The Wonderful 101

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The Wonderful 101 - (2019/05/22 (水) 23:39:27) のソース

&font(#6495ED){登録日}:2015/08/24 (月) 23:50:00
&font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red)
&font(#6495ED){所要時間}:約 15 分で読めます

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#center(){&sizex(6){&bold(){宇宙からの強大な侵略者に}}}



#center(){&sizex(6){&bold(){たった100人で立ち向かう}}}



#center(){&sizex(6){&bold(){命知らずの戦士たちがいた}}}



#center(){&sizex(6){&bold(){ワンダフルな100人の戦士が…}}}



#center(){&sizex(6){&bold(){決してその身を明かすことなし}}}



#center(){&sizex(6){&bold(){死してその名を遺す者なし}}}



#center(){&sizex(6){&bold(){人呼んで…}}}



#center(){&sizex(7){&bold(){&font(#ffdc00){Wonderful} &font(#ff0000){101}}}}



#center(){&sizex(6){&bold(){もう一人の戦士は、君だ}}}



The Wonderful 101とは2013年8月24日にWiiUで任天堂から発売された、プラチナゲームズ開発のクォータービュー型3Dアクションである。
100人のヒーローを引き連れて、図形を描くことで形態を変え、派手なアクションを繰り出して敵を倒しながら進む。分かりやすく例えるなら、見た目は[[ピクミン]]、システムは[[大神>大神(ゲーム)]]、アクションは[[ベヨネッタ]]。

ディレクターは「[[Devil May Cry]]」「[[大神>大神(ゲーム)]]」「[[ベヨネッタ]]」などを手掛けた、自重しない男こと神谷英樹。
プロデューサーはプラチナゲーム側から、「[[逆転裁判>逆転裁判シリーズ]]」「[[GOD HAND]]」を担当した稲葉敦志、任天堂側からは「斬撃のREGINLEIV」「[[ゼノブレイド]]」など外部との制作を得意とする山上仁志が参加している。

デザインはアメコミ風のSDヒーローだが、長い変身シーン、「説明しよう!」なナレーション、謎爆発、出落ち怪人、アイキャッチ風ロード画面など、日本の昭和特撮要素をこれでもかと混ぜ混んでいる。
いつものノリに自重しないパロディ、やたら多いシューティングなどスタッフの趣味を全開にしたプラチナゲームズの集大成ともいえる作品。別名&bold(){神谷に好き勝手やらせた結果}。

プラチナゲームズらしく、公式から「猛獣のごとき激しさ」「一週目はチュートリアル」ファンからは「イージーが真のノーマル」と言われるなど難易度は高め。
一方でゲームオーバーになっても、その場から即復活&コンティニュー無限とプレイ自体は快適。無理だと感じたらベリーイージーから始めよう。

正直説明に困るゲームなので、このページで分からない人は公式サイトを見るか、配信中の体験版をプレイすることを強くオススメする。PVはやたら濃いが、&bold(){本編はその3倍は濃い}。


*【ストーリー】(公式サイトより引用)
今から40年前……。
どこともしれぬ銀河の果てから、突如として襲来した「ゲスジャーク星団連合無敵艦隊」。
それは、地球上全戦力のほぼ10倍という戦力を持つ、恐るべき侵略軍だった。

人類は持てる叡智のすべてを結集して、地球連合秘密防衛機構「センチネルズ」を設立。
二度にわたるゲスジャークの襲撃を、決死の奮闘と努力によって奇跡的に退けたが、敵はついにその本隊を動かし総攻撃を開始した。

迫りつつある人類滅亡の危機を前に、センチネルズは世界中に散らばる100箇所の支部へ、特務戦闘兵「ワンダフル・ワン」全員の非常召集を発令する。

人知を超えた力を持つヒーローたちが束になれば、あらゆる悪を砕く無敵の拳と化すだろう。
年齢も性別も国籍も性格も異なる彼らが、「地球を守る」という信念ただひとつを胸に結集する時が来た。

ゆけ、ワンダフル・ワンダブルオー!
人類に仇なす侵略軍に、100倍の力と勇気で立ち向かえ!


