&font(#6495ED){登録日}:2012/01/26(木) 21:04:57 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 8 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- 『FINAL FANTASY LEGENDS 光と闇の戦士』とは、2010年9月より(左記はdocomo版、AU版は12月)[[携帯>携帯電話]]・スマホアプリとして配信されている、[[FINAL FANTASYシリーズ]]の外伝作。 前アプリ作「[[FF4 THE AFTER>FINAL FANTASY Ⅳ THE AFTER YEARS 月の帰還]]」に続くドット絵作品である。制作スタッフもほぼ4TAからの引き継ぎ。ただしこちらはもちろん完全新作。 ストーリーは[[世界征服]]を狙う帝国と戦う少年少女達というテンプr…王道展開となっている ◆システム おおまかなシステムは[[FF5>FINAL FANTASY Ⅴ]]を想像していただければ分かりやすい。ジョブシステム式なので。 違う点としては ・各々ジョブレベルが最大「20」で統一 ・アビリティをセットするスロットは最初は2つだが、ジョブレベル10&19に到達した時にスロットが1つずつ増え最終的には4つに。 4つと聞くと多めに感じるかもしれないが本作はスロット2つ使うアビリティも少なくないのでバランスの問題は無し ・ジョブマスターに必要なポイントはかなり増え、一番少なくて4400程、一番多くて5800程も。だが本作はその辺のザコも数十Pくれるので数値の印象程大変ではない ・各フリーシナリオ中にジョブレベル(普通のレベルも)制限あり。 これは「序盤から鍛えまくって連続魔修得だぜヒャッハーwww」などを防ぐためのものであろう。 後に配信されるフリーシナリオが廃人達に「ヌルゲー」言われない為には仕方なしか ・ジョブレベルは各フリーシナリオでゲット出来る「ジョブポイント(略称JP)」を使わないと、最大3までしか上げられない。 故に5と違って全ジョブマスターはほぼ無理ゲー。少なくともJPの問題でクリア前は不可に。 クリア後なら一応出来るが茨の道である… ・アビリティセットによるステータス補正やジョブマスターによるすっぴんへのステータス引き継ぎがない。なので「白魔法セットした戦士」などは本作は非常に微妙。すっぴんはただの弱いジョブに… ◆フュージョンアビリティ 新システムなので別個に。 4TAの「バンド」を引き継ぐような形で生まれた合体技。略称は公式で「Fアビリティ」。 ただしこちらはバンドのように複数人動員させるのではなく、一人が使うもの。 具体的に言えば「○○という技と××という技が使える状態で、どちらか片方を使用した時稀に閃いて覚える」といった具合。 例えば「マジックボム」というFアビリティの発動条件は「ケアル」と「ファイア」が両方使える状態で、ケアルかファイアのどちらかを使った時稀に \ピキーン/ 【フュージョンアビリティ!!】 と表示が出て、代わりにマジックボムが発動する…といった感じ。 上記のような初歩的な条件なら簡単に満たせる(赤魔道士に就いてれば後はケアルかファイアを撃ってればおk)が、フリーシナリオが進む事になかなか閃く条件が厄介なアビリティも。 ちなみに一度覚えたら「Fアビリティ」のコマンドからいつでも使用出来る。 この「いつでも使用出来る」というのがポイント…というかFアビリティ最大の利点。単体で見ると「これって各ジョブの特技に劣らね?」なものも結構あったりするが、どのジョブに就いてても使える、という点では非常に有用。 しかし終盤になるとまさに「[[必殺技]]」と言える程のFアビリティも。が、覚える条件は有用だけあってやはり厳しい。 ◆キャラクター 本作では終盤にさしかかるまで「光の戦士側」と「闇の戦士側」で別々にストーリーが進む。でも互いに全く顔を知らない訳ではなく、各々クリスタルに力を授かるまでは知り合い同士の4人組で行動する。むしろ光/闇の戦士の組み分けの方が半分は知らない人同士の組み合わせとなっている ○光の戦士側 ・ソール クリスタルがある小国ルクスに住む少年。光の戦士側代表にして本作の主人公ともいえる存在。