ネビル・ロングボトム

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ネビル・ロングボトム - (2016/12/07 (水) 17:13:57) のソース

&font(#6495ED){登録日}:2009/07/04(土) 00:55:08
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&font(#6495ED){所要時間}:約 8 分で読めます

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ハリー・ポッターシリーズの登場人物。

ホグワーツに通う魔法使い。1980年7月30日生まれ。
グリフィンドール寮生。[[ハリー・ポッター]]、[[ロン・ウィーズリー]]とは同室である。

基本的に臆病者でヘタレ。
おまけに物忘れが激しく、そのことでトラブルにまきこまれることも多い。

成績も全般に渡って悪く、唯一得意なのが薬草学。
もしかしたら、これだけならば[[ハーマイオニー・グレンジャー]]に並べる……かもしれない。
最も嫌いなのは魔法薬学。
科目というより担当教諭の[[スネイプ>セブルス・スネイプ]]を恐れており、ハリーに次いで悲惨な目に遭う。

ペットとしてヒキガエルのトレバーを飼っている。
スネイプの嫌がらせで死にかける等、主人と同じくらい悲惨な目に遭っていたりする。

能力が低いとされる描写が多いが、ロングボトム家は魔法界最古の純血家系の1つ。
高貴なる由緒正しきブラック家とは遠い親戚だとか。

というか、近親婚やら純血同士の結婚やらで現存する純血家系は全て親戚関係になっている。
文面に書き起こせば、某風呂の家系図並にカオスなものになるだろう。

以下、ネタバレ














両親はエリート中のエリートである“闇祓い”であり、“不死鳥の騎士団”にも加わっていた。
しかし、ハリーの手によって[[ヴォルデモート>名前を言ってはいけないあの人]]が失墜したことが原因で、死喰い人の残党[[ベラトリックス・レストレンジ]]らに拷問され、
2人とも廃人になってしまう。

そのよろしくない成績から『2人の才能を受け継いでいない』と思われていたが、5巻で“ダンブルドア軍団”に入ってから覚醒。

下記にも関係するが、魔法はある程度精神状態が結果に作用するが、ネビルは極端に自信が不足していたことが成績不振の主因だった。
生徒間での自主訓練で徐々に自信をつけて、メキメキと腕を上げていき、最終的には死喰い人を相手に互角に渡り合う等、目覚ましい成長を遂げた。


『勇敢』たるグリフィンドール生でありながら臆病だが、これは自分に自信を持っていないせい。
一度自信を持てばグリフィンドール生に相応しい勇敢さを発揮する。
組み分け帽子は生徒の成長性も視野に入れて決断をするので、この場合も成功した采配の一つと言えるだろう。


以下、更なるネタバレ















実はハリーとは紙一重の運命だった人物。

かつてシビル・トレローニーが予言した、“闇の帝王を打ち破る者”の2人のうちの1人として、ハリーと共に挙げられていたのである。
予言内容は「1980年の7月末、ヴォルデモートに3度抗った両親の元に生まれる子」とされており、誕生日が1日違いのネビルも該当していた。
結果は周知の通り、ヴォルデモートがポッター家を襲撃したことでハリーが「選ばれ」た。
つまり、予言がなされた時点ではどちらか確定しておらず、“闇の帝王を打ち破る者”の存在を恐れたヴォルデモート自身の行動がそれを決定したのである。

もし仮にネビルが選ばれていたとしても、才能諸々はハリーには劣ってはいるが、グリフィンドール生として見事にヴォルデモートを打ち破っていたらしい。
ハリーと同様にネビルも、両親には深い愛情を注がれていたのだろう。




以下、各巻での活躍(ネタバレ注意)












1巻『賢者の石』
飛行訓練の時に悲惨な目に遭う。映画では更に酷いことに……
終盤に賢者の石を守る為に寮を抜け出そうとする3人組の前に立ち塞がるが、ハーマイオニーの“全身金縛り”をモロに喰らって倒れる。

読者や視聴者的には『ネビル空気読め』と言いたくなる行動かもしれないが、
これ以上規則違反をすればグリフィンドールが更に大変になることを危惧したためであり、友人として、寮生として至極真っ当な行動である。

