TIEファイター

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TIEファイター - (2020/02/11 (火) 05:28:53) のソース

&font(#6495ED){登録日}:2016/12/16 Fri 01:08:29
&font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red)
&font(#6495ED){所要時間}:約 10 分で読めます

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#center(){
&bold(){空を見ろ!あれは何だ!}
&bold(){鳥か!飛行機か!}
&bold(){&big(){いや、あれは&ruby(タイ){TIE}ファイターだ!}}
}

#center(){&sizex(6){&color(White,black){&bold(){~帝国の翼 TIEファイター~}}}}

**スペック
型式番号 TIE/LN
製造元 サイナー・フリート・システムズ社(SFS社)
全長 8.99m
最高速度(大気圏内) 時速1200km
エンジン イオン・エンジン×2
武装 レーザー砲×2
   プロトン魚雷発射管×1
乗員 1名

**嗚呼、栄光のTIEファイター
***TIEファイターとは?
映画[[「スター・ウォーズ」シリーズ>STAR WARSシリーズ(映画)]]において銀河帝国軍が主力機として運用したSFS社製宇宙戦闘機。
その設計にはSFS社がかつて開発し、旧共和国末期に運用された[[イータ2アクティス級ライトインターセプター>ジェダイスターファイター]]の影響が強くみられる。
球体状のコックピットの両側面に巨大な太陽電池パネルが配置され、Η型の正面シルエットを形成している。
甲高いエンジン音が特徴の機体で、速度と機動性に優れつつも銀河全域に配備できるほどの低価格を達成。
TIEファイターの速度は限界まで無駄な設備を省いた事による軽量化と効率的なエネルギー配分に、機動性は高性能なエンジンと機体各部に配置されたスラスターによって保証されているが、銀河中から選び抜かれたTIEファイター・パイロット達が乗り込むことでより高い性能を発揮した。
TIEファイター・パイロット達はその勇猛さと実力から帝国軍、同盟軍を問わず尊敬と畏怖の対象だった。
TIEファイター・パイロットで宇宙勤務の者はバキューム=ヘッド、地上勤務の者はグラウンド=ホッグと呼ばれており、非常に折り合いが悪かったことが知られている。



追記修正は栄光のTIEファイター・パイロットになってからお願いします。

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#include(テンプレ3)







*&color(White,black){&bold(){~命短し、TIEファイター・パイロット~}}

&bold(){TIEファイターには生命維持装置が搭載されていない。コックピットの気密処理もされていない。偏向シールド発生装置も搭載されていない。ハイパードライブも搭載されていない。}

&bold(){もう一度言おう。}

&big(){&bold(){生命維持装置も気密処理もシールド発生装置もハイパードライブも無いのだ。}}

つまりTIEファイターとは&bold(){「宇宙服を着ないで乗ったら死ぬ」「一発でも被弾すれば容易に撃墜される」「母艦とはぐれれば広大な宇宙を死ぬまでさ迷い続けるしかない」}というとんでもない人命軽視設計の欠陥機、空飛ぶ丸い棺桶と言える。
何でそんな大事な物を省略してるのかと言うと、生命維持装置や気密処理、防御シールド発生装置を省略することで飛行性能の向上を図ったからである。
ちなみにあまり取沙汰されないが、恐ろしいことに対ミサイル警告装置まで搭載されていない機種すら確認されている。撃たれるな、ということだろうか。

&bold(){SFS社設計担当「宇宙服あるから気密処理も生命維持装置もいらないし、敵の攻撃も[[当たらなければどうということはない>シャア・アズナブル]]よね(ニッコリ)」}

このあんまりにもあんまりな仕様のせいでTIEファイター・パイロット達は妙な方向に吹っ切れてしまい、&bold(){「生命維持装置なんぞ使ってんじゃねぇ!」「気密処理に頼る雑魚どもが!」「偏向シールドだと!?貧弱すぎるわ!」「男に撤退の二文字はねぇ!」}と言った感じで防御装備や生命維持装置の類いに頼る人間を臆病者と見なす&font(l){悪習}伝統が生まれてしまった。彼らの目には改良型のアドバンストはどう映るのだろうか……

