ドクター・オブラー/尾村豪

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ドクター・オブラー/尾村豪 - (2020/07/13 (月) 22:58:22) のソース

&font(#6495ED){登録日}:2016/01/23 (土) 20:24:25
&font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red)
&font(#6495ED){所要時間}:約 3 分で読めます

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#center(){
尾村豪は、ウイルスヅノーを使って完全なる自己改造を始めた。
 
そんな豪を助けようとして裏切られた、丈の怒りが爆発する!
 
 
超獣戦隊ライブマン!
  
  
&sizex(6){&bold(){オブラー悪魔変身}}
}


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#center(){ 
&sizex(5){&b(){&font(#c89932){あの時、子犬を助けようとした事……俺はどうかしてたのさ。}}}

&sizex(5){&b(){&font(#c89932){これは俺にとって唯一の恥ずべき過去の汚点!}}}

&sizex(6){&b(){&font(#c89932){それを見たお前は……絶対に殺さねばならぬ!!}}}
}


[[超獣戦隊ライブマン]]の敵組織、[[武装頭脳軍ボルト]]の幹部にして元科学アカデミアの学生。

演:坂井徹 獣人オブラー時の声:森篤夫


**【概要】
本名は尾村豪(おむら・ごう)。

第1話にて[[月形剣史>ドクター・ケンプ/月形剣史]]、[[仙田ルイ>ドクター・マゼンダ/仙田ルイ]]と共にボルトに寝返り、幹部の一人であるドクター・オブラーとなった。
他の二名と違って[[大教授ビアス]]に選ばれた天才ではなく、ビアスが二名に送った暗号と同じ問題の出題を懇願し、それを解いてボルトに入った経緯を持つ。
科学アカデミアではイエローライオン/大原丈の友人であり成績優秀者ではあったが、スペースアカデミア号での宇宙実験に期待を寄せる星博士に&b(){&font(#c89932){「僕達はもっともっと高度な科学を極めたいのだ!」}}と吐き捨てた。

学力的には末席の秀才でしかなく、ろくに泳げないなど体力的にも恵まれず、そのコンプレックスを克服すべく肉体強化に着手する。
まず手始めに口が裂けた禍々しい姿を披露すると、第3話にて自身が開発した頭脳獣ウイルスヅノーと獣化ウイルスにより「&bold(){&color(#dc0000,#c89932){獣人オブラー}}」へと進化することでビアスに認められ、幹部の地位を手に入れる。


**【&bold(){&color(#dc0000,#c89932){獣人オブラー}}】

#center(){&bold(){&color(#dc0000,#c89932){ドクター・ケンプは美獣に変身した。ドクター・マゼンダも自己改造した。}}

&bold(){&color(#dc0000,#c89932){しかし、君達は人の姿を残している。}}

&bold(){&color(#dc0000,#c89932){愚かな人間を否定する者が、人間の姿を残すなんて恥ずかしいと思わんのかね!?}}

&bold(){&color(#dc0000,#c89932){人間を乗り越え、人間以上の存在になるとは……完全に人間を捨て去り、私のようになる事なのだ。}}

&bold(){&color(#dc0000,#c89932){今、ドクター・オブラーは最高の頭脳と…最強の肉体を持つ生命体に進化したのだ!}}}

ドクター・オブラーが獣化ウイルスで怪人に変身したもの。
戦闘時に美獣ケンプに変身する[[ドクター・ケンプ>ドクター・ケンプ/月形剣史]]と違い、こちらは常にこの姿であり人間の姿になることはない。
声色も大きく変わり、野太くも知性を感じさせる雰囲気になっている。
目や口からビームを吐き、[[火炎放射器>火炎放射]]にもなる巨大な[[斧]]を駆使して戦う。
また、再生能力も有しており、ライブラスターで撃たれた傷がすぐに塞がってしまうほど速い。


