FINAL FANTASY ⅩⅠ

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FINAL FANTASY ⅩⅠ - (2014/03/27 (木) 16:37:56) のソース

&font(#6495ED){登録日}:2012/06/28(木) 15:53:23
&font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red)
&font(#6495ED){所要時間}:約 6 分で読めます

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ファイナルファンタジーシリーズナンバリングタイトル第11作目。

開発自体は、2000年に9、10と共に発表された。
また、シリーズ初、同時に世界初のコンシューマ用MMORPGとして注目を浴びた。

なお、月額1280円+2キャラ目〜100円。
今よりもさらにインターネットが普及しきっていない時代の作品で、
敷居も高かったが、多くのユーザーがオンラインゲームを体験する機会になった。


開始当初はPS2専用だったが、現在はPC、Xbox360版も発売されている。
ハード間で内容やサーバなどの違いはなく、全てのユーザーが共通の内容、サーバでプレイできる。

2001年末にはクローズドβテストが開始され、翌年5月16日に正式スタートした。
約半年後にPC版が発売され、2003年には北米でのサービスが開始。
(なお、海外のプレイヤーも日本と同じサーバでプレイする)
2004年には欧州版が発売された。
 

さらに本作は拡張ディスクが複数存在しており、
あるとないでは大きな違いがある。
むしろ、拡張ディスクがなければ行けない場所があったり、就けないジョブがあったり、
流れないBGMがあったり、とかなり不便なので、ほぼ必須となっている。

◆拡張ディスク一覧(発売年)

・ジラートの幻影(2003年)
・プロマシアの呪縛(2004年)
・アトルガンの秘宝(2006年)
・アルタナの神兵(2007年)
・アドゥリンの魔境(2013年)


◆プレイヤー

プレイヤーが最初に決めるのは、以下の通り

・名前
 アルファベットのみ。
 他者が登録済の名前は使用不可。

・性別

・種族
 ヒューム、エルヴァーン、ミスラ、ガルカ、タルタルの5種族から選択できる。
 能力値的に就きたいジョブにあわせて選ぶのがいいが、基本的に自由。

 ヒューム
  現実で言うところのヒト。フェイスごとの変化が多い。
  能力はバランス型で、どのジョブもソツなくこなせる。
  色々なジョブを楽しみたい場合にお勧め。
  器用貧乏になりがちだが、武器も魔法も使うジョブなら最適。

 エルヴァーン
  見た目は[[エルフ>エルフ(種族)]]だが、その実態はバリバリの脳筋タイプである。
  最高のSTRとMND、高めのVITとHPを持つ反面、器用さや敏捷性は最低。
  MPは低めで、INTは最低なので黒魔道士との相性は悪い。
  前衛全般や、高いMNDを生かせる白、赤魔道士に向く。

 タルタル
  [[見た目は>ロリババア]][[子供>ショタジジイ]]、[[頭脳は大人>江戸川コナン]]。愛玩動物のような小柄な種族。
  最高のINTとMPと引き換えに、最低のHP、STR、VIT。
  後衛全般に向くが、前衛、特に盾にはあまり向いていない。
  敏捷性は高く命中も人並みなので、シーフや狩人ならそこそこ。

 ミスラ
  猫耳と尻尾が特徴の萌え種族。♂は引篭りの為、♀しか選べない。
  最高の命中と敏捷性を誇り、その他の能力も平均的だがVITは低い。
  前衛のアタッカーに適正があり、シーフや狩人は天職。
  後衛としても概ねヒューム並に戦える。
 
 ガルカ
  屈強な体格を誇り、転生により世代交代する為[[♂のみで構成された種族>くそみそテクニック]]。
  最大のHPとVITと、高い筋力を誇る反面、MPは全種族最低である。
  とはいえ、INTやMNDは平均値なので、高耐久の後衛としても戦える。
  前衛全般に向く。PTが壊滅してもガルカだけ無事なのはもはや様式美。


・見た目
 髪型、身長など。

・所属国
 &color(red){サンドリア王国}
  王を戴く騎士の国。
  主要構成民族はエルヴァーン。
  後継者争いが表面化しつつある。

 &color(Blue){バストゥーク共和国}
  共和制の近代国家。
  主要構成民族はヒュームとガルカ。
  異種族間の対立が物語の軸となる。

 &color(green){ウィンダス連邦}
  &color(#6a006a){連邦の黒い悪魔}を擁する、三国では最古の国。
  主要構成民族はタルタルとミスラ。
  滅びの星読みを覆せるか?

