登録日:2012/02/03 Fri 09:11:13
更新日:2026/09/07 Mon 09:31:37
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『クレヨンしんちゃん アクション仮面VSハイグレ魔王』とは1993年7月24日に公開された映画
クレヨンしんちゃんの記念すべき第1作目である。
『
超能力大決戦』が公開されるまでは、
夏休みに公開された唯一の作品であった。
タイトルにある「ハイグレ」とは、本作公開当時に流行した女性用水着の「ハイレグ」のことである。
またこの作品では「平行世界(
パラレルワールド)」の存在が物語に大きく関わっている。
制作が決まったのはギリギリであり、当初は2本立て、3本立てといった中篇をたくさんやるという意見があった。
目次
【あらすじ】
アクション仮面はパラレルワールドである
「もうひとつの地球」から、特撮番組の撮影のためこちらの世界に出張中であった。
しかし撮影中に突然スタジオで大爆発が起こり、異次元から現れた
ハイグレ魔王によって、次元を移動する力の源である「アクションストーン」を奪われてしまう。
アクションストーンを失ったことで元の世界に戻れなくなったアクション仮面は、
チョコビのおまけ「アクション仮面カード」で幻のNo.99のカードを引き当てた
野原しんのすけを「アクション戦士」に任命し、
「もうひとつの地球」の侵略を目論む「
ハイグレ魔王」を倒してもらうため、時空移動マシンで野原一家を平行世界に送り込む。
野原一家が訪れたその世界は、
ハイグレ魔王の配下・パンスト団によって侵略を受けている別次元の日本だった。
しんのすけは「もうひとつの地球」を救い、アクション仮面の力を取り戻すことができるのか……!?
【登場人物】
◇
野原しんのすけ(声:
矢島晶子)
駄菓子屋で幻のレアカード「No.99のゴールドカード」入りのチョコビを引き当て、アクション戦士に任命される。
ハイグレ魔王一味と勇敢に戦う。
◇
野原みさえ(声:ならはしみき)
しんのすけと一緒に買い物をした帰りに古びた駄菓子屋を発見する。
戦いに赴くしんのすけの見送りをした。
◇
野原ひろし(声:
藤原啓治)
しんのすけのために、アクション仮面ひみつ大百科を買ってきたが、意外にも高かったことをぼやいていた。
しんのすけがアクション戦士に選ばれたことから、ミミ子が用意した海のポスターに暗示を懸けられ、家族を連れて鍋洗海岸の外れにある「アクション仮面アトラクションランド」に行き、そこから異世界に赴く。
その後、研究所を奇襲してきたハラマキレディースの光線から家族を庇い35歳男性にしてハイグレ姿になってしまう。ひろしィ・・・
ハイグレ姿にされた者は、
ビートたけしの「コマネチ」のポーズをしながら「ハイグレ!ハイグレ!」と叫び続けてしまう。
◇シロ(声:真柴摩利)
北春日部博士が開発した高性能三輪車の自動操縦装置によって喋れるようになり、しんのすけをサポートする。
◇ふたば幼稚園の園児・先生
送迎バスでハイグレ魔王一味から逃げている最中に野原一家と合流し、北春日部博士の地下研究所へ避難する。