それらの欠陥を帳消しにして余りある性能と配備数、そして恐れを知らないパイロット達によってTIEファイターは同盟軍パイロット達を大いに苦戦させ、後のファースト・オーダーの時代においても流石に生命維持の観点から様々な改良がなされたものの、変わらず主力機の座を守り続けた。

加えて欠点といっても、本来TIEファイターは[[スター・デストロイヤー>スター・デストロイヤー(STAR WARS)]]などの母艦と連携運用を前提とした艦載機である。
搭乗員の安全性を最初から捨てているのも、言ってみれば&bold(){「ダメだと思ったら執着しないでさっさと機体を捨てて、母艦に回収してもらえ」}という発想で作られているからでもある。
パイロットも搭乗機が固定されておらず「愛機への愛情」などはほとんど持っていなかったため、撃墜されながらも何とか脱出して、母艦や基地に無事回収されたパイロットは意外なほど多い。
これは同盟軍のパイロットたちが、その愛機である高価&高性能な[[Xウイング>Xウイング(STAR WARS)]]を惜しむあまり、被弾時に何とか機体を救おうとしてしばしば諸共に爆散していたのと対照的でもある。
というより見ればわかる通り同盟軍操縦服は&bold(){口元丸出しの宇宙で撃墜されたら死ね仕様}、さらにセット運用前提の貴重なアストロメク・ドロイドも機体にロックされているため脱出できず失われてしまう。
はっきり言ってしまえば、ベクトルこそ真逆でもパイロットたちの生存性を殴り捨ててるのは両軍ともなのだ。

その圧倒的な配備数からもわかる通り、当時の銀河帝国市民にとって「帝国の象徴」といえば[[デス・スター]]などよりもむしろストームトルーパー、TIEファイター、そしてその母艦であるスター・デストロイヤーであった。
当然「カッコイイ軍隊」に憧れる少年たちからの人気も抜群であり、"あの"[[ルーク・スカイウォーカー]]も当初は帝国アカデミーに入ってTIEファイターパイロットを目指そうと考えていた。
&del(){TIEパイロットになってたら絶対に帝国が勝ってた}


*バリエーション

#openclose(show=TIEアドバンストV1){
**スペック
全長 3.57m
最高速度(大気中) 時速1600km
エンジン イオン・エンジン×2
武装 レーザー砲×2
   ミサイル×20
   追跡装置
装備 ハイパードライブ
   生命維持装置
乗員 1名

次世代型TIEファイターの試作機。
太陽電池パネル部分に可変機能が追加されて折り畳み出来るようになった他、&bold(){シールド発生装置とハイパードライブが搭載されている。}
武装のレーザー砲もより強力な物に交換され、敵機に向けて発信器を発射する追跡装置が追加された。
帝国の尋問官が使用した機体はミサイルと生命維持装置が追加されており、気密処理もされていたので宇宙服無しで操縦可能だったが、ハイパードライブが取り外されている。
&font(l){何の因果か尋問官仕様の機体はよく盗まれる。}
}

#openclose(show=TIEアドバンストX1){
**スペック
全長 9.2m
最高速度(大気中) 時速1200km
エンジン イオン・エンジン×2
武装 ブラスター砲×2
   クラスターミサイル
装備 ハイパードライブ
   シールド発生装置
   生命維持装置
乗員 1名

アドバンストV1の改良型で、言わずと知れた[[ダース・ヴェイダー]]専用機。
太陽電池パネル両端が機体の内側に向けて折れ曲がり、コックピット後部が延長されている。
シールド発生装置が搭載された事で防御力も向上し、武装の変更で火力も更に向上している。
反面、機体が大型化した影響なのか最高速度は低下した。
デス・スターⅠを襲撃した同盟軍のXウイング相手に無双したが、ミレニアム・ファルコン号の横槍で宇宙の彼方に吹っ飛んでいった。
&font(l){シールドが無かったらヴェイダー卿死んでたじゃんとか言うツッコミは無しでお願いします。}
その後はハイパードライブのお陰で味方と合流できた模様。
}