*【アクション】
チーム・アタック(Xボタン)
隊員たちを敵に突撃させる。ダメージは微妙だが、ヒットさせる度に隊員がしがみついて怯ませることができる。
ダウンさせれば大ダメージを与えることができるため、高難易度になると重要になってくる技。また、1人でも敵にしがみつかせているとマルチユナイト・モーフがロックオン状態になる。

ワンダ・ライナー(Rスティックorタッチ操作)
先頭のリーダーを動かして線を引くことによって、隊員同士をワンダ・エナジーによって結合させた強靭な隊列を形成する。
ユナイト・モーフを発動させたり、避難民を丸で囲んで臨時隊員として仲間にしたり、アイテムを見つけたりと[[大神>大神(ゲーム)]]の筆しらべに似たシステム。
 
ユナイト・モーフ(ワンダ・ライナーで特定の図形を描いた状態でAボタン)
隊員達が集まり、描いた図形によって様々な姿へと合体する。
引き連れている隊員達が多いほど、大きく強力なものが形成できる。大きさの段階は10人→20人→50人→100人。
レベルが上がると突撃技の「スティンガー」、回転攻撃の「サイクロン」、打ち上げ技の「ライジング」を習得する。

マルチユナイト・モーフ(ワンダ・ライナーで特定の図形を描いた状態でXボタン)
操作中の隊長以外の隊員が中心となってユナイト・モーフを形成し、オートで攻撃する。発動するには形成させる分の隊員の余裕が要る。
隊長がユナイト・モーフ中でも発動可能&最大4つまで同時に展開可能なため、これを活用していかにダメージを与えるかが攻略のカギとなる。
スコアアタックには必要不可欠だが、実は&bold(){発売三ヶ月前にプロデューサーが目を離した隙に組み込まれた。}

**QTE
[[ベヨネッタ]]など最近のゲームでもお馴染みの、デモ中に画面表示に合わせてボタンを押すシステム。
他では色々と批判の多いシステムだが、このゲームでは様々な要素が重なり好意的に受け入れられている。
理由としては、
-ゲーム内容に関係の無いボタン入力や反射神経を試すようなものではなく、ゲーム中によく使うコマンドや図形の入力に留められていること。
-ユナイト・モーフであれば「該当キャラのカットインが挿入」され、戦隊ものとしてはお約束の「技名を叫ぶ」ので、どの図形を入力したらいいかが分かりやすい。 
-ユナイト・モーフの発動など入力コマンドが単純&入力時間の猶予が約10秒と長めの上、上記のカットイン挿入前から図形の入力を受け付けている。 
-失敗のペナルティが雑魚敵一発分のダメージ&やり直し地点がコマンド入力からと軽め。
-失敗シーンで笑いを取りに来てるため不快にならない。中には10回連続して失敗しないとみれないものも。
特にラスボス戦ラストでの「地球を守る」は、そのシチュエーションから本作一の燃えシーンとの声が多い。
&color(white){そしてその演出から「本作一の初見殺し」「ラスボスを倒したと思ったらもう一戦あった」とも…。}


*【ユナイト・モーフ】(一部を紹介)
&bold(){&color(#ff0000){ユナイト・ハンド}}(ワンダ・ライナーで丸を描く)
&bold(){&color(#ff0000){ワンダ・レッド}}などガントレットを装備した隊員が中心となる巨大な拳。
パワーとスピードを両立したバランス型で、火炎攻撃を無効化し逆に炎を纏って火属性になれる。
攻撃後の隙が小さいため、コンボを繋げやすい。
巨大歯車やハンドルを回す事ができる。

&bold(){&color(#0000ff){ユナイト・ソード}}(ワンダ・ライナーで直線を描く)。
&bold(){&color(#0000ff){ワンダ・ブルー}}など剣や棒状の武器を装備した隊員が中心となる巨大な剣。
リーチが長く、ザコの集団を一掃するのに便利。落雷を纏って雷属性になったり、ビームを刀身に反射して跳ね返したりと多芸。
ワイヤーを斬ったり、鍵穴をこじ開けたりもできる。