**【性格】
豪は本来、他者を気遣う優しさを持っており、泳げないながらも溺れる子犬を助けるべく海へ飛び込んだりしたほどであった(この時は共に居合わせた丈の助けで事なきを得た)。
そんな豪の優しさを知る丈は獣化ウイルスによる自己実験で苦しむ彼を救おうとするが、当の豪は上記の子犬を助けた過去を&font(#c89932){「汚点」}と切り捨てながら、丈の願いを踏みにじる形で獣人化を果たしてしまう。
当然この行為に丈は激怒し、&font(#ffdc00,b){「もう友達でも何でもねぇ!!」}と涙ながらに一度は決別を宣言した。

豪は幼少時代からガチガチの教育ママである母・俊子に徹底した詰め込み教育を強要されながら育った。
年少の段階で中学生と同じ席を並べるほどにまでなったものの、遊びを始めとする子供らしい生活を過ごせず、虚弱体質である点と併せて長年のコンプレックスになっていた。
実家には専用の実験室まであったが、恐らく勉強の手助けの名目で母に頼んで用意してもらい、そこで暇な時は虚弱体質解消のための研究でもしていたのだろう。
結果、豪はコンプレックスから脱却するため、そして母の期待に応えるために己の全てを投げ打って「天才」の栄誉を欲し、ビアスに寝返るにまで至ったのである。
ちなみに俊子は彼を天才だと信じて疑わず、息子の才能を伸ばすことこそが愛情だという過保護・過干渉な態度を崩さなかった。
そういった意味では、豪がオブラーと化した原因を作ってしまったのは彼女とも言えるのかも知れない。

そんなコンプレックスの反動からか、獣人オブラーに「悪魔変身」した後は人間の姿を維持しているケンプや[[ドクター・マゼンダ>ドクター・マゼンダ/仙田ルイ]]を中途半端と評するなど、他の幹部同様の傲慢さを見せていくようになる。

バイオテクノロジーの技術では他の追随を許さず、プライドの高いケンプですらもこの点は認めていた。
アカデミア時代も筋トレを勧めてきた[[レッドファルコン/天宮勇介]]に対し、彼の肉体を見下しながら自身のウイルス進化論を説いている。
ウイルスヅノーによる獣化ウイルス開発、ヒヒヅノーによる人間の猿人化などバイ・テクの類を活用した作戦の他、タイムヅノーによるタイムスリップ作戦などを手掛けてきた。
タイムヅノー敗北後はタイムスリップさせた恐竜を催眠装置とガードノイド・ガッシュが用いるギガファントムとの併用で巨大化、街中で暴れさせた。
だが、[[ドクター・アシュラ>ドクター・アシュラ/毒島嵐]]の加入、そして度重なる失敗から次第にビアスの信用を失い、他の幹部にも見下されるようになっていく……。


**【ガリ勉坊や オブラー】
第19話では命をかけた作戦と称して自身の分身であるベンキョウヅノーを用いた洗脳教育作戦を遂行するも、心の奥底にあった「遊びたい」という感情が秘かにベンキョウヅノーにも反映されていた。
ベンキョウヅノーは激戦の際に吹っ飛ばされて、ジェットコースターに偶然飛び入り乗車。
そのまま任務を放棄し、遊園地のアトラクションで無邪気に遊びほうけてしまう。
本当は人間としての心を捨て切れていないことを勇介達に看破され、その上分身の作成に伴いウイルスの効果が薄れて肉体が人間に戻ってしまった。

#center(){&font(#c89932){チクショウ…とうとう俺のパワーも尽きてしまったのか!?}

&bold(){&font(#ffdc00){何言ってんだ!?}}
&bold(){&font(#ffdc00){良かったじゃねぇか!人間に戻れたんだぞ!}}

&font(#c89932){黙れ……}
&bold(){&font(#c89932){黙れ! 黙れぇ!!}}}

そこにアシュラや突如現れた謎の宇宙人による乱入を受け、宇宙人の持つ十字架剣から発せられたエネルギーを浴びて再び獣人化を果たす。
戦闘後は勇介達に見守られながら、ボロボロの体を引きずってヅノーベースへと帰還するのだった。


