ギルガルド

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ギルガルド - (2020/01/24 (金) 11:19:24) のソース

&font(#6495ED){登録日}:2013/10/19 (土) 00:19:25 
&font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red)
&font(#6495ED){所要時間}:約 4 分で読めます

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&link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧
&tags()
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[[ポケットモンスター]]シリーズに[[X・Y>ポケットモンスター X・Y]]から登場した[[ポケモン>ポケモン(ポケットモンスター)]]。

#contents()


*■データ
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セントラル[[カロス>カロス地方(ポケモン)]][[図鑑>ポケモン図鑑]]No.119
全国図鑑No.681
分類:おうけんポケモン
英語名:Aegislash
高さ:1.7m 
重さ:53.0kg
[[タマゴ>タマゴ(ポケモン)]]グループ:鉱物

タイプ:[[はがね>はがねタイプ(ポケモン)]]・[[ゴースト>ゴーストタイプ(ポケモン)]]
[[特性>特性(ポケモン)]]:バトルスイッチ(出した技によって[[姿>フォルム/すがた(ポケモン)]]が変わる。詳しい説明は後述)

・[[種族値]](シールドフォルム)
HP:60
攻撃:50
防御:150(第7世代まで)→&bold(){140}(第8世代)
特攻:50
特防:150(第7世代まで)→&bold(){140}(第8世代)
素早さ:60
合計:500

・種族値(ブレードフォルム)
HP:60
攻撃:150(第7世代まで)→&bold(){140}(第8世代)
防御:50
特攻:150(第7世代まで)→&bold(){140}(第8世代)
特防:50
素早さ:60
合計:500

2倍:[[ほのお>ほのおタイプ(ポケモン)]]/[[じめん>じめんタイプ(ポケモン)]]/ゴースト/[[あく>あくタイプ(ポケモン)]]
1/2:[[くさ>くさタイプ(ポケモン)]]/[[ひこう>ひこうタイプ(ポケモン)]]/[[いわ>いわタイプ(ポケモン)]]/[[こおり>こおりタイプ(ポケモン)]]/[[ドラゴン>ドラゴンタイプ(ポケモン)]]/はがね/[[フェアリー>フェアリータイプ(ポケモン)]]
1/4:[[むし>むしタイプ(ポケモン)]]
無効:[[ノーマル>ノーマルタイプ(ポケモン)]]/[[どく>どくタイプ(ポケモン)]]/[[かくとう>かくとうタイプ(ポケモン)]]

ヒトツキがLv35でニダンギルに、
ニダンギルに「[[やみのいし>進化の石(ポケモン)]]」を使うことでギルガルドに[[進化>しんか(ポケモン)]]する。


*■概要
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ヒトツキ系統の最終進化形として登場。
意思を持つ巨大な剣が、大きな盾を装備したような姿をしている。

歴代の王が連れていたポケモン。
王の素質を見極めることができ、ギルガルドに認められたトレーナーは将来王になるという。
つまり[[この人物>セイバー(fate)]]は[[王の素質を持つ技>約束された勝利の剣]]を持っているから認められるかも。

その一方で、&bold(){&color(purple){霊力を用いて人やポケモンを操り、従わせる}}能力を持ち、これを用いて自身にとって都合のいい国ばかり建国させたほか、&bold(){&color(purple){昔、とある国を支配していた王は連れていたギルガルドに生気を吸い尽くされ、国ごと滅びた}}という逸話を持つ。

進化前のヒトツキは命を落とした人やポケモンの魂が剣に乗り移って生まれたポケモン。
&bold(){&color(purple){柄を握った者の腕に布を巻きつけ、死ぬまで生命エネルギーを吸い取ってしまう}}。
相変わらずゴーストタイプの図鑑説明はおっかないものばかりである。