#openclose(show=TIEインターセプター){
**スペック
型式番号 TIE/IN
全長 9.6m
エンジン イオン・エンジン×2
武装 レーザー砲×6
乗員 1名

量産するには高コスト過ぎるアドバンストX1の代替として開発された機体。
くさび形の太陽電池パネルが特徴で、パネルの先端にレーザー砲が搭載されている。
アドバンストX1に搭載されていたハイパードライブや生命維持装置、シールド発生装置は省略されており、&font(l){また空飛ぶ丸い棺桶に逆戻りしてしまった。}
}

#openclose(show=TIEボマー){
**スペック
型式番号 TIE/sa
全長 9.2m
最高速度(大気中) 時速850km 
エンジン イオン・エンジン×2
武装 レーザー砲×2
   ミサイル
   爆雷
   プロトン爆弾
装備 空気×2日分
   携帯食料×2日分

爆撃用に開発された機体。
アドバンストX1を双胴式にしたような外見が特徴で、コックピット左側の部分にミサイル、爆雷、爆弾が搭載されている。
足が遅い爆撃機にも関わらず、シールド発生装置やハイパードライブはやっぱり搭載されていない。
その代わり、2日分の空気と食料を搭載することによって長期間の任務にも対応できる。
&font(l){2日間もこんなのにすし詰めにするくらいならハイパードライブ搭載してやれよ…。}
}

#openclose(show=TIEディフェンダー){
**スペック
全長 9.2m
最高速度(大気中) 時速1680km
エンジン イオン・エンジン×2
武装 ブラスター砲×6
   プロトン魚雷×4
装備 ハイパードライブ
   シールド発生装置
乗員 1名

外側に折れ曲がったソーラーパネルを&bold(){3枚}持ち、&bold(){ハイパードライブとシールドも付いている}上に、超重装備。&bold(){しかもTIEファイターよりも速い}というチート機体。
正面から見た姿はさながらバイオハザードマークかポケモンのレアコイル。
ただしコストはTIEファイターの&bold(){5倍}。
反乱軍に脅威を感じ始めた帝国が対抗して作らせたものの、高すぎて量産できず、ごく一部のエースのみが操縦したとされる。
「反乱者たち」シーズン3に試作型が登場。
その性能を発揮して、シンドゥーラ将軍に「こんなのが量産されたらまずい」と言わしめた。まったくである。
さらにシーズン4ではスローン大提督が強化版のTIEディフェンダーエリートを試作しつつ主人公エズラの故郷ロザルに大規模な量産工場を建設しようとしていた。反乱軍も阻止しようと攻撃を仕掛けるがスローンに返り討ちにされてしまう。
しかし、この量産計画は[[デス・スター]]と競合していたこともあり反対派も多くスローンは説得のために一端本国に戻ることになり、調度その時捕虜になったシンドゥーラ将軍救出作戦が決行された。これに対し帝国は悪い癖である味方の被害を気にせずに攻撃を決行。その結果、1人のジェダイの犠牲とともに工場の重要施設である燃料補給所を吹っ飛ばしてしまった。
これがきっかけとなって量産計画は中止になった。
もしかしたら、デス・スターからこいつが出撃して反乱軍をぼこぼこにする悪夢な未来が見られたのかもしれない。
}

#openclose(show=TIEストライカー){
**スペック
全長 17.18m
最高速度(大気中) 時速1500km
エンジン イオン・エンジン×2
武装 ブラスター砲×4
   ヘヴィ・ブラスター
   プロトン魚雷
乗員 1名

「ローグ・ワン」にて登場した大気圏特化型。大気圏特化といいつつ宇宙戦もこなせる。
重要な拠点惑星の防衛が主な任務であり、惑星スカリフではTIEファイターと共にXウイングやUウイングを迎え撃った。
ソーラーパネルが水平になっていて、一般的な戦闘機像に近くなっているのが最大の特徴。
角度を変えることで戦闘モードと飛行モードの切り替えもできる。
また%%棺桶部分%%中央ポッドが巨大なのも特徴で、その容積を利用して人員や貨物の輸送もこなす。
}