**【豪よ聞け! 母の声を…】

#center(){
&font(#47266e,b){ビアス「オブラー!よくもオメオメと戻ってこれたものだ!!」}

&font(#47266e,b){「命を懸けた作戦を行うと言いながら、あの無様な姿は何だ!!」}

&font(#47266e,b){「もはやお前など私の弟子ではない!!」}

&bold(){&font(#c89932){何を仰せられますかビアス様!今一度!今一度だけチャンスをお与えください!!}}

&font(#47266e,b){「見苦しいぞ!!」}}

続く第20話ではとうとうビアスから完全に見限られ破門。新たに登場したギルド星人ギルドスを含めた他の幹部からも見放されてしまう。

#center(){
&bold(){&font(#c89932){私を...見捨てないでくださいビアス様ァ!!}}

&font(#47266e,b){ビアス「まだ居たのか...」}}

なおもビアスに慈悲を乞うが、十字架剣による獣人化は一時的なものに過ぎず、彼らの目の前で人間に戻るという醜態を晒してしまう。

#center(){
&b(){&color(darkgreen){ギルドス「これが地球人の天才か」}}

&b(){&color(#c50019){マゼンダ「違う!こんな奴...仲間ではないわ!」}}

&b(){&color(darkred){アシュラ「見苦しい姿を晒しおって!とっとと失せろ失せろ!」}}

&bold(){&font(#c89932){ウアアアアア...どうすればいいのだ...!}}}


追い込まれた豪はギルドスの十字架剣とボフラー戦闘機を奪い、実家に帰郷。
子供の頃から使っていたという地下の実験室に篭もり、十字架剣のエネルギーを用いた研究によりオブラーに戻ったが、第21話冒頭でアシュラに拿捕され、頭脳獣オブラーヅノーの素体にされてしまう。

俊子は当初息子の帰省を呑気に喜んでいたものの、獣人と化した息子の姿を目の当たりにしたことでショックのあまり態度が急変。
豪の説得を頼みに来た勇介にも&font(#c7c1b3){「もうあんな子は…私の子供ではありません…」}と言い出す。
それでも勇介は豪がああなった元凶が彼女自身であること、豪を救えるのは母親である彼女しかいないことを必死に説明する。

#center(){&font(red){科学アカデミアでも一番勉強していたのは豪だった…… それも貴女のために。}
&font(red){ボルトへ入ってからも頑張り続けたんです。}

&b(){&font(red){でも…そのためにもうアイツは擦り切れようとしているんです。}}

&font(red,b){精神的にも肉体的にも、もう限界に来ているんです!}
&font(red,b){助けてやってください!アイツにはお母さんの愛が必要なんです!}}

事態の深刻さを理解した俊子は態度を改め、涙を流しつつ勇介に連れられて豪の説得に向かう。

#center(){&font(#c7c1b3,b){豪…… 豪!許して!母さんが悪かったわ!}
&font(#c7c1b3,b){もう天才になんかならなくていいのよ!}
&font(#c7c1b3,b){もう誰とも競争なんかしなくていい!一番になれなんて言わないから……!}}

その直後、オブラーヅノーが俊子に襲い掛かるが、彼女の前には母を庇う息子の姿があった。
深手を負わされながらも口からのビームでオブラーヅノーを退け、母の腕の中で介抱される豪。

#center(){&b(){&font(#c89932){母さん……人間に戻りたい……!}}}

涙ながらに必死で呼びかけた母の祈り、そして母の愛を思い出した息子の叫びが天に通じたのか、遂に豪は元の姿を取り戻す。

オブラーヅノーはライブマンに倒されるが、心身共に消耗しきっていた豪は記憶も感情も失ってしまっていた。
彼は花と戯れる蝶の群れに微笑みながら、母に連れられる形で表舞台から退場した。

