矢車想/仮面ライダーキックホッパー

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矢車想/仮面ライダーキックホッパー - (2020/05/04 (月) 08:27:40) のソース

&font(#6495ED){登録日}:2009/06/27(土) 00:47:11
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[[仮面ライダーカブト]]に登場する、元シャドウの隊長もとい、最初のザビーの資格者。

演:徳山秀典

カブトに続いて二人目のライダーであり、初登場早々に、ゼクトルーパー隊(シャドウ)との連携プレーを見せ、華麗に[[ワーム>ワーム(仮面ライダーカブト)]]を倒すという腕を見せた。

冷静で真面目な性格。チームプレイを大切にし「完全調和(パーフェクト・ハーモニー)」をモットーとしている。それ故に部下思いであり、[[影山瞬>影山瞬/仮面ライダーパンチホッパー]]をはじめとしたシャドウのメンバー、更には[[加賀美新]]から絶対的な信頼を得ている。

料理が得意で、得意料理は[[麻婆豆腐]]。[[天道総司]]といい勝負をし、審査員であるひよりの好み(天道は冷や奴を作ったがひよりは冷たい物が苦手だった)の差で勝利もした。

戦闘センスも高く、天道との直接対決では互角の勝負を演じ、隙を付いたとは言え一度はカブトを破るほどの実力を見せた。
 
しかし、カブト抹殺の命を受けそれに執着してしまうあまり、部下を見殺しにしてしまったことからザビーゼクターから資格を剥奪された。
その後、天道に麻婆豆腐を作り、自らの行いを反省。天道とライバルの関係を維持したまま行方をくらましたが…。

元部下がワームに次々と殺されていってることを知り、内通者を探すため、調査をしていた。
そして、部下の一人であった影山を必死で守ろうとしていたが、その影山に騙されていた事を知り、怒りを露わにしていた。
それでもシャドウのメンバーに入れてもらうよう頼んだが、軽くあしらわれてしまい、そのまま退場した。

劇場版ではシャドウの隊長として登場。
総隊長である大和鉄騎の右腕として活動する。パーフェクトミッションを掲げ、常に嫌味たらしいニヤケ面をしている。
ザビーとして変身するものの、ヘラクスとの戦闘で必殺技・ライダービートの直撃を受け完全なる死を迎える。


*○[[仮面ライダーザビー]]
蜂型のザビーゼクターによって変身した姿。
キックボクシングをベースとした戦法で、天道やワームを追いつめた。その実力は全ZECTライダー中最も武装が少ないザビーでありながら、矢車の戦闘センスも相まってかなり高い。
必殺技はライダースティング。

**【名台詞】
『これがパーフェクトハーモニー、完全調和の精神だ』

『我々は人類の平和の為、ワームと戦っている』

『待ってくれザビーゼクター……戻れ……戻れー!』

『この俺に…完全なる死が訪れるとは…』

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暫く行方をくらましていたが、中盤を過ぎた頃に再々登場を果たした。
が、一体何事が起こったのか、ボロボロのコートに拍車のついた靴という変わり果てたものだった。
ワームと組んでまでカブト抹殺に走っていた影山の前に、踵の拍車で地面を削って火花を出しながら立ち上がる、という謎の動作を踏みつつ唐突に出現。

#center(){&font(#ff0000){「&bold(){もう、パーフェクトもハーモニーもないんだよ}」}}

襲い掛かるサナギ体ワームを無造作に蹴り飛ばしてそう言い捨てると、

#center(){&bold(){どうせ俺なんか……。………変身……!}}

すっ飛んできたホッパーゼクターを掴み取って仮面ライダーキックホッパーに変身。サナギ体の群れを反動を利用してのホッピングライダーキックで一蹴し、影山も倒した後は天道に対しても戦いを挑み、その実力が健在、あるいはそれ以上であることを見せつけた。

シャドウにもワームにも裏切られて失意の底だった影山を救い、彼を自らの「弟」としてパンチホッパーのゼクターを託すことに。未練がましく光を求めようとする影山を諭す場面が多いものの、そのコンビネーションは揺るぎない。

それからは、どこに属するでもなくワームやライダー達に戦いを挑んでいく。
時に、自分と同じ闇を持つ間宮麗奈(ワームとしての記憶を喪失)に惚れたことがあったが、その後ワームと化した麗奈に%%消し%%吹っ飛ばされた。
またある時はミサキーヌに振られ落ち込んでいた神代剣を弟にしたり、天道に再び料理対決を挑むも天道に約束を忘れられてしまったり、
3兄弟仲良くカッシスワーム(ディミディウス)に吹っ飛ばされたりしている。