#openclose(show=TIEリーパー){
**スペック
エンジン イオン・エンジン×2
武装 ブラスター砲×2
乗員 多数

「ローグ・ワン」に登場した、大気圏内での輸送用の機体。
輸送機ゆえに武装はショボいので他のTIEシリーズに守られながら移動する。
ストライカーの中央ポッドを大きな箱に取り換えたような、とりわけ異色な姿をしているが収容人数はTIEシリーズでは最大。
劇中、クレニック長官に仕えるデス・トルーパー達を戦場へ送り込み、ローグワン一行をピンチに陥れた。
}

#openclose(show=TIE/fo宇宙特化型戦闘機){
**スペック
全長 6.69m
エンジン イオン・エンジン×2
武装 レーザー砲×2
装備 シールド発生装置
乗員 1名

ファスト・オーダーの主力宇宙戦闘機。
外見は真っ黒なTIEファイターだが、中身は全く別物と言えるほどに進化している。
原型機より小型化されながらもシールド発生装置を搭載しており、太陽電池パネルはより効率的な物に、エンジンもより操作性の高い物に交換されている。
外見は旧式機のリペイントだが、中身は新時代の宇宙戦闘機にふさわしいものとなっている。
あと宇宙特化型とか言いながらも、タコダナやスターキラー基地とかの惑星上空でも平然と使っている。
}

#openclose(show=TIE/sf宇宙特化型戦闘機){
**スペック
全長 6.69m
エンジン イオン・エンジン×2
武装 レーザー砲×2
   2連装レーザー砲塔×1
   ミサイルランチャー
装備 シールド発生装置

乗員 2名

ファスト・オーダーでエースに配備される特別仕様機。
コックピット左側面が赤く塗装され、コックピット下部に旋回式のレーザー砲塔が追加されている。
パイロットと砲手の2名が背中合わせで乗り込んで操縦するため、コックピットの居住性は中々に良好。
コックピットの気密処理もしっかりされている。
}

#openclose(show=TIEサイレンサー){
**スペック
全長 17.429m
エンジン イオン・エンジン×2
武装 レーザー砲×4
   ミサイルランチャー

乗員 1名

正式名称「TIE/vn宇宙特化型戦闘機」
EP8にて[[カイロ・レン]]が乗り込む専用機。
角ばったデザインのコックピットや、TIEアドバンストX1の胴体にTIEインターセプターのソーラーパネルを付けたような平たく鋭いデザインが特徴。
TIE/fo宇宙特化型戦闘機よりもさらにスピードと破壊力に優れており、レンの優れた操縦技術と相まって凄まじい戦闘能力を発揮する。
}




追記修正はTIEファイターのエンジン音を口真似出来るようになってからお願いします。

#include(テンプレ2)
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}#include(テンプレ3)

#openclose(show=▷ コメント欄){
#areaedit()
- 予告していた通り、コメント欄が長かったのでリセットしました。  -- 名無しさん  (2018-04-06 00:02:31)
- 一年間投稿無し  -- 名無しさん  (2019-04-22 17:30:26)
- TIEの語源が記載されてないな。  -- 名無しさん  (2019-08-22 01:29:37)
- フォースの知覚で常人とは比べものにならない反応を持つジェダイ専用機を一般兵用の機体の元にするって何を考えてるんだ…  -- 名無しさん  (2019-12-18 22:03:14)
- ファーストオーダーのTIEファイターが高性能なのは、帝国時代のように人材を使い捨てに出来る環境ではないからなんだろうな  -- 名無しさん  (2019-12-18 22:08:52)
- 帝国に比べてファーストオーダーのホワイトぶりときたら…  -- 名無しさん  (2020-01-28 14:22:45)
- 何気にTIEファイターがハイパードライブ使ったのってEP9が初じゃないか?  -- 名無しさん  (2020-01-28 22:02:39)
- ↑×4 それだけ共和国時代のテクノロジーが曲がりなりにも優れていたということ。だから、帝国軍になっても応用された。  -- 名無しさん  (2020-02-11 05:28:53)
#comment
#areaedit(end)
}