アイザック(聖闘士星矢)

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アイザック(聖闘士星矢) - (2016/12/25 (日) 21:21:37) のソース

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#center(){
&font(#008000){来い氷河!!}
}



アイザックとは『[[聖闘士星矢]]』の登場人物。

年齢:14歳
身長:174cm
体重:60kg
誕生日:2月17日
血液型:B型
出身地:フィンランド
修行地:ロシア・東シベリア
CV:[[中尾隆聖]]、上村典子 (幼少期)


[[海皇ポセイドン>ジュリアン・ソロ/ポセイドン(聖闘士星矢)]]に仕える&ruby(マリーナ){海闘士}であり、その中でもポセイドンの海底神殿で北氷洋の柱を守護する&ruby(ジェネラル){海将軍}の一人。
通称「クラーケンのアイザック」。

顔の左側に大きな傷があり、左目はその傷で潰れてしまっている。
また、原作では金髪だがアニメでは緑色の髪になっており、玩具やゲームではアニメ版準拠で描かれることが多い。
[[星矢>星矢(聖闘士星矢)]]たちと同い年だが外見や身長のせいもあって全体的に二、三歳上に見える。


かつては[[キグナス氷河>氷河(聖闘士星矢)]]と共に和菓子こと我が師[[カミュ>カミュ(聖闘士星矢)]](アニメでは氷河と同じく水晶聖闘士)の下でアテナの聖闘士になるべく修行に励んでいた。
しかしとある事件で行方不明となってしまい、その後敵である海闘士の一員として氷河の前に立ちはだかる。



*【過去】
本編から数年前。
東シベリアの大地で修行を始めていたアイザックはカミュが連れてきた氷河と出会う。
兄弟弟子となった二人は一人前の聖闘士となるべく互いの力を高め合い、数年後には聖闘士として充分な氷河以上の実力をつけていった。
ちなみに氷河同様極寒地でタンクトップである。カミュ一門はとことん寒さに強いらしい。

この頃から既に「正義漢にあふれ、シベリアの大地のように雄々しい強さを持つ男だった」と氷河から語られており、師の「クールに徹しろ」という教えに忠実だった。
また、聖闘士として悪を討とうという目標に拘っており、悪人のみを襲うという伝説のクラーケンに憧れてもいた。

そのためある時、氷河の目的が聖闘士の力を使い母の遺体を海底から引き揚げるという極めて私的なことだと分かった際には怒りを露わにし、彼を打ちのめした。
念のため言っておくと、これは東シベリアの潮流の激しさの前には今の自分や氷河の実力では到底助からないということを知っていたが為でもあり、氷河の身を案じそのことを伝え想い留まらせようともしていた。

だが、その後忠告を無視して氷を割って海に潜った氷河はあえなく潮流に呑まれ意識を失ってしまう。
折悪くカミュも聖域に出かけており、氷河の危機に気付いたアイザックは自ら海に潜って氷河を救出。
その際、母への想いの強さを正義のために使えばとてつもなく強い聖闘士になれると彼のこと認めている。&font(l){我が師と言い氷河に甘すぎである。}

しかし、海上に出る寸前再び激しさを増した潮流に呑まれてしまったアイザックは流れてきた氷塊にぶつかり左目を失ってしまう。
それでもなんとか氷河だけでも助けようしたアイザックは最後の力を振り絞って氷を割って氷河を海上へと逃がし、自分は海底へと消えいった……

自身の軽率な行動がかけがえのない友の命を奪ったこの一件は氷河の心に深い傷を残すこととなったのだった。

……この後も氷河のマザコンは一向に治らず、十二宮編でカミュがマーマの亡骸を海溝に落とすまで懲りずに素潜りを繰り返していたのは黙っておこう。



*【劇中の活躍】
**◆ポセイドン編
海底神殿の戦いの中盤、フェニックス一輝の助太刀で[[リュムナデスのカーサ>カーサ(聖闘士星矢)]]が倒された直後、復活してやって来た氷河と北氷海の柱の前で数年ぶりの再会を果たす。

最初は聖闘士となった氷河の姿を見て聖衣が似合っていると褒めるなど穏やかな雰囲気だったが、すぐに厳しい態度を見せる。
そしてかつて海底に沈もうとしていた自分をポセイドンの意思を受けたクラーケンが助けてくれたことを教え、アテナをも超えるポセイドンの大いなる意思の下穢れた地上は浄化され神話の時代のようなより良い世界に生まれ変わるべきだと語る。

命の恩人であるアイザックと戦うこと拒む氷河に対しアイザックは容赦なく凍気の拳を浴びせるが、氷河はそれらを受けきってみせる。

#center(){
&font(#afdfe4){アイザックよ}
&font(#afdfe4){そんな汚れた小宇宙では今のこのオレは倒せん!!}


&font(#008000){な…、なんだと!?氷河貴様!!}
}


命を差し出してでも自分の考えを改めさせようとする氷河にアイザックは最大の拳オーロラボレアリスを放ち打ち倒す。
しかし本当に無抵抗なまま倒された氷河の姿を目の当たりにし僅かな迷いを見せる。

