タイタン(仮面ライダーストロンガー)

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タイタン(仮面ライダーストロンガー) - (2013/07/21 (日) 14:13:34) のソース

&font(#6495ED){登録日}:2012/07/26(木) 13:46:21
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&font(#6495ED){所要時間}:約 6 分で読めます

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#center(){「ストロンガー、死ねぇ!」}





◆タイタン

「タイタン」は『仮面ライダーストロンガー』の登場人物、怪人。
秘密結社ブラックサタンの初代大幹部であり、ブラックサタンの改造人間である城茂(ストロンガー)と岬ユリ子(タックル)の最初の宿敵となった。

人間体時の表記は「謎の紳士タイタン」。
……紳士ってかドスの利いた声に強面と、どう見てもその“筋”の人です、ありがとうございました。

……真の姿である怪人体時の名称は「一つ目タイタン」。
第13話にて、ストロンガーとの戦いにより一度倒されるが、第17話にてブラックサタンにより「百目タイタン」として強化復活を遂げさせられている。

中の人の怪演と、キャッチーで特徴的な見た目から昭和ライダーシリーズでも人気の高い大幹部であり、ライバル関係にあるジェネラルシャドウと共に、『ストロンガー』を代表する悪役として親しまれている。
 

【人物】


演:浜田晃

人間体は黒いスーツに身を包んだ壮年男性で、茂曰わく「キザな男(※お前が言うな)」。
ブラックサタンを探る茂とユリ子の前に幾度と無く姿を現し、彼らを牽制したが、その正体はブラックサタンの行動部隊を率いる大幹部。
「紳士」とか言いつつ、初登場の時点で戦闘員に接触されて服を汚された事に怒り、煙草の火を押し付けた挙げ句に殺すと云う残酷さを見せつけ、多大なインパクトを与えた。

……尤も、大幹部とは云え一部の奇械人を除いては「タイタン」と呼び捨てにされているので、あくまでも現場監督的な役割にあっただけなのかもしれない。
※……とか思ってたら大首領に「直系の大幹部として信用している」とか言われているので更に良く解らない(流石は昭和屈指のブラック企業たるブラックサタン)。

得意技は「人質」と「罠」であり、基本的な作戦方針は、誰か適当な人間を「人質」に取り、ストロンガーを「罠」に嵌める事である。

奇怪人を死んだ筈のユリ子の兄に化けさせて利用した事もあり、その非道さや外道ぶりには枚挙に暇が無い。
 
登場する度に必ずと言って良い程に「人質」を取るので、ファンからは「ま・た・かw」と生暖かい目で見守られている。

性格的には生粋のサディストであり、ストロンガーやタックルを捕らえた場合には基本的に時間を掛けて嬲り殺しにしようとして失敗すると云う事が多かった。
ライバルのシャドウが「女を(拳で)殴る趣味は無い」と語るのに対し、タイタンは平気でユリ子を殴っていた。

また、何処となく飄々とした、不真面目にさえ見える態度を取るのが常で、それがタイタンの不気味さ、得体の知れなさを演出していた。

……作戦行動の際には直属、そうじゃないにも関わらずに配下の戦闘員や奇械人を犠牲にする事も躊躇わない冷酷さを持っており、奇械人エレキイカに至っては、ストロンガーと組み合った所を一緒に狙い撃ちされた挙げ句に巻き添えにより殺されている。

……しかも案の定、ストロンガーは無事。
エレキイカは泣いていい。

最終的には失敗を繰り返した責任を取り、強化改造を施しストロンガーに挑むも失敗。

その死はブラックサタン大首領により深く悼まれたのだが……。
 

【一つ目タイタン】


■一つ目タイタン
声:浜田晃

第1話-第13話に登場したタイタンの怪人体。
ブラックサタンの初代大幹部であり、体内に蓄積したマグマをエネルギー源とする「改造火の玉人間」。
黒スーツ姿の人間体から、首にスカーフを巻く事で変身する。
得意技はスカーフを炎に包み敵に飛ばす「火の玉スカーフ」の他、腰に下げた火炎弾を発射する「タイタン破壊銃」等。