性格は単純明快な[[熱血]]主人公といった感じ。アルバ大納言曰く「ルックスはまあまあ」。 が、お決まりの如く恋愛感情には疎く[[幼馴染>幼なじみ]]のディアナに好かれてるのに気付いていない 「世界を統治するアヴァロン帝国の飛空挺乗りになるのが夢」という設定があるが、開始割とすぐに帝国はルクスを裏切るので驚きの早さで死に設定と化してしまう…最後は違う形で願いはかなうが。 イメージカラーは&font(#ff0000){赤}。 ・アイギス ルクス一の剣士であり、ソール達の兄貴分(ディアナに対しては実兄)。目薬でもなければペルソナでもない 他のキャラに比べたら一つ大人なイメージであり、洞察力にも長けている …が、良くも悪くもそれくらいしか特徴が無い地味な人… と思いつつ、エロ本を手に入れるときは性格ゆえに慌てふためいてしまう。 イメージカラーは&font(#008000){緑}。 ・セーラ FFの原点[[FF1>FINAL FANTASY(ゲーム)]]からあのお姫様が出張してきました [[騎士]]の国ブルトガングより帝国に捕虜として連れてこられた少女。芯の強く優しい性格 フリーシナリオ途中でソールと[[フラグ]]が立ちかけるが、結局一歩引いてディアナに譲った模様 イメージカラーは&font(#ffa500){オレンジ}。 ・ダスク アルバ大明神の[[双子]]の兄であり、常に落ち着いて冷静な性格。口調も常に丁寧だが割とキツい事も言う人 常に何者かと連絡を取り合ってる怪しげな一面も… だが少年時代は… イメージカラーは&font(#e2e2e2){白}。 ●闇の戦士 ・ナハト 辺境の地ハルモニアに連れてこられた戦争孤児。闇の戦士側の代表。 同じ戦士代表のソールとはほぼ正反対にクールで口数は少ない…というか少なすぎる。殆ど内面の分からないキャラである。イケイケアルバちゃん曰く「つまんない男」。 が、マントを着たようなドット絵はカッコいい。 イメージカラーは&font(#0000ff){青}。 ・ディアナ ソールの幼馴染。ソールに対してはテンプレ的[[ツンデレ]]幼馴染だが、闇の戦士としてのキャラはセーラと同じく優しい少女。 同じく幼馴染のグレイブに物凄く一途に想われているが気付いておらず… イメージカラーは&font(#00b5ff){水色}。 ・グレイブ ソールやディアナの幼馴染。心優しく、また作中一の漢である。 ディアナにベタ惚れしているがそのディアナはソールを好いているのを知っている為一歩引いた位置にいる…が、ディアナの為に単身敵の基地に乗り込む事も EDでもそんな一面が見られ、そのあまりの一途さは別の娘をちょっとばかし惹きつけている様子… イメージカラーは&font(#8a2be2){紫}。 ・アルバ ナハトと同じくハルモニアに捕らわれてきた少女…というのは建て前。その実態は[[スクエニ>スクウェア・エニックス]]が産み出した狂気の産物である 金髪ゴスロリというFFでも奇抜なファッションでネタ&メタ発言を降り注ぐメテオの如く連発。[[一人称>一人称(日本語)]]もコロコロ変わり、上記所々混じってた妙な名称も全て作中で自称したものである が、「ビジネス」(仕事)となるとガラリと口調が変わり周囲もプレイヤーも驚く。 イメージカラーは&font(#000000){黒}。 ◆一時加入キャラ 各フリーシナリオで一時加入するサブキャラ達 ・エルゴ 旅の預言者。加入している間ラ系魔法を使えるのは彼だけなので頼りになる。 ・バルバラ 片言で喋る竜騎士娘。 ・エドアルド 公式にヘタレ呼ばわりされた吟遊詩人。だがぶっちゃけ別にヘタレでもない。 ・アルジイ 子供くらいの[[ロボット]]。爆弾発言でソールとセーラにフラグを立てかける。 ・ガウェイン 元騎士団長のナイト。ある機を境に飲んだくれてた。 ・ソピアー ミシディアの大長老。大皇帝と言い、どうして「大」のつく役職が多いんだ? 年齢不詳のこびと族。一応、背の小ささは気にしていて「小長老」と呼んではいけない。 ・じいさん [[記憶喪失]]のじいさん。[[盲目]]だが腕利きのレンジャー。 ・グラム 謎の暗黒騎士。亡霊と噂されているが… ・マトーヤ またも1から懐かしい名が。歓楽街で人気の姉御肌な踊り子 ・ジンナイ 隻腕の[[忍者]]。