一般ポケモンでありながら[[第五世代>世代(ポケモン)]]では[[聖>コバルオン]][[剣>テラキオン]][[士>ビリジオン]]と[[ケルディオ]]しか覚えなかった&bold(){「せいなるつるぎ」}を覚える。
剣だけに外見的にも非常にマッチしており、情報が明らかになった際は一時期注目の的になった。
[[ゲンガー]]の「きあいだま」の例からも分かる通り、ゴーストと格闘で全タイプに等倍以上のダメージを与えられるため実用性も高い。

ヒトツキ・ニダンギルの[[色違い>色違い(ポケモン)]]は&bold(){&color(red){刃の部分が赤く}}なっており、恐ろしくも格好良い出来になっている。
ギルガルドは全体的に黒くなっており、盾と布の模様が黄色、刃の部分も進化前同様赤くなっている。こちらもなかなか良好。

余談だが、剣なのに&bold(){丸まって突撃}(ジャイロボール)したり、&bold(){頭突きをかましたり}(もろはのずつき,アイアンヘッド)する。


*■ゲームでのギルガルド
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進化前のヒトツキはパルファム宮殿の近くの6番道路の草むらで出会える。
余談だが、パルファム宮殿造営の陰には多くの人やポケモンの犠牲があったと言われており、このポケモンも戦争に倒れた兵士の魂が剣に乗り移ったものなのかもしれない。

[[サンムーン>ポケットモンスター サン・ムーン]]では水曜日のみだが「アーカラ島はずれ」にて島スキャンすると進化前のヒトツキが出現する。[[USUM>ポケットモンスター ウルトラサン・ウルトラムーン]]でも同様の場所と曜日に出現。

全ポケモンの中でも数少ない、戦闘中にフォルムチェンジする珍しい種類。
しかもフォルムチェンジの際、姿を隠さず明確に「変形」している。
(他のポケモンがへんしんやフォルムチェンジで戦闘中に姿を変える場合、特殊なエフェクトが入って姿が一瞬隠れ、その間に姿が変わっている)
普段の姿である&bold(){『シールドフォルム』}は剣の刃を盾に収納しており、2つの手のような布は後ろで腕組みしている。
攻撃技を選択するとバトルスイッチが発動し、盾を手に持つ。この際に&bold(){『ブレードフォルム』}へとフォルムチェンジする。

ギルガルドの[[専用技>専用わざ(ポケモン)]]『&bold(){&color(dimgray){キングシールド}}』を使うとまたシールドフォルムに戻る。
この技の効果は変化技を防げない以外「まもる」と同じだが、なんと&bold(){直接攻撃してきた相手の攻撃力を2段階下げる}効果を備える。
直接攻撃ばかりの技を覚えた物理アタッカーにとってはまさに天敵と言えるだろう。
しかも[[第七世代>世代(ポケモン)]]からは、&bold(){&color(red){無効タイプ(ノーマル、どく、かくとう)の直接攻撃を受けても攻撃力が2段階ダウンする}}ようになった。
なお、相手の技が低命中率などの理由でギルガルドに当たらなかった場合、直接攻撃でも攻撃2段階ダウンは発生しない。
例えば「ふいうち」はギルガルドがキングシールドを使用すると技自体が失敗するため、防御しつつ攻撃を下げることはできない。
また、まもる強制解除系の技は直接攻撃であっても解除効果が優先され、攻撃ダウンの効果は得られない。
HP残りわずかの状態で「シャドーダイブ」「ゴーストダイブ」「いじげんラッシュ」などを喰らえばそのまま落とされ、キングシールドの恩恵は一切ない。

ちなみに[[フラージェス]]同様、進化後も「ハートのウロコ」を使えば進化前に覚える技を一通り思い出せるようになっている。
そのため、すぐに進化させてしまっても問題は無い。 

第六世代のスパトレの裏トレーニングではギルガルドバルーンとして登場。
目標点数の半分ほど点数を稼ぐと、いきなり赤く変色し、攻撃が激しくなる。
クリアするとたまに「&bold(){&color(purple){やみのいし}}」が手に入る。