#center(){
&font(#008000){氷河…}
&font(#008000){おまえはその言葉の通りひとつも抵抗することなく死を受け入れた}
&font(#008000){オレへの借りを死をもって償った}

&font(#008000){だが…本当に…本当にそれでよかったのか…}
}


思わず氷河に駆け寄ろうとしたアイザックだったが、そこに天秤座の黄金聖衣を運んでいた[[貴鬼>貴鬼(聖闘士星矢)]]が現れる。
柱を破壊可能な天秤座の聖衣を目障りと考えたアイザックは貴鬼に荷を渡すよう要求。
貴鬼はそれを拒否しサイコキネシスで抵抗するが、実力の差は歴然であり一方的に痛めつけられてしまう。
それでも聖衣を渡さない貴鬼に業を煮やしたアイザックはその命を奪おうとする。

#center(){
&font(#ff0000){&bold(){アイザック!!}}
}

だが、その時氷河が再び起き上がった。
地上の人々の命がかかった戦いに例え命の恩人であろうと私情を挟むべきではないと考えを改めた氷河は亡き師カミュの想いも背負い遂にアイザックと激突。
技の応酬で氷河はカーサに受けた首の傷が開いてしまうが怯まず、青銅聖衣を黄金聖衣に近付かせるまで小宇宙を高めアイザックと向かい合う。
そして氷河はかつてカミュとの対決の中で会得した最大の拳オーロラエクスキューションの構えを取る。

#center(){
&font(#008000){バ、バカな}
&font(#008000){そんな借り物の拳で何ができるか…}

&font(#afdfe4){いったはずだアイザック}
&font(#afdfe4){これはカミュ自身の制裁でもあると}

&font(#008000){氷河、お前にオレは倒せん!}
&font(#008000){&bold(){くらえ、オーロラボレアリス}}

&font(#afdfe4){くっアイザック、許せ!!}
&font(#afdfe4){&bold(){オーロラエクスキューション!!}}
}


最大の拳をぶつけ合ったアイザックと氷河。
結果は師の想いを込めた氷河のオーロラエクスキューションの勝利だった。
傷つき倒れたアイザックだったが、互いの想いを乗せた全力の勝敗によりようやくかつてと同じ友として氷河と向き合うことが出来た。

そして、氷河が北氷洋の柱の破壊遂げたことを見届けたアイザックは、最後の力を振り絞りポセイドンを影で操る[[海龍のカノン>カノン(聖闘士星矢)]]の存在を氷河に伝え息絶えるのだった。


……え?なんでカノンと面識が無く素性とか一切の知らない二人が「あの男」とか言っているのかって?さぁ?



*【人物】
カミュの教えた「敵を前にはクールに徹するべし」という言葉に従う冷静な人物。
目的のためならば相手が女子供、かつての友であろうとクールに殺すと豪語している。
一方、クールに徹しきれず倒れたカミュのことを軽蔑し「そんな男師ではない」と断言している。
しかし、なんだかんだで氷河のことになるとクールに徹しきれず敵になっても気遣っている部分が垣間見えている。やっぱり似た者師弟である。



*【戦闘能力】
カミュの弟子だけあり[[凍気の拳の使い手>氷属性/冷気属性]]。
しかしカミュや氷河と違って「凍結」の描写はほとんどなく、主に強烈な凍気をぶつける直接的な破壊によってダメージを与えている。
修業時代既にその拳はシベリアの永久氷壁に大穴を開けるほどになっており高い実力を見せつけていた。

また、貴鬼がサイコキネシスで岩を持ち上げた際には一喝しただけでそれらを逆に貴鬼にぶつけ返している。



*【技】
・オーロラボレアリス
両手を大きく広げた構えから小宇宙を高め、胸元に集めた凍気を一気に放出して敵を消し飛ばす技。
名前は「北極光」、「北極のオーロラ」といった意味。師の技名に倣ったのだろうか。

この他ゲーム等では氷河やカミュと同じダイヤモンドダストを使ったりする。



*【鱗衣】
・クラーケンの鱗衣
海将軍が纏う七つの鱗衣の一つ。
装甲が金色なの他と同じ。だが左右に大きく広がった鋭角的な肩装甲や背中にある二枚のブレード状のパーツなど鱗衣の中でも一際派手なデザインとなっている。
オブジェ形態ではクラーケンを模したエイのような形となる。
ちなみにヘッドパーツは初登場時に氷河に顔を見せる為自ら脱ぎ、以降装着されなったためゲームなどでは着けていることは少ない。



*【余談】
アニメで声をあてたのは[[フリーザ]]役などで有名な中尾隆聖氏。
近年のゲームなどでも声をあてているが、アイザックは中尾氏の役でもかなり正統派イケメンであり非常にカッコいい。



追記・修正はオーロラボレアリスの構えをとってからお願いします。

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