&bold(){&color(#008000){ユナイト・ガン}}(ワンダ・ライナーで直角を描く)
&bold(){&color(#008000){ワンダ・グリーン}}など銃を装備した隊員が中心となる巨大な銃。
遠距離型で威力は低いが、隊員を弾丸として発射するため攻撃がそのままチーム・アタックになる。
他のユナイト・モーフと違い巨大化で形状が変化し、拳銃(10人)→スーパースコープ(50人)の二段階しかない。
銃口に物体を吸着させて運ぶことができる。
&bold(){&color(#008000){ユナイト・ランチャー}}(四角形を描く)
パトリオットを形成し、12発(人)同時に発射できる。威力は高いが装填に時間がかかるため隙が大きい。
&bold(){&color(#008000){ユナイト・キャノン}}(特大四角形を描く)
100人で戦車を形成し、超威力の一撃を発射できる。装填にはかなり時間がかかるためロマン技。
 
&bold(){&color(#ff69b4){ユナイト・ウィップ}}(ワンダ・ライナーで波線を描く)
&bold(){&color(#ff69b4){ワンダ・ピンク}}など鞭やロープを装備した隊員が中心となる巨大なムチ。
中距離型で素早い動きで敵をシバき倒し、ダウンした敵を先端で吸着して投げ飛ばせる。また、敵のトゲ付き装甲やトゲ付きバリケードを引っぺがす事ができる。
仕掛けに引っかけて引っ張り倒したり、天井のフックに引っかけてターザンのごとく移動できる。
 
&bold(){&color(#ffdc00){ユナイト・ハンマー}}(ワンダ・ライナーで「?」のように直線の後に丸を描く)
&bold(){&color(#ffdc00){ワンダ・イエロー}}などハンマーを装備した隊員が中心となる巨大なハンマー。
リーチが短く動きも遅いが、敵の装甲をぶち破るほどの破壊力を持ち、発動している間は構えるだけで上からの攻撃を防御できる。
その重さで水中に潜ったり、ヒビのある壁や床を破壊できる。

&bold(){&color(Silver){ユナイト・クロー}}(ワンダ・ライナーで「Z」を描く)
&bold(){&color(Silver){ワンダ・ホワイト}}など鉤爪を装備した隊員が中心となる巨大な鉤爪。
攻撃力は低いが、目にも留まらぬ早さで連撃を繰り出せる。冷気を帯びているため、連続攻撃で敵を凍らせて行動不能にできる。
壁や天井を伝って移動したり、敵の装甲や扉の隙間を強引にこじ開けることができる。

&bold(){ユナイト・ボム}(ワンダ・ライナーで「¿」のように丸と直線を描く)
&bold(){ワンダ・ブラック}など爆弾を装備した隊員が中心となる巨大な爆弾。
威力は極めて低いが、爆発させた際に爆風の範囲内にある敵や仕掛けの時間の流れをスローにする事ができる。主に他のユナイト・モーフとの連携に役立つサポート技。
爆発させることで光速移動する敵を捉えたり、高速で作動する仕掛けをくぐり抜けることができる。