トレーナーでは[[四天王>してんのう(ポケモン)]]の[[ガンピ>ガンピ(ポケモン)]]が切り札として、[[ガラル地方>ガラル地方(ポケモン)]][[チャンピオン>チャンピオン(ポケモン)]]の[[ダンデ>ダンデ(ポケモン)]]が先発として使用。
両者共にキングシールドを使うので、前述の効果を考えると特殊アタッカーで攻めたいところ。

余談だが、ギルガルドに「ワイドガード」を遺伝させる経路が昔は非常に複雑だった。
というのも、「プロトーガなど→ミズゴロウ→ナエトル→パラス→イシズマイ→ヒトツキ」といったとてつもなく長いどころか、♂♀7:1が2匹というとてつもなく面倒臭い経路だったのである。
しかし、ORASで[[ダイノーズ]]のレベル技に「ワイドガード」が追加されたおかげで「ダイノーズ→ヒトツキ」の1本だけで終了となった。
なので、[[ダイノーズ]]から遺伝させよう。


*■対戦でのギルガルド
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シールドフォルム時の能力は[[レジスチル]]、[[ダイノーズ]]、[[メレシー]]、[[ディアンシー]]と同等のぼうぎょ、とくぼうを持つ耐久型。
ブレードフォルム時の能力は[[グラードン]]、[[レックウザ]]、[[デオキシス(ノーマル)>デオキシス]]、[[ゼクロム]]と同等のこうげき、一般ポケモンの中では最強を誇っていた[[シャンデラ]]を上回るとくこうをもつ攻撃型となっている。

ちなみにバトルスイッチの性質上、先手を取られ、反撃する際、&bold(){&color(red){実質的な合計種族値があの[[アルセウス]]と同じになる}}というムチャクチャな能力になる。 

はがねタイプだが、XYからゴーストタイプは拘束系の技&特性を無視するので、「じりょく」の影響を受けない。

難点としては、麻痺や眠りで行動不能になった際に攻撃技を選択してもフォルムチェンジしてしまうこと。
無駄にターンを消費するだけでなく、相手に脆い防御面を狙わてしまう。
特に混乱は運悪く自分を攻撃すると自滅しかねない。
一時期、キングシールドに関しては麻痺等で技の発動に失敗すると、フォルムチェンジしないと勘違いされていたが、実際には問題なく変化する。
攻撃を防ぐことは出来ないが、少なくとも紙耐久を無防備に晒すことにはならないので安心しよう。
前述の通り、キングシールドで防げるのは、&bold(){&color(red){攻撃技だけ}}なので、変化技の餌食になりやすく、「おにび」を使われると物理型の場合は機能停止してしまう。

…しかしこのような癖のある特徴を持ちながらも、登場以降あの[[ガブリアス]]や[[ファイアロー]]に並んで常に使用率上位に居座っている。

まずその理由の一つに挙げられるのが&bold(){&color(dimgray){はがね}}・&bold(){&color(indigo){ゴースト}}という耐性面で恵まれたタイプであろう。
なんと&bold(){9つもの半減、3つもの無効タイプ}を持ち非常に堅牢。
一方「はがねタイプに対するゴースト、あく技の等倍化」を受けて弱点は4つと多いが、なんと彼はこの極端な耐性まで味方に付けてしまう。
その原因は新アイテムの&bold(){『じゃくてんほけん』}。
このアイテムは『弱点を突かれると攻撃と特攻が二段階上がる』というハイリスクハイリターンな効果を持つ。
つまり、大半の攻撃を『弱点』か『半減』にするギルガルドの耐性と非常に相性が良いのだ。

