ジム・カスタム/ジム・クゥエル

「ジム・カスタム/ジム・クゥエル」の編集履歴(バックアップ)一覧に戻る

ジム・カスタム/ジム・クゥエル - (2016/11/23 (水) 17:34:30) のソース

&font(#6495ED){登録日}:2011/12/27 (火) 10:07:43
&font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red)
&font(#6495ED){所要時間}:約 5 分で読めます

----
&link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧
&tags()
----

#center(){&font(#0000ff){「そういう時は身を隠すんだ!」}}


◆ジム・カスタム
 GM CUSTOM

型式番号:RGM-79N
所属:地球連邦軍
   エゥーゴ
開発:オーガスタ研究所
生産形態:[[量産機]]
頭頂高:18.0m
本体重量:42.0t
全備重量:57.6t
出力:1,420kw
推力:30,000kg×2
   1,870kg×4
総推力:67,480kg
装甲材質:チタン合金セラミック複合材

《武装》
頭部60mmバルカン砲×2
90mmジム・ライフル
[[ビームライフル]]
[[ビームサーベル>ビームサーベル(ガンダムシリーズ)]]
シールド
他
 
主なパイロット
サウス・バニング
アルファ・A・ベイト
ベルナルド・モンシア


[[一年戦争]]時の地球連邦軍の主力モビルスーツ(MS)であった[[ジム>ジム(MS)]]の性能向上機として戦後開発された機体。
同時期に開発された[[ジム・キャノンⅡ]]は本機と生産ラインの大部分を共用している。

開発したのは[[ガンダムNT-1]]、通称“アレックス”を開発したオーガスタ研。
アレックスで培った技術をフィードバックしており、[[ゲルググM]]やドム・トローペンを容易く蜂の巣に出来るジム・ライフルや通常のジムを遥かに上回る推力とガンダムタイプ並みのジェネレーター出力を持つ、高いレベルでバランスが取れた“簡易量産型アレックス”とも呼ぶべき高性能MSである。

その一方でバランスが取れ過ぎて性能に突出した部分が無く、[[コウ・ウラキ]]少尉の&font(#ff0000){「特長がないのが特徴」}という発言が全てを語っていると言っても過言ではない。
それでもパイロットが「旧式の[[ゲルググ]]が相手なら楽なもんだ」と発言する程の傑作であることには変わりがないだろう。


しかしそんな高性能になって開発コストが安い筈が無く、結局配備されたのは一部のエースパイロットのみに留まった。

その上デラーズ紛争終結後に生産ラインが[[ティターンズ]]の管轄下に置かれ、若干の設計変更をされたジム・クゥエルに切り換えられてしまった。
だが[[グリプス戦役]]が舞台の『[[機動戦士ZガンダムⅢ A New Translation -星の鼓動は愛->機動戦士Ζガンダム A New Translation]]』にてエゥーゴカラーに塗装された機体が登場しているあたり、少数ながら現存していたようだ。


主にデラーズ紛争中に活躍、同事件を通して[[ペガサス級強襲楊陸艦>ペガサス級強襲揚陸艦/改ペガサス級強襲揚陸艦]]“アルビオン”の艦載機として最後まで戦い抜いた。




◆ジム・カスタム高機動型
型式番号RGM-79N-Fb。型式番号からもわかるように[[試作1号機フルバーニアン>ガンダム試作1号機/試作1号機フルバーニアン]]のバックパックの試験機。
バックパックと脚部の一部とシールドがフルバーニアンと共用である他、ビームライフルが専用の物になっている。

しかし、[[ガンダム開発計画]]の記録が抹消された際にこの機体の存在も一緒に抹消されてしまい、幻の機体となってしまった。
元々はホビージャパンのムック本「GUNDAM WEAPONS(ガンダムウェポンズ)」に掲載されたオリジナル作例だったが、Gジェネに参戦した事がきっかけで知られるようになった。