&bold(){ユナイト・チェイン}(断崖にてワンダ・ライナーで直線を描く)
隊員達が橋や梯子に合体することで障害を乗り越えられる。

&bold(){ユナイト・グライダー}(ワンダ・ライナーで三角形を描く)
グライダーに合体して空中を滑空移動できる。

&bold(){ユナイト・ガッツ}(ZLボタン)
一瞬だけプリンの形に合体し、敵の砲撃や物理攻撃を跳ね返す。

&bold(){ユナイト・スプリング}(ZRボタン)
一瞬だけ巨大バネに合体して跳び跳ねることで、敵の攻撃を回避することができる。

&bold(){ユナイト・ボール}(ZRボタン×2)
巨大ボールに合体して素早く転がって移動することができる。

&bold(){ユナイト・トゥームストーン}(ZLボタン+ZRボタン)
巨大な墓石に合体して敵を押し潰す。攻撃範囲が広いため、雑魚を一掃できる。

*【登場人物】

**ワンダフル・ワンダブルオー(W100)

&bold(){&color(#ff0000){紅蓮の拳 ワンダ・レッド}}(声:木村良平)
本名はウィル・ウェッジウッド。アメリカ出身のブロッサムシティ支部所属。
本作の主人公にしてW100のリーダー。1年前に訓練を終えたばかりの新兵ながら高い能力と冷静な判断力でチームを導く。
天然すれすれとさえ言える真面目一徹な性格で、全隊員のプロフィールから長ったらしい口上まで、一度見聞きした事は絶対に忘れない恐るべき記憶力の持ち主。
反面女性への免疫は薄いようで、ピンク曰く「変な女にばかりデレデレしてる」。
表の顔は小学校の教師であり、強い心を子供達に教えるのが彼の夢。
武器は両腕に装備したグローブ「ヴォルカン・ナックルズ」。
 
&bold(){&color(#0000ff){音速の斬撃 ワンダ・ブルー}}(声:江川大輔)
本名はエリオット・フッカー。アメリカ出身のロサンゼルス支部所属。
レッドの先輩に当たる隊員で、表の顔はロサンゼルスの刑事。
血の気が多く、行動力に秀でた徹底的現場主義者で数々の事件を解決に導いた敏腕刑事だが、何かにつけて格好つけたがる悪癖の持ち主。その癖、失敗してしまいどうにも締まらない所謂「三枚目」。
そんな調子である為、グリーンやピンクといった若手メンバーとは何時も諍いが絶えない。
ゲスジャーク幹部・ビジョーヌの暗躍によってFBI捜査官だった兄を失った過去を持ち、それゆえに宇宙人への敵意と嫌悪感が人一倍強い。
新兵のレッドの事も「教師の片手間に戦ってるような奴」と見下していたが……?
見た目とは裏腹に機械音痴で、本編ではその音痴っぷりが災いして取り返しのつかない大ポカをやらかしかけるところだった。((結果的には何事もなかったものの、メンバーからは散々な言われようだった。))
武器は特殊合金製の長剣「ヴァリアンチウム・ブレード」。

&bold(){&color(#008000){魔弾の射手 ワンダ・グリーン}}(声:福島央俐音)
本名はジャン=セバスチャン・ルノー。フランス出身のボルドー支部所属。
現役中学生でありながら射撃の腕を見込まれた隊員。((公式曰く『100kim先のドーナツの穴の中心をドーナツを食べながら狙撃できる』とのこと。))語尾に『~だッチ』と付ける。
ポッチャリ体型のお坊ちゃんでマザコン。空気が読めない上に生意気な性格で、思った事をすぐ口に出してしまう。
特にブルーとピンクに対しては何かと嫌味を言っては、二人の怒りを買うのがお約束となっている。
新米であるレッドに先輩風を吹かす一方で、ちょっぴり臆病なところがあったりとよくも悪くも年相応。
母親の躾が厳しいらしく、その目が無い任務中は常にジャンクフードをパクついている。何気にステージごとに違う辺りが芸コマ。
武器は連射式陽子銃「クリスティーヌ・ダーエ」

&bold(){&color(#ff69b4){お仕置き女王 ワンダ・ピンク}}(声:内山由貴)
本名はマリアナ・クレツレスコ。ルーマニア出身のトランシルバニア支部所属。
新体操のオリンピック選手に選ばれるほどの抜群な身体能力を誇る現役女子高生。
普段は天真爛漫かつ無邪気だが、怒ると鬼の形相と化す二面性を持つ。
サディストで戦いを楽しんでいる節も見られるが、レッドの指示には素直に従ったり、何かと危険な行動の目立つルカを気に掛けるなど根は真っ正直。
そんな彼女もプリンス・ヴォークンに対面した際に一目惚れ、&bold(){キャラ崩壊}レベルで周りが見えなくなる。
武器は合金繊維で編み上げた鞭「ビューティフルウィップ」。

