&font(#6495ED){登録日}:2009/07/11 (土) 19:45:19 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 6 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #ref(http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/de/cb196099b909f4f3e391a7aa039dd567.jpg) &font(#ff0000){「私は人間… それとも妖魔?」} アセルスはスクウェアが発売したサガシリーズの新系統[[サガフロンティア]]に登場する 七人の主人公のうちのひとりであり、同作を代表するヒロインである。 種族:半妖 性別:女性 年齢:17歳 出身地:シュライク #ref(http://asame.sakura.ne.jp/2squenif193.jpg) ※引用 アサメグラフスクエニRPG特集2 ゲーム開始時は青っぽいパーカーのような普通の服を着ている。もとはシュライクに住むヒューマンの少女だったが、 ある日、用事で出かけた際にファシナトゥールの支配者である妖魔の君オルロワージュの乗る巨大な黒王号を ほうふつとさせるような馬車にひかれる事故に遭う。即死するほどの事故で、本来であればアセルスの命は ここで尽きるはずであった。しかし、オルロワージュの気まぐれにより彼の血を一方的に受けさせられることで 半人半妖の存在として蘇生、彼の多数の寵姫(愛人)の一人という立場に置かれる。 オルロワージュはファシナトゥールの中心にそびえる禍々しくも美しき「針の城」に君臨している。 開始後、アセルスはまずこの針の城で基本的な知識や戦闘技術を得たあとこの城およびファシナトゥールから 命がけの脱出を試みることとなる。 彼女の血の色はヒューマンの&font(#ff0000){赤}と妖魔の&font(#0000ff){青}が混ざった&font(#800080){紫色} セアトに剣で貫かれるが、その程度では死なない身体になっていた 刺された際に着ていた衣服が汚れたため着替えるよう指示され、ファシナトゥールに住む仕立て屋から 新しい衣服を受け取るが、それは男性用であり城の王子などが本来は着用するようなものであった。 このことから、以後アセルスはこの「男装の麗人」のような姿で行動することになる。 ゲーム中では赤っぽいドレスのようになっているが設定では青の燕尾服に黄土色っぽいズボン、胸に 赤いバラの花飾りといういでたちである。非常に目を引く。 ファシナトゥールのお針子ジーナに慕われており、服を仕立ててもらった際に仲良くなる。 オルロワージュの寵姫の一人、白薔薇姫がアセルスの教育係になり、従者のイルドゥンからは剣を教った しかし境遇に納得できないアセルスは白薔薇姫とともにファシナトゥールを脱走するが、激怒した オルロワージュの差し向ける刺客たちに追われる身となるが、前述の目立つ姿もあいまって 次々と刺客の襲撃を各地で受けることになる。 その後シップの操縦士の好意でオウミの街に到着し、そこの領主の館でメサルティムという水妖と 仲良しになる。その後色々なリージョンを回ることになるが、故郷シュライクにあるアセルスの 自宅に赴いた際には育ての叔母に対面するも、失踪から12年もの月日が経過しているにも関わらず 当時と変わらない姿で現れたアセルスは化け物扱いされてしまう。 この上ないショックを受けるアセルスであったが、その心の傷の癒える間もなく刺客 「炎の追跡者」の襲撃を受け、もはや以前には戻れないことを覚悟する。 そしてアセルスは、自身の存在意義を、運命を掴み取るために戦うことを決意する。 妖魔の血を受けているので、戦闘ではヒューマンの性質と妖魔の性質を使い分けることが 可能になっている。妖魔化した際は髪の色が緑から青っぽく変わり、髪の毛がやや 逆立ったような姿になるが、とくに凶暴になるというわけではない。 バトルにおいては、剣技(特に突き系と二刀系)を閃きやすい傾向にある 通常時はヒューマンだが妖魔武具(妖魔の剣・小手・具足)を使用する事で『&font(#008000){妖魔化}』し、妖魔武具に吸収しているモンスターの能力やパラメーターを上昇させて戦う事ができる 他の妖魔と異なり、アセルスの場合は妖魔武具を封印する事も可能 ネックなのは妖魔化に1ターン浪費するのと、戦闘後にアップする能力が限定される所か 術法面でも優遇されており、妖魔の血も持っている為妖術に素質がある上、元々人間なので妖魔は修得出来ない心術も修得可能 アセルス編はイベントの進み方が特殊で、『1回以上戦闘後、イベント進行ポイントを2つ通過する』という条件がある スタート画面のアセルスの姿についつい魅了され、初回プレイで彼女のシナリオを選択すると、途中で進み方がわからなくなったり、適当に散策しているうちに知らずにポイントを通過して突然ボス戦になったりと、案外大変 ただし、&font(#ff0000){自宅に帰るまでは絶対に襲撃イベントが起こらない}。 