&font(#6495ED){登録日}:2011/01/05(水) 01:08:45 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 6 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- 『[[ベターマン(BETTERMAN)]]』に登場するロボット。 【概要】 ニューロノイドとは人体に有害な環境や、危険な場所を調査するために開発された多目的有人ロボットである。 特殊な脳波「ディアルインパルス」を発する人間「ディアルカインド」をヘッドダイバー(パイロット)とし、 動力源「リンカージェル」から取り出されたエネルギーを利用して活動する。 二人乗りで、ヘッドダイバーが二名揃わなければ、リンカージェルからエネルギーを抽出することができない。 リンカージェルは活動に伴い純度が低下するため、活動時間には限界があり、活動限界を迎えたニューロノイドはリンカージェルの透析が必要となる。 ニューロノイドの大きな特徴として、分析・調査形態の「&font(#0000ff){アクセプト(AP)}モード」と、活動・戦闘形態の「&font(#ff0000){アクティブ(AV)}モード」に変形する機能がある。 APモードを担当するヘッドダイバーは「ウームヘッド」、AVモード担当には「セリブヘッド」に搭乗する。 通常の操縦は主に音声入力によって行われている。 また、各種特殊機能として、周辺の環境の分析を行う「&font(#0000ff){アナライズ}」、緊急回避プログラム「&font(#800080){アボイド}」、高起動プログラム「&font(#008000){ニトロ}」 そして大気中の成分を合成した化学物質を放出し、敵生体を排除する「&font(#ff0000){シナプス弾撃}」を備えている。 機体制御には高等哺乳類12体分の大脳皮質が生体ユニットとして組み込まれており、ブラックボックスとして搭載されている。 【覚醒人1号】 有限会社「アカマツ工業」がモーディワープから委託され作られたニューロノイド。 丸みを帯びた姿に尻尾が特徴的。 主なパイロットは蒼斧蛍汰と彩火乃紀だが、火乃紀の不在時や状況によっては沙孔羅や楓も搭乗する。 成体ユニットにはバンドウイルカ12体分の大脳皮質が使われている。 本来、覚醒人には水中活動用整備が施されていないが、バンドウイルカの大脳皮質を使用しているためか、作中では水中活動を行ってみせた。 変形する際は側転するように変形する。 【ティラン】 モーディワープ・フランス支部が開発したニューロノイド。作中活躍するのは4号機カトリエ。 覚醒人とは違い、角張った姿をしている。耳が特徴的(楓には「ウサギ耳」と呼ばれていた)。 八七木翔を専属ヘッドダイバーとし、紅楓とコンビを組んでいるが、状況によって火乃紀が登場することもある。 覚醒人よりも汎用性に優れており、追加装備なしで水中活動を行うことができる。 また、出力や連続稼働時間など基本性能は覚醒人を上回る。しかし、ヘッドダイバーの特性における順応性は覚醒人に劣る。 成体ユニットにはボノボ12体分の大脳皮質が使用されている。 【ティラン・テストタイプ】 モーディワープ・フランス支部によって作られた試作型ティラン。 3機製造されており、1号機プルミエ、2号機ドゥジ、3号機トロワが作られたが、 暴走の危険性を指摘されたため、モーディワープ・フランス支部の地下に封印されていた。 成体ユニットには人間の大脳皮質が使用されており、封印された理由には暴走の危険性の他に、倫理的な問題もあったと思われる。 4号機カトリエにボノボの大脳皮質が使用されたのも、人間に最も近い哺乳類であったためであり、 仮に暴走しても専属ヘッドダイバーの八七木翔の擬示能力によって抑制できるためである。 2号機ドゥジには、1号機プルミエの水中活動実験中に死亡した八七木の弟「ケイ」の大脳皮質が使用されており、 株式会社「超人同盟」によって人間の脳を用いていることにつけ込まれ、プルミエ、トロワと共に利用された。 試作型であるためか、変形機能は無く、ボディがむき出しでチューブなどが露出している。 【ブロッサム】 モーディワープが新たに開発した戦闘用ニューロノイド。 調査用機能の簡易化により、変形機能はオミットされている。 出力・機動性では覚醒人やティランを遥かに凌駕する。 純粋に戦闘用に開発されたため、「シナプス弾撃」の他に無反動砲、長距離キャノン砲、ガトリング砲やミサイルを装備している。 戦闘訓練を受けた人間が、脳手術による擬似デュアルカインド(デュアルドライブ)となって搭乗する。 作中では、搭乗する擬似デュアルカインドがアルジャーノンを発症し、蛍汰達に襲いかかった。 モーディワープ本部で現れた際は、コクピットにアルジャーノンを発症した搭乗者が鯖詰め状態で入れられており、けっこう怖い。 【グリアノイド】 亜嘉松滋の誕生日に、獅子王雷牙博士がプレゼントしたニューロノイド用飛行ユニット。 三重連太陽系からもたらされたオーバーテクノロジー「ウルテクエンジン」を搭載しており、飛行時には翼が緑色に発光する。 また、リンカージェル透析機能も搭載しており、ニューロノイドの活動時間を改善した。 デュアルカインドでない人間でも操縦ができ、単独で飛行可能。 作中はあまり活躍せずすぐぶっ壊れた。 【覚醒人凱号】 『[[勇者王ガオガイガーFINAL]] GGG』のDVD-BOXの特典付録『ディスクZ』に収録されている『プロジェクトZ』、 及びFINALの続編として制作された小説『覇界王 ~ガオガイガー対ベターマン~』に登場するニューロメカノイド。 [[GGG]]とアカマツ工業の共同開発によって生み出されたハイブリッド機。 ウルテクエンジンによる飛行機能やリンカージェル透析機能を標準装備している。 