#center(){&bold(){この微笑みを見た時、勇介達は豪がいつの日か必ず、破壊された心を取り戻してくれる事を信じた。}}

豪の退場から間もなくボルトはチブチ星人ブッチーを新たに迎え、一大プロジェクト「&bold(){ギガ計画}」に着手することとなる。










**【透明人間、豪の告白!!】
その後、豪は第41話にて数ヶ月ぶりの再登場を果たす。
廃人同然の状態から感情は回復したものの足の怪我のせいで車椅子生活を送り、記憶は戻らないままだった。
丈は夜道をバイクで疾走中、偶然その姿を見たことで再会を果たし、豪の姿に心配を隠せなかった様子を見せる。
丈を不審に思った豪は逃げ出すが、頭脳獣トウメイヅノーのビームを浴びて%%全裸にされながら%%透明人間となってしまい、その影響で記憶が復活。

これはケンプによるトウメイヅノーを用いた実験の結果であり、豪が被害にあったのも完全な偶然に過ぎなかった。
当のケンプは豪を透明人間に出来たことに満足したらしくトウメイヅノーと一緒にそのまま帰還、事の次第をビアスに報告したら&font(#47266e,b){「何故殺さなかった!?」}と叱責され、更に水までかけられてしまう。
ビアスは豪の記憶が戻ることを恐れているらしく、幹部総動員での抹殺を命じるほどに豪に執着する。
これには(水をかけられるほど怒りを買ったのもあって)ケンプも呆然となり、ブッチーは首を傾げギルドスも彼の疑問に同意したほど(直後、ブッチーとギルドスもビアスに叱責されてしまう)。

記憶を取り戻した豪は罪悪感から自暴自棄になるが、ブラックバイソン/矢野鉄也とグリーンサイ/相川純一に励まされたこと、勇介達もビアスについて何か知っているから豪の抹殺指令が出たと睨んでいたこともあって、遂に自分の知るビアスの秘密を打ち明ける。

#center(){&b(){&font(#c89932){……実は、俺は…ビアスの恐るべき光景を見た事があるんだ!}}}

実は豪はヅノーベースに来たばかりの頃に迷子になっており、その時に偶然ビアスの自室を発見してしまう。
室内に&bold(){脳が収められた11個のカプセルと、空っぽの12個目のカプセル}が設置され、機器を介してそこからビアスが何らかのエネルギー供給を受けている光景を覗き見てしまい、更にビアスと目が合ってしまったのである。

その後、丈達の奮戦により何とか命拾いするも、豪は姿を消した。丈にかけてもらったマフラーと、彼と共に写った写真を残して…。

#center(){&b(){&font(#ffdc00){『親友の大原君と 科学アカデミアにて』}}

&b(){&font(#ffdc00){豪……}}

&font(red){丈… 豪がそれを置いていったって事は、豪も…お前との友情を忘れちゃいないんだよ。}}

姿を消してからまたもや再登場するまでの間、豪は独自にビアスを調査し、その過程で「ここ数十年の間に姿を消してしまった若き天才科学者達」の存在に気づくこととなる。

第46話では容態が回復したのか[[松葉杖>杖]]で歩行する姿を見せる。
調査を続ける内に信仰に目覚めたらしく、クリスチャンとなり教会で祈りを捧げることで過去の贖罪をしている中、ボフラー戦闘機の襲撃に遭う。

教会は半壊したものの豪は無事であり、ケンプが作り出した頭脳獣バトルヅノーに敗北した丈を助け、毒島嵐に戻ったアシュラと再会する。
その直後ボフラー戦闘機による爆撃が再開され、丈達のいる教会も崩れだす。

&font(#c89932,b){「もうダメだ!」}と絶望する豪だが、丈は彼に嵐のことを任せて勝ち目のない戦いに挑もうとする。

#center(){&font(#c89932){丈!}
&font(#c89932){…やめろ。死にに行くようなモノだぞ。}

&font(#ffdc00){バカ!罪のない人間がたくさん殺されてんだぞ!}

&font(#c89932){でも……!あんな凄い奴等と、どう戦うというんだ!?}}

自分を引き留めようとする豪に、丈は微笑みながらこう諭す。

#center(){&font(#ffdc00,b){豪、やっぱりお前は頭が良過ぎるんだな。}
&font(#ffdc00,b){全てが見え過ぎてる、だから勝てないと思っちまうんだ!}}