極論を言えば、サブイベントを全てこなしてから自宅に帰れば以後終盤イベントまで楽に進める。 シナリオの性質上、妖魔が多く仲間になるのが特徴で、妖魔パーティーを結成することも可能 零姫とイルドゥンが仲間になるのは彼女のみ その反面、メカが一体も仲間にならない 序盤から『幻魔』のような強力な武器を入手可能で、ラスダンでは『金獅子の剣』や『ブリューナク』等の最強武器が簡単に手に入る 終盤辺りでパーティーの主力になっているであろう白薔薇姫が離脱してしまうのは戦力的にも精神的にも辛い所 以下ネタバレあり アセルス編のエンディングは人間・半妖・妖魔ENDの3パターン 分岐条件は 〇アセルスの妖魔の具足にモンスターを憑依させているか否か 〇アセルスの妖魔の剣にモンスターを憑依させているか否か 〇仕立屋でジーナがさらわれた話を聞いた上で、ジーナを救出したか否か(※イベント成功するにはどちらも満たす必要がある) (※裏解体新書では妖魔の剣の条件が抜けている。妖魔の小手は無関係) 具体的には 〇最後のラスタバンと会話した時点で、妖魔の具足にモンスターを憑依していて、ジーナ救出イベント未達成で【妖魔END】 〇最後のラスタバンと会話した時点で、妖魔の小手以外に何も憑依させておらず、ジーナ救出イベント成功で【人間END】 〇ただし、上記の条件を満たした後に「妖魔の剣へ追加憑依」してしまうとバグで強制的に【妖魔END】 〇上に当てはまらないパターン(憑依+ジーナ成功、無憑依+ジーナ失敗など)は全て【半妖END】 #ref(http://webspace.webring.com/people/ma/athelwyn/asellus3.jpg) ※引用 webspace.webring.com 【半妖END】 条件の関係上、予備知識が無くプレイしたらこのエンディングになる確率が高い 年老いて死期が近づいているジーナの元へ、以前と変わらない姿のアセルス達が訪れる 人間としての生を全うしようとするジーナの姿を見て辛くなるが、妖魔の仲間に囲まれて幸せな日々を送る 【人間END】 人間として再び生きる事になったアセルスは天寿を全うし、ジーナよりも早く逝去してしまう 彼女の墓標にはかつての仲間達が訪れており、限りある時の中で幸せに満ちた生涯を送っていた事が伺い知れる 【妖魔END】 妖魔の君オルロワージュに代わり、ファシナトゥールの支配者となるアセルス アセルスが完全に闇化し、百合化するエンディング(そして高笑いのボイス付き) 一度は見ておけ 尚、妖魔エンドだと開発2部に行っても、当たり判定が消失するバグが起こってしまい探索出来ないため意味がない どのエンディングを見てもわかる事は、アセルスとジーナは&font(#ff0000){永遠の恋人}ということ ということは言わずもがなアセルスには百合属性が備わっている、と その他のシナリオでアセルスが正式に仲間になるのはエミリア編のみ 白薔薇姫と共にヤルート執政官のハーレムに捕まっていた所をエミリアと脱出する 途中ゾズマを仲間にする事も出来る [[レッド>レッド(サガフロ)]]編にも登場し、一時的ではあるが仲間になる レッドよりも歳上だったはずのアセルスが昔と全く変わらない姿で現れた事に困惑されてしまう 一応二人は年の離れた幼なじみという設定(本来は10歳離れているが、現在の肉体年齢はレッドが2歳上) アセルスは小此木さんの家(レッドの実家)にお使いに行った帰りに事故に遭っている 裏解体真書に掲載されたギャグ小説、ヒューズの捜査日誌では、オルロワージュが未成年者(=零姫)略取などの罪によりIRPOに逮捕される。 その後、針の城の主になりハーレムで喜んでいる旨を述べると白薔薇に咎められたり、ブチ切れてグレートモンドに幻魔相破を放ったりしていた。 尚、シュライクの本屋でグラビア雑誌を見ると胸がドキドキするらしい。 アセルス編の序盤の舞台であるファシナトゥールには焼却炉があり、立ち寄るとそこの番人「紅」の挨拶を 聞くことが出来、いかにも何かイベントが起こりそうだが実はそれ以降何も起こらない。 アイデア企画はあったものの本編でボツになってしまったイベントの名残である。 