384,403㎞ あなたを月にさらったら

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384,403㎞ あなたを月にさらったら - (2013/07/13 (土) 11:39:15) のソース

&font(#6495ED){登録日}:2012/03/06(火) 04:56:17
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#center(){&font(#f09199){理世とHしたらどんな気分かな}}



&font(#f09199){バスタオルひん剥いて}


#right(){&font(#f09199){無理矢理押し倒して}}



#center(){&font(#f09199){Hしたらどんな気分かな}}



#center(){&font(#f09199){もしもあなたを}}
#center(){&font(#f09199){月の裏側にさらってしまえたら}}



#center(){&font(#f09199){私は────}}





『384,403㎞ あなたを月にさらったら』とは2009年にフランス書院から発売された乙女系ライトノベルである。

レーベルはティアラ文庫。
作者は向坂氷緒。
イラストは少女セクトで有名な玄鉄絢。


官能系小説に古くより定評のあるフランス書院+百合漫画家として名高い玄鉄絢。この二つの名を見ただけで察する人は多いであろうが、内容はエロエロで[[百合]]一色である。


【あらすじ】
藤林美由紀は幼少の頃より、ある女の子に片想いを抱き続けていた。

美由紀が慕うは猫のように自由で人形のように愛らしい矢嶋理世。

けれども美由紀は理世との関係は月と地球の距離──384,403㎞。そのくらいに遠いものと思っていた。

そんな彼女だったが、理世が通うというお嬢様学校に通える事になり、念願叶って理世と再会するも『銀の魔女』と呼ばれる先輩と理世がただならぬ関係にある場面に出くわしてしまい──?


【登場人物】

◆藤林美由紀
艶やかな長い黒髪が印象的な少女。
自信過剰な一面があり、自分がかなり可愛いと自覚していて、そのタレント性を存分に発揮し幼稚園の頃は女王様気取りのマセガキだった。

しかし、転入してきた理世にぞっこんになってしまい卒園の際、理世にあっさり別れを告げられたせいもあって生きる目的を失い、高校入学までぼっちで過ごしていたという。

本編ですったもんだの挙句、理世とめでたく恋人同士になるが──?

本人は至って冷静で淑やかでポーカーフェイスが得意なデキる女と思っているが、全部顔に出ていたり、思考がダダ漏れな残念でダメダメなヘタレだったりする。

ちなみに実家は八百屋さん。


◆矢嶋理世
元大女優である母を持つ可憐な少女。陽に透ける明るい茶髪を肩に届くくらいのミディアムショートにしている。

言動行動共に捕らえどころがなく、愛嬌のある顔立ちも相まって猫のような印象を周囲に振りまく。

美由紀と恋人となり同棲性活を初めてからは、[[あっち方面>セックス]]の才能を開花。主導権を握れない美由紀をぐぬぬ顔にさせている。

美由紀の事は幼稚園の頃から変わらず「みゆちゃん」と呼んでいる。


◆御門まりあ
偲心館女子学苑の三年生。
長く伸ばした銀の髪に緑色がかった瞳を持つ美形のお姉さま。

その風貌から学苑の女学生からは『銀の魔女』と呼ばれ畏れられていたり、慕われていたり。

学苑の旧校舎である記念館をノリと勢いで占有し『恋愛勉強會』なる怪しげな会合を開設し、女生徒達を集め淫蕩な行いに耽っているというが──?


◆礼瀬早苗
いかにも真面目といった感じのデコメガネな三年生。偲心館学苑の風紀委員長をやっている。

御門まりあに目を付けられた美由紀に恋愛勉強會に潜入し、「淫蕩な行い」の現場を押さえ、會を潰すよう持ちかける。

御門まりあとは古くからの因縁があるようだが──?


◆嗣宮依子
三年生。
柔和な雰囲気を漂わせた偲心館学苑の生徒会長。

実家は和菓子屋をやっていて、恋愛勉強會に集まっている女生徒達に手作りの和菓子を振る舞い、その姿を見る事を喜びにしている。

それが彼女が恋愛勉強會に入った動機として美由紀に語るが、実は別にまだあるらしく──?



以上のように本作は登場人物は5人のみと少ない。

ストーリーも美由紀と理世が恋人同士になりイチャイチャラブラブしまくるエピソードを後半に展開し、三年生の女生徒達の掘り下げは一切されないまま、物語は終了してしまう。


が、美由紀と理世のイチャエロ描写が玄鉄絢の挿し絵と相まってとんでもなく百合百合のエロエロなので百合紳士・淑女は必見である。

ただ、何ぶん発売されてから年月が経っており、また中古で出回る物でもないので手に入れるのは難しいかもしれない。

なお、日版データベースによると、『品切れ重版未定』となっており、事実上絶版状態になっている。やはり、古本屋を丹念に歩き潰すか、東京の&font(#ff0000){国会図書館}か&font(#0000ff){都道府県立などの大きな図書館}で読む他ないようである。

一応密林で中古が出品されているが、値段が定価の数倍という高額。
古本屋を巡り巡って長い旅をするのと高い金払ってすぐ手に入れるのと、どっちがいいかはあなた次第。


追記・修正は心の中で「びーくーる、びーくーる」と呟きながらお願いします。

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