&bold(){&color(#ffdc00){激震の鉄槌 ワンダ・イエロー}}(声:本田裕之)
本名はイワン・イストチニコフ。ロシア出身のシベリア支部所属。
数々の過酷な任務をこなしたロシア陸軍の英雄。東北訛りで喋る。
大柄な体格にいかつそうな見た目とは裏腹に、極度の恥ずかしがり屋。((決め台詞を振られたときも恥ずかしがって言わなかったため何とも締まらない最後となった。))
自分自身が目立つよりもチームの屋台骨となる事を望んでいるようで、基本的に自ら作戦行動に口出しする事は少ない。また極度の方向音痴であり、彼一人に行動させると必ず迷子になる。
2児の父親であり、休日は家族サービスを欠かさない良き父親であるという。
武器は重金属製のハンマー「ペタペタ・ハンマー」。
 
&bold(){&color(Silver){無双の神爪 ワンダ・ホワイト}}(声:西嶋陽一)
本名は百虎院百恵(びゃっこいんももえ)。日本出身の信州支部所属。
百年の歴史を持つ忍者一族の若き師範。メンバーを『○○氏』と呼ぶ。
一見すると物静かで規律と調和を重んじる常識人だが、百にも渡る格言を戦闘中にも並べ立てる癖がある。これは人見知りで不器用な彼なりに仲間との絆を取り持とうとしている為らしいが、作戦行動にも支障をきたすこの癖は当然ながら&bold(){不評}。((それ故か『以下略』と切り上げることがある。))
それでも各々が適当に動き回るワンダブルオー内では唯一と言っても良いほど真面目で、実質レッドに次ぐサブリーダーポジション。
武器は一族に代々伝わる鉄爪「断天丸」と「斬地丸」。
 
&bold(){8ビットの魔術師 ワンダ・ブラック}(声:福島央俐音)
本名はクリシュナ・ラマヌジャン。インド出身のニューデリー支部所属。
知能指数300の天才児。
若干11歳にしてアメリカの工科大学に籍を置き、センチネルズでも数多くの先進的科学技術を考案・実用化してきた。
作戦行動中も携帯ゲーム機を手放さないが、実際には常に思考を巡らせており、その頭脳は&bold(){一目でゲスジャークのロボットの操縦方法を把握する}程。
自ら口を開く事は滅多に無いが、同年代のグリーンとは仲が良い模様。
武器は自ら開発・設計した爆弾「タイム・ボム」。

ローレンス・ネルソン(声:間宮康弘)
センチネルズ・ブロッサムシティ支部の司令官にして今作戦の総指揮を務める。
どのような状況でも紅茶片手に最善策を導き出す冷静な判断力の持ち主。
親友の忘れ形見であるレッドの成長を見守っている。

&bold(){&color(#ff0000){怒髪尖鋭 ワンダ・レッド(先代)}}(声:間宮康弘)
本名はローレンス・ネルソン。20年前のネルソン司令官その人である。
当時のW100のリーダーとして前線を率いていた。
今とは違い、鋭く尖ったリーゼントが特徴的で、どのような危険任務も臆することなくこなしてきた歴戦の超熱血漢。
本編では、あるミッションの回想シーンのみの登場だが、条件を満たせば隠しキャラとして使用可能になる。
武器は手持ちドリルの「キャプテン・ドリル」なのだが、ぶっちゃけ頭のリーゼントだけでも十分戦えるんじゃないかなと思えてしまうのは内緒。

アリス・マクレガー(声:村中知)
バージン・ビクトリー号のメインオペレーターの女性。
どんな状況でも声を荒げることなくサポートする冷静沈着な性格。
無愛想なため、どこか冷徹な印象を受けがちだが、彼女自身は一生懸命感情表現しているつもりらしい。