◆ジム・クゥエル
 GM QUEL

型式番号:RGM-79Q
所属:地球連邦軍
   ティターンズ
開発:ルナツー
生産形態:量産機
頭頂高:18.0m
本体重量:39.8t
全備重量:56.3t
出力:1,420kw
推力:67,480kg
装甲材質:チタン合金セラミック複合材

武装
60mmバルカン砲×2
90mmジム・ライフル
ビームライフル
ビームサーベル
シールド

主なパイロット
アルファ・A・ベイト
ベルナルド・モンシア
チャップ・アデル
フォルド・ロムフェロー
アーネスト・マクガイア
ヒューイット・ライネス
オビノ


主にティターンズのジオン狩りと治安維持活動に使われていた初期の主力MS。
もちろん黒と濃紺の&font(#0000ff){ティターンズカラー}。

カスタムとの違いは被弾しやすい肩アーマーを小さくし、バインダーの露出も下げている。
また、対人制圧を主とする任務の都合上センサーが強化され、脛部や胸部にもセンサーが増設されている。

なお[[ガンダムMk-Ⅱ]]はこの機体をベースに開発しており、系譜的には[[RX-78>RX-78-2ガンダム]]→NT-1→ジム・カスタム→ジム・クゥエル→[[ヘイズル>ガンダムTR-1[ヘイズル]]]→ガンダムMk-Ⅱとなる。


開発経緯に関しては諸説あり
・ジム・カスタムの生産ラインをティターンズが独占し、ルナツーの工廠で純粋な連邦系の技術のみを用いて開発された
・オーガスタ研が連邦の各部隊向けに開発、宇宙世紀0084年に配備を予定していた物をティターンズが前倒しして専用機にさせた
という2つの説がある。


ただし一部は通常の部隊にも配備されていたようで、コンペイトウ駐留部隊には通常のジムと同じ&font(#ff0000){赤}/白のカラーリングの機体が確認されている。




【ゲームでの活躍】
他メディア同様、高性能機の名に恥じぬ活躍っぷり。

・ギレンの野望シリーズ
開発時期に比べてスペックが高く安定しており、作品によるがZ〜ZZ初頭ぐらいなら十分一線を張れる。
特に後期になるほどビーム主体になる連邦軍機で、対Iフィールド機に活躍する実弾のジムライフルは地味にありがたい。


・スパロボシリーズ
0083は以前から参加していたが、ジム・カスタムは『スパロボα』から参戦。
性能は量産機の法則に漏れず、それほど高くはないものの、APではフル改造ボーナスにより&font(#ff0000){『一つ一つの攻撃に気力−10の効果』}が追加されるという、鬼畜じみた部分を持つ。
ジム・カスタム「量産機に当てられてどんな気持ち?ねえねえどんな気持ち?」ということだろうか……。


・[[戦場の絆>機動戦士ガンダム 戦場の絆]]
REV.2よりコスト280の近距離機として登場。
高い機動性を持ち、コストの高さに恥じない性能を持つ。
とはいえ高コスト機なのでなるべく犬死にしないように動きたい所。

〇メイン武装
ブルパップ・マシンガン
寒冷地仕様マシンガン
ジム・ライフル

〇サブ
頭部バルカン砲
ハンド・グレネイド
ハイパー・バズーカ後期型

また、小説作品から派生機であるシルバー・ヘイズ改も登場している。

・ガンダムオンライン
2016年5月に低コスト機として実装。
拠点制圧に有利な固有モジュールと強制転倒・広範囲・高威力の格闘プログラムを持ち、ジオン軍を恐怖に陥れた。
しかし格闘は振った後の硬直、上下の判定が弱いことなどが厳しく、どこでも使えるわけではない。
拠点防衛などに使えば、とてつもない戦果を得られるだろう。

現在は通常機とバニング大尉モデルの2種類が実装されている。

【ガンプラ】
1999年12月にMG(1/100)でガンダムNT-1の流用キットとしてカスタム、クゥエル双方が発売。
カスタムにはバニング、クゥエルにはニナのミニフィギュアが付属する。

