&font(#6495ED){登録日}:2012/04/10(火) 22:31:49 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 3 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- バリツとは日本の&font(#0000ff){武術}の一つである。 かのシャーロック・ホームズも会得しており、宿敵・モリアーティ教授との戦いでは彼の命を救っている。と[[古事記に書かれている>ニンジャスレイヤー]] 追記・修正お願いします。 ---- &link_up(△)メニュー &link_edit(text=項目変更)&link_copy(text=項目コピー) &link_diff(text=項目変更点)&link_backup()&link_upload(text=アップロードページ) ---- #center(){&font(#0000ff){&u(){ホームズバリツ道場}}} #center(){&font(#0000ff){&u(){入門生募集中!}}} #center(){&link_toppage(-アニヲタWiki-)} #aa(){ * * * + 半分うそです n ∧_∧ n + (ヨ(*´∀`)E) Y Y * } バリツとは&font(#0000ff){シャーロック・ホームズ}シリーズに登場する&font(#ff0000){架空}の東洋武術である。 【登場までの経緯】 元々、シャーロック・ホームズシリーズの最後は、 ホームズが宿敵の&font(#0000ff){ジェームズ・モリアーティ}教授とスイスのライヘンバッハの滝で揉合いになった末、 2人とも滝壺に落ちてしまうという衝撃的なものであった(『最後の事件』)。 しかし、「シャーロック・ホームズを続けて欲しい」という多くのファンの要望を受けた原作者のコナン・ドイルは、 続編(短編集『シャーロック・ホームズの帰還』)を書くことを決定。 …だが、この決定には一つ大きな問題があった。 続編を書くためには滝壺に落ちて&font(#ff0000){死んだはずのホームズが生きている必要があった}のだ。 そこで、この設定を覆すべく登場したのが日本式武術(the Japanese system of wrestling)バリツである。 ドイルは、この心得があったホームズは、すんでの所でモリアーティ教授を投げ飛ばし、生き延びる事が出来たとしたのだ(『空き家の冒険』)。 まぁ、要するに後付け設定である。 【バリツとは?】 ……さて、肝心のバリツの説明に入るが、バリツとは #center(){&font(#ff0000){ぶっちゃけよくわからない}} 武術である。 というのも、バリツが登場したのは『空き家の冒険』で、 ホームズが相棒のワトソンに自身の生存理由を明かした時の会話シーン&font(#ff0000){のみ}であり、 その後一切触れられていないからだ(因みにその説明も僅か数行)。 それ以降はバリツのバの字も登場せず、シリーズは1927年の『ショスコム荘』を最後に終了。 結局、分かっている事は「日本の武術であること」「相手を投げ飛ばす技があること」の二点だけであり、 その正体はホームズシリーズ最大の謎とされた。 どれくらい謎かと言うと、&font(#ff0000){これを題材にした論文や本が書かれた程}である。 その謎故に、現在ではネタとして扱われることが多い。 【その正体とは?】 上記の超断片的な情報からいくつかの推測がされ、現在では以下の三つの説が有力な候補とされている。 ・柔道(柔術)説 通説はこれ 日本の武術で相手を投げ飛ばす技の二点から最も有力な候補とされている。 ・武術誤記説 ホームズは「僕は日本式レスリングを含むブジツ(武術)の心得がある」と言ったのだが、 これをワトソンが武術(bujitsu)をバリツ(baritsu)と誤記したのだとする説。 日本では牧野伸顕(吉田茂の岳父)などがこの説を支持し、論文を書いている。 ・バーティツ説 バーティツとは日本の柔術にステッキによる相手の指折り術とパンチ・キックを組み合わせた、 イギリス人のエドワード・ウィリアム・バートン=ライトと日本人の谷幸雄が1900年頃に作り上げた護身術の事である。 バリツ(baritsu)とは、このバーティツ(bartitsu)の誤記入ではないかとする説で、こちらは大槻ケンヂなどが支持している。 因みにその後バーティツは商業的に失敗し、現在は&font(#ff0000){教える者が誰もいない}という状態である。 追記・修正はバリツを体得してからお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,2) } #center(){&link_toppage(-アニヲタWiki-)} #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 意外に日本文化ネタって ホームズやルパンの頃から有ったのか -- 松永さん (2013-12-05 22:47:03) - ダカーポⅢにもバリツ使いがいたな… -- 名無しさん (2013-12-05 22:56:23) - ↑2 ミステリーの掟をジョークとして扱った「ノックスの十戒」にも「中国人は出さない」ってのがある。あの当時、東洋人は摩訶不思議な魔法じみた技能をもつって考えられてたから、「なんでもあり」をやるには便利な設定だった。 -- 名無しさん (2013-12-05 23:15:48) - ダウニーホームズのバリツの表現は面白かった。相手の動きを予知レベルで完全に予測したプロファイリング格闘 -- 名無しさん (2013-12-05 23:19:50) - ↑↑つまりフーマンチュー博士とホームズを共演させんなって事ね &br() しかしバリツだけでも あのモリアーティ教授を倒せるなら &br() 日本の犯罪王Dr.ワタナベとか出したら &br()ミステリー界めちゃくちゃになったな -- 松永さん (2013-12-05 23:28:17) - ↑×4 あいつはホームズの子孫だからねぇ あとダンタリアンの書架でもバリツあったな -- 名無しさん (2013-12-05 23:31:08) - 一時期少年マンガの世界でも強いヤツ=中国拳法の法則が幅を効かせまくってたな。 -- 名無しさん (2013-12-06 00:19:28) - 魁!男塾!だと中国拳法何でもアリだからな。ゴルフが武術… -- 名無しさん (2014-02-21 00:39:40) - 最初聞いた時は「馬率」だと思っていて競馬用語と思っていた -- 名無しさん (2014-02-21 01:49:27) - 現代版のテレビドラマ『Sherlock』で、死んだと思われてたホームズがワトソンと再会した時に、原典での「バリツを使って生き延びた」がさらっとネタにされてたのには笑った。 -- 名無しさん (2014-07-18 15:57:31) #comment #areaedit(end) }