ジェームズ・シロガネ博士(声:緒方賢一)
センチネルズ中央科学研究所の所長。通称『ジミー』
『天才と変人は紙一重』という言葉をそのまま形にしたような人物で珍妙なものを研究・開発してはグリーンやブルーに茶々を入れられるのがお約束。
それでも、新理論エネルギー「シロガネ・ドライブ」を提唱し、それらの原理を活用した強化服『センチネルスーツ』を開発した他、様々な発明品でW100をサポートする頼れる頭脳。

P-STAR(ピースター)
シロガネ博士が古いゲーム機から作り出したサポートアンドロイド。
高度な人工知能を搭載しており、会話が可能。他のキャラと違い、声は発せず電子音で喋る。
飛行機能に加え、二つの口径からBB弾を発射する機能を搭載しているが、無論、攻撃力は皆無。そのため、もっぱらW100のマスコット枠となっている。
だがこの機能、終盤のあるステージでは思わぬ大活躍をしてくれる。

その他W100のメンバー
世界各地に散らばる残り93人のメンバー。(隠しキャラ等を含めると総勢108人!!)
上記の7名のようにカラーリングの名前ではなく、それぞれの特徴をもった名前となる。
ゲーム開始時にはレッドを含めた20人しか集結していないが、作戦中に合流したり捕えられている所を助けたりするなどで数が増えていく。
世界中から集めただけあって、魔女や呪いの人形、サンタクロースや挙句の果てに落ち武者やイエティがいたりなど人材が妙に幅広い。
ゲームの最後には、とある人物が加入し、『ワンダフル・ワンオーワン』となる。

**その他勢力

プリンス・ヴォークン(声:須藤翔)
流浪の彗星「ルロー」の王位継承者にして、全銀河を股に掛ける強大な武装集団「宇宙海賊ガイゾック」のリーダー。
自身よりも優れた者など存在しないと信じて疑わない尊大な性格で、数々の星の強者を打ち倒し、配下に加えさせては戦力増強を図っている。
地球襲撃の際に強者であるワンダ・レッドに目を付け、ユナイトモーフに似た力『ユニファイモーフ』を使い、度々彼の前に立ちはだかる。
地球の言葉は難しいのか、はたまたワザとか不明だが、地球を『チンキュウ』ワンダ・レッドを『ナンダ・レッド』と度々間違えて呼んでいる。

チューギ(声:梁田清之)
惑星ブシドー出身の戦士で頑強な鎧に身を包んだヴォークンの右腕的存在。
その名の通り、主であるヴォークンに絶対の忠義を誓う武人肌…というわけでなく、実は故郷の星の住人全員を人質にされ、無理やり従わされているだけである。
そのため、彼に対する忠誠は全くない。

イモータ(声:品田美穂)
銀河連邦警察S451219管区特別機動捜査隊隊員。
たった一人でゲスジャークを追い続けてきた若き異星人の女性で一人称は『僕』。
可憐な見た目とは裏腹に明朗快活で、思ったことはズバズバ言う男勝りな性格。
W100の前に幾度となく現れては意味深なアドバイスを残していく謎の存在。
武器はバイオECMシェルを搭載した矢で、射抜いた標的の神経・電気系統を狂わせるボウガン『サクラン・ボウガン』

ルカ・アラン・スミシー(声:山川朋美)
ウィルが受け持つクラスの生徒。
先の侵略大戦で両親を失っている孤児。
ゲスジャークはおろか、ヒーローであるW100にも憎悪を向けている。

一般市民
街中などで『HELP!』と叫びながら助けを求めている。
ワンダ・ライナーで囲むことで臨時隊員として一時共闘してくれる。

GDAの隊員達
正式名称『ガイア・ディフェンス・アーミー』という地球防衛軍の隊員達。W100と共に共闘する。
ゲスジャークには到底適いはしないものの、飛行機を足場にしてくれたり、強大なボス戦でも怯むことなく臨時隊員として緊急出動してくれたりと要所要所でサポートしてくれる。

**ゲスジャーク星団連合無敵艦隊

正式名称『Guild of Evil Aliens Terrorizing Humans with Jiggawatt bombs,Energy beams,Ray guns,and Killer rasers』で、大文字の部分をとって『GEATHJERK』と名乗っている。
40年前に突如として地球に襲撃したのを皮切りに、20年毎に大規模な戦力を投入し、地球人を殲滅せんと活動する連合軍。
様々な異星人で結束されており、その軍事力・科学力は地球の数十倍とも言われている。