半端な威力で弱点を突こうものなら返しで超火力の攻撃に見舞われ、剣の舞いと合わされば先制技の影うちで全抜きもあり得る。
かといって半減ではジリ貧…半減でも弱点でもないタイプは水と電気のみで非常に攻め難い…
また、確かに「はがねタイプに対するゴースト、あく技の等倍化」は耐性の面では悔やまれるものの、思い出して欲しい。コイツはゴーストタイプでもあることを…
そう、コイツ自身もタイプ一致のゴースト技で相手のはがねタイプに対して等倍を取ることできるので止まらなくなっているのだ。
加えてはがね技は新登場のフェアリータイプの弱点を突くことができるため、攻撃面で言えばむしろ強化されている。
更に「おにび」に弱いと書いたが、特攻も攻撃と同値であり、一貫性の高い一致『シャドーボール』やピンポイントメタの「[[めざめるパワー]]」の存在から特殊型も強力。
むしろ現在では物理型より特殊型が主流になっており、「おにび」での対策は安定しない。

アタッカーにする場合、先手を取ってしまうとブレードフォルムの防御面の脆さを突かれるため、通常は素早さに下降補正をかけた最遅にすることがセオリー。
しかし、逆に素早さに振って「[[どくどく>どくどく(ポケモン)]]」、「[[みがわり>みがわり(ポケモン)]]」を搭載し「たべのこし」を持たせた所謂「毒みがの耐久型」もある。
優秀な耐性、一貫性の高い一致技のおかげで生き残りやすくダメージ効率も良い上、初見では「弱点保険」警戒もあって弱点を突きづらいなど中々に厄介。
アタッカーとしてのセオリーに反するが、素早さにふれば鬼火搭載した耐久振りの水[[ロトム]]を抜かすことができる。
「どくどく」をいれたら「キングシールド」と「みがわり」を繰り返したり「シャドーボール」でダメ押ししているだけで突破できることも。

[[サブウェポン>サブウェポン(ポケモン)]]は物理型では「せいなるつるぎ」以外に[[炎>ほのおタイプ(ポケモン)]]対策の「いわなだれ」「もろはのずつき」も覚える。
特殊型では「めざめるパワー(氷)」程度だが、一致技の範囲が広い上にもう1枠が「キングシールド」で埋まるので全く困ることはない。
[[こだわり系アイテム>こだわり系アイテム(ポケモン)]]を持たせたフルアタ型でも十分に強く、「キングシールド」や耐久型を警戒した相手に大打撃を与えられる。

このように多様な戦法を展開でき、読み違えると痛い目に遭う厄介なポケモンである。

また[[サザンドラ]]と組む事で&bold(){全てのタイプに耐性を持つ&font(#ff0000){『サザンガルド』}なるコンビ}が開発される等補完の面でも優秀。
サザンドラに限らずギルガルドの優秀な耐性は多くのポケモンの穴埋めとして機能する。

…とまあ、環境や様々な型を味方につけた結果第六世代のトップメタの仲間入りを果たした。


ただ、勿論どんなポケモンも万能ではない。欠点もしっかり存在する。
ギルガルドは能力の数値こそ高いのだが、技に関しては一致技の最大威力が霊鋼物理特殊問わず&bold(){80}止まりと意外と低め。
その為(タイプを考えない)実質上の火力は&bold(){マリルリやガブリアスを悠に下回る}のである。減らせない時は思ったより減らせない。
故に積み技や「じゃくてんほけん」による火力増強はほぼ必須である。
また、ゴーストタイプでありながら「[[のろい>もろい(ポケモン)]]」や「おにび」を習得しない為、前述の耐久重視だとほぼ「どくどく」頼りになってしまう。

ここで問題になるのは&bold(){相手を倒せなかった時のフォロー}である。
相手を倒しきれないと、&bold(){H60 BD50}と言う低耐久を晒す羽目になってしまう。こうなると例え等倍ダメージでも結構きつくなる。
「キングシールド」の操作があるが、逆に交代以外では&bold(){「キングシールド」でしかシールドフォルムに戻せない=キングシールドは補助=ちょうはつに弱い}ということでもある。最後の1匹でこんなことをされたものなら…。

