なげつける(ポケモン)

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なげつける(ポケモン) - (2018/08/26 (日) 16:04:44) のソース

&font(#6495ED){登録日}:2018/08/24 Fri 20:34:00
&font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red)
&font(#6495ED){所要時間}:約 7 分で読めます

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なげつけるとは、[[ポケットモンスター]]シリーズに[[ダイヤモンド・パール>ポケットモンスター ダイヤモンド・パール]]から登場した技。

&bold(){目次}
#contents

*■データ
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[[威力>威力(ポケモン)]]:不定
タイプ:[[あく>あくタイプ(ポケモン)]]
分類:物理
命中:100
PP:10
接触:×
範囲:単体
追加効果:不定

持たせた 道具を 素早く 投げつけて 攻撃する。
道具で 威力と 効果が 変わる。

[[第四世代>世代(ポケモン)]]から登場し、これ以降毎回[[わざマシン56>わざマシン/ひでんマシン]]に収録されている。
レベルアップで覚える[[ポケモン>ポケモン(ポケットモンスター)]]は[[ガラガラ>ガラガラ(ポケモン)]]や[[エテボース]]、[[ナゲツケサル]]とタイプがバラけている。

*■概要
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自分の持ち物を消費しなければ使用できない攻撃技。
消費した道具に応じて威力が変化し、[[きのみ>きのみ(ポケモン)]]と一部の道具の場合は追加効果が発生する。
本編で使うにはコスパが悪いため、基本的に対戦や[[バトル施設>ポケモンシリーズのバトル施設]]で使うことになるだろう。
「[[ゆびをふる>ゆびをふる(ポケモン)]]」で偶然発動し貴重品を投げてしまうこともあるので注意。

なお「しぜんのめぐみ」と違い技自体のタイプは変わらない。
「さしおさえ」「[[マジックルーム>○○ルーム(ポケモンのわざ)]]」で封じられる点に注意(第四世代のみさしおさえ状態でも使える)。
「[[まもる>まもる/みきり(ポケモン)]]」で防がれて道具を「なげすてる」ことにならないように。

主な用途は以下の通り。

&bold(){・高火力物理悪技}
威力固定の物理悪技は「かみくだく」の80が限界だが、その数値を超えることが可能。
しかし火力強化が目的なら「いのちのたま」や「[[こだわりハチマキ>こだわり系アイテム(ポケモン)]]」、Zクリスタルといった選択肢もある。
上記の道具のデメリットを避ける、Z枠を残す、その道具の効果も活用するといった目的で使うことになる。

&bold(){・怯みや状態異常撒き}
元々「[[どくどく>どくどく(ポケモン)]]」以外の状態異常は[[くさ>くさタイプ(ポケモン)]]・[[でんき>でんきタイプ(ポケモン)]]・[[ほのお>ほのおタイプ(ポケモン)]]・[[ゴースト>ゴーストタイプ(ポケモン)]]辺りに使い手が固まりがち。
その中で[[いわ>いわタイプ(ポケモン)]]や[[かくとう>かくとうタイプ(ポケモン)]]といった脳筋系をはじめ多くのポケモンが状態異常技を使えるようになる。
貴重な命中率100かつ「ちょうはつ」に縛られない状態異常撒きというメリットもある。
さすがに「キノコのほうし」のような必中催眠はできない。

&bold(){・[[ダブルバトル>ダブルバトル(ポケモン)]]での味方の補助}
白いハーブやメリット効果をもたらす木の実を味方に投げつけて補助する。
こちらも挑発に縛られないほか、効果自体も他で代用できないものが多い。
微弱だがダメージも与えるので[[襷>きあいのタスキ]]や[[頑丈>がんじょう(ポケモン)]]、ほか[[一部の>ミミッキュ]][[特性>カイリュー]]との相性は悪い。
逆にゴースト・[[エスパー>エスパータイプ(ポケモン)]]は「じゃくてんほけん」のトリガーにできる。

&bold(){・一部の技や特性の補助}
手ぶらになることで「どろぼう」や「アクロバット」の性能を十全に発揮できる。
味方に木の実を投げつけることで「ゲップ」の発動条件も満たすなどの戦法もある。

[[禁止級>伝説のポケモン]]だが[[フーパ]]は「マジシャン」と投げつけるのコンボができる唯一のポケモン。

*■補足事項
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&bold(){・木の実の発動条件を無視できる}
木の実については「HPが一定値以下」「状態異常になっている」などの条件を無視して効果のみを適用できる。
例えばHPが満タンでもカムラで素早さが上がり、状態異常になっていなくともラムを投げられた後でゲップができる。

