scarlet(漫画)

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scarlet(漫画) - (2016/02/01 (月) 12:19:44) のソース

&font(#6495ED){登録日}:2015/08/19 (水) 14:00:40 
&font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red)
&font(#6495ED){所要時間}:約 6 分で読めます

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#center(){&color(blue){&bold(){&big(){殺してでも、全てを僕のものに――}}}}





『scarlet』とは幻冬舎から発売されている斑目ヒロ氏による短編BL漫画、および収録作のタイトル。
同時収録作品に『ワンナイトスタンド』『俺の恋人』等がある。
なお、斑目ヒロ氏の初コミックス。


また『scarlet』と『ワンナイトスタンド』が収録されたドラマCDがAtis collectionから発売している。
&font(l){『俺の恋人』はハブられた。}


そして『scarlet』の主要キャストだが……[[杉田智和]]と[[中村悠一]]である。&color(red){&bold(){&big(){杉田×中村}}}である。
しかも二人の初のBLでの共演作で、初の絡みとなっているため人気のあるCDとなっている。
インタビューによると二人は[[ウェブダイバー>電脳冒険記ウェブダイバー]]以降、アニメですら掛け合い演技をした事がほとんど無かったと言う。
(当時は[[マクロスF]]で久々に共演していたぐらい)

しかし杉田氏演じる亮の心の動きが繊細過ぎるため、複雑な事になっており、亮の[[ヤンデレ]]的行動が理解出来ないと言われている。
その分杉田氏の熱演が光るが。

その一方『ワンナイトスタンド』は繊細な作品ではあるけれど、『scarlet』に比べれば割と直球なため好評。


●&bold(){scarlet}
アキオは超美形の亮と恋人関係にあった。
しかし亮は意志薄弱で押しに弱く、女性と関係を持つことが多々あった。

そんなある日、亮から結婚を考えている女性を紹介されて――


■&bold(){登場人物}

・上月アキオ
CV:[[中村悠一]]
お人好しの大学生。状況に流されやすい。
元々はノンケで、亮の孤立した状況にもただ眺めているだけだったが、些細な切っ掛けで亮を放って置けなくなる。
亮に告白され、流れで関係を持つようになっていったが、徐々に本気で好きなる。
甘やかしがちで、亮の浮気癖に悩んでいるものの自分が一番でなくても……と考えていた。
しかし&bold(){この考え方が悲劇を起こす}。

・中川・Duvalier・Cyrille・亮
CV:[[杉田智和]]
ハーフで超美形な子犬系[[ヤンデレ]]青年。寂しがり屋で押しが弱いため女癖が悪い。
両親は仕事が忙しく亮を放置しがちで、美形故に『&bold(){&color(gold){孤高の王子}}』と呼ばれずっと孤立していた。
そのため寂しがり屋に育ってしまい、これを埋めることが出来たのは女性との触れ合いだけだったが、イメージを押し付けてくるため一時だけの関係だった。
そんな時に自分に優しくしてきたアキオに惚れてしまう。

しかし、亮は寂しさを愛で埋めたいと願っており、それは例えるなら愛と言う[[首輪]]をされたがっていた。
つまり&bold(){&color(hotpink){恋人に束縛されたかった}}のだ。
しかしアキオはお人好しの青年のため束縛なんかせず、いわば&bold(){亮を放し飼い}していた。
そのため亮も自覚していなかったが、寂しさを埋める事が出来ず他の女性に手を出してしまっていたのだった。

新たに関係を持った多恵に恋人がいても寂しくて仕方がないと相談した所、多恵は束縛してあげると言う。
その結果寂しさを埋めることが出来、女癖は直り、結婚したいとすら思うようになるほどの好意を多恵に抱いた。

しかし、それでもアキオの事は好きなままで――

・山本要
CV:[[鳥海浩輔]]
アキオの友達。浮気癖のある亮の躾をしろと忠告する。

・福本多恵
CV:???(平松晶子説があるが詳細不明)
亮が結婚相手として紹介した女性。アキオに別れるように告げる。
しかしなかなか別れようとしない二人に業を煮やし、亮にアキオを殺害するように頼み込む。




●&bold(){ワンナイトスタンド}
夜間ゲイバーに通う地味なサラリーマン・千場晴巳は、
会社のエレベーターで出会うイケメン・藤倉時貴に好意を抱いていた。

しかし相手はノンケなため、住む世界が違うと諦めていた晴巳だったが、偶然ゲイバーにやって来た時貴と出会う。

この機会を逃すか、とばかりに時貴に話しかけたのだが……?