このように考えると、どのように動かすかを良く考えて戦わせる必要のあるポケモンであると言えるだろう。
とりあえず、初心者お断りである。

第七世代では強力なフェアリータイプが増えたので弱点をつける鋼技の有用性が高まり、今作でも高い採用率を誇っている。
バトルスイッチが仕様変更で混乱や麻痺による行動不能になるとバトルスイッチが発動しないようになった。混乱は自傷率が30%に下方修正されたのも追い風。
追加されたシステム「[[Zワザ]]」も技の威力が控えめだったゴーストと鋼技を一度きりだが高威力で撃てるようになった。
まあ、一貫性が非常に高いので大体ゴーストZであるが。

第8世代では何と&bold(){種族値が下げられた}。
具体的には各フォルムで150あった種族値が140に下がった。
特に耐久面が下がったのはかなり痛く、特に[[ダイマックス]]ポケモン相手だと不一致弱点だけで押しきられるケースが増えてきた。
またキングシールドの攻撃ランクダウン効果が二段階から一段階に下がり、技マシンから第七世代での主力技の一つであった「どくどく」が削除され習得が不可能になるという技方面での下方修正もされた。
非常な手痛い修正だが、鋼特殊技最強の「[[てっていこうせん>てっていこうせん(ポケモン)]]」や何故か「インファイト」を新規習得できるようになったりなど、強化点もあったりする。

新要素であるダイマックスももちろん可能であるが、フォルムチェンジに必須のキングシールドが「ダイウォール」という全く別の技に変化してしまい、シールドフォルムへのフォルムチェンジができなくなるという致命的な欠点があるため相性は最悪レベルである。

このようにシールドフォルム時の安定性がガタ落ちしたことが響いて前世代より使用率を落としているが、
そこを開き直って努力値を耐久に全く振らず、キングシールドも採用せずに[[タスキ>きあいのタスキ]]で無理矢理殴り勝つタイマン重視のギルガルドが増えてきている。


*■進化前 ニダンギル
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セントラルカロス図鑑No.118
全国図鑑No.680
分類:とうけんポケモン
英名:Doublade 高さ:0.8m 
重さ:4.5kg
タマゴグループ:鉱物

タイプ:はがね・ゴースト
特性:ノーガード(お互いの技が必中になる。「[[あなをほる>あなをほる(ポケモン)]]」「そらをとぶ」等を使用している間でも命中する。先頭にすると野生ポケモンの出現率が1.5倍になる)

・種族値
HP:59
攻撃:110
防御:150
特攻:45
特防:49
素早さ:35
合計:448


テレパシーで互いに意思疎通し、連携して敵を切り刻む双剣。
繰り出される剣術は、剣の達人でも完全に防いだり、見切ることは不可能。

進化前ながら高い攻撃と防御(防御はシールドフォルムのギルガルドと同等)を備え、「[[しんかのきせき>しんかのきせき(ポケモン)]]」と相性が良い。
物理耐久はあの[[サマヨール>ヨノワール]]を上回り、弱点である一致「[[じしん>じしん(ポケモン)]]」も殆ど確定2発まで耐える。
ギルガルドよりさらに鈍足だがそこは「かげうち」でカバーでき、また「ジャイロボール」の威力では進化後を上回る。
他の一致技選択肢としては「シャドークロー」と「アイアンヘッド」。
「ジャイロボール」が「アイアンヘッド」の威力を超えるのは相手の素早さが実数値114以上の場合。

「ジャイロボール」を使うなら[[性格>性格(ポケモン)]]は「ゆうかん」か「のんき」、使わないなら「いじっぱり」か「わんぱく」推奨。

サブウェポンとしてはギルガルドにとっても重要な「せいなるつるぎ」の他、「いわなだれ」「おいうち」「からげんき」等。

特性「ノーガード」は「いわなだれ」「れんぞくぎり」「どくどく」「[[いばる>いばる(ポケモン)]]」の補助として利用可能。
ギルガルドと違って「もろはのずつき」を覚えないのが残念な所。
これらの技を使わない場合、「おにび」「さいみんじゅつ」「ぜったいれいど」等を確実に食らう弱点にしかならないのが痛い。
そのため、これらの対策として「みがわり」が役立つことが多い。