基本的にみんな元の世界と同じ人格・容姿であるが、
まつざか先生は既に洗脳されてハイグレ魔王一味の
スパイであった。
まつざか先生はいやらしいハイグレポーズ(文字通りの意味で)で隙を作り、
バリアを解除。
研究所にハラマキレディースを導く任務を遂行する。
【ハイグレ魔王一味】
突如、「もうひとつの地球」に宇宙船で襲来。東京都庁を侵略し本拠地にした。
地球人にハイグレ光線を浴びせ、無理矢理ハイグレ(ハイレグ)姿の「
ハイグレ人間」に変えて世界を支配しようと目論む。
出動した
自衛隊を返り討ちにして、
埼玉・
千葉・
神奈川と着々と支配地域を広げている。
◇Tバック男爵(声:
郷里大輔)
「ていぃぃぃぃぃバック!!」
ハイグレ魔王の部下で幹部。中の人はひろしの会社部長だが、
第5作目ではローズ。
サングラスを掛けた不潔な見た目の大柄な男で、Tバックを履いているため汚いお尻が丸出しになっている。
嫌いなものは「下品なこと」
ボウガンのような武器を持っていたが、使う事は出来なかった。
ハラマキレディースとは犬猿の仲。
北春日部博士曰わく「目的のためなら手段を選ばない、冷酷非情なホモ」。
ふたば幼稚園の送迎バスを襲撃して、園児たちを恐怖に陥れるが、しんのすけにゾウさんチン●ンを見せられたショックで獲物を取り逃がしてしまう。
「くそっ!下品なもの見せやがって!!」
その後、宇宙船に向かうしんのすけと激しい空中戦をするも、最後は自分が発射した
ミサイルが直撃し敗北した。
余談だが、しんのすけにカンチョーされたときに妙な声を出すなど上記のホモ設定が随所で生かされている。
◇ハラマキレディース(声:井上瑤、
渡辺久美子、稀代桜子)
「ハラマキレディース、参上!」
ハイグレ魔王の部下で幹部。
綺麗なお姉さんの三人組で、ボディコン型の腹巻のみという奇抜なコスチューム。リーダーは
マント着用。
Tバック男爵とは犬猿の仲。
中間管理職という立場に悩んでいて、転職も考えている。
スパイのまつざか先生の協力で、北春日部博士の研究所を襲撃。
研究所制圧後、新宿に向かっていたしんのすけを襲撃するが、乗っていた戦闘機がオーバーヒートして墜落したところをしんのすけに助けられ改心する。
実は設定段階ではボディコンに肩紐があるなど形状が違っていた。これは下にハイレグを着こんでいる設定だったため。
最終的にはボディコンがほつれてハイレグ姿にされ、みんなの前でハイグレポーズを見せて反省する予定だったらしい。
Cの中の人はカスカベ書店の中村さん。
Bの中の人は、
第27作目でカオー・コスギを演じる。
◇パンスト団
ハイグレ魔王の部下の戦闘員。
ストッキングのようなマスクを被ってアヒルのような乗り物に乗っている。饒舌でリアクションも多い上司たちと違い、終始無口無表情なので割と怖い。
彼らが持つハイグレ銃から発射されるハイグレ光線を浴びせられた者は性別年齢関係なく皆ハイグレ人間になってしまう。
ハイグレ!!ハイグレ!!
(⌒>―<⌒)
Yィッヘヘ))
(6 ⌒ ⌒Y
>、_二ノ
/∥_∥\
//( )\\
\ヽ| イ //
`J∧ ハ /ノ
/ >< \
/ / \ ヽ
\\ //
∠_)(_ヽ
眼福………か?