&bold(){&color(#ff0000){六等幹部 ランボー}}(声:川津泰彦)
惑星ドクーズ出身の戦闘種族。
爬虫類を思わせる屈強な体格の持ち主で、赤い軍服とベレー帽に身を包む。また右足が機械の義足になっている。
見かけ通りの残忍な荒くれ者であり、地球に来るまでも数々の惑星で悪行の限りを尽くしてきた。
侵略戦争も心底楽しんでおり、前線で指揮を執ると共に自らも嬉々として巨大な剣「デクノ・ボウ」を片手に戦場へ斬り込む。
宇宙巨獣「ダイクー・オロチ」を手なずけており、20年前の戦いにも参加したことがあるという。先代のワンダ・レッドとは因縁があるようだ。

&bold(){&color(#008000){五等幹部 ワーナ}}(声:浜添伸也)
ゲスジャークのマッドサイエンティスト。
人間の子供並みの小柄な体格に不釣合いな巨大な頭部と4本の腕を持つ。
大量殺戮兵器の開発を生き甲斐としており、かつては兵器実験で故郷の星を滅ぼした事があるらしい。
それでもなお尽きぬ実験欲を満たす為ゲスジャークに加わり、ターゲットの星を実験場にして兵器開発に勤しんでいる。
自らは非力で何の戦闘力も持たないが、各種のトラップやメカを駆使して獲物を甚振る。

&bold(){&color(#00ffff){四等幹部 ビジョーヌ}}(声:林真理花)
惑星ウーミ出身の水棲種族。
肌が真っ青な以外は人間に近いシルエットを持ち、目深に被ったヘルメットと黒いボンテージが特徴。
六幹部の中では唯一の女性で、円熟した色香を振りまき敵を狂わせる魔性の女。
水中での工作活動においてはゲスジャーク随一であり、綺麗な水環境を持つ地球の独り占めを内心狙っているらしい。
かつてFBIにスパイとして潜入していた事があり、この時ワンダ・ブルーことエリオットの兄を罠に嵌めて殺害している。
 
&bold(){&color(#0000ff){三等幹部 ワルサー}}(声:川津泰彦)
六等幹部ランボーの双子の兄。
体格や声は弟そっくりだが、こちらは軍服と制帽が青い。
弟に輪をかけた凶悪かつ残虐非道な性格で、ゲスジャークの精鋭部隊を率いて銀河中に悪名を轟かせた。
兄弟仲が良いというわけではないようで、弟の死を「俺には関係無い」と一言で斬り捨てた。
巨大戦闘ロボット「ワルガグージン」を駆り、破壊の限りを尽くす姿には他の幹部ですら恐怖を覚えるという。
 
&bold(){&color(Silver){二等幹部 ヒョーガ}}
冷気を操る暗殺者。
詳細は不明だが、少なくとも2本の角を生やしていた模様。
純粋な戦闘センスのみで幹部に上り詰めた実力者で、ターゲットの星の要人を音も無く氷の彫像に変えては砕き去る。
また気に入った惑星を氷漬けにして飾る天体コレクターでもあるという。
……と書くと強そうだが、本編ではワンダブルオーに遭遇する前にガイゾックに倒されてしまい、&bold(){墓}のみの登場となった。
 
&bold(){&color(#ffdc00){最高幹部 ギーミ}}(声:高階俊嗣)
総統ジャギンガの右腕。
仮面とローブを纏ったフラッドウッズ・モンスター風の容姿。
癖のあるゲスジャーク幹部達を束ねる知将であり、ジャギンガの意思の伝達者として全軍を統率し、その手腕にはジャギンガからも絶対の信頼を寄せられている。
一見穏やかだが性格は無慈悲そのものであり、旗艦「ギガグンカン」のブリッジから冷酷な命令を淡々と下す様は並み居る幹部達ですら震え上がる。