事実、作中でもネビルの行動と勇気が評価されてグリフィンドールは寮対抗杯を獲得することになる。


2巻『秘密の部屋』
自分はスクイブ(出来損ない)だから、と純血であるにも関わらず“スリザリンの継承者”に襲われることを心配していた。
なお、厳密にはスクイブとは魔法族の親から生まれながらマグルのように魔力を持たない人間であるため、この用法は誤用となる。


3巻『アズカバンの囚人』
“太った婦人”に代わって談話室の門番となった“ガドガン卿”が合い言葉を変えまくり、ネビルの記憶力が酷かったお陰で大変なことになる。


4巻『炎のゴブレット』
ちゃっかりジニーをパートナーにしてダンスパーティーに参加。
映画では原作のドビーに代わって“鰓昆布”をハリーに届ける。


5巻『不死鳥の騎士団』
ハリーが中心になって発足した“ダンブルドア軍団”のメンバーとなり、その訓練の過程で急成長していく。
神秘部の戦いでは死喰い人相手に善戦し、ハリーを除いた子供達の中で唯一最後まで立っていた。


6巻『謎のプリンス』
死喰い人襲撃の際に前線で戦う。


7巻『死の秘宝』
ハリー達が不在だった為、ジニーやルーナと共に“ダンブルドア軍団”を取りまとめる。
そのカリスマは恐るべきもので、本当に“軍団”規模のレジスタンス組織へと拡大させた。
最終決戦では終始前線で活躍。
ハリーが死んだ(フリだったが)絶望的な状況の中、まわりの制止も省みずヴォルデモート相手に啖呵を切ってみせた。
「地獄の釜の炎が凍ったら仲間になってやるよ」

映画と原作では台詞が違うがこの時のネビルはどちらも超絶かっこいい。

しかし実力差は大きく、拘束された上組み分け帽子を被らされて一緒に燃やされてしまう…
が、ヴォルデモートの一瞬の隙を突き拘束魔法を鮮やかな杖捌きで解き、
帽子の中からハリーと同じように“グリフィンドールの剣”を召喚し、一撃の下にナギニを両断した。

終戦後はハリーに次ぐ英雄として周りから讃えられた。

映画ではルーナのことが好きだと判明。









後年、スプラウト教授の後を継いで薬草学の教授に就任する。
また、ハッフルパフのハンナ・アボットと結婚した。

ハリー達との交流も続いており、彼の子供達からも好かれている模様。

作者後日談でハリー、ロンと共に蛙チョコレートのカードになった。
映画ではマシュー・ルイス(吹き替え:上野容)が演じている。
当初は小説通りのぽっちゃり体型だったが年を重ねるごとに痩せイケメンに進化し最早&font(#ff0000){誰だお前}。