光線を浴びた者はこのポーズと掛け声を繰り返すようになり、まつざか先生のようにハイグレ魔王達に忠実になる洗脳効果もあるため、実は下っ端達が最強では?という声もある。
◇
アクション仮面(声:
玄田哲章)
正義のヒーロー。
しんのすけたちの地球では郷剛太郎の名義で特撮俳優として活動している。
撮影中にハイグレ魔王に襲撃されアクションストーンを奪われてしまう。
アクションストーンを奪われた為、元の次元に戻れずにいたが、
しんのすけがNo.99のゴールドカードとアクションストーンの力を用いたことで元の次元に帰還することができた。
事件解決後、しんのすけにアクション仮面グッズをプレゼントした(なお、アクションストーンはしんのすけから返されたが、No.99のゴールドカードはどうなったか不明)。
本作品のアクション仮面とこれ以降の作品(TVシリーズや劇場版「
嵐を呼ぶジャングル」等)が同一人物かは不明。
◇桜ミミ子/桜リリ子(声:
小桜エツ子)
アクション仮面のパートナー。
実は双子の姉妹で、妹のミミ子はアクション仮面と共に特撮作品に出演し、姉のリリ子は「もうひとつの地球」で北春日部博士の助手をしていた。
ミミ子は野原一家を別次元に送り、リリ子は別次元にやってきた野原一家に事情を説明した。
◇北春日部博士(声:増岡弘)
パンスト団に襲われ、リリ子と共に野原家にやってきた博士。登場直後は苦しんでいたため重傷を負っていたかと思われたが、
ただ単にウンコがしたいだけだった。
野原一家とふたば幼稚園の人たちを山中にある地下研究所に匿うが、ハラマキレディースに襲撃され、ハイグレ姿にされてしまう。
研究所を守る
バリアや三輪車ナビを開発するなど科学者としての腕は確か。
【余談】
原作では、野原一家は偶然鏡の中を通って別世界にやってきたことになっており、アクション仮面も別次元には赴いていない。
またこちらにおいては「しんのすけたちのいる世界」に行ったことのある「アクション仮面の世界」の住人は一人もおらず、
郷(アクション仮面)はあくまで「アクション仮面の世界」でのみ戦っている設定だった。
初作ということもあってか、後の劇場版クレしんではあまり見られないサイケデリックな演出も多く取り入れられている異色作でもある。
続編としてSFCで『クレヨンしんちゃん2 大魔王の逆襲』が発売された
が、こちらはストーリー薄すぎ、難易度低すぎ、ハラマキレディースがモブ扱いでTバック男爵やハイグレ化された人々は全く出てこないなどといった有様で半ばクレしんファンからもクソゲーという評価が下されている。
創作、主に二次創作の世界において
「ハイグレ」は作品の枠を飛び越えた一大ジャンルに成長している。
内容は様々な作品のキャラクターがハイグレ人間のようにハイレグ水着姿でポーズをとっているというもの。
通常のハイレグ水着だけでなく、紐ハイグレ、網ハイグレ、裸ハイグレといった様々なバリエーションが存在する。
ジャンル化した理由としては、ハイグレ化が「洗脳」「
悪堕ち」「性的」「滑稽」といった要素を兼ね備え、
いわゆる「尊厳破壊エロ」シチュエーションとして完成されてしまっていることにあると思われる。
つまり、これで性癖開拓されちゃった人が一定数いるってワケ。
まさかこんな形で評価されるとは作品関係者もハイグレ魔王も予想だにしなかっただろうが……。
そんなことも起こってしまうくらいのインパクトを誇ったがゆえ、一般的な男子には縁のない言葉である「ハイレグ」自体を「ハイグレ」と混同して覚えてしまった人も少なくないのではなかろうか。
ハイグレ!ハイグレ!みんな追記・修正をしよ――う!!