&bold(){総統 ジャギンガ}(声:梁田清之)
ゲスジャーク軍の全てを支配する機械頭脳。

*【音楽】(代表的な曲を紹介)
壮大な戦いを演出するためということでオーケストラ調の音楽が中心。 作曲は山口裕史、滝沢章、黒川仁美、近藤嶺、日比野則彦、甲田雅人の計六名。
発売から約一年たった9月15日には、全127曲を収録したサウンドトラックが各音楽配信サイトよりダウンロード販売されている。

**戦え! ワンダフル・ワンダブルオー
作曲 山口裕史 作詞 神谷英樹 歌 フォレスタ
本作の主題歌。流れる場面はプロローグ、ラスボス戦、エピローグの計三回と少ないが、フルコーラスで流れるため嫌でも耳に残り、プレイヤーの心を奮い立たせる。
当初は近頃のアニソンのような曲調だったが、開発終盤になって&bold(){ディレクターの突然の思いつきで}「60年代のアニメ/特撮主題歌」調へと変貌を遂げている。
北米用に英語版も収録。こちらも&bold(){物凄くカッコいい}のでぜひ聞いて欲しい。
日本語版はプラチナゲームズの開発ブログ内でMP3でダウンロードでき、カラオケチェーンのJOYSOUNDで歌える。

**形勢逆転&ワンダフル・フィニッシュ
作曲 山口裕史
ボス戦で流れる処刑用BGMその一その二。最終形態に突入した際に「形勢逆転」、トドメのQTEの瞬間に「ワンダフル・フィニッシュ」が流れる。
本作はどのボスもほとんど第三形態まである上に、演出はどれもラスボス級なため、激闘を制した際に流れる燃えBGMとして人気が高い。

**&color(white){ジャギンガ 天体殲滅機動形態}(ネタバレ注意)
作曲 近藤嶺
本作のラスボス専用曲。[[かの名曲>太陽は昇る(大神)]]のような「負ける気がしないBGM」として人気。
最終形態時に流れるため、激戦続きで疲労により気が緩んだところに、渇を入れられた気分になったプレイヤーも多いはず。
存在自体がネタバレだが、よりによって[[大乱闘スマッシュブラザーズ for Wii U >大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS/Wii U]]に採用されている。



追記・修正はカクレーガを全て見つけ出してからお願いします。

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#openclose(show=▷ コメント欄){
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- 遂に来たかこのゲームの項目。マイナーでも大好きです  -- 名無しさん  (2015-08-25 00:28:14)
- ヒーロー設定だからQTEが鬱陶しくない、というかむしろ燃えていい。  -- 名無しさん  (2015-08-25 09:17:50)
- とりあえず概要と掴みだけ建てた感じか。キャラ紹介はそのうち…ってか項目分ける必要あるか?  -- 名無しさん  (2015-08-25 23:38:53)
- 任天堂のソフトである事を書いてないとか、あからさまな印象操作だなオイ  -- 名無しさん  (2015-10-25 21:59:35)
- 神ゲーなのにベヨや大神ほど売れてない悲劇  -- 名無しさん  (2015-11-20 01:13:06)
- 面白いのに売れないのって可哀想すぎてなぁ・・・Steamとかで配信しないかしら。面白いのに売れず経営悪化とか切なすぎて笑えない  -- 名無しさん  (2015-12-08 19:36:08)
- ゲームが売れたか売れなかったかなんてゲーム会社の上の人が頭抱えればいい話であって、俺たちは面白いゲームで遊べりゃ十分だろ。  -- 名無しさん  (2015-12-08 20:31:56)
- 項目あったのか…  -- 名無しさん  (2016-03-09 19:22:40)
- ↑3開発はプラチナでもIP自体は任天堂のだからされるわけないだろ  -- 名無しさん  (2016-11-14 00:03:40)
- とりあえずワンダブルオーとゲスジャークだけキャラ紹介ざっくり書きました  -- 名無しさん  (2017-02-17 01:33:40)
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