その実力を見込んで田所から再びザビーゼクターの装着者になることを依頼されるが、これを一蹴。
結局影山が再びザビーに変身するが、カッシスワーム(グラディウス)にあっさり負けて再び見放され、今度はザビーゼクター自ら矢車の下に向かうも拒否。以後ザビーゼクターはパーフェクトゼクターのパーツと化す。

影山を諭しつつも珍しく本気になり、天道、加賀美と協力してカッシスワームを撃破。
光を求めた自らへの戒めとして自分を鎖で縛り天道からの協力要請も断るが、カッシスワーム(クリペリウス)率いるワームの大群を見て放ってはおけず、影山との連携でこれを全滅させた。

最終的には自分たちなりの光を求めるため、影山と共に白夜を見に旅立とうとしたが、その影山がネイティブ化してしまったことを知り、彼の願いに答えてライダーキックを放った((劇中ではぼかされているが、小説版では介錯していることが書かれた。また、仮面ライダージオウにおいても明確に介錯したことが明らかになっている))。
その後は影山との約束を守るために白夜を見に行く旅を始め、以後消息不明となる。

その後、弟とか[[コブラのライダー>浅倉威/仮面ライダー王蛇]]とかと一緒にイマジンに転生したり、新しい弟と妹をつれて、[[ブレイク限界な金ピカの光り輝く戦士>炎神戦隊ゴーオンジャー]]となっていた。
さらにその後、影山と共に、&bold(){[[地獄兄弟]]}として[[超古代の戦士>小野寺ユウスケ]]と[[世界の破壊者>門矢士]]の前に再び現れた。



*○&font(#008000){仮面ライダーキックホッパー}

#center(){&bold(){変身……!}

\&font(#008000){HEN-SHIN}/

&bold(){はー……}

\&font(#008000){CHANGE KICK-HOPPER!}/
}

スーツアクター:永徳

再び姿を現した矢車が変身した仮面ライダー。
ホッパーゼクターを向かって左側からベルトにセットする事で変身する。マスクドフォームが存在せず、変身すると直接ライダーフォームになる。
キック主体の戦い方で、多くのワームを沈めてきた。こちらも武器無しにも関わらず中身が矢車なのでかなり強いライダー。
後にガタックを爆殺したキャマラスワームを翻弄し、暴走回路で自我を失い加賀美でも抑えられなかったカブトをも止めて見せた。

必殺技はライダーキック。脚部のジャッキによる高高度のライダージャンプから放ち、更にジャッキを活かしてキックの反動で空中に戻り、再び相手に蹴りを放つ連続キックが可能。

なお、変身に使用するホッパーゼクターは影山のものと全く同じで、ベルトに差し込む方向を変えるだけで設定上パンチホッパーにも変身できる。
ただし自身の戦闘スタイルに合わないためか、矢車がパンチホッパーに変身することはなかった。
平成ライダーでは珍しいバッタモチーフのライダーであり、そのデザインは石ノ森プロも絶賛していたという。
また実は「ライダージャンプからライダーキックを放つバッタのライダー」という、&bold(){非常に由緒正しい要素を持つ仮面ライダーでもある。}

登場当初からは想像がつかないくらいの後半の強烈なやさぐれ具合から、[[ダディ>橘朔也/仮面ライダーギャレン]]や[[妖怪ぼたんむしり>名護啓介]]共々平成屈指のネタキャラ扱いされている。
しかしその実力は本物であり、天道に対して戦いにおいても料理においても唯一互角以上に戦ったライバルキャラである。

設定上は専用のマシンゼクトロンを持つが本編では未使用。 

ちなみに矢車がホッパーゼクターをどこから持ってきたのか、何故開発されていたのか?ということは劇中では謎のまま終わってしまった。
一応、カブト超全集等ではカガーミンのパパが『赤い靴』とは別系統の対ネイティブ用兵器としてひっそり作っていた物を矢車に渡したと推察している。……実力的には間違っていないが、仮にやさぐれた後だとすればよく渡す気になったな。