搭載されている成体ユニットは不明。 本来は「覚醒人Z号」という名だったが、改修後に[[獅子王凱]]から名前を取り、凱号と名付けられる。 尚、アクセプトモード時には凱号、アクティブモード時にはガイゴーと呼称される。 APモードは覚醒人1号に酷似しており、AVモードはガイガーに酷似している。 パイロットは『[[勇者王ガオガイガー]]』に登場する天海護と[[戒道幾巳]]。 ウームヘッドには護、セリブヘッドには戒道が搭載する。 本来ダイブするはずだったのは覚醒人1号同様に蛍汰と火乃紀だったが、 起動実験の日に国際的犯罪結社バイオネットの巨大ロボが横浜の市街地を襲撃する事件が起き、二人の代わりに天海護と戒道幾巳が搭乗。 初戦闘で二人はバイオネットロボを撃破するだけでなく、蛍汰と火乃紀がヘッドダイバーと想定した上での予測を遥かに凌駕する性能を発揮。 結果『ガオガイゴー・プロジェクト』が始動することとなった。 ガイガー、ガオファー同様、ガオーマシンと互換性のある合体システムを有しており、 ライナーガオーⅡ、ドリルガオーⅡ、ステルスガオーⅡとファイナルフュージョンすることによって最後の勇者王、&font(#ff0000){ガオガイゴー}(ガオ凱号)となる。 性能や武装はスター[[ガオガイガー]]とほぼ同じ。 また一部の機能はニューロノイドのシステムと接続した事で新たな効果を発揮する様になっている。 元々は新規に専用のガオーマシンを開発する予定だったが、技術不足で幾度も壁に行き当たった阿嘉松滋はそれを断念。 代わりに父・獅子王雷牙や叔父・獅子王麗雄の作ったガオーマシンを流用する事で完成させた新生スーパーメカノイドがガオガイゴーである。 ファイティング・メカノイドでは無いため戦闘能力はやや[[ガオファイガー]]より劣る。 また発揮できるパワーが大きく上昇した事で、全力稼働状態だと透析機能を搭載していて尚リンカージェルがそれほど長く保たなくなっている。 端的に言えば、勇気を奮い立たせて力を振り絞ると言うことがあまり通用しない。 ステルスガオーがⅢではなくⅡを使用しているのは、ガイゴーにはガオファーにあったリングジェネレーターが無いため、 火力向上のためにステルスガオーⅡに搭載されている実体のファントムリングを使用する必要があったからであると思われる。 また木星の軌道上で大規模な異常電磁場が発生した際にはプログラムリングを生成できないことからか無線によるプログラム転送を諦め、 ファイナルフュージョン用のプログラムはケーブルによる有線転送を採用。この場合は変形開始と同時に通信ケーブルが切り離される仕様となっている。 護や幾巳は、三重連太陽系に取り残されたGGGメンバーを助けるために協力しているが、 国連の真の目的は、覚醒人凱号と新型ディビジョン艦「ミズハ」を用いて木星のザ・パワーを採掘することであった。 そのため、亜嘉松社長は「人類がゾンダーと同じ道を歩みかねない戒めの意味を込めて」「これ以上開発を先に進めたくない」ということから アルファベットの最後の文字を取って「覚醒人Z号」と名付けた。 『ディスクZ』では、ソムニウム一族を引き連れた[[ラミア>ラミア(ベターマン)]]と護が出会い、 木星に異常が発生(覇界王登場)したところで終わっており、ガオガイゴーの動く姿は見ることが出来ない。 ガオガイゴーの活躍自体は現在WEB連載中の『覇界王 ~ガオガイガー対ベターマン~』で描かれるようだが、 映像作品によるガオガイゴーの勇姿を拝める日が来るのを祈るばかりである。 ***【ゲーム】 『スーパーロボット大戦COMPACT3』に参戦。1号とティランが自軍で使用できる。 2人乗り、修理・補給ができるAPモードと戦闘用のAVモードに変形でき、 APモードでは指定した敵に対しての行動が必ずクリティカルになるアナライズが使えるなど原作の性能をわりと忠実に再現している。 スポット参戦する序盤では弱く使いにくいが、 デュアルカインドLvによる機体性能や攻撃力の補正を受けるため、改造してパイロットを育てれば育てるほど強くなる。 なにより火乃紀と楓は乳揺れするため、無駄にAPモードで戦闘した人もいるのではないだろうか。 残念ながら[[スパロボ>スーパーロボット大戦シリーズ]]においてガオガイガーとの競演は未だ実現していない。 追記、修正よろしく #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,3) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - ガオガイゴーの胸はジェイダー似なのね -- 名無しさん (2013-12-05 17:10:01) - アイハブコントロール!ユーハブコントロール!! -- 名無しさん (2013-12-05 17:12:22) - ディスクZって打ち切り? -- 名無しさん (2015-06-06 07:40:01) - ガオガイゴーのメインパイロットの戒道くんの中の人が亡くなったしな -- 名無しさん (2015-10-06 00:22:38) - ↑↑打ち切りというよりは、最初から作ることは90%無理だけど監督が我慢できずにつくっちゃったかんじかなぁ? -- 名無しさん (2016-04-04 20:32:31) - 真マジンガーがスパロボでハーデス神や暗黒大将軍と独自の決着をつけたからプロジェクトZもスパロボで独自のガオガイゴーの活躍や決着が見られる日が来るのだろうか -- 名無しさん (2016-05-12 18:44:42) - いよいよ小説版ガオガイガー対ベターマン連載開始か。20歳の護が隊長として乗り込むみたいだけど。 -- 名無しさん (2016-10-01 19:49:14) #comment #areaedit(end) }