黒一色を基調に、ツルンとした頭部に円らな瞳と云う完成度の高いデザインは人気が高い(ショッカー首領とかとも○ち呼ばわりされたりも…)。
次いで登場したジェネラルシャドウが、対となるのを意識したのか白一色のデザインだった事もあり、更にその印象を高めていた。
 
第13話で、それまでの責任を取り、8万度の体内温度を3倍の24万度(タイタン曰わくストロンガーの2倍)に引き上げてストロンガーに挑み、電気技をも跳ね返し窮地に追い込むも「熱は水に弱い」と気付いたストロンガーに海に叩き落とされ、急激に熱を奪われた末に自滅させられると云うあんまりな最期を迎えさせられた。

通常時はスーツ姿のままで戦っていたが、最終決戦時にはスーツを脱ぎ捨て、やたらと格好良い戦闘服に身を包んでいた(※項目の頭のヤツ)。
 


【百目タイタン】


■百目タイタン
声:浜田晃

第17話にして、早くも強化復活したタイタンの姿。
目玉が一気に99個も増えてお得感アップ。
電飾で目が光る演出が良い感じ。

新しい必殺技は、本体以外の小さな目を外して、火の玉として投げつける「ファイヤーボール」。

戦闘技術も健在で、電キックをも受け止める「キック返し」等の技を使いこなすが、何故か電気技が通じる様になった描写がある(※弱点の水は克服出来たけど)。

復活にはブラックサタン大首領の意に沿わない、ジェネラルシャドウへの牽制の意味もあった様で、互いにライバル意識を剥き出しにして対立。
シャドウとストロンガーの対決の場面にユリ子を人質に取り乱入。
強引に戦いを止めさせた事もある。
※シャドウも報復として、タイタンに捕らえられた茂やユリ子を何度も解放しているが……。

因みに「地底世界を支配する魔王」と云う設定がある事から、生粋のブラックサタンの改造人間では無かったとする考察もある(※つまり直系の大幹部はデッドライオンだけ……やっぱり偉大だな!)。
 
ストロンガーとは第20話冒頭の唐突な一騎打ちで相打ちになり、いきなり瀕死に追い込まれるも再度復活。

第22-23話で再び(三度?)ストロンガーに挑んだ最終決戦では、体内のマグマを30倍に強化すると云う、ムチャクチャなパワーアップを施してストロンガーに挑む(※その前に奇械人ケムンガを犠牲にしているが)。

一騎打ちではストロンガーを遥かに超えるパワーで襲い掛かるも、限界を超えて溜め込んだマグマにより肩に亀裂が入っている事を見抜かれ、ダブル電キックにより肩を砕かれ、マグマが流出。
急激なパワーダウンの中、ストロンガーを最後まで道連れにする執念を見せるがそれも通じず、吹き出したマグマに身体を焼かれながら地の底に落ちていった。

また、基本的にワンマン主義のブラックサタン大首領は、幹部と言えども外様のシャドウは勿論、タイタンをも信用してはおらず、場面により自分に都合よく両者を利用しようとしていた。
……この事が、後のシャドウの離反と「デルザー軍団」の進行の引き金になったのは間違いないだろう。
 

【余談】

※演じたのは特撮に限らず、一般ドラマでも広く悪役を演じた浜田晃氏。
中でも、このタイタン役は同氏の代表作に上げられる程の怪演であり、35年振りに『仮面ライダーOOO』に院長役(シャム猫ヤミー回)でゲスト出演した際には、昔を知る特撮ファンの話題を集めたと云う。

※『仮面ライダーSPIRITS』の描写を見る限り、デッドライオンとは仲が良かったようでタイタンと再会した時も、タイタンが三度死んだ時もやっぱりデッドライオンは泣いていた。
……さよなライオン。
……共闘を申し込んだのに無碍に断りやがったシャドウとは大違いである。






「ストロンガー、オレが追記修正してやるぞォ!」


「フッ……お前如きに出来るかな?」




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- 悪の組織同士で合併や人材派遣やM&Aでも横行してたんやろか そしてデルザーとブラサタって思いっきり同じ系列会社に見える  -- 松永さん  (2013-07-21 14:13:34)
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