同じく裏解体新書にはなんとボツイベントで使用予定だったと思わしき&font(#ff0000){アセルスと白薔薇の全裸グラフィック}が掲載されている。最も、SD体型だが。 見る限りは白薔薇の方が大きい。何が大きいかって?聞かなくても解るくせにー &font(#008000){「私はアセルス!道を開けよ!!」} &font(#008000){「私は私。妖魔の血が混ざってもそれは変わらない。妖魔からは半人と馬鹿にされ、人間からは半妖とさげすまれても、私は自分が好き。それでいいんだって分かったわ。苦しんだり、悩んだりすることも私の一部。だから、これからも運命と共に生きていくわ。」} #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,4) } #center(){&link_toppage(-アニヲタWiki-)} - 一応EDに出てくるしょぼい(失礼)CGでも白薔薇の方が大きい事が確認できます。でも、アセルスも男勝りなキャラ設定に反して意外とグラマーですよ -- 名無しさん (2013-11-04 22:06:22) - 妖魔ってまったく人間とは価値観の違う種族が軸になって物語が展開するから共感するのに苦労した覚えがある。 -- 名無しさん (2014-09-08 14:02:56) - だからこそのマルチエンディングなんだと思うな。妖魔になるのが嫌なら半妖か人間のエンディングを迎えられるのがアセルス編のいいところ。 -- 名無しさん (2014-09-08 14:31:11) - 始めて開発2部にいったのが妖魔アセルスだったのはいい思い出 -- 名無しさん (2014-09-10 13:31:05) - ファシナトゥールの幻想的な景色が忘れられない -- 名無しさん (2014-09-14 23:47:38) - 実年齢は30近いのか -- 名無しさん (2014-09-14 23:50:02) - うろ覚えだけど人間エンドって男性と結婚したって感じの描写があったよな確か 百合豚は声が大きいから黙殺するんだろうけど -- 名無しさん (2015-01-10 12:43:48) - レッドと合わせて一年レベルのTV番組にできるくらい濃いよ -- 名無しさん (2015-01-10 13:21:14) - 出身地シュライク~彼女の血は、まで全然違うけど・・・ -- 名無しさん (2015-02-13 22:17:39) - 出身地シュライク~彼女の血は、まで結構あってるよ。 -- 名無しさん (2015-02-13 22:40:00) - 人間エンドは自分の子どもと幸せそうに遊んでるらしき写真が出てきて泣いた覚えがある -- 名無しさん (2015-02-15 00:05:41) - ジーナを救出しても、戦闘の度に妖魔化(回数が関係する?)し続けてたら、妖魔ENDになった記憶が。 -- 名無しさん (2015-02-20 08:40:27) - ジーナねぇ…。アセルスにとって結局、白薔薇は良き理解者のままってことか。 -- 名無しさん (2015-02-20 11:27:56) - ”永遠の恋人”ってジーナにとっての意味じゃないの? -- 名無しさん (2015-02-20 12:53:17) - そもそも寵姫の例から察するに人間と恋人の意味合いが違うんだろ。ジーナも人間だがファシナトゥールの道徳に染まっててもおかしくない。 -- 名無しさん (2015-02-20 13:33:10) - いや、待てよ。ひょっとするとアセルス編とはアセルスの視点ではなくジーナの視点で展開する物語だったのかも? -- 名無しさん (2015-02-20 14:20:53) - 半妖EDも人間EDもどちらも切なすぎて辛い。妖魔EDの存在が逆に救いとは皮肉ですね。 -- 名無しさん (2015-02-20 21:31:02) - ↑2物語の進行はジーナのモノローグだから、ジーナ視点なのは正しいかもね。それにしても、素晴らしい画像が!!眼福。 -- 名無しさん (2015-02-21 13:59:16) - サガフロで最も印象に残ったキャラってやっぱりアセルスだよな -- 名無しさん (2015-03-07 10:13:58) - ↑逆に、他に誰がいるの? -- 名無しさん (2015-03-07 15:22:00) - アセルス編没イベント多いんだよな いつかみたいものだ -- 名無しさん (2015-03-07 16:23:28) - ↑2ニート -- 名無しさん (2015-03-09 12:59:36) - ↑いやあ、すっかり忘れてたw -- 名無しさん (2015-03-09 14:19:27) #comment