特防はどうあがいても紙なので、「みがわり」が残っていなければ「かげうち」で落とせない特殊アタッカーからは大人しく逃げよう。
無論、物理アタッカーが相手でも役割破壊の「[[だいもんじ>大文字]]」には要注意。

剣盾からは物理耐久が輝石無しでも明確にギルガルドを上回ったことや、進化後よりダイマックスが扱いやすいことから明確な差別化ができるようになった。

*■アニメでのギルガルド一族
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[[XY>ポケットモンスターXY(アニメ)]]編の最初のOP「[[V-ボルト->V(ボルト)(ポケモン)]]」に進化前のヒトツキが[[ゴロンダ]]と共に登場。
ピカチュウの&bold(){でんこうせっか}を喰らい、吹っ飛んで行った。

劇場版「[[破壊の繭とディアンシー>ポケモン・ザ・ムービーXY 破壊の繭とディアンシー]]」では、アルガス・スティールのパートナーとして登場。
戦闘は行わず、飛行要因として扱われていた。

[[XY・Z>XY&Z(ポケモン)]]編ではサトシのライバル、[[ショータ>ショータ(ポケモン)]]の手持ちとしてヒトツキが登場。現在はギルガルドまで進化している。
カロスリーグ準決勝において、[[ブロスター]]を破った[[ピカチュウ]]と対決。
ピカチュウの機動力を奪うため、フィールドの木をせいなるつるぎで伐採するも、結果的にはそれが徒となりブレードフォルムからシールドフォルムに戻れなくなり、
10まんボルトの直撃を受け、戦闘不能となった。

*■[[ポケットモンスターSPECIAL]]でのギルガルド一族
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[[第12章>第12章 X・Y編(ポケットモンスターSPECIAL)]]にて、[[フレア団>フレア団(ポケモン)]]の科学者コレアの手持ちとして三種全て(ギルガルド、ヒトツキ→ニダンギル)が登場。
悪の組織の手持ちの多分に漏れず、図鑑の説明を最大限に悪用した使われ方をしている。
特にギルガルドは強力な洗脳能力と幻覚を見せる能力を有し、[[サナ>サナ(ポケモン)]]を洗脳して[[エックス>エックス(ポケットモンスターSPECIAL)]]達に刃を向けさせたのを皮切りに、幾度となく彼らに襲いかかった。
また、ヒトツキは武器としても活用されており、コレアが全力で振るったときには岩を切り裂く破壊力を見せ、そこに隠れていた[[ワイ>ワイ(ポケットモンスターSPECIAL)]]は危うく斬首されるところだった。

しかし、ギルガルドの能力には[[ルカリオ]]の波導で無効化される弱点があった。
最終決戦ではそこを[[コルニ>コルニ(ポケモン)]]から借りたルカリオによって突いたサナに、コレアごと二体まとめて撃破されるという因果応報の最期を迎えた。