けどぶっちゃけ両腕があった頃より隻腕の方が強いある意味非常に謎の忍者 ・仮面の男 プレイヤー的には見覚えのある謎の男。常に主人公達の一歩上を行く黒魔法のエキスパート 正体はエルゴの「迷い」の塊。だが、そのエルゴは… ◆アヴァロン帝国のキャラ◆ 【アヴァロン四将軍】 アヴァロン帝国の四大将軍。他国の戦士たちも彼らに敵わないものも多い。 作中では主に前線に出てきている。 ・火のバウガウヴェン 最初に出てきた四将軍。イベントバトルでエルゴを凄まじい[[厨二技>厨二病]]で焼き殺して四将軍の強さを見せつける ・土のアシュマダイ 闇の戦士達と戦った四将軍。キチンと策を講じてくる大変な努力家。 ・水のスティクス 光の戦士達と戦った四将軍。やたら「預言」を気にするお方 ・風のヴァータ PSでも宇宙一の速さの人でもない。 やたら出番が多く、しかも協力的な姿勢を見せる謎の四将軍 【アヴァロン神将】 四将軍をも凌ぐ帝国内において最高クラスの戦力にして、事実上の最高幹部。構成員は(表向きは)四人とされている。 スマホ版では、各神将を模したと思われる「化身」が登場するが、彼らとの関係は不明。 ・雷のシャンゴ 光の戦士たちと因縁の深い神将。本人曰く「元人間」。 武人らしい性格と、最終戦では回復をしてくれ、ルビカンテを彷彿させる。 ・氷のコキュートス 主に闇の戦士たちと戦った神将。姿は女性であるが、お色気攻撃はしない。 大皇帝の素顔を知る人物。 ・光のエンピレオ 大皇帝の右腕と呼ばれる側近で、神将のリーダー格。神将の中では登場は一番早いが、動くのは終盤になってから。 実は… ・闇のゲヘナ 帝国内部でもその姿を見たことのない神将。邪悪な性格で強大な黒魔法を操るらしい。 イラストでは[[杖]]を持っているが、戦闘画面では素手であり、姿とのギャップが大きい。 ・アヴァロン大皇帝 本作の黒幕。いかにもな甲冑に身を包み素顔は見えず、不老不死の噂もある謎多き人物。 イラストでは何らかの武器を持っているが、実際は持っていない。 正体はいくつかの伏線が張られている通りエルゴ。エルゴ(先祖ら一族も通して)が無の世界の次元城から空の甲冑を通じて声を送って見せ掛けの不老不死を演じていた。その為本当の不老不死を欲しクリスタルの力を狙っていた。 ゲームの都合上、「エロ本を手に入れる[[ラスボス]]」にできるため、ネタにされそうだが、作品がマイナーなのかあまりネタにされていない。 ◆評価◆ 実際にやった人からはやり応えもあってか割と好評を得ているが 今のところアプリのみの作品なので知名度が低く、また興味がある人でも「FF4TAみたく[[wii]]や[[PSP>PlayStation Portable]]で出るんじゃないの」と足踏みされてる面もちらほら・・・ ガラケー版では全てプレイすると4000円程かかるのも難点(スマホ版は現在は既に1700円売り切り)。 スマホ版ではグラフィックのリファインやゲームシステムの一部変更が加えられている。 が、ガラケー版のドット絵の方が好み、という人も少なくない(スマホ版はややツクール臭もする故) 各作品(特にドット時代の)[[オマージュ]]が多く、その辺のFFが好きな人は絶対やって損はないだろう \ピキーン/ フュージョンアビリティ!! 【追記・修正】 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,2) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 設定だけ見るとちょっとテンプレすぎて笑ってしまうwゲームというよりアニメや漫画の劇中作品みたいw -- 名無しさん (2013-08-13 17:36:52) - ↑まあ、昔のFFっぽくテンプレートに当てはめて作った作品だからそう感じるのが普通だよ。個人的には敵がちょっと強すぎてレベル上げ前提のバランスだったのが少し気になったかな。全体的に佳作って感じではあるけど。 -- 名無しさん (2014-10-25 17:45:31) - オペラオムニアならアルバが真っ先に来るかも? 初対面のクラウドに向かって「有名人だ!」とか言いそう -- 名無しさん (2017-05-26 23:14:51) #comment #areaedit(end) }