マスクドフォームが存在しないあたりは劇場版のカブティックゼクターのライダーを思わせる。


*『[[仮面ライダーディケイド]]』での登場

#center(){&color(green){&bold(){&italic(){「貴様ァ……今、相棒を笑ったな……?」}}}}

第2・3話:[[『クウガの世界』>A.R.WORLD(仮面ライダーディケイド)]]で[[鳴滝>鳴滝(仮面ライダーディケイド)]]が召喚。矢車役の徳山氏は声だけの出演ではあるが、原典オリジナルライダーの中でメッセンジャーである[[紅渡]]を除いて誰よりもいち早く弟と共に出演した。しかし鳴滝の狙いであるディケイドそっちのけで上記の台詞を口にしながらクウガを優先的に攻撃し始めた((クウガがパンチホッパーの実力に対し失笑したのが理由))
ため鳴滝によって強制的に送還された。
この時地獄兄弟が去っていったオーロラには[[タイガ>東條悟/仮面ライダータイガ]]と[[デルタ>仮面ライダーデルタ]]のシルエットが映し出されている。ちなみにこのタイガ、シルエットしか出てないのにスーツアクターはオリジナルの人である。
メタな話だが、今回召喚・戦闘となった廃寺は、矢車がやさぐれ姿をお披露目した場所だったりする。
[[オールライダー対大ショッカー>劇場版 仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー]]:王蛇([[浅倉威>浅倉威/仮面ライダー王蛇]])と共に本人声で登場。面白いと大ショッカーに加担し、ディエンドが召喚したパンチホッパーと戦った。DC版ではパンチホッパーとの戦闘シーンが更に追加されている。
ちなみにディエンドはパンチホッパーの他にライアとガイも呼んでいる。

[[PS2版仮面ライダーカブト>仮面ライダーカブト(PS2)]]では製作スタッフがあの連続ライダーキックに衝撃を受け、演出をリテイクしたと言う逸話がある。
このゲームではややクセの強い性能だが、劇中同様の連続ライダーキックによる火力と高性能コンボ(無限もあり)を持ち、屈指の強キャラ。

演じた徳山氏が特撮好きのためか、その後のライダーゲームやゲスト出演等でも高確率で本人が演じている。
忙しい中出演してくれるのには頭が下がる一方である。(ちなみに現実でも弟とは番組終了後も折に触れて連絡をとっているとか。さすが地獄兄弟。)


*『[[仮面ライダージオウ]]』での登場
第37話「2006:ネクスト・レベル・カブト」で兄弟揃って登場。影山役の内山氏がオファーを受けてのダイエットが間に合わず微妙に太っていたのに対し、こちらはワームの擬態を疑いたくなるレベルで全く容姿が変わっていない。

今回は理由は不明ながら、[[タイムジャッカー>タイムジャッカー(仮面ライダージオウ)]]の[[ウール>ウール(仮面ライダージオウ)]]と契約して[[アナザーカブト>アナザーカブト(仮面ライダージオウ)]]に変貌している。
その一方でホッパーゼクターも引き続き所持しており、キックホッパーにも変身可能。&bold(){アナザーライダーとしては4人目のレジェンドキャストが変貌した存在であり、そして初の現役の仮面ライダーである。}
彼をモデルとした[[弟切ソウ>フィロキセラワーム]]は[[カブトの資格者>ソウジ(仮面ライダーディケイド)]]に擬態していたが、矢車もカブトの偽物に変貌してしまったのは決して偶然とは言い切れまい。

行動を共にしている影山はワームの擬態した偽物であるが、さすがに13年間の孤独には勝てなかったのかその辺りは全く意に介しておらず、偽影山を守ることしか考えていない。
結果的にやさぐれ状態がさらに悪化した上、「カブト」本編とは立ち位置が完全に逆になり、人類を脅かす敵になってしまっている。

アナザーカブトとしては、ガタックやウォズに一歩も引かない戦いを見せていたものの、キックホッパーとしては、ライダーキックをウォズギンガには片手で受け止められるわ(それでものけぞっていたが)ガタックとのぶつかり合いでは競り負けるわで若干不遇気味。
そしてカブトゼクターが加賀美に力を貸して…

**【名台詞】
※やさぐれた後の名台詞


『もう、パーフェクトもハーモニーもないんだよ…!』

『ハァァっあ、天道ッ……』

『……どうせ俺なんか…』

『……お前はいいよなぁ…』

『今……誰か俺を笑ったか?』

『地べたを這いずり回ってこそ……見える光があるんだ……』

『影山……俺と一緒に地獄に堕ちよう……』

『相棒……やっぱりお前は最高だよ』

『今の俺に……豆腐は眩し過ぎる』

『……お前は良いよな影山…まだ正義の燃え粕が残っていて』

『俺の相棒を笑ったのはお前か……俺も笑って貰おう。……変身!』

『どうせ俺なんか、ワームしか相手にしてくれない……』

『どうせ俺には宇宙の力なんてない……地獄の力だけだ!』

『笑えよ。&bold(){……誰か、俺を……笑ってくれよ……!}』




……楽しみだよ真っ暗闇のw


追記・修正は闇の中で弟を手に入れてからお願いします。

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