追記・修正はフォルムチェンジしてからお願いします。

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- コメント欄が長くなってきたのでリセットしました  -- 名無しさん  (2015-01-18 11:03:43)
- ギルガルド相手にいばみがするの楽しいです  -- 名無しさん  (2015-01-18 13:03:02)
- 厨スペックすぎてもはや玄人向けでは…  -- 名無しさん  (2015-02-01 13:01:40)
- 当時→選ばれたトレーナーしか扱い切れない癖の強いポケモン 現在→迷ったらとりあえずコイツ入れとけばだいたい間違いは無いレベルの厨ポケ  こいつもある意味すげぇ手のひら返しだな  -- 名無しさん  (2015-04-12 19:23:07)
- 実質種族値がアルセウス並と言われるだけはある  -- 名無しさん  (2015-04-12 19:36:52)
- サザンガルドはガブリアスとメガミミロップには通用しづらいんだよな・・・  -- 名無しさん  (2015-04-12 19:48:55)
- サザンガルドというコンビ名はなんかかっこいい呼び方  -- 名無しさん  (2015-04-12 19:55:46)
- もし素早さがナットレイと同速で体力に40または防御特防に20(バトルスイッチで逆転)ずつ回されていたら今より強いのかね?  -- 名無しさん  (2015-05-16 12:42:14)
- ↑確実にトリックルームで大人気だよ・・・てか、バランスブレイカーになるよ・・・  -- 名無しさん  (2015-06-27 02:23:16)
- なんで鋼・霊なんてちょっと考えたら強いやつにキンシやこの種族値与えたのか………もう安定のゲーフリと言わざるをえない  -- 名無しさん  (2015-08-26 17:05:00)
- ゲーフリはテストプレイするらしいけど、開発スタッフが誰も考えつかない戦術を確立させるさせる人が毎回絶対にいるって言ってたな。特殊ガルドのこともそれを踏まえて言ってたみたいだけど、さすがにⅽ150にシャドボラスカノ持ってて特殊は意外って言うのは十分予想できたと思う。  -- 名無しさん  (2015-09-23 23:25:58)
- 開発側がテストプレイする時間よりユーザーのプレイ時間と研究時間の方が遥かに長いからな。割とこっち目線だと当たり前でも気づかないことはよくあるっちゃある  -- 名無しさん  (2015-10-14 15:26:34)
- コイツにケンジャキってニックネームを付けたのは俺だけか?(キングフォームっぽいから) …形的にはプリズムビッカーだけど  -- 名無しさん  (2015-10-14 16:04:31)
- ストーリー中は輝石持たせてニダンギルのまま使ってた。  -- 名無しさん  (2015-10-31 17:55:16)
- なんか思考停止で勇敢HA252とか冷静HC252にする奴多すぎ。H167BD170って現環境だとメタられすぎてるからのんきとか生意気にしてBDに分厚く  -- 名無しさん  (2015-10-31 18:35:45)
- 振ったほうが相手の調整崩せて強いのに。火力に振らなくても弱保あれば火力は出るし  -- 名無しさん  (2015-10-31 18:36:52)
- 邪剣夜・逝魔焦音  -- 名無しさん  (2015-10-31 19:17:34)
- ツボツボがスイッチ持ってたらどうなるのっと  -- 名無しさん  (2015-11-04 06:15:14)
- サザンガルドっていうコンビ格好良いなと思う。  -- 名無しさん  (2015-11-11 23:56:18)
- fateが流行っているためか、時々GTSで「ルーラー」「セイバー」と名付けられたギルガルドを見かける。  -- 名無しさん  (2016-01-28 21:06:06)
- 何だかんだで物理特殊ばらけてきたし、毒みがだとかキンシ切りもあるから特殊一択の時期はもうなくなったよね・・・?  -- 名無しさん  (2016-02-29 13:39:27)
- ギル(FF)ガルド(テイルズ)なので、ゴールド(DQ)って名前をつけました。  -- にゃかむら  (2016-03-28 23:35:15)
- イョオオオ!!  -- 名無しさん  (2016-05-24 22:06:54)
- Fateネタに事欠かないポケモンの一匹。  -- 名無しさん  (2016-06-26 16:15:21)
