クレヨンしんちゃん アクション仮面VSハイグレ魔王

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クレヨンしんちゃん アクション仮面VSハイグレ魔王 - (2016/10/02 (日) 00:03:20) のソース

&font(#6495ED){登録日}:2012/02/03(金) 09:11:13
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&font(#6495ED){所要時間}:約 9 分で読めます

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『クレヨンしんちゃん アクション仮面VSハイグレ魔王』とは1993年に公開された映画クレヨンしんちゃんの記念すべき第1作目である。

次作『[[ブリブリ王国の秘宝>クレヨンしんちゃん ブリブリ王国の秘宝]]』

タイトルにある「ハイグレ」とは、女性用水着の「ハイレグ」のことである。
またこの作品では「平行世界(パラレルワールド)」の存在が物語に大きく関わっている。



【あらすじ】
アクション仮面はパラレルワールドである「もうひとつの地球」から、特撮番組の撮影のためこちらの世界に出張中であった。
しかし撮影中に突然スタジオで大爆発が起こり、異次元から現れたハイグレ魔王によって、次元を移動する力の源である「アクションストーン」を奪われてしまう。
アクションストーンを失ったことで元の世界に戻れなくなったアクション仮面は、
チョコビのおまけ「アクション仮面カード」で幻のNo.99のカードを引き当てた野原しんのすけを「アクション戦士」に任命し、
「もうひとつの地球」の侵略を目論む「ハイグレ魔王」を倒してもらうため、時空移動マシンで野原一家を平行世界に送り込む。
野原一家が訪れたその世界は、ハイグレ魔王の配下・パンスト団によって侵略を受けている別次元の日本だった。
しんのすけは「もうひとつの地球」を救い、アクション仮面の力を取り戻すことができるのか……!?


【登場人物】
◇しんのすけ(声:矢島晶子)
駄菓子屋で「幻のNo.99のカード」入りのチョコビを引き当て、アクション戦士に任命される。
ハイグレ魔王一味と勇敢に戦う。


◇みさえ(声:ならはしみき)
しんのすけと一緒に買い物をした帰りに古びた駄菓子屋を発見する。
戦いに赴くしんのすけの見送りをした。


◇ひろし(声:藤原啓治)
しんのすけのために、アクション仮面ひみつ大百科を買ってきたが、意外にも高かったことをぼやいていた。
しんのすけがアクション戦士に選ばれたことから、ミミ子が用意した海のポスターに暗示を懸けられ、家族を連れて、海に行き、そこから異世界に赴く。
その後、研究所を奇襲してきたハラマキレディースの光線から家族を庇い35歳でハイグレ姿になってしまう。ひろしェ・・・
ハイグレ姿にされた者は、ビートたけしの「コマネチ」のポーズをしながら「ハイグレ!ハイグレ!」と叫び続けてしまう。


◇シロ(声:真柴摩利)
北春日部博士が開発した高性能三輪車の自動操縦装置によって喋れるようになり、しんのすけをサポートする。


◇ふたば幼稚園の園児・先生
送迎バスでハイグレ魔王一味から逃げている最中に野原一家と合流し、北春日部博士の地下研究所へ避難する。
基本的にみんな元の世界と同じ人格・容姿であるが、まつざか先生は既に洗脳されてハイグレ魔王一味のスパイであった。
まつざか先生はいやらしいハイグレポーズ(文字通りの意味で)で隙を作り、バリアを解除。
研究所にハラマキレディースを導く任務を遂行する。


◆ハイグレ魔王一味
突如、「もうひとつの地球」に宇宙船で襲来。東京都庁を侵略し本拠地にした。
地球人にハイグレ光線を浴びせ、無理矢理ハイグレ姿の「ハイグレ人間」に変えて世界を支配しようと目論む。
出動した自衛隊を返り討ちにして、埼玉・千葉・神奈川と着々と支配地域を広げている。


◇ハイグレ魔王(声:野沢那智)
&font(#ff0000){「悪い?私はオカマよ!!」}
モヒカン頭のオカマ宇宙人。ハイレグの赤いレオタードを着ていて、普段は不気味な仮面とマントをつけている。
「もうひとつの地球」を侵略するため、現実の地球に出張中のアクション仮面から「アクションストーン」を奪い取った。
アクション仮面が不在の「もうひとつの地球」を着々と侵略していく。
物語後半、自分のもとへ来たしんのすけを追い詰めるも、アクションストーンの力でアクション仮面を呼び出されてしまう。
決闘では卓越した剣術と電撃能力でアクション仮面を追い詰めるが、塔のてっぺんから落ちそうになったところをアクション仮面に助けられる。
その後最終形態に変身するも、アクション仮面としんのすけのWアクションビームをくらい敗北。潔く負けを認め地球から撤退する。