&bold(){・火力強化は投げつける瞬間まで適用}
命の珠や拘り鉢巻といった攻撃力強化系や「ピントレンズ」といった火力強化アイテムは投げつけた瞬間にも適用される。

&bold(){・投げられない道具}
Zクリスタルや自身に対応するメガストーンは投げられない。
そのため「既に[[Zワザ]]や[[メガシンカ]]を使って用済みになったから投げてしまう」といった使い方はできない。
ちなみに投げつける自体をZワザ化しても威力100と貧弱なので強面プレートを投げた方がマシである。

その他「[[ノーマル>ノーマルタイプ(ポケモン)]]ジュエル」「[[べにいろのたま>グラードン]]」「[[あいいろのたま>カイオーガ]]」も投げられない仕様となっている。
ついでに「[[モンスターボール>モンスターボール(ポケモン)]]」も投げることができない。[[ポケモンがポケモントレーナーになることはできない>劇場版ポケットモンスター ミュウツーの逆襲]]。

また[[ギラティナ]]・[[アルセウス]]・[[ゲノセクト]]・[[シルヴァディ]]は自分用のアイテムを投げられない。
もっとも、これらのポケモンは投げつけるを覚えないが。

*■相性の良い道具やポケモン
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・&bold(){&color(darkslategray){くろいてっきゅう}}
威力:130
効果:なし

「かみくだく」の1.5倍以上の威力。
素早さが半減する効果は[[天候>天候変化技(ポケモン)]]の奪い合いや「トリックルーム」下での戦いで有利になる。
[[バンギラス]]なら悪タイプ最高の攻撃で微妙な素早さかつ「すなおこし」持ちなので最適。
素早さを変化させられるという点からスイッチ型のトリパでも使えるかもしれない。

・&bold(){&font(#663333){こわもてプレート}}
威力:90(実質108)
効果:なし

プレート系は威力・効果が全て共通。
悪と他のタイプの攻撃技の火力を両立することもできるが、投げつける自体を強化する強面プレートが最も使用率が高い。
悪技を強化したいが、黒い鉄球の素早さ低下や[[ひこう>ひこうタイプ(ポケモン)]]・[[ふゆう>ふゆう(ポケモン)]]の没収といったデメリットは避けたいという場合に使える。
[[マニューラ>ニューラ/マニューラ]]や[[ダーテング]]は不安定な「[[はたきおとす>はたきおとす(ポケモン)]]」に頼らずに火力を出すことが可能。
格闘タイプのエスパー・ゴースト対策としては「じごくづき」の影に隠れがちか。

・&bold(){&font(#994c00){かたいいし}}
威力:100
効果:なし

「くろいてっきゅう」に次ぐ威力だが、実際は強面プレートに劣る。
バンギラスなら一致技両方の火力を強化できる。
格闘タイプも悪技に加え、飛行対策の岩技を強化できるのが利点か。

・&bold(){&color(purple){どくバリ}}
威力:70
効果:[[どく>どく/もうどく(ポケモン)]]

そこそこの威力を発揮しつつ相手を毒状態にする。
格闘タイプにとっては悪技と[[フェアリー>フェアリータイプ(ポケモン)]]対策の[[どく>どくタイプ(ポケモン)]]技を強化できる。
しかし、やはり威力も効果も中途半端すぎるか。

・&bold(){&color(hotpink){おうじゃのしるし}}/&bold(){&color(midnightblue){するどいキバ}}
威力:30
効果:ひるみ

優先度が上がらず威力も若干劣る「ねこだまし」だが、覚えないポケモンにとっては有用。
優先度0を逆手に取り、先制技を無効化するポケモンに投げつけるのも手。
実質同じ道具が2つあるのでダブルで「なげつける」+「ものひろい」使い同士で組むのも一興か。
条件を満たせるポケモンとしては[[マッスグマ]]・[[エテボース]]・[[デデンネ]]・[[ホルード]]がいる。
またエテボースやマニューラは「ねこだまし」+「なげつける」で2ターン連続して怯ませられる。
バトル施設でこのコンボに翻弄された人も少なからずいるはず。

・&bold(){&color(red){かえんだま}}
威力:30
効果:[[やけど>やけど(ポケモン)]]

