No.41 泥睡魔獣バグースカ

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&font(#6495ED){登録日}:2022/01/28 Fri 04:39:30 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 6 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){&font(#800080){&big(){&bold(){昏々と眠り続ける魔獣}}}} #center(){&font(#800080){&big(){&bold(){春眠暁を覚えず}}}} #blockquote(){&bold(){No.41 泥睡魔獣バグースカ} エクシーズ・効果モンスター ランク4/[[地属性>地属性(遊戯王OCG)]]/[[悪魔族>悪魔族(遊戯王OCG)]]/攻2100/守2000 レベル4モンスター×2 このカードのコントローラーは、自分スタンバイフェイズ毎にこのカードのX素材を1つ取り除く。 取り除けない場合、このカードを破壊する。 (1):このカードがモンスターゾーンに攻撃表示で存在する限り、 このカードは相手の効果では破壊されず、相手はこのカードを効果の対象にできない。 (2):このカードがモンスターゾーンに守備表示で存在する限り、 フィールドの表側表示モンスターは守備表示になり、守備表示モンスターが発動した効果は無効化される。} 《No.41 泥睡魔獣バグースカ》とは、「COLLECTORS PACK 2017」で登場した[[遊戯王OCG>遊戯王オフィシャルカードゲーム]]のカードである。 #contents() *概要 大量の酒瓶や缶を散らかしての泥酔という、見事なへべれけっぷりを見せている「バク」のモンスター。 自身のナンバー「41」は腹部に刻まれている。 特に素材指定のないランク4エクシーズでありレベル4展開が可能なデッキであれば容易に呼び出せる。 *効果 自身の表示形式に応じて適用される効果が決まるという、[[ディフォーマー>ディフォーマー(遊戯王OCG)]]によく似た特徴を持つ。 攻撃表示の時は、自身に[[マジェスペクター耐性>マジェスペクター(遊戯王OCG)]]を付与する効果。 中々の耐性ではあるものの、自分を守るばかりの効果なので相手に直接的な被害を与えることはできない。 《No.41 泥睡魔獣バグースカ》自身の攻撃力が《[[サイバー・ドラゴン>サイバー・ドラゴン(遊戯王OCG)]]》と同程度しかない所も苦しく、 耐性持ちアタッカーとして運用できず、せっかくの耐性も戦闘破壊でおじゃんになりかねない。 総じて相手と盤面に対する影響力が乏しい。 守備表示の時は、フィールドのモンスターもすべて守備表示にして、その発動した効果を無効にするもの。 単に攻撃を抑制しただけに留まらず、効果も無効にするため「モンスターに対する限定的な耐性」「相手の展開抑制」の影響を与えており、モンスターに対してめっぽう強い効果になっている。 この手の「[[効果は強いがステータスが貧弱なモンスター>結界像(遊戯王OCG)]]」は、その殆どが「戦闘破壊による突破」を弱点としていた。 しかし《No.41 泥睡魔獣バグースカ》の場合は&bold(){相手はそもそも攻撃できない}上に、&bold(){モンスターを並べることもままならない}ため 耐性がないにも拘らず守備表示《No.41 泥睡魔獣バグースカ》の場持ちは極めて良好で、時間稼ぎに優れた壁モンスターとしても評価されている。 インフレが進んだ現代遊戯王にて「壁モンスター」を名乗るには、《[[マシュマロン>マシュマロン(遊戯王)]]》では力不足でこれくらいの性能が必要という意味でもある。 「自身がフィールドに残るための維持コスト」としてエクシーズ素材を消費していくタイプのモンスターであるため、3ターン以上居座らせるのは困難。 だが、高速化が進みロックデッキでの勝利が難しくなった2023年現在の環境では2ターン、自分相手合わせて4ターン存在してくれるだけでも十分なので、そこは割り切っていこう。 この守備表示の効果は自分にも及ぶため、召喚タイミングやデッキ編成には注意を払い、 「自分の《No.41 泥睡魔獣バグースカ》のせいで自分も思い通りに動けませんでした」とはならないようにしたい。 先述の通り、エクシーズ素材が無くても効果は使える事をいいことに、相手ターン中に《No.41 泥睡魔獣バグースカ》を戦線復帰で蘇生して相手を妨害するだけ妨害し、 その末に(維持コスト未払いを逆手に)ポイ捨てして自分は影響から逃れるのも一つの択。 **効果の補足 (1)と(2)の効果は両方とも発動を伴わない永続効果。 