・サーバ
 Bahamut、Shiva、Lakshmiなど、16のサーバから選ぶことができる。
 サーバごとに細かな特色はあるが、ゲーム内容に差はない。
 友達と一緒に遊びたいなら、同じサーバに登録する必要がある。
 昔は招待されない限り、選ぶことはできなかった。
 

◆ゲームの目的
 広大なヴァナ・ディールと言う世界を冒険し、メインストーリーとなる
 「ミッション」をこなして行くことになるが、他にもクエストや、
 アイテム合成などやることできることは山ほどある。
 ミッションそっちのけで複数のジョブを極め、
 レアな装備やアイテムを求めひたすら戦うのもいい。

 「バザー」や「競売所」のシステムにより、一種の経済が構築されている。
 アイテム合成やその素材を狩るなどして、商人やハンターのように生きるのもいい。

 リンクシェル(ギルドのようなもの)に所属し、仲間とまったり楽しむもいい。

 難易度はネトゲであることを差し引いてもかなりマゾく、全てを極めようとすると相当な時間を要する。
 やらなくてもいいことも多いので、やりたいことだけをやりたいぶんだけやるのが賢い遊び方である。
 

◆ジョブ

 キャラクター自体にはレベルが存在しないかわりに、ジョブ個別にレベルが存在する。

 現在、全部で20のジョブがある。
 FF11ソフト単体で選択できるジョブは11個で、あとは拡張ディスクが必要。
 戦士〜シーフまではスタンダードジョブと言い、最初から選択可能。
 癖が少なく、パーティーでの役割が分かりやすいのが特徴である。
 
 それ以降はエクストラジョブと言い、
 基本職をレベル30以上にする事で発生するクエストのクリアで転職が可能となる。
 ※エクストラジョブは上級職という訳ではない。基本的に全ジョブは同格である。
 ジョブにはサポートジョブをつけることができ、
 メインジョブの半分のレベル分の能力値加算や習得アビリティを使用できる。

 &color(red){戦士}
  汎用性の高い、盾兼矛の基本的な前衛職。一通りの武器を扱える。
  アビリティ&color(red){「挑発」}により、敵の攻撃を自分に向けることができる。
  前衛のサポートジョブとしても非常に優秀。

 &font(#ffb74c){モンク}
  圧倒的な格闘の手数で敵を叩きのめすアタッカー。
  単位時間当たりの与ダメージはトップクラス。
  抑え目にしないと簡単に盾からタゲをとるほど。

 &font(#808080){白魔道士}
  &font(#808080){白魔法}と鈍器のスペシャリスト。
  基本的には後衛職のため、あまり強力な装備を身にまとえない。
  そのハンマーぢからから放たれる&font(#808080){「ヘキサストライク」}は、
  時に前衛すら凌駕する破壊力を叩き出す。
  強化、回復、神聖魔法を使いこなし、後衛のサポートジョブとしても優秀。

 &color(#6a006a){黒魔道士}
  &color(#6a006a){黒魔法}のスペシャリスト。精霊魔法や暗黒魔法を操る。
  一撃の火力が高い反面、その装甲は紙よりも薄い。 
  &color(#6a006a){連邦の黒い悪魔}のメインジョブ。

 &color(red){赤魔道士}
  &font(#808080){白}&color(#6a006a){黒}両方の魔法を扱い、細剣も使える万能タイプで、ソロ能力が高い。
  強化弱体に優れる上、精霊や回復もそこそこ扱える。
  一部の軽装が装備でき、魔法剣を振るう魔法剣士としての側面も持つ。

 &color(green){シーフ}
  敵の背後から強烈な一撃を見舞う「不意打ち」と、
  敵対心をなすり付ける「だまし討ち」により戦うアタッカー。
  最高の回避力と、「ぬすむ」「トレジャーハンター」でお金稼ぎも。

 &color(Gray){ナイト}
  盾役。最硬の防御力で敵の攻撃を一身に受け、仲間の被害を抑える。
  当時最強モンスター(LV75時代)の公式討伐ビデオの盾役を、
  &color(red){赤魔}に取られた苦い過去がある。

 &color(#6a006a){暗黒騎士}
  HPと引き換えに大ダメージを叩き込む}&color(#6a006a){暗黒剣}の使い手。
  最大の攻撃力を持ち、吸収能力に長ける他、弱体魔法も一部使える。
  低位の精霊魔法もつかえるが、あまり使い道がない。

 &color(brown){獣使い}
  パーティ不遇を幾度も経験してきた孤高の戦士。
  モンスターを操り戦わせる。
  本体も一部重装が装備可能で、片手斧の扱いに長ける。

 &color(#95004a){吟遊詩人}
  様々な呪歌により、パーティを補助する。
  直接戦闘には向かないが、短剣と一部軽装により火力は高め。
  サポ詩は、ヴァナにおける過労の代名詞といわれる。

 &color(green){狩人}
  弓と銃を扱う、遠隔攻撃の達人。
  MP(マネーパワー)により瞬間ダメージは最高レベル。
  黒よりはマシ程度の紙装甲なので、運用には細心の注意が必要。

ジラートの幻影からのジョブ

 &color(brown){侍}
  両手刀を使うアタッカーで、TPに特化したジョブ。
  通常攻撃はあまり強くないが、他ジョブよりもTPが貯まりやすい為、
  ウェポンスキル(必殺技)を高回転で放つ事が出来る。
  防御面もそれなりで、補助的な盾役としても機能する。