HGUCでは2007年1月にジム・クゥエルが、2011年1月にジム・カスタムが発売されている。
前者には左銃持ち手と右サーベル専用持ち手が、後者には6種類のハンドパーツが付く。
しかしクゥエルはヘイズルシリーズに合わせてバランスが変えられたヘイズル2号機の流用キットであるせいか、
設定画や劇中に比べて脚がすごく太く、その辺りはよく批判される。
そのためHGUCクゥエルを作る際に形が似ているカスタムの脚を流用するモデラーは多い。


追記・修正はカスタムしてからお願いします。

#include(テンプレ2)
#right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/
#vote3(time=600,3)
}
#include(テンプレ3)

#openclose(show=▷ コメント欄){
#areaedit()
- 賀東さんが酒飲んでこいつのキットの仕上げして大ポカやらかしたっつってた。  -- 名無しさん  (2013-10-07 22:25:18)
- そういやレガシーで乗ってたな、フォルド  -- 名無しさん  (2014-03-23 02:21:35)
- >スパロボシリーズ - 0083が参戦する時には必ず参戦している  初期シリーズにはいません。αから参戦  -- 名無しさん  (2014-04-01 09:09:18)
- 胸やランドセルはアレックス、下半身はRX-78といったデザイン。固有の箇所は突き出した肩と強そうな形状のカメラアイ、そしてガンダムタイプから2本角を取ったような頭部形状ガンダム的な特徴を散りばめることで「GMと名乗るぶんの特徴は有してるがどこかGMとは異質なヤツ」という印象を与えるが、これは「主役じゃないけどやられ役でもない」という劇中の役どころにマッチしたデザインといえる。ガンイージとかに通じるガンダムもどき(準ガンダム)的キャラクター  -- 名無しさん  (2014-04-11 10:46:05)
- GセンチュリーというPSのゲームには「名前はジムカスタム、姿はジムクゥエル、ただし何故か 銀 色 」という謎すぎる機体がいた。誰だお前  -- 名無しさん  (2014-04-13 09:16:47)
- α外伝では、コレンに「ガンダムもどき」と言われてモンシアが怒ってたな。  -- 名無しさん  (2014-07-31 17:19:04)
- そのα外伝でクェルが唯一使えるんだよな。しかも結構強い。  -- 名無しさん  (2015-06-06 20:23:29)
- 戦後わずか三年でゲルググクラスがザコ扱いって事は相当高性能だよねぇ。少なくとも下手なガンダムタイプお呼びじゃないって事だし  -- 名無しさん  (2015-06-06 21:00:24)
- これが好きって言うと従来のジム好きにはニワカ呼ばわりされそうだが、それでもかっこ良くて強いので好きな機体 まぁ、武装が地味だからゲームじゃ不遇だけど・・・  -- 名無しさん  (2015-08-15 23:34:10)
- サブマシンガンとかビームライフルとか、連邦標準の武装使えるはずなんだけどね。ライフル使ってるのはバニングたちが乗ってるからで。  -- 名無しさん  (2015-10-20 18:04:27)
- ↑ビームライフルはアルビオンにはテスト中だったガンダム用の奴しか積んで無かったのかもな。元々重力下運用試験の為に降下した艦だし。  -- 名無しさん  (2015-10-20 18:42:49)
- ↑7その前のSFCのGNEXTなんて真っ白なジムだったしな。どうしてこうなった  -- 名無しさん  (2016-01-22 18:00:39)
- クゥエルよりもカスタムが好き。生産数が少ないのが悲しい  -- 名無しさん  (2016-04-09 11:09:36)
- ゲルググマリーネとの性能差はどれぐらいなのか  -- 名無しさん  (2016-06-24 13:28:48)
- ↑×2 エース用ハイスペック機だから数が少ないのも道理  -- 名無しさん  (2016-07-23 00:22:55)
#comment
#areaedit(end)
}