#center(){&font(#ffdc00,b){心配すんなって、俺は何時だって根性だけで戦ってきた。そして何時も切り抜けてきたんだ……。}
&font(#ffdc00,b){頼むぞ……!}}

丈は単身ケンプとバトルヅノーに立ち向かうものの、受けた攻撃を自分の武器にするバトルヅノーには迂闊に攻撃できないばかりか、生身のままではなすすべなく打ちのめされてしまう。
その様子を陰から見守る豪は、自分の無力さを悔しく感じていた。

#center(){&font(#c89932,b){すまん、丈……} 
&font(#c89932,b){俺がもっと強くて、もっと勇気があれば……!!}}

その震える肩に手を掛けたのは、嵐だった。
二人のやり取りを一部始終見ていた嵐は奮起し、豪にずっと解けなかった計算の答えを尋ねる。
豪は不思議に思いながら答えるが、嵐はそれを聞くと満足そうに頷き、かつてボルトから追放した豪に穏やかな笑みを浮かべた。

#center(){&b(){&color(darkred){……豪よ、俺達妙な人生だったなぁ……}}}

そうつぶやくと、嵐は落とし前をつけるべくバトルヅノーに立ち向かっていく。

嵐の命と引き換えにした攻撃でバトルヅノーを倒すことに成功するが、その壮絶な最期を見届けた豪とライブマンは深く嘆くのだった。

第47話ではマゼンダの夢を実体化する作戦に乱入する形で登場。
幽霊ヅノーを操って街を破壊するマゼンダの分身に、ビアスの目的は「千点頭脳」と認めた科学者の頭脳を12個集めることだと告げ、更に&font(#c89932,b){「このままでは脳が盗られる」}と説得する。
千点頭脳にこだわるマゼンダは豪の説得を無視して自らライブマンを追い詰めるが、千点頭脳に達したことで脳の摘出に現れたガッシュに羽交い絞めにされる。
豪はその手を振り払ってマゼンダを逃がし、追撃のために向けられたガッシュガンから庇う((生身で何発も撃たれているにもかかわらず致命傷にはならなかったので、獣化ウイルスの効果は残っている模様。))など、彼女の更正を必死に願うが……。

#center(){&b(){&font(#c89932){マゼンダ、真人間に戻ってくれ!こんな俺の…せめてものメッセージだ……!}}}

願い虚しくマゼンダは自分の脳を機械化、その行為がビアスの怒りを買って致命傷を負わされてしまう。
人間に戻れた豪を羨みながら、マゼンダは崖下に身を投げると爆発して果てた。
豪は十字架を握り締め、残酷な最期を迎えたマゼンダを弔いつつ号泣するのだった。


皮肉なことに、ボルトの中で落ちこぼれとなったために元の人間に戻り、最終的にボルト唯一の生存者となった豪。
数奇な運命を辿った尾村親子ではあったが、お互いに世間体やキャリアといった社会的ステータスに固執することなく、本来の優しさを表に出せれば違った人生を過ごせていただろう。
ボルト壊滅後、豪は自身の知識や技術を贖罪の意味も込めて、世の中に役立てているのかもしれない。