命中率100かつ「[[トリック>トリック/すりかえ(ポケモン)]]」や「すりかえ」と違い相手の道具に依存せず火傷させる貴重な技。
「マジックガード」の[[ピクシー>ピクシー(ポケモン)]]や「みずのベール」の[[フローゼル]]なら火傷の心配もないので投げつけるタイミングを選ばない。
逆に[[ローブシン]]や[[カイリキー]]ら「こんじょう」組はわざと火傷してから投げつけることもできる。
ピクシーや根性組は先に火傷してしまうことで、まひ・どく・[[ねむり>ねむり(ポケモン)]]・こおり状態にされることを避けられるメリットもある。

・&bold(){&color(purple){どくどくだま}}
威力:30
効果:もうどく

「おにび」と違い「どくどく」はほぼ全てのポケモンが使えるため効果自体の魅力は薄い。
[[ザングース]]や[[リングマ]]、[[グライオン]]が特性発動のついでに強化版毒々が使えるという程度か。

・&bold(){&color(gold){でんきだま}}
威力:30
効果:[[まひ>まひ(ポケモン)]]

「でんじは」や「しびれごな」の上位互換である「へびにらみ」の上位互換。
投げつける瞬間以外に恩恵をもたらさないのがネック。

[[オニゴーリ]]軸で[[ガブリアス]]や[[ルカリオ]]に投げさせて起点を作るパーティが流行ったことも。

・&bold(){&color(white,yellowgreen){しろいハーブ}}
威力:10
効果:能力ランク低下の回復

ダブルで味方の補助に。
「いかく」の流行から発動する機会は多いが、悠長すぎるか。

・&bold(){&color(green){メンタルハーブ}}
威力:10
効果:「アンコール」「いちゃもん」「かいふくふうじ」「かなしばり」「ちょうはつ」「[[メロメロ>メロメロ(ポケモン)]]」から回復

ダブルで味方の補助に。
積みアタッカーや味方のサポート役など恩恵を受けるポケモンは少なくない。
しかし、味方に投げて貰うより最初から自分で持つ方が効率的な場合が多い。

・''[[きのみ>きのみ一覧(ポケモン)]]''
威力:10
効果:木の実自体の効果(発動条件は無視)

ダブルで味方の補助に。
主な候補はカムラ・サン・チイラ・ヤタピあたり。
他にも、野性のポケモンにヒメリを投げればPPが回復するため、[[わるあがき>わるあがき(ポケモン)]]までの時間を稼げる。

・[[&bold(){&color(gold){きんのたま}/&color(#ff9900){でかいきんのたま}}>きんのたま]]
威力:30
効果:なし

&font(l){カイリキーとかに使わせると相手プレイヤーの腹筋をひんし状態にできるぞ!}




追記・修正は[[ピカチュウ]]の目の前で電気玉を投げてからお願いします。

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- トゲピーに安らぎの鈴持たせて育成してて、指振りでこれが出た時の絶望感はヤバかった  -- 名無しさん  (2018-08-24 23:15:43)
- きんのたm…  -- 名無しさん  (2018-08-24 23:32:37)
- アイテムロストとか勿体なさ過ぎて使えない……  -- 名無しさん  (2018-08-24 23:43:47)
- ツリーのせいでサル系ポケモンが2連続で怯ませてくる遅延技の印象が強い  -- 名無しさん  (2018-08-25 02:32:23)
- 素早さ振って鉄球持たせたバンギラスをトリパで使ったあと竜舞させて全抜きさせるスイッチ型で使ってるけどロマンあって楽しいよ  -- 名無しさん  (2018-08-25 04:31:09)
- 「ふといホネ」は威力90に対し、「きちょうなホネ」は威力100。まさかの逆転勝利である。  -- 名無しさん  (2018-08-25 08:42:39)
- ルビサファから止まってる世代だけど、いまのポケモンってこんなん頭に入れて戦わなきゃいかんの  -- 名無しさん  (2018-08-25 11:17:02)
- ↑覚えることは多いが、なげつける自体は決してメジャーな技ではないから普段は忘れてても平気  -- 名無しさん  (2018-08-25 11:23:04)
- 一回しか使えないのが最大のデメリットなのよね  -- 名無しさん  (2018-08-25 15:43:07)
- ↑2 ヌケニンとかもそうだけど、そういうのは得てして『忘れた頃にやってくる』  -- 名無しさん  (2018-08-26 14:06:05)
- ↑2 リサイクル使えば2回以上使えるぞ!  実用性?知らん  -- 名無しさん  (2018-08-26 16:04:44)
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