追記・修正よろしくお願いします

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- なんとなくネビルは将来いい先生をやってるだろうな、って安心感がある  -- 名無しさん  (2013-08-15 20:02:08)
- 元々劣等生だし、嫌な先生の下だと出せる結果も出せないってよく知ってるだろうしな。  -- 名無しさん  (2013-08-15 20:10:50)
- 原作で何故ルーナとくっつかなかったか謎  -- 名無しさん  (2013-08-15 20:27:33)
- 成長度合いでいえばほんと作中屈指だよな。 &br()ナギニ撃破したときは胸が熱くなった。  -- 名無しさん  (2013-08-15 20:31:02)
- 映画のネビルは長身痩身イケメン化しつつあったせいで入れ歯入れられるわ口に綿入れられるわ肉襦袢着せられるわで散々だったなw  -- 名無しさん  (2013-08-31 03:03:05)
- 一方ロンは映画版最終巻でちょっと腹が出てた  -- 名無しさん  (2013-10-02 13:55:35)
- もう将来素敵なおじ様になるのが丸わかりないい面構えになって。一番時の流れが分かるキャラだわ  -- 名無しさん  (2013-11-01 20:55:07)
- 最初は3人を止めようとしてハーマイオニーに魔法をかけられるなど可哀想キャラだったけど最終章ではヘビをぶった切るなど漢になっていたな。  -- 名無しさん  (2013-11-13 14:13:53)
- 杖さばき?直前に武装解除されてなかったっけ?  -- 名無しさん  (2013-11-13 15:03:38)
- 薬草学得意なはずのネビルを気絶させた時点で映画は切ったわ。ああ、マルでわかってフォイな、って  -- 名無しさん  (2013-11-17 16:35:19)
- 一度スネイプをボッコボコにして見返す展開がありゃ良かったんだがなぁ。  -- 名無しさん  (2013-11-19 20:08:13)
- ちなみに組み分け帽子は最初からグリフィンドールに送り飛ばすつもりだったが、本人は「グリフィンドールなんかに言ったらいじめられる」と考えてハッフルパフ入りを希望。組み分け帽子に説得されてグリフィンドールに入った経緯がある。 &br()これは組み分け帽子からしたら「こんな簡単に説得されるような奴が、堪え忍ぶことを重要視するハッフルパフに入れるわけがないだろう」とのことらしい。  -- 名無しさん  (2013-11-20 11:41:40)
- ネビル目線で見た話って結構興味ある。ネビル視点だと結構分からないままの謎が多いんじゃないかと  -- 名無しさん  (2014-04-22 18:42:11)
- ジニーかルーナとくっつくと思ったがまさかのハンナだもんな  -- 名無しさん  (2014-05-26 00:35:33)
- ネビルってやっぱり子供いないのかな  -- 名無しさん  (2014-05-26 20:05:39)
- 始めはハリーに憧れていた様子。  -- 名無しさん  (2014-05-30 14:56:54)
- なぜルーナと結ばれなかったんだ  -- 名無しさん  (2014-06-13 13:28:00)
- 賢者の石の頃は、まさか主要キャラのなかで一番イケメンに成長するとは思わんかったな  -- 名無しさん  (2014-07-26 01:32:22)
- 薬草学が優秀と初期から言われ続けたにも関わらず、魔法薬学の不良っぷりはプレッシャーによるものだったんだろうか……  -- 名無しさん  (2014-08-15 12:25:38)
- 成長しなかったらピーターみたいな立ち位置になってたかもね  -- 名無しさん  (2014-08-24 23:16:08)
- ↑9 そりゃ四天王全員の記憶を持ってる組み分け帽子からしたらそんな妥協みたいな理由でハッフルパフを希望されたらたまったもんじゃないよな。スリザリン適性を指摘されながらはねつけたハリーとはある意味対称的ではある  -- 名無しさん  (2014-08-25 00:52:49)
- ↑×2初期はハリーに憧てたっぽいし成長がなければピーターみたいに3人組の後ろをついていくんだろうな  -- 名無しさん  (2015-01-03 02:26:27)
- 一人だけジョブが違うだろコイツ  -- 名無しさん  (2015-01-31 23:19:37)
- 真の勇者。っていうと、大抵説明がつく気がする。  -- 名無しさん  (2015-05-22 09:09:14)
- ↑某波紋男爵に凄い評価されそうだよな  -- 名無しさん  (2015-06-25 18:29:59)
- 王道主人公  -- 名無しさん  (2015-10-29 20:44:58)
- ↑4魔法剣士の素質があったよな。  -- 名無しさん  (2015-10-29 21:02:52)
- ワープ進化のタグに納得できた  -- 名無しさん  (2016-03-11 01:14:00)
- ネビルがヴォルの拘束魔法から逃れ得たのはハリーがヴォルに一旦殺されたからでしょ ハリーも言及してる  -- 名無しさん  (2016-03-11 06:34:08)
- でも1巻の描写によると、どういうわけか幼少期、魔法の力が発揮される前は家族親戚から「純粋のマグル」と思われていたと本人は話しているんだよな。(「まだネビルの両親や、魔法族とスクイブの設定が固まっていなかったかもしれない」というメタ的な事情は除くとしたら)何でだろう?  -- 名無しさん  (2016-12-07 17:13:57)
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