#center(){&font(#c89932){神様は追記・修正をお許しにはならなかったのですね…!}}

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- まさか作成されるとは思わなかった…ボルト幹部の中で唯一生き残った彼は、今でも贖罪をし続けてるのだろうかと思うと…  -- 名無しさん  (2016-01-23 20:43:35)
- 第1話のラストあたりで唐突に口が裂けるシーンがトラウマ…だが、彼もまた行過ぎた「エリート主義」の被害者だったんだな。  -- 名無しさん  (2016-01-23 20:57:25)
- 豪と嵐の最期の会話は今でも覚えているぐらい印象的だった。  -- 名無しさん  (2016-01-23 21:00:52)
- ↑3 丈たちが再建した化学アカデミアに彼もいるといいな。本人は罪の意識から再建を見届けて立ち去ろうとするも勇介や丈に引き留められて説得されて、自分たちのような存在が生まれないように決意するみたいな。  -- 名無しさん  (2016-01-23 21:49:33)
- 唐突にクリスチャンにって有るが、敬意を見るに信仰心に目覚めても不自然でも無い気がするが  -- 名無しさん  (2016-01-23 22:52:04)
- あれだけ無茶な改造をしていたのだから、その後の人生に影響が出るのは避けられないとは思うけど… それでも彼は生きていてほしいな。  -- 名無しさん  (2016-01-23 22:58:04)
- 丈がバリゾーグのデータを解析した結果「元のシド先輩には戻せない」との結論に到ったのは、豪の事例をサンプルとしていたから…とか無理やり繋げてみる。  -- 名無しさん  (2016-01-23 23:01:03)
- ボルト3幹部は某所で言われてたように「プライドに狂った哀れな人間」だったけど、その最初の脱落者が生き残り、十字架を背負っていくのが色々考えさせられる…  -- 名無しさん  (2016-01-24 01:13:30)
- マゼンダをビアスの魔の手から逃がすためにガッシュの容赦なき銃撃を体に受けながらも(しかもウイルスの効果が残っていない状態で)最終的には生き延びたのは奇跡なのかどうなのか、それはいまだに謎のままである。  -- 名無しさん  (2016-01-24 10:51:56)
- こういう形で退場する幹部ってレアだよな・・・ライブマンの若さというか、脱マンネリのドラマ作りにかけるチャレンジ精神みたいなものを感じる。  -- 名無しさん  (2016-01-24 11:12:12)
- 中の人の骨折が無ければ追加メンバー入りしてたって話聞くけど本当だろうか。  -- 名無しさん  (2016-01-24 17:25:06)
- オブラ豪  -- 名無しさん  (2016-01-25 12:22:28)
- あの時代にも居たんだな毒親って・・・  -- 名無しさん  (2016-01-28 17:58:07)
- 確か、ライブマンがやってた頃ってゆとり教育が施行された時期だったっけ  -- 名無しさん  (2016-01-28 19:10:16)
- ↑70年代からゆとり教育は始まってたらしいけどライブマンという作品は競争主義と学歴至上主義への批判がテーマだから寧ろ逆。  --    (2016-01-28 19:16:48)
- ↑そうだったのですか。てっきり彼の母親はゆとり教育を危険視してスパルタ教育を施す親の1人とばかり……  -- 名無しさん  (2016-01-28 19:22:16)
- 極端なんだよ、詰め込むかいい加減なゆとりにするか。親も文科省も  -- 名無しさん  (2016-01-28 19:24:59)
- 80年代は高校を中心に学校が荒れていた時代でそれを何とかするために管理教育と詰め込み教育が導入され、学校も家庭も学力と成績を重視した風潮が産まれた時代なんだ。ちなみに今のモンスターペアレントたちはちょうどこの管理教育時代を過ごした世代でもある  --    (2016-01-28 20:26:35)
- 後ろ!尾村後ろ!!  -- 名無しさん  (2016-01-29 14:49:33)
- ↑9 だとしたら、豪を演じてた人は早い段階で骨折してたのかね?獣人状態で常にいるのはそれが原因?  -- 名無しさん  (2016-02-06 18:58:43)
- アカデミアに戻ったのか、クリスチャンとして過ごしたのかはわからないけど、背負ったものは誰よりも重いだろうな。  -- 名無しさん  (2016-03-13 22:28:17)
- 案外他の改心した敵キャラたちの世話焼いてたりしてw。で、あいつらの明るさに癒されたり  -- 名無しさん  (2016-03-13 22:57:58)