 &color(#6a006a){忍者}
  みんな大好き忍者。小太刀二刀流の手数と、忍術を駆使して戦う盾兼矛役。
  一時期ナイトがイラナイ子扱いされた原因。
  [[汚いなさすが忍者きたない。>ブロントさん]]
  忍術の触媒をまかなうため、高いMP(マネーパワー)が必要。
 
 &color(purple){竜騎士}
  両手槍を扱うアタッカー。
  小さなワイバーンを呼び出し、一緒に戦える。
  ジョブ特性により命中が非常に高い。ジャンプも健在。
  かつてはワイバーンが二時間に一度しか呼べなかった。

 &font(#b8d200){召喚士}
  &color(Deepskyblue){カーバンクル}や&color(red){イフリート}などの召喚獣を使役する。
  攻撃や回復、強化弱体の効果のある「契約の履行」により汎用性に富む。
  召喚獣との契約が一苦労。昔は他ジョブで契約した後上げる必要があった。

アトルガンの秘宝からのジョブ

 &color(Blue){青魔道士}
  曲刀と敵の技をラーニングする&color(Blue){青魔法}の扱いに長けた、近東の魔法剣士。
  &color(red){赤魔}をさらに前衛寄りにしたような性能で、瞬間火力が非常に高い。
  ラーニングで魔法代はかからない代わりに、その習得はランダムである。

 &font(#008cff){コルセア}
  銃とランダムで味方を強化する「ファントムロール」を扱う海賊。
  ダイスの出目で効果が変わる為、中の人の運とセンスが問われる。
  開発時の名前はギャンブラー。イメージが悪い単語なので変更された。

 &font(#ffb74c){からくり士}
  軽い身のこなしと、自動人形オートマトンを使役して戦う大道芸人。
  ジョブバランス的には人形が本体。「&color(Gray){魔}&color(#6a006a){法}&color(red){戦}」「&color(Gray){白兵戦}」「&color(green){射撃戦}」
  の3つのフレームと、豊富なアタッチメントを駆使する。

アルタナの神兵からのジョブ

 &color(coral){踊り子}
  TPを使って強化回復効果のあるダンスを踊る、準アタッカー。
  現ヴァナにおいて、随一のソロ能力を誇る。
  MPを持たない前衛のサポートジョブとしても、非常に優秀。

 &color(Gray){学}&color((#6a006a){者}
  戦術魔道書を駆使し、&color(Gray){白}&color((#6a006a){黒}魔法を扱うシュルツ流軍学者。
  グリモアのモードを切り替えることで、本職並に魔法を扱える。
  ただし、モードの切り替えによるタイムラグが最大の弱点。

アドゥリンの魔境からのジョブ

 &color(yellowgreen){風水士}
  強化弱体効果のある地形効果を発生させる、&color(yellowgreen){風水魔法}の使い手。
  本体の周辺と、召喚した羅盤の周囲に発生させることが出来る。
  &color(purple){黒魔}ほどではないが、精霊魔法も扱える。
 
 &color(#950000){魔導剣士}
  第三の盾ジョブで、非常に高い魔法耐性がある。
  現状物理に対しては並程度の為、余り機能していない。
  今後の調整に期待したいところ。

◆オンラインゲームは社会の縮図
 FF11はオンラインゲームであり、何をするにもたいてい他者が関わる。
 したがって、プレイにあたっては充分な社会的配慮と礼儀が必要である。

 …だが、今やオンラインゲームの数も増え敷居が低くなってしまい、
 ソーシャルゲームや2ちゃんねるのノリを、そのまま持ち込むような
 プレイヤーも存在するのも確かである。

 海外勢の参入時は、オンラインゲームでもその文化の違いに、
 双方困惑することは多く、今もって両者の間には溝があるのが現実である。
 

◆アドゥリンの魔境の発売
 先日、新拡張ディスク「アドゥリンの魔境」が発売された。
 これは、最後に発売されるPS2ゲームと言われる。
 サービス開始時からFF11に携わってきた田中弘道氏の引退も発表された。
 ゲームシステムはFF14からのフィードバックで(というよりも最近のMMO全般)
 利便性が向上した反面、アイテムレベル制の導入は賛否両論となった。
 
 ヴァナ・ディールはまだまだ終わらない世界。
 
 あなたも訪れてみませんか。





FFシリーズのお祭り作品である[[DISSIDIA>DISSIDIA FINAL FANTASY]]には、本作のNPCであるシャントットが参戦。
また、続編の[[012>DISSIDIA 012 FINAL FANTASY]]には前作から続投のシャントットに続き、同じくNPCのプリッシュが参戦した。







ヒゲ「今度の追記修正は人間が相手です」

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- 内容の大幅な追記修正。特にジョブに対して加筆した。レイアウトは要検討。  -- 名無しさん  (2013-10-08 16:10:33)
- まだ続いてるのか、すごいな。  -- 名無しさん  (2014-03-27 16:07:54)
- 「やりたいことをやりたいぶんだけ」ってその「やりたいこと」をやるのにもLVが必要でそのLVも一人じゃ絶対上げれない、コミュ障(自分含む)にはただの地獄だけどね。  -- 名無しさん  (2014-03-27 16:37:56)
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