PONK!!(聖飢魔IIの大教典)

「PONK!!(聖飢魔IIの大教典)」の編集履歴(バックアップ)一覧に戻る

PONK!!(聖飢魔IIの大教典) - (2013/09/02 (月) 18:31:17) のソース

&font(#6495ED){登録日}:2012/01/07(土) 00:03:25
&font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red)
&font(#6495ED){所要時間}:約 6 分で読めます

----
&link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧
&tags()
----

#center(){
&font(#008000){中国の山奥で}
&font(#008000){1000年に一度だけ}
&font(#008000){咲く花かき集め}
&font(#008000){煎じて飲めばHappy life}





●PONK!!●
}
『PONK!!(ポンク!!)』は94年7月1日に発布された[[聖飢魔II]]の第11の大教典。
聖飢魔IIのオリジナルアルバムとしては最大の異色作、変わり種として知られている。
本作を以て聖飢魔IIは地球デビュー以来在籍して来たソニー(Ki/oon Sony Records)から離れる事になった。

オリジナルアルバムとしては前作『[[恐怖のレストラン>恐怖のレストラン(聖飢魔IIの大教典)]]』から2年振りとなるが、その間に個悪魔(人)活動や[[アニメ出演>HUMANE SOCIETY 人類愛に満ちた社会(OVA)]]やロックオペラ『ハムレット』への出演を果たす等、聖飢魔II自体の活躍はめざましかった様だ。


【概要】

元来がヘヴィメタルバンドとしてのスタートであり、その後も基本的には爆音を操るハードロックバンドとして活動、認識されて来た聖飢魔IIとしては最大の異色作として知られている。

&font(#ff0000){殺人教典}と呼ばれた、前作『[[恐怖のレストラン>恐怖のレストラン(聖飢魔IIの大教典)]]』から180°方向性が変わり、ルーク参謀のプロデュースによる、ロンドンは「ABBEY ROAD STUDIOS」にて、現地に長期滞在(生活)しながら録音されたとの事。

その、従来とは大きく方向性が違う内容に発表当時には信者からも戸惑いの声は挙がった様だが、収録曲の方向性から女性信者からの支持は当時から高く、現在は曲自体の完成度が特に高い時期のアルバムでもある事からか、人気の高い大教典となっている。

残念ながら前年に発布された人気バラード曲『世界一の口づけを』(C/Wは隠れた神曲モザイクのLOVE MAZE)は未収録だが、同年に発布された『TEENAGE DREAM』『闘う日本人』が中心に据えられた聖飢魔IIらしからぬ作風のポルカからフォークソングまでをも網羅した作風はある意味カオスであるが、アルバム全体としてはしっかりとテーマや雰囲気が共通するコンセプトアルバムとして仕上がっている。


【収録曲】

①千年香妃花(1:06)
作詞/作曲:DEMON小暮
※OPを飾るのは楽しいポルカ。
大昔のCMのようなノリの構成と、閣下の巧みな声色が妙に癖になる。
ラストの「CHINESE MAGIC HERB」とは対になっている。


②GUNS'N' BUTTER(4:24)
作詞:DEMON小暮/作曲:LUKE篁
※聖飢魔II屈指の爆音&高速曲。
閣下のヘビーなボーカルと超高音のシャウトは勿論、演奏も神(悪魔)掛かっている。


③闘う日本人(4:09)
作詞:DEMON小暮/作曲:XENON石川
※先行小教典として発売されていた本アルバムの、引いては聖飢魔II全体の代表曲の一つ。
バブル期の日本を風刺した歌であり、現在は日本人への応援歌。
時代によって、微妙に歌詞を変えて歌われる(ゼウスの妨害ではなく)。