これは「発動した効果を受けない」耐性を掻い潜る利点にもなるが、以下の通り少しややこしい処理につながる点には注意。 自動処理の[[マスターデュエル>遊戯王マスターデュエル]]であれば問題は起き辛いが、テーブルトップなら事前に把握しておくとジャッジ案件を減らせるかもしれないので覚えておきたい。 (2)の効果は、発動した時点の状態を参照する。 「自身をリリースしてカードを破壊する」《[[ダイナレスラー・パンクラトプス>ダイナレスラー(遊戯王OCG)]]》を例に挙げる。 守備表示になった《ダイナレスラー・パンクラトプス》をリリースして《No.41 泥睡魔獣バグースカ》の破壊を狙っても 《ダイナレスラー・パンクラトプス》をリリースする際は&bold(){守備表示の状態で発動している}ので、結局発動した効果が無効になる。 逆に&bold(){効果を発動した時点では攻撃表示で}効果処理時に守備表示になった場合は、《No.41 泥睡魔獣バグースカ》の(2)の効果で無効にはできない。 -予め《No.41 泥睡魔獣バグースカ》がフィールド上に守備表示でいて、相手が《[[魂喰いオヴィラプター]]》を攻撃表示で召喚しても&br()オヴィラプターの(1)の誘発効果を&bold(){発動する前に守備表示に切り替わるため}、オヴィラプターの(1)の効果は無効になる。 -ただし《No.41 泥睡魔獣バグースカ》が不在で相手が《魂喰いオヴィラプター》を攻撃表示で召喚し、《魂喰いオヴィラプター》の(1)の発動にチェーンして自分が戦線復帰で《No.41 泥睡魔獣バグースカ》を守備表示で特殊召喚する場合、&br()効果処理時は守備表示だが、&bold(){発動した時点では攻撃表示だったため}(1)の効果を無効にできない。 *相性のいいカード **リンクモンスター リンクモンスターは守備表示にならないため、《No.41 泥睡魔獣バグースカ》の影響を受けない。 そのため自分側はリンクモンスター主体のデッキにしておけば、《No.41 泥睡魔獣バグースカ》の影響を受けない盤面にできる。 ただしリンクモンスターを出す前に《No.41 泥睡魔獣バグースカ》を召喚してしまうと、 《[[ジャンク・シンクロン>ジャンク・シンクロン(遊戯王OCG)]]》などの「フィールド上で発動する展開効果」を使えなくなり展開に支障が出る点には注意。 これらの事は相手にも同様のことが言え、相手が先にリンクモンスターを出していると 《No.41 泥睡魔獣バグースカ》を後から出しても封殺ができなくなる。 逆に先にこちらが《No.41 泥睡魔獣バグースカ》を召喚すれば、リンク主体の相手でも一定の妨害効果が期待できる。 **[[超重武者>超重武者(遊戯王OCG)]] 守備表示のまま攻撃を行うなど超重武者も相性はいい。 相手が攻めあぐねていくところに、守備表示のまま相手にダメージを与えることができる。 ただし自分の超重武者も効果は無効になる上、展開についての制約も多いデッキなのでタイミングには要注意。 **旋壊のヴェスペネイト 《No.41 泥睡魔獣バグースカ》の効果で守備表示のモンスターを増やせる上に、《No.41 泥睡魔獣バグースカ》の上に重ねてエクシーズ召喚が可能なので 貫通効果も含めて、《旋壊のヴェスペネイト》の効果を最大限に活かすことができる。 *弱点 確かな妨害能力で相手の心まで守備表示にすることも難しくないが、一応このカードにも弱点はある。 まず単純に、魔法・罠カードに対して干渉できない点。 [[禁じられたシリーズ>禁じられた(遊戯王OCG)]]や《[[無限泡影>無限泡影(遊戯王OCG)]]》で効果を無効にされてしまう。 次にモンスターに対しても「フィールド上で発動した効果」にしか手を出せない事。 [[壊獣>壊獣(遊戯王OCG)]]の特殊召喚や《[[原始生命態ニビル>原始生命態ニビル(遊戯王OCG)]]》の発動には手出しできない。 そして上にあげた「リンクモンスターや超重武者ならば影響は小さい」という部分は相手にとっても同じことが言える点。 超重武者は置いといてリンクモンスターと相まみえる機会は多く、《スプラッシュ・メイジ》等の展開効果を持った低リンクモンスターを足掛かりにして 攻撃力の高いリンクモンスターをリンク召喚することは難しい話ではない。 使用する際は《アストラル・クリボー》や《ナンバーズ・プロテクト》などで隙を潰しておきたい。 *環境での活躍 このカードは登場以来、魔境や激戦区と評されるランク4モンスターの中でも高い採用率を誇っている。 言うまでもなく召喚難度の低さと制圧効果の高さを評価された結果である。 このカードが世に出た2017年5月はリンク召喚黎明期でリンクモンスターの数も極めて少なかった。 自ずと《No.41 泥睡魔獣バグースカ》から逃れられるデッキが少なくなっていたため、先攻制圧の置物として大変有難られたそうな。 