&font(#ff0000){「アンタたちのこと好きになっちゃいそうだわ…チュッ」}
 
原作版では、パワーアップしたアクション仮面に対抗して強化変身を行おうとするが、
しんのすけの排便に気をとられた隙にアクショングレートビームを受けて敗北した。


◇Tバック男爵(声:郷里大輔)
&font(#ff0000){「ていぃぃぃぃぃバック!!」}
ハイグレ魔王の部下で幹部。
不潔な見た目の大柄な男で、Tバックを履いているため汚いお尻が丸出しになっている。&font(#ff0000){嫌いなものは「下品なこと」}
北春日部博士曰わく「目的のためなら手段を選ばない、冷酷非情なホモ」。
ふたば幼稚園の送迎バスを襲撃して、園児たちを恐怖に陥れるが、しんのすけにゾウさんチン●ンを見せられたショックで獲物を取り逃がしてしまう。

&font(#ff0000){「くそっ!下品なもの見せやがって!!」}

その後、宇宙船に向かうしんのすけと激しい空中戦をするも、最後は自分が発射したミサイルが直撃し敗北した。
余談だが、しんのすけにカンチョーされたときに妙な声を出すなど上記のホモ設定が随所で生かされている。

 
◇ハラマキレディース(声:井上瑤、渡辺久美子、稀代桜子)
&font(#ff0000){「ハラマキレディース、参上!」}
ハイグレ魔王の部下で幹部。
綺麗なお姉さんの三人組で、ボディコン型の腹巻のみという奇抜なコスチューム。
Tバック男爵とは犬猿の仲。
中間管理職という立場に悩んでいて、転職も考えている。
スパイのまつざか先生の協力で、北春日部博士の研究所を襲撃。
研究所制圧後、新宿に向かっていたしんのすけを襲撃するが、乗っていた戦闘機がオーバーヒートして墜落したところをしんのすけに助けられ改心する。
実は設定段階ではボディコンに肩紐があるなど形状が違っていた。これは下にハイレグを着こんでいる設定だったため。
最終的にはボディコンがほつれてハイレグ姿にされ、みんなの前でハイグレポーズを見せて反省する予定だったらしい。

◇パンスト団
ハイグレ魔王の部下の戦闘員。
ストッキングのようなマスクを被ってアヒルのような乗り物に乗っている。
彼らが持つ銃から発射されるハイグレ光線を浴びせられた者はハイグレ人間になってしまう。

 ハイグレ!!ハイグレ!!
  (⌒>―<⌒)
   Yィッヘヘ))
   (6 ⌒ ⌒Y
   >、_二ノ
  /∥_∥\
 //(  )\\
 \ヽ| イ //
  `J∧ ハ /ノ
   / >< \
  / / \ ヽ
  \\ //
  ∠_)(_ヽ
眼福………か?
 

◇[[アクション仮面>アクション仮面(キャラクター)]](声:玄田哲章)
正義のヒーロー。
しんのすけたちの地球では郷剛太郎の名義で特撮俳優として活動している。
撮影中にハイグレ魔王に襲撃されアクションストーンを奪われてしまう。
アクションストーンを奪われた為、元の次元に戻れずにいたが、
しんのすけがNo.99のカードとアクションストーンの力を用いたことで元の次元に帰還することができた。
事件解決後、しんのすけにアクション仮面グッズをプレゼントした。
本作品のアクション仮面とこれ以降の作品(TVシリーズや劇場版「[[嵐を呼ぶジャングル>クレヨンしんちゃん嵐を呼ぶジャングル]]」等)が同一人物かは不明。


◇桜ミミ子/桜リリ子(声:小桜エツ子)
アクション仮面のパートナー。
実は双子の姉妹で、妹のミミ子はアクション仮面と共に特撮作品に出演し、姉のリリ子は「もうひとつの地球」で北春日部博士の助手をしていた。
ミミ子は野原一家を別次元に送り、リリ子は別次元にやってきた野原一家に事情を説明した。
 

◇北春日部博士(声:増岡弘)
パンスト団に襲われ、リリ子と共に野原家にやってきた博士。苦しんでいたため重傷を負っていたかと思われたが、ただ単にウンコがしたいだけだった。
野原一家とふたば幼稚園の人たちを山中にある地下研究所に匿うが、ハラマキレディースに襲撃され、ハイグレ姿にされてしまう。
研究所を守るバリアや三輪車ナビを開発するなど科学者としての腕は確か。



この作品は原作者が最も関わった映画であり評価も高い。


二次創作では本作における「ハイグレ」が一つのジャンルにまで成長している。
内容は色んなキャラクター(クレヨンしんちゃんに限らない)が本作のようにハイレグ水着姿でポーズをとっているというもの。
通常のハイレグ水着だけでなく、紐ハイグレ、網ハイグレ、裸ハイグレといった様々なバリエーションが存在する。



ハイグレ!ハイグレ!みんな追記・修正をしよ――う!!