④ロマンス(4:32)
作詞/作曲:LUKE篁
※収録曲中でも屈指の人気を誇る愛のフォークソング。
活動絵巻『まわりやがれ』のエンディングも飾った名曲。
女性信者からの支持を集めるラブソングだが、よりにもよって閣下は解散ミサ(99年12月31日THE ULTIMATE BLACK MASS)にて、信者も大合唱してたにも関わらず&font(#0000ff){思いっきり歌詞を間違っていた事でも有名}。


⑤TEENAGE DREAM(5:13)
作詞:DEMON小暮/作曲:LUKE篁
※悪魔のラブソング。
そもそも悪魔が十代って……てなもんだが、ガチで名曲。
……泣けるレベル。


⑥A STICK AND HONEY(5:58)
作詞:LUKE篁/作曲:DEMON小暮
※つまりはチ○コとマ○コを歌った歌。
ハードロックではあるが、曲調はインド風?
当時としても懐かしいオリエンタル風味。


⑦THE REQUIEM(6:12)
作詞/作曲:DEMON小暮
※テーマも曲調もボーカルも渋いバラード。


⑧KING OF THE STREAK(1:21)
作詞/作曲:DEMON小暮
※まさかのチ○コソング第2弾。
アップテンポに歌え!


⑨やさしさが人を殺める(5:58)
作詞:DEMON小暮/作曲:RIDEN湯沢
※ポップスというより、ニューミュージックと呼ぶのが相応しいであろう日本では珍しい音。
編曲も秀逸。


⑩モーニングティーを二人で(4:31)
作詞:DEMON小暮/作曲:LUKE篁
※これも別タイプながら、日本では珍しい形式のポピュラーソング。
……ムチャカッコイイ。


⑪ふたりのWHITE NITES(2:26)
作詞:DEMON小暮/作曲:ACE清水
※フォークソング……というよりも弾き語りの様な、短い中にも魅力の詰まった大人な曲。
シチューを食べながらどうぞ。


⑫JUST LET ME GO(8:14)
作詞/作曲:LUKE篁
※壮大なCMにも使えそうと讃えられた、大きくも暖かいバラード曲。
前述の解散ミサの際にはアコースティックバージョン(フォークソング)にて演奏された。


⑬CHINESE MAGIC HERB(2:07)
作詞/作曲:DEMON小暮
※ラストを飾るのはOPの「千年香妃花」と対になるこの曲。
歌詞もほぼ英訳。
編曲が楽しい。





【余談】

●本作の制作理由については、当時「小室ファミリー」の躍進が始まる等、それまでのバンドブームが終焉。
大物バンドも契約の解除や解散に追い込まれる等の時代の変化(J-POP>HR/HM)が挙げられる事が多い。

●聖飢魔IIのソニーとの契約解除も表向きには「&font(#0000ff){閣下の世仮の隠し子騒動}」とされているのだが、上記の事もあるので真相は不明。


●ジャケットの貧血で倒れるイギリス衛兵の写真はSex Pistolsのベスト盤『Jubilee』にも使用された有名な作品。
ついでに、レーベルの紳士の正体は……『[[NEWS]]』を待て。



■収録時間:56分11秒
■レーベル:FITZBEAT(Ki/oon Sony Records)
■プロデュース:LUKE,DEMON,HIROSHI KAWAZURA



【参加構成員】

◆DEMON小暮-VOCALS
◆RAIDEN湯沢-DRUMS
◆XENON石川-FENDERBASS, FRETLESS BASS
◆ACE清水-GUITARS
◆Sgt.LUKE篁 III-GUITARS
◆WRECTOR.H-KEYBOARD








追記修正したくなるのは我々&font(#800080){悪魔}の仕業だ!!

----
&link_up(△)&aname(メニュー,option=nolink){メニュー}
&link_edit(text=項目変更)&link_copy(text=項目コピー)&link_diff(text=項目変更点)&link_backup()&link_upload(text=アップロードページ)
----
#right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/
#vote3(time=600)
}
#center(){&link_toppage(-アニヲタWiki-)}

#comment