クレヨンしんちゃん 爆盛!カンフーボーイズ ~拉麺大乱~

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クレヨンしんちゃん 爆盛!カンフーボーイズ ~拉麺大乱~ - (2023/03/07 (火) 18:00:23) のソース

&font(#6495ED){登録日}:2019/05/27 Mon 14:19:11
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&font(#6495ED){所要時間}:約 5 分で読めます

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#center{

&b(){&size(50){アクション大盛り友情濃いめ}}

}

2018年4月13日より公開された、映画[[クレヨンしんちゃん]]シリーズ第26作目の作品。

前作『[[襲来!!宇宙人シリリ>クレヨンしんちゃん 襲来!!宇宙人シリリ]]』
次作『[[新婚旅行ハリケーン ~失われたひろし~>クレヨンしんちゃん 新婚旅行ハリケーン ~失われたひろし~]]』

同年6月に[[矢島晶子]]がしんのすけ役を降板したため、矢島が演じるしんのすけ最後の映画となった。
カンフーを題材とし、『[[爆睡!ユメミーワールド大突撃>クレヨンしんちゃん 爆睡!ユメミーワールド大突撃]]』に続く[[かすかべ防衛隊]]、とりわけ佐藤マサオが初めてメインを務める。
しんのすけ達にカンフーで戦わせることにはスタッフ内でも批判があったため案に上りながらも実現していなかったが、「やわらかい部分だけで戦う」という設定で実現したらしい。
終盤における予想外の展開も大きく話題となった。


&bold(){【あらすじ】}
いつものようにいじめられていたマサオだったが、その日は様子が違っていた。
怪しんだ[[かすかべ防衛隊]]が後をつけると、春日部の中華街「アイヤータウン」に辿り着く。
マサオはそこで中国拳法「ぷにぷに拳」を習っていたのだ。
ぷにぷに拳の師匠から千年に一人のぷにぷにと称されたしんのすけ達もなりゆきで修業をはじめる。

一方、春日部では一度食べたらやみつきになるブラックパンダラーメンが流行していた。
着々と出店数を増やすブラックパンダの野望に図らずも巻き込まれていくしんのすけ達の運命やいかに…。


&bold(){【登場人物】}
※物語の核心に触れる内容は、各自展開してご確認ください

◇[[野原しんのすけ]](声:[[矢島晶子]])
ご存知、嵐を呼ぶ園児。
千年に一人のぷにぷに、ぷにぷにの天才と呼ばれてぷにぷに拳の修行をすることになる。

#region(◎ネタバレを含んだ解説)
ぷにぷに真掌の後継者となるが、何だか怪しかったので秘薬を飲むのを拒否する。そりゃそうだ。
孤立化し、笑顔を失ったランを救うため、防衛隊や春日部の住人たち全員とジェンカを踊ってランの笑顔を取り戻した((このシーンでは映画初登場のキャラも大量に登場するので、必見))。

#endregion

◇佐藤マサオ(声:一龍斎貞友)
先にぷにぷに拳を始めていたため兄弟子として威張り散らす。
しかし、体が硬いせいでまったく技を習得できず、劣等感に苛まれていき、中盤で姿を消す。&font(l){メインなのに…。}
その後は師匠と橋の下で暮らしながらマンツーマンで修行をつけてもらっており、成長した姿を見せた。

◇風間トオル(声:真柴摩利)
最初は否定的だったが、なんだかんだでぷにぷに拳の修行を始める。
芋虫行脚をしている間に芋虫の生活も悪くないかもなどと言っていた。

◇桜田ネネ(声:林玉緒)
アクションスター目指してぷにぷに拳の修行を始める。
風間くんのスマホでブラックパンダラーメンの秘密を撮影する。

◇ボーちゃん(声:佐藤智恵)
健康のためにぷにぷに拳の修行を始める。
今回は割と空気。

◇[[野原ひろし]](声:[[森川智之]])
野原一家の大黒柱。
狂暴化したひまわりに手を焼く。

◇[[野原みさえ]](声:ならはしみき) 
野原一家最強の母。
同じく狂暴化したひまわりに手を焼く。

◇野原ひまわり(声:こおろぎさとみ) 
みさえがこぼしたブラックパンダラーメンを食べて狂暴化してしまう。

◇シロ(声:真柴摩利)
一家の愛犬。
黒いテープを張られてホワイトタイガー呼ばわりされたり、ウ〇チの最中を見られたりと散々な役回り。


◇タマ・ラン(声:[[潘めぐみ]])
ぷにぷに拳を学ぶ少女。
アイヤータウンに捨てられていたところを師匠に拾われて育ったため、アイヤータウンに愛着を持つ。
ブラックパンダラーメンの秘密を探りつつ、横暴を辞めさせるためにぷにぷに拳を極めようとする。
ぷにぷに拳の技を全て会得し、奥義「ぷにぷに真掌」を修得する資格を得て野原一家と共に中国へ向かう。
心がぷにぷにでないと切り捨てられるが、しんのすけが飲むのを拒否した秘薬を飲んで技を会得した。