- ここの親子は最終的に和解できたが、他二人の親はどんなだったんだろう?なんか完全に子供の数字以外興味なさそうなイメージはあるが  -- 名無しさん  (2016-03-29 22:33:36)
- ↑個人的に考えられるのは①時代が時代だけに豪の母と似たり寄ったり。②差はあれど「歪んだプライド」を植え付けたロクデナシ。③悪い人ではないが、天才頭脳に育った我が子からは見下されている「凡人」のどれかかな…と。  -- 名無しさん  (2016-03-29 23:43:02)
- キョンシー回で勇介のルイ宛のラブレター見つけて爆笑しつつ「なんだったらマゼンダ紹介するからボルト来ないか?w」って言ってたのが結構昔の悪友ぽくって好きw。  -- 名無しさん  (2016-04-28 19:36:47)
- 「真人間に戻るんだ・・・!!こんな俺のせめてものメッセージだ・・・!!」豪がマゼンダに伝えた言葉は彼女の心を動かしたのは事実である。しかし、全身どころか脳までも機械化する改造手術を行ったうえに、最終的には自ら命を絶つ形で爆散したマゼンダの末路を変えることができず、彼女の最後に涙した豪の心情を思うと涙するファンも多かったのも事実である。  -- 名無しさん  (2016-09-16 21:04:09)
- ゴーカイジャーの時代では豪も再建されたアカデミアで教授とかしてるのかな?心が傷付いた生徒たちのためのカウンセリングとかアカデミアのチャペルとか  -- 名無しさん  (2016-11-14 22:00:56)
- ↑おそらく教授兼スクールカウンセラーとして生徒達を支えていると思う。  -- 名無しさん  (2017-06-21 20:32:59)
- 良い先生になってくれそうではある…過去の自分が反面教師になるんだろうなぁ  -- 名無しさん  (2017-06-21 20:34:51)
- ↑6 元々の人格具合考えると、マゼンダが②  -- 名無しさん  (2019-02-14 11:07:40)
- (続き)ケンプが③かなあ  -- 名無しさん  (2019-02-14 11:08:24)
- タイムズノーといい、ビアスの秘密にどく利器で言うほど愚かではなかったのが  -- 名無しさん  (2019-04-16 20:00:03)
- ミス。タイムズノーといい、ビアスの秘密に独力で辿りついたり、いうほど愚かではなかったというかむしろ三幹部の中では最も自ら考えて問題を解決する能力に長けていた人物。千点頭脳とは何かを考えさせられる。  -- 名無しさん  (2019-04-16 20:02:46)
- もし、母親が自分の過剰な教育が原因であることを受け入れずにそのまま拒絶していたら、豪もまた悲しい末路を辿っていたかもしれない。  -- 名無しさん  (2019-11-07 09:01:35)
- 天才だって遊んでいいんだ  -- 名無しさん  (2020-05-18 20:11:38)
- 豪に与えられた罰は生き延びて贖罪する事だったのかな…マゼンダやアシュラの死を目の前で見せられるとか死ぬより辛そうだし…  -- 名無しさん  (2020-05-18 21:38:49)
- こことかみたいに親(特に母親)の母親も滅茶苦茶プレッシャー  -- 名無しさん  (2020-07-02 21:37:13)
- ↑こことかみたいに親(特に母親)が教育について豪の母親も滅茶苦茶プレッシャーに苛まれて  -- 名無しさん  (2020-07-02 21:39:38)
- 死なないまたは死ににくい体になってるとすると、その効果って何時か解けるんだろうか。不死も望んでなったんじゃなきゃ一種の地獄だけど  -- 名無しさん  (2020-07-05 16:29:43)
- 親の期待に答えなければならない重圧で苦しむって、後のフォーゼで大文字も同じだった。  -- 名無しさん  (2020-07-05 21:43:16)
- ↑なまじ才能があるから親も期待するし、本人も親が好きだから苦しむという。ある種の虐待よな。  -- 名無しさん  (2020-07-13 09:45:07)
- 今回の配信で改めて見直すと、度重なる失敗からビアスの信用を失ったというよりは(失敗続きを叱責されたのは他の幹部と一緒だし、それ以前の話でも凋落の兆候はないし)、ベンキョウヅノーの失敗で一気に失墜したという方が正しい気がする。なまじ命がけの作戦と豪語した結果がアレという失望に加え、分身頭脳獣を通じて暴露された遊びたいという深層心理が(最終回も踏まえると)色んな意味でビアス様の逆鱗に触れてしまった感じ。  -- 名無しさん  (2020-07-13 22:37:30)
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