ミルク・カラード

「ミルク・カラード」の編集履歴(バックアップ)一覧に戻る

ミルク・カラード - (2023/02/25 (土) 06:42:26) のソース

&font(#6495ED){登録日}:2010/07/05 Mon 20:33:23
&font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red)
&font(#6495ED){所要時間}:約 5 分で読めます

----
&link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧
&tags()
----


 

#center(){「わ、私は捨てられてなぁぁい!」}


鏡貴也の[[ライトノベル]]『[[伝説の勇者の伝説]]』の登場人物。
[[CV>声優(職業)]]:[[かないみか]](ドラマCD)/[[藤田咲]](アニメ)


十六歳。
ローランドの[[魔法]]を修得し、非合法に国を出た犯罪者『忌破り』を追跡・捕縛する為の専門部隊『忌破り追撃部隊』を率いる隊長。
亜麻色の[[ポニーテール]]と、歳の割に幼い体型が特徴。

一見すると普通の愛らしい少女で、ドジを踏む事も多い。
しかし幼い頃から過酷な訓練を課されて生きてきた為、極めて高い戦闘能力を持つ。
ちなみに、首以外の関節なら全て外せるらしい。

他人に好かれやすく、[[ルーク・スタッカート]]達部隊員からは半ばアイドルのように扱われている。
同じ部隊の隊員というよりは家族といった雰囲気に近く、その絆は非常に強い。
 
元は孤児で、軍部での名声を上げる為の道具として貴族であるカラード家に拾われた。
父からは非道にも見える程の訓練を課されているが、他の家族からは憎からず思われており、ミルク自身も慕っている。

[[ライナ・リュート]]とは三○七号特殊施設と呼ばれる孤児院の同期で、同施設の数少ない生き残り。
つまり幼なじみであり、ライナには子供の頃に交わしたという結婚の約束を迫っている。
その執念たるや尋常ではなく、ライナ曰く「妖怪並みにしつこい」。
また、[[フェリス・エリス]]の事は「ライナを誑かした、美人なだけで暴力的な女」として敵視している。
フェリスからは「過去にライナがボロクズのように捨てた女」と認識されている。


作者曰く「伝勇伝三大ヒロインの一人」らしいが、本編での出番の関係か人気投票ではフェリスやキファに票が劣っている。

短編ではライナを追い掛けて村を滅ぼしたり魔法少女になったり、便利なオチ要員な気もしなくない。
 

【以下、ネタバレ注意】







ライナ自身も疑問に考えている点だが、ライナ達は現ローランド王[[シオン・アスタール]]の命令で『勇者の遺物』を探して出国している。
つまり、ミルク達のやっている事は、「王の命令を受けて旅をしているライナ達を、王の命令で追撃している」という奇妙な行動になる。

実はこれは、ライナをローランドに縛り付けておく為のシオンの策略。
ミルクとライナの繋がりを利用してライナをローランドに縛り付けると同時に、
実際にライナを監視する任務を負ったルークが動きやすくする為の策である。

実際にはミルクより高い能力を持つルーク達が彼女に従っているのは、彼女を監視するという役割の為。

ちなみに、彼女の言う「結婚の約束」は、幼い頃に彼女が勝手に曲解したもの。
実際にはそんな約束はしていない。
 

ライナ達がローランドに帰国した後は彼の追撃任務から外され、通常の任務にあたる事になる。
しかし、その任務でローランドの人体実験の被害者達に出会い、シオンのやり方に疑問を持ち始める。

シオンがライナを裏切り、ライナが国を出奔した後は彼に付いていきたい気持ちを抑え、ローランド内でライナの手助けをする為に奔走する事になる。

その過程で、ライナの父である[[リューラ・リュートルー]]に何らかの呪いを受けたが、その効果は不明。
 

【以下、超重大なネタバレ注意】











その正体は、世界を喰らおうとする『女神』の一人、『円命の女神』が自らの「器」として産み出した人間。

『狂った女神』の中でも飛び抜けて「狂っている」と評される女神で、
『堕ちて狂った勇者』[[アスルード・ローランド>堕ちた黒い勇者(伝説の勇者の伝説)]]と『寂しがりの悪魔』[[ライナ・エリス・リード>寂しがりの悪魔(伝説の勇者の伝説)]]の愛に魅せられ、『女神』達を裏切って『勇者』に付いた存在。
ローランドというホームグラウンドで[[ルシル・エリス]]を圧倒する程の力を持っている。
 

本人曰く「勇者の宿主を誘惑し、堕落させる為の存在」であり、
「勇者を宿した者が決して手を出してはいけない者」に産まれるよう、常に自分を操作している。
その目的は強い誘惑の魔法を勇者の宿主にかけ、その欲望と狂気を利用してアスルードを目覚めさせる事。
同時に、『寂しがり(ライナ)』と『悪魔(エリス)』を再び元の『寂しがりの悪魔(ライナ・エリス・リード)』に戻す事も目的の一つ。


しかしシオンは彼女の誘惑をはねのけ、ルシルも元の『悪魔』に戻る事を拒否。
『勇者』も『悪魔』もシオンとルシルに喰われかけている事に驚愕し、再び彼らに手を貸す事を決意。
ちなみに、リューラが彼女にかけた呪いは、もしシオンが彼女に手を出した場合にシオンを殺害する為のもの。

『女神』と『勇者』、それを創った『司祭』の関係を察知しているが、誰のシナリオ通りにも世界が動いていない事にも気付いている。
 
「器」自体は人間として産まれた為、ミルクとしての人格も本物。
現在はミルクの肉体を『円命の女神』として操っているが、ミルクのライナへの愛情が非常に強く、徐々にミルクに人格を侵食されている。
『女神』自身はそれも面白いと考えており、レムルス帝国に降りた異形の神、
[[レムルス・レムルド・アークエド]]を滅ぼした後は、ミルクに人格の全てを渡すつもりでいる。

尚、もしライナが彼女を手に入れた場合、二度と元の『寂しがりの悪魔』には戻れず、また一人だけで全てを手に入れてしまうらしい。








さぁライナ、今日こそ私と一緒に追記・修正……ってライナってば、またそんな美人なだけの女とアニヲタWikiを見てるぅぅぅぅ!?

#include(テンプレ2)
#right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/
#vote3(time=600)
}
#include(テンプレ3)

#openclose(show=▷ コメント欄){
#areaedit()
#comment
#areaedit(end)
}