#region(◎ネタバレを含んだ解説)

#center{&font(#ff0000){「足が臭いのは悪。たるんだ尻も悪」}}

ぷにぷに真掌でドン・パンパンを倒すものの、過剰な正義が暴走してしまい((その原因は心がぷにぷにでない者が秘薬を飲んだ事である。))、些細なことでも悪と見なして制裁を加える残酷な性格に変貌してしまう。
そのせいで孤立していくが、しんのすけ達のジェンカ拳を受けて元に戻り、広い世界を見るためにアイヤータウンから旅立っていった。

#endregion


◇師匠(声:関根勤)
ゲスト枠。ぷにぷに拳の師匠。技を極められていないが、実力は本物。
部屋は非常に少女趣味。
ドン・パンパンに秘孔を突かれ、パン・ツー・丸見えしか言えなくなってしまう。
ブラックパンダラーメンに襲われるしんのすけ達を逃がすために囮となる。
その後、黄昏れるマサオの前に現れて彼の成長に一役買った。


◇ドン・パンパン(声:廣田行生)
ブラックパンダラーメンのボス。
相手の秘孔を突いて思うままに操る「闇突拳」を使う。&font(l){お前は[[どこかの暗殺者>北斗の拳]]か。}
ランとの決闘に敗北し、超絶平和主義状態にされたが、最後には元に戻っていた。

◇ヌン、チャック(声:[[真殿光昭]]/[[置鮎龍太郎]])
ブラックパンダラーメンの幹部らしき双子のヌンチャク使い。
ソーセージ型の巨大ヌンチャクを使うオサレカンフー「ソーセージ拳」の使い手。
ランに超絶平和主義状態にされる。

◇ミヤ・ゾン(声:みやぞん<ANZEN漫才>)
ゲスト枠。
ブラックパンダラーメンの刺客で「ギター拳法」を使ってしんのすけ達を足止めした。

◇あらぽん(声:あらぽん<ANZEN漫才>)
ゲスト枠。ブラックパンダが開発したパンダロボのラーメンを食べて理性を失うほど狂暴化する。

◇ぷにぷにの精(声:水島裕)
中国の秘境に住むぷにぷに拳の精霊……という名の宇宙人。
作中では宇宙人という事は明かされないが、入り口にインターホンや監視カメラがあり、妙に科学的なのはそのため。
ぷにぷにの精を演じた水島氏は、香港のアクションスターであるサモ・ハン・キンポー氏の日本語吹き替えを多く担当している。


&bold(){【ぷにぷに拳の奥義】}

|一.ひとつひとより和毛和布(わけわかめ)|ワカメのように揺れながら攻撃を躱す|
|二.ふたつふしぎに受身美学(うけみびがく)|受け身と同時に「ほんとはこれがしたかった」と言って強がる|
|三.みっつみだらに猫手反発(ねこてはんぱつ)|猫の手で敵の攻撃を弾き返す|
|四.よっつよろしく糞転下肢(ふんころがし)|逆立ちしながら蹴りを繰り出す|
|五.いつついつでも芋虫行脚(いもむしあんぎゃ)|芋虫のように気配を消しながら這い進む|
|六.むっつむやみに手揉民民(てもみんみん)|手で揉んで相手を脱力させる|
|七.ななつなんだか吸盤接吻(きゅうばんせっぷん)|口を吸盤のようにして吸い付く|
|八.やっつやっぱり柔軟弾丸(じゅうなんだんがん)|[[体を丸めて跳ね回る>サムス・アラン]]|
|九.ここのつここから戦意尻失(せんいしりしつ)|尻を相手に突き出しちょこまか動いて敵の戦意を削ぐ。要するにしんのすけのケツだけ星人|
|十.とうでとうとうぷにぷに真掌|手からビームを発射して相手を脳内お花畑にしてしまう|

&bold(){【主題歌(EDテーマ)】}
◇笑一笑 ~シャオイーシャオ!~(歌:ももいろクローバーZ)
中国語で「笑おう!」という意味で、ランの笑顔を取り戻すという終盤とマッチした良曲。
スタッフロールで流れる絵も好評。


