ダニエラ(デメント)

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ダニエラ(デメント) - (2013/04/30 (火) 13:54:57) のソース

&font(#6495ED){登録日}:2011/12/22(木) 11:58:14
&font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s)
&font(#6495ED){所要時間}:約 3 分で読めます

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#center(){&font(#800080){私には足りないのです…}}


ダニエラとは、PS2ソフト 「デメント」に登場するキャラ。

縦ロールした紫色の髪に切れ長の瞳、高身長(170cmぐらい)と人形のような美しい容姿をしたメイド。無口で機械的に作業する。最初はフィオナに服を届けたり料理を用意したりなどして敵意を見せることはなかったが、物語の後半で突然豹変。ガラス片を手に持ちフィオナの命を狙う。
 
ゲームでは二番目の追跡者として登場。
移動スピードが速く、即死攻撃までも持ち合わせていると言う凶悪キャラ。

几帳面な性格なのか、追跡者モード時には、通った扉をわざわざ閉めていく。
なので扉の陰に隠れてやり過ごすことが出来ない。
これが地味にウザイ。

とまあ怖いダニエラさんだが、追いかけて来たと思いきやいきなり掃除を始めたり、歩き回った先で出くわしても業務中であれば何食わぬ顔で業務を続けたりする。
話しかけたら豹変するとかもなく、普通の対応をされる。

恐るべし職業病……なのだろうか。

以下、ネタバレ




主人公のフィオナと同じくロレンツォに拉致されてきた人間であるが、薬物投与や暗示などによって記憶を殆ど失っており、疼痛概念と味覚が欠如している。
それと生来の子どもを産めない体質から、自身をロレンツォによって作られたホムンクルス(動く人形)と思い込み、鏡に映る自分の姿を見ると激しい嫌悪感や劣等感が露となって&font(#ff0000){発狂}してしまう(ゲーム中ではこの性質を利用してダニエラの足止めをすることができる仕掛けがある)。

城の実権は執事のリカルドが握っているが、ダニエラはあくまでマスターであるロレンツォに忠誠を誓っており、当初はロレンツォの意を受けてフィオナを檻から解放するなどしていた。
そのためリカルドからは暴行を受けている(痛みを感じない彼女には無意味だが)。

ところが命令をこなしながらフィオナと関わるうちにロレンツォの思惑をも外れて暴走を始めることになった。
 

普通の女性であるフィオナへの羨望と劣等感から最終的には完全に狂い、首をガクガクと骨が折れかねない勢いで動かし、笑いながら襲ってくる。

ところで力仕事を除く館の家事は全て彼女がやっていると思われるが、味覚のない人間が作る料理をよく食べられるものである。
ゲーム中でも&font(#ff0000){髪の毛らしきもの}を茹でていたり、フィオナが出された料理がどう見ても&font(#0000ff){全部スープ}だったりした。

#center(){&font(#ff0000){終盤のネタバレ}}









フィオナの必死の逃避行も報われず、フィオナはダニエラに城の天文台まで追い詰められてしまう。
 
しかし、フィオナは城の天文台の仕掛けを発動し、鏡を利用してダニエラを行動不能にする。

鏡に映った己の姿を見て発狂するダニエラ。
そんな彼女に、崩壊した天文台の天井からガラスの粉が降り懸かる。
幻覚でも見ているのか、楽しそうに手を広げて降ってくるガラスの粉を受けながら、天を仰ぐダニエラに、大きなガラスの破片が落下。彼女の胸に突き刺さる。

激痛を感じながらも、痛みを感じられたことをダニエラは喜び、自らが『人間である』ことを実感しているのか、静かに微笑みながら瞳を閉じるのだった。


なお、ダニエラがフィオナを襲うのは彼女の女性の象徴たる&font(#ff0000){子宮}を手に入れたい(人間になりたい)ためで、やられた場合フィオナは子宮を奪われる。なにそれ怖い。

ちなみにクリア後のシークレットルームでモーション8を手に持ったガラス越しに見ると…
 



ダニエラ「マスターは わたしを完璧な項目に作ったと おっしゃいますが…わたしには画像も、追記も、修正さえわからないのです…」

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