- XYで鋼タイプがゴースト悪等倍になったのはこいつの影響もあったのでは。そのままだったらさらに厄介になってたかもしれん。  -- 名無しさん  (2016-07-07 12:29:11)
- トップメタなのは知ってるけど読みが重要ということで敬遠して未だに育ててない  -- 名無しさん  (2016-08-05 16:06:15)
- ↑5中々センスあるではないか!  -- 名無しさん  (2016-08-15 23:12:56)
- 色違いがもろジャンヌ・オルタ  -- 名無しさん  (2016-08-16 14:01:24)
- ↑4 しかし既にここの記述にあるように、一番の元凶であるこれには弱点保険の影響で、むしろ旨味に変えられてしまっているのが現状。  -- 名無しさん  (2016-11-15 01:21:12)
- ↑5多分鋼に霊耐性が付いたままだったら霊技の一貫性がガタ落ちして特殊型と毒守型は大して使われず、火傷で完全に止まる中堅程度で済んでた。はっきり言って悪はいいとして鋼から霊耐性取ったのは失策に近い  -- 名無しさん  (2016-11-15 01:25:07)
- 何気に"キングシールド"は、無効でも攻撃ダウン効果を受けるようになった。  -- 名無しさん  (2016-11-21 01:56:59)
- ↑×2 霊耐性戻せばミミカスの弱体化もできるしちょうどいいのでは  -- 名無しさん  (2017-05-20 18:56:57)
- そう言えば、アニメXYのセレナのコンテストに出てたモブの女の子がヒトツキを腕に持ってたけど、大丈夫だったのかなぁ。  -- 名無しさん  (2017-11-29 16:35:08)
- ♂はエクスカリバー(ソウルイーター)のイメージ  -- 名無しさん  (2017-12-05 14:13:12)
- ↑2ヤブクロンの臭いと同じで懐いてれば問題ないんじゃない?  -- 名無しさん  (2018-01-13 22:01:48)
- 【ソウルエッジ】って名前付けた人、いる?  -- 名無しさん  (2018-03-15 02:31:31)
- 実際のところ腕がいるのはこいつ相手にしてる側の方だよね  -- 名無しさん  (2018-03-24 13:17:04)
- 次回作のポケモンのバージョンはソードとシールドだとのこと。真っ先にコイツが思い浮かんだ。  -- 名無しさん  (2019-02-27 23:09:25)
- ↑同じく俺もコイツが思い浮かんだ  -- 名無しさん  (2019-02-27 23:31:32)
- これはエクスカリバーフォルムとイージスフォルムが追加されるフラグの予感。  -- 名無しさん  (2019-02-27 23:59:59)
- ↑あー新作がイギリス舞台なのはエクスカリバーや円卓の騎士の伝承があるからか  -- 名無しさん  (2019-03-01 10:17:41)
- これが新伝ポケちゃんですか  -- 名無しさん  (2019-03-01 10:20:47)
- ソルロック「は?」ルナトーン「それ俺たちの前でも言えんの?」  -- 名無しさん  (2019-03-01 10:21:44)
- 伝説ではなかったが、ソードシールドへちゃんと続投。 しかし金銀のとくしゅ分離以来となる種族値の下方修正を喰らったらしい。  -- 名無しさん  (2019-11-18 21:34:47)
- あと特筆すべきはキングシールドの下方修正とインファイト習得かな?  -- 名無しさん  (2019-11-18 22:17:25)
- ちゃんと調べてないけど、とりあえず第八世代ではこれまでに出た特性全部を続投させるって縛りは課してるっぽいかな。だから他の奴に渡しようがない特性を持ってるギルガルドはリストラできなかった。けど第八世代では全体的にポケモンの性能を下げている以上は、第七世代時点でもトップクラスに強かったギルガルドをそのまま使わせたら壊れになってしまうから種族値を下げるしかなかった……というところだと想像している。  -- 名無しさん  (2019-11-22 00:11:54)
- ↑ポワルンやメテノ…。しかし受け切れない攻撃が増えた一方で、剣と盾でインファイトって、お前モンスターファームのデュラハンかよ  -- 名無しさん  (2019-11-22 06:11:55)
- キンシ弱体化されたので盾ブン投げてタスキ持って特攻するガルドが増えたな  -- 名無しさん  (2020-01-18 18:10:34)
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