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- 今思うとここまで下ネタに突っ走ってた映画だったのか、と…  -- 名無しさん  (2013-11-25 11:20:12)
- 記念すべき第一作。ダブルアクションビームのシーンはかっこよかったなあ  -- 名無しさん  (2013-12-14 10:14:22)
- しんのすけとみさえがいっしょにひろしを呼ぶシーン、声が合わさって「ドラちゃん」って聞こえたwww  -- 名無しさん  (2013-12-14 12:51:19)
- ハイグレ魔王の逆襲ってなかったか?  -- 名無しさん  (2013-12-25 03:36:11)
- ↑あったゲームで  -- 名無しさん  (2013-12-25 13:10:55)
- ハイグレ魔王は貴重な美人?のオカマキャラ  -- 名無しさん  (2013-12-25 13:23:16)
- ハイグレ魔王はジョン・マクレーン刑事だったのか…  -- 名無しさん  (2014-01-23 15:44:48)
- ハイグレ魔王=フリーザ様なイメージ  -- 名無しさん  (2014-02-28 16:51:50)
- 一番怖かったのは最初に現れた敵だな、あのパンストかぶってる奴  -- 名無しさん  (2014-03-04 17:12:08)
- 目暮「ハイグレ!ハイグレ!ハイグレ!ハイグレ!ハイグレ!ハイグレ!みんな、ハイグレをしよう!!」  -- 名無しさん  (2014-03-04 18:58:01)
- クレしん映画定番の、「味方キャラの洗脳・敵キャラ化」ってこの時点で確立されてるんだよな・・・・・・・  -- 名無しさん  (2014-04-20 23:17:58)
- 野沢那智のカマキャラが割と色気あって驚いたわ 最近までハイレグをハイグレと勘違いしてたのはだいたいこれのせい  -- 名無しさん  (2014-06-22 21:56:16)
- 下ネタがかなりあるけど、ストーリーはかなり面白い。この頃はまだひまわりがいないんだよな。  -- 名無しさん  (2014-06-29 17:31:50)
- 実はハイグレ魔王かなり好き。コミカルで、妙に潔くて、ラスボスらしく確かな強さとしたたかさとか  -- 名無しさん  (2014-07-19 19:57:27)
- 思えば宇宙人なのにラスボスは魔王なのか  -- 名無しさん  (2014-12-22 17:05:54)
- ↑ミス失礼。某キ○ガイアニメを思い出すw  -- 名無しさん  (2014-12-22 17:07:57)
- 嫌だこんな地球征服www  -- 名無しさん  (2014-12-23 01:37:33)
- ハイグレ魔王のキャラがよかったな。尊大で冷酷非情だけどどこか憎めない。ラストもクレしん映画では一番後味良く決着したと思ってる  -- 名無しさん  (2015-02-22 15:50:40)
- しんちゃん、何気にアクション仮面が代役に代わってるのを見抜いてたね  -- 名無しさん  (2015-02-22 16:03:42)
- 上から2番目の人へ クソワロタ  -- 名無しさん  (2015-03-13 12:01:51)
- ホモと言うワードが出た時、ちょっと待てやと思ったのは俺だけ?  -- 名無しさん  (2015-03-14 18:32:46)
- 基本的にクレヨンしんちゃんはオカマのキャラに大御所か大人気の声優使うよねwwww  -- 名無しさん  (2015-04-12 02:17:38)
- 本物のヒーローがなんで出張したのか  -- 名無しさん  (2015-09-17 01:20:50)
- お菓子のおまけに付いているカード集めとか、主人公の演者が撮影中の事故で代役を立てるとか、初代仮面ライダーを意識したネタだったのかも。  -- 名無しさん  (2015-09-30 20:11:54)
- ハイグレ魔王のドスの聞いた声の「嘘つくんじゃねえよ!」がめっちゃ怖かった  -- 名無しさん  (2015-12-20 12:29:30)
- 「お菓子のおまけに付いている、特撮ヒーローのカード集めに熱中する子供たち」「主役が事故で怪我をしたことからの代役」昭和ライダーを知る人ならニヤリとくるネタだた。  -- 名無しさん  (2016-03-31 23:16:25)
- 「子供の危機に満を持して参上」「戦いでは正々堂々を信条とし、必ず勝つ」しんのすけがアクション仮面が大好きな理由が分かるよ。  -- 名無しさん  (2016-03-31 23:19:04)
- 改めてみると前半はごく普通のクレしん展開だからTVアニメの延長に思える  -- 名無しさん  (2016-04-08 13:03:08)
- ↑1 OPもテレビ版と同じだしね。 そして二次創作で一ジャンル化していたのか…  -- 名無しさん  (2016-04-22 13:18:17)
- 海に行く辺りくらいまでのノスタルジックな空気は他の作品には独特な魅力。アクション仮面は正々堂々高潔に闘っていて本当にかっこいい。魔王との対決は今観てもぬるぬる動く。レギュラーの声優方々はまさか自分のキャラをこれから20年以上やり続ける事になんて知る由もないだろうなと思うと非常に感慨深く、声を聴いてしまう。  -- 名無しさん  (2016-04-26 16:37:24)
- ↑4 「悪人であろうとも、無暗に命は奪わない」もだな。甘いといえば、甘いけど、そこもヒーローらしい。  -- 名無しさん  (2016-05-04 19:33:20)
- 空気感とかBGMとか独特で、たまらないよね。未だにたまに見たくなる  -- 名無しさん  (2016-06-10 01:20:36)
- お待ち!何処へ行くつもり!?  -- 名無しさん  (2016-07-14 21:17:26)
- ↑お、おトイレ・・・  -- 名無しさん  (2016-07-14 21:38:34)
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