- 本物のヒーローが特撮の撮影をしているって設定はかなりいいな、と思った -- 名無しさん (2017-02-20 11:08:01)
- アバンにおいて、実は特撮の撮影中だった劇場版は、後のウルトラマンガイアでも見られたな。 -- 名無しさん (2017-03-18 22:57:36)
- 数十年後某掲示板でハイグレ人間が猟奇的オナニーのオカズにされるなんてこの当時誰が予想できただろうか -- 名無しさん (2017-04-07 22:21:51)
- 自分だけかな、研究所が敵に襲撃された時のパンスト団の射撃の腕は下手すぎと思うのは -- 名無しさん (2017-05-18 19:32:10)
- 別次元野原一家の本次元での生活を描く番外編も作られてほしかったな。 -- 名無しさん (2017-10-19 22:44:22)
- Tバック男爵の声って『キン肉マン』のロビンマスクやアシュラマンと同じ人だったんだ…それが分かるとあまりの演じたキャラのビジュアルの差にシュールに思えてしまう…… -- 名無しさん (2019-11-11 00:13:54)
- 日常にじわじわ異物が侵食するいやーなホラー感はこの映画で既に完成されていたのか、と思った。その後の雲黒斎とかヘンダーとかもそうだけど。それはそれとして、子供の頃よくこんなエロい映画親が連れてってくれたもんだ…男児や老人まで無理矢理ハイグレさせられるって性癖的にやばくない? -- 名無しさん (2020-03-04 21:52:45)
- ハイグレ一味(男爵と戦闘員以外)セーラームーンに出てきても違和感無しのデザインwww -- 名無しさん (2020-03-06 18:31:32)
- コツン→ドカーン!! -- 名無しさん (2020-03-07 19:59:27)
- 爆発なんて台本にあったか!? -- 名無しさん (2020-03-23 20:55:07)
- 後半の戦いも面白かったけど、今見ると前半の夏休み風景が感慨深いな。 -- 名無しさん (2020-08-25 20:53:16)
- 25年以上前の映画だから仕方ないけど声優陣に故人が多いね… -- 名無しさん (2020-10-18 13:40:01)
- 映画30周年記念として本作をリメイクしてほしいな。 -- 名無しさん (2021-04-27 15:56:22)
- 1作目からクレしん映画の基礎が完成されてるのがすげえよ 普段が日常ものだからこそ感じられる不気味さがここで既に確立されてる -- 名無しさん (2021-07-15 09:40:30)
- 3年後の彼はルパンワールドで殺し屋に転職。 -- 名無しさん (2021-12-30 17:57:35)
- 多数の人間の性癖をぶっ壊した業の深い作品 -- 名無しさん (2022-01-07 05:55:48)
- 序盤の夏休みのひと時も好きだなぁ -- 名無しさん (2022-04-14 22:07:12)
- 撮影中事故で代役やっただけなのにうそんこ扱いされた代役の人… -- 名無しさん (2022-04-15 00:29:24)
- 初の映画化ってことで内容が中々決まらず臼井先生にアイディアを出してもらって出てきたアイディアが「アクション仮面をメインにして異世界からハイレグの魔王が攻めてくる」ってどう生きていたらそんな発想が出てくるんだろうか… -- 名無しさん (2022-05-22 21:49:19)
- ↑ただこれのおかげで映画の世界観がわりとなんでもアリになったのは非常に大きな功績だと思う -- 名無しさん (2022-05-22 21:50:45)
- 第一作ながら、もうこの時点でドラえもん映画との差別化というかフォーマットが確立してるんだよね。ドラえもんの場合はのび太達自ら非日常に飛び込んで行くけど、クレしんの場合は日常レベルから変化して巻き込まれていくみたいな感じ -- 名無しさん (2023-06-07 19:48:11)
- キビキビー! -- 名無しさん (2024-01-12 02:05:39)
- この時の落下するハイグレ魔王をアクション仮面が助けたとこを見て、ジャングルで最後パラキンを見捨てず助けたことに繋がってたらいいなと思ってるけど、この二作はパラレルっぽいからなぁ -- 名無しさん (2024-07-17 16:10:11)
- な、なんて羨ましいんだ!! -- 名無しさん (2025-10-05 21:58:11)
- 手巻き寿司の時みたいに、3DCG化のひまわり付きでリメイクして欲しいけど、ハイグレ魔王の項目のコメントでも指摘されてた通り、当分無理っぽいかも -- 名無しさん (2025-12-22 23:13:13)
- 玄田さん(アクション仮面)「その頃しんのすけは・・・。」 -- 名無しさん (2026-05-22 13:41:51)
- ひまわりが生まれてなくて良かったな。№99のゴールドカードを絶対に欲しがっていただろうし -- 名無しさん (2026-07-20 18:06:35)
- 今見ると声優豪華だな… -- 名無しさん (2026-08-09 20:10:41)
- コメントのログ化を提案します -- 名無しさん (2026-09-01 09:00:32)
- コメントをログ化しました -- (名無しさん) 2026-09-07 09:31:54
最終更新:2026年09月07日 09:31