■&bold(){登場人物}

・千場晴巳
CV:[[鈴木千尋]]
昼間は地味なサラリーマン、夜間はオシャレしてゲイバーに通う青年。
時貴に好意を抱いているが、カレはノンケのため告げることが出来なかった。
後に千載一遇のチャンスが訪れ、[[セックス]]しようと関係を迫る。受け。

・藤倉時貴
CV:[[羽多野渉]]
晴巳と同じ会社の外商部に勤める長身のイケメン。肌と匂いフェチのノンケ。
友人に騙されてゲイバーに来てしまう。
晴巳に[[ゲイセックス]]しようと迫られ、多少興味が沸いたので[[ホイホイ>道下正樹]]とついて行く事に。




●&bold(){俺の恋人}
ケイトは夜も遅く自宅に帰ってくると同棲相手のナオキはすでに寝ていた。
ナオキの寝顔を見つつ、自分とナオキの関係を改めて考えるが――


■&bold(){登場人物}

・ケイト
美形でモテモテ生活にうんざりしていた所、ナオキに告白され付き合う事に。
身体の付き合いに男女関係ない主義のイケメン。

・ナオキ
女に囲まれているケイトに告白してきた根暗なオタク。趣味は切手集め。
ネガティブ思考の持ち主。



■&bold(){以下scarletのネタバレになります}















多恵にアキオを殺し、多恵の方が好きだと証明してと、泣きながら頼まれた亮。
そんなバカげた事を亮に出来る訳がなかった。


一方アキオは多恵との接触で亮の大きな変化を感じ取り、自分がいない方がいない方が良いのではないかと追い詰められる。
亮はアキオとも離れる事が出来ないと説得しに訪れるが、アキオに拒絶される。
この件で結果的に二人共精神的に追い詰められてしまう。


アキオとも、多恵とも別れる事が出来ないでいた亮は、
アキオが自分と別れようとするのを知り、別れるぐらいならいっそ殺してしまおうと決意する。


そして亮はアキオが自宅に戻ったところを見計らって、襲い掛かる。
床に押し倒しアキオを[[レイプ]]する病んでしまった亮。


#center(){&color(blue){ &bold(){ごめんなぁ――……。}}}


ショックで気絶したアキオを亮は風呂場へ連れて行く。そしてカッターナイフでアキオの手首を――



次にアキオが目を覚ました時、映った人物は山本だった。なんでも電話に出ないアキオに異変を感じたらしい。


ブチ切れた山本は亮に問い詰める。お前が何をしたのか理解しているのか? と。



#center(){&color(blue){ &bold(){僕の知らない所で誰かに取られるぐらいなら、それくらいなら殺してしまおうって。&br()&br()殺して、全部僕の物にしてしまおうって、そう思ったんだ!!}}}


#center(){&color(red){&bold(){殺しちまってお前、生きていけんのかよ! 死んだらもう、会う事すら出来なくなっちまうんだぞ!!}}}



アキオは薄れゆく意識の中で二人の慟哭を聞いていた。
そして消えつつある意識の中でアキオは思った、明日になればきっと上手くいくと。
本当は亮と離れたくないのだから――




#center(){&color(green){&bold(){でもね。お前が幸せなら俺はいいんだ――}}}





その後アキオは入院していた。亮に付けられた傷は自殺しようとしたと医師に言い張る事で亮を庇っていた。

そして亮は二人でアキオに謝ろうと多恵を説得するが、多恵は逃げようと言う。
しかし今回は頑固としてアキオと離れたくないと亮は言い、結局亮は多恵に置いて行かれてしまった。


一番迷惑を掛けられた山本はアキオにこの結末で良いのか? と言うが、



#center(){&color(green){&bold(){殺して全部俺の物にしてしまおうなんて、最高の口説き文句じゃねーか?}}}



となんだかんだで幸せそうな二人を見て、
山本はしょうもない&bold(){痴話喧嘩}に巻き込まれちまったと呆れ顔になった。



そして浮気癖がなくなった亮と元鞘に収まったアキオは、なんだかんだで亮との同棲生活を始める――




追記・修正よろしくお願いします。


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#openclose(show=▷ コメント欄){
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- プライベートで仲の良い人ととは言えこういう恋愛関係を  -- 名無しさん  (2015-08-19 17:43:11)
- ↑ミス。プライベートで仲の良い人とこういう恋愛関係を演じるって後で気まずくならないのかなと書きたかった  -- 名無しさん  (2015-08-19 20:50:40)
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#areaedit(end)
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