典型  -- 名無しさん  (2015-09-16 11:14:45)
- 遊矢も調律を蘇生するのに使ったな  -- 名無しさん  (2015-10-25 20:35:53)
- 相手の墓地からは蘇生出来ないにエラッタしても強力さが対して変わらないんだよな…  -- 名無しさん  (2015-10-25 20:58:51)
- 最近は単純に強いのを蘇生するのはもちろん、準万能召喚権として展開補助にすることも多い印象  -- 名無しさん  (2015-10-25 21:24:34)
- ↑1-2 除外やペンデュラムの存在考えると今なら相手の墓地からは蘇生出来ない完全蘇生の完全下位互換の通常魔法が出ても流石に準制限止まりだとは思うけれど…  -- 名無しさん  (2016-02-16 17:35:15)
- 他のTCGで相手モンスターをノーリスクでお手軽蘇生ってあるのか?奪取なら結構ありそうだけど  -- 名無しさん  (2016-02-21 22:31:04)
- 遊戯王って作品の「  -- 名無しさん  (2016-03-17 00:09:21)
- ↑ミス。遊戯王って作品の始まりと終わりのカードだからすごく好きなカード  -- 名無しさん  (2016-03-17 00:10:18)
- 全ての蘇生カードは新ルールで需要が跳ね上がったな  -- 名無しさん  (2017-09-02 16:50:30)
- 遊作もいつか使ってほしいな。入れておいても邪魔にはならないし……  -- 名無しさん  (2017-12-16 08:52:22)
- 取捨蘇生とか言う公式雑コラ吹いたw海外に喧嘩売るなやw  -- 名無しさん  (2018-01-13 13:10:10)
- ↑海外は海外でモザイクかかった日本版の山から海外版が出てくるってのにするかもしれんぞ  -- 名無しさん  (2018-01-13 14:22:30)
- もしくは下の屍海外版が全部パチモンくさい色違いになって、一番上に本物の海外版イラストがある…とかもありかな  -- 名無しさん  (2018-01-13 14:45:25)
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