追記・修正はジェンカを踊ってからお願いします。

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- 正義と不義、善と悪、力のない正義は意味がなく力のあり過ぎる正義は危険だという事、力に頼らない本当の強さとは何かを作中のゲストヒロインと悪役を通して教えてくれる作品だった。  -- 名無しさん  (2019-05-28 09:06:26)
- タイトル表記は正しくは「爆盛!カンフーボーイズ ~拉麺大乱~」だったような  -- 名無しさん  (2019-05-28 09:16:34)
- 正義も過ぎれば悪となるというか…それを実感する映画だった。でも最後にはクレしんらしく面白おかしく解決してよかったわ~  -- 名無しさん  (2019-05-28 10:51:18)
- ぷにぷに真掌取得後の敵本拠地殴りこみ時のしんのすけとランの対比が好き。しんのすけ→ぷにぷに拳の奥義を駆使して侵攻、ピンチのランを救う。ラン→既に暴走してるのか、奥義をほとんど使わずぷにぷに真掌の力押し、しんのすけを置いてけぼりにする。  -- 名無しさん  (2019-06-02 15:22:30)
- ↑4 ゲストヒロインがラスボスになるのは斬新だったな...。そして、発動した必殺技は・・・つっこみをいれた。  -- 名無しさん  (2019-06-02 19:11:19)
- ケツだけ星人対決は地味に名シーンだと思う  -- 名無しさん  (2020-01-01 23:13:11)
- ゾンがどうなったのか気になるな……  -- 名無しさん  (2020-01-06 21:49:49)
- 上でも書きましたが、タイトル表記は正しくは「爆盛!カンフーボーイズ ~拉麺大乱~」なので、反対意見がなければ明日変更します  -- 名無しさん  (2020-02-15 15:43:16)
- 反対意見なさそうなので変更しました。  -- 名無しさん  (2020-02-16 15:54:37)
- 優れた力を悪用したドン、精神が未熟だった為に得た力を暴走させてしまったラン、凡人であるが故に挫折するも普通の事をコツコツとやるのが大事という考えに到達したマサオの3人が上手く対比されている  -- 名無しさん  (2020-05-02 17:07:50)
- ヤキニク、B級グルメ、拉麺と、食べ物に関したクレしん映画の主題歌はどれも名曲だと思う  -- 名無しさん  (2021-04-06 21:25:55)
- 超おもしろかった  -- 名無しさん  (2021-04-30 17:31:32)
- ドン・パンパンは純粋な人間としてはクレしん悪役の中でもかなり上位に入る実力者だと思う。特に、素手での戦闘ならパラダイスキングと並ぶトップなんじゃないだろうか(ヘクソンは超能力持ちだから入れていいか微妙)  -- 名無しさん  (2022-01-04 09:25:15)
- ぷにぷにと言うとしんのすけは前にひろしの接待についていき 女のしりを触るのが好きな取引先のお偉いさんを尻から頬好きにするくらいのぷにぷにほっぺだった  -- 名無しさん  (2022-01-17 17:11:42)
- 「心がぷにぷに」というのが「柔軟な発想力や思考を持ち、常に心に余裕がある」という意味だったら、たしかにあんな恐ろしい技を使うには必要だわと思った  -- 名無しさん  (2022-01-21 07:23:41)
- 戦意尻失がケツだけ星人だったけどドン・パンパンがランに打とうとした秘孔は『常にポンポコチン体操を踊ってし まう』も最初期にしんのすけが踊っていた創作ダンスと同じ名前だったりする  -- 名無しさん  (2022-01-29 20:35:47)
- 戦意尻失vsケツだけ星人で一騎討ちするシーンマジでおもろい  -- 名無しさん  (2022-03-07 07:14:15)
- ケツだけ星人対決は声出して笑った。けど、全体的になんかクレしん映画の暗黒期の空気を感じた。ひまわりがひろしをひっかくシーンとかワンパターンだし、シロのうんちシーンとか何にもつながってないし、あの辺はただの尺稼ぎっぽいな  -- 名無しさん  (2022-04-23 15:29:01)
- ケツだけ対決は主人公の得意分野で挑んで勝つというラスボスらしいシーン  -- 名無しさん  (2022-06-24 07:44:04)
- ↑しんちゃんの方にはランを相手にしているというセーブが掛かり、ランの方には薬の効果で暴走してる故容赦が無いという理由付けもしっかりしてるね  -- 名無しさん  (2022-12-09 08:52:59)
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