2023年現在ではリンクモンスターの数、並びに妨害札の数が増えたことで《No.41 泥睡魔獣バグースカ》単体での制圧能力は落ちている。 一方で新マスタールールの廃止を受け、リンクモンスターの需要が落ち着いたことで相対的に《No.41 泥睡魔獣バグースカ》の制圧能力は上昇し 今でも優秀な壁、時間稼ぎモンスターとして君臨している。 *余談 このカードは遊戯王の公式Twitterにて告知されたが、その日時は「2017年&bold(){4月1日} 午前&bold(){4時1分}」だった。 《No.41 泥睡魔獣バグースカ》のナンバーに因んだ、なかなか洒落たサプライズになっている。 &font(l){ツイートを見た決闘者たちは度肝を抜かし、エイプリルフールのジョークであってくれと錯乱したとかしなかったとか} そしてマスターデュエルにおいてもこのカードのイラストのアイコン・プロテクター・壁紙が2023年4月1日から期間限定で販売された。 海外において子供向けゲームで泥酔している描写はまずかったのか、[[海外版イラストでは酒瓶などが枕に差し替えられており>海外版イラスト変更カード(遊戯王)]]、 それに合わせて寝ている理由も「酔臥」から「&ruby(ものすごく疲れたバク){the Terribly Tired Tapir}(=単なる就眠)」に変更されている。 Next << 《[[No.42 スターシップ・ギャラクシー・トマホーク]]》 #right(){Before >> 《[[No.40 ギミック・パペット-ヘブンズ・ストリングス]]》} 追記修正お願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,7) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 登場から5年たったが現在でもなおランク4のトップ層の地位だな。ランク4の制圧といったらこいつのイメージ -- 名無しさん (2022-01-28 17:06:31) - このカードとトライヒハートを並べられるとフィールド発動型の効果モンスターは殆ど対処不能。 -- 名無しさん (2022-01-28 17:21:15) - 蟲惑魔の可愛いマスコット -- 名無しさん (2022-01-28 17:43:43) - 実は悪魔族なの忘れがち -- 名無しさん (2022-01-29 02:48:48) - 増Gを通された時の妥協点で使ってるわ。 -- 名無しさん (2023-12-11 13:33:40) #comment(striction) #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2022/01/28 Fri 04:39:30 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 6 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){&font(#800080){&big(){&bold(){昏々と眠り続ける魔獣}}}} #center(){&font(#800080){&big(){&bold(){春眠暁を覚えず}}}} #blockquote(){&bold(){No.41 泥睡魔獣バグースカ} エクシーズ・効果モンスター ランク4/[[地属性>地属性(遊戯王OCG)]]/[[悪魔族>悪魔族(遊戯王OCG)]]/攻2100/守2000 レベル4モンスター×2 このカードのコントローラーは、自分スタンバイフェイズ毎にこのカードのX素材を1つ取り除く。 取り除けない場合、このカードを破壊する。 (1):このカードがモンスターゾーンに攻撃表示で存在する限り、 このカードは相手の効果では破壊されず、相手はこのカードを効果の対象にできない。 (2):このカードがモンスターゾーンに守備表示で存在する限り、 フィールドの表側表示モンスターは守備表示になり、守備表示モンスターが発動した効果は無効化される。} 《No.41 泥睡魔獣バグースカ》とは、「COLLECTORS PACK 2017」で登場した[[遊戯王OCG>遊戯王オフィシャルカードゲーム]]のカードである。 #contents() *概要 大量の酒瓶や缶を散らかしての泥酔という、見事なへべれけっぷりを見せている「バク」のモンスター。 自身のナンバー「41」は腹部に刻まれている。 特に素材指定のないランク4エクシーズでありレベル4展開が可能なデッキであれば容易に呼び出せる。 *効果 自身の表示形式に応じて適用される効果が決まるという、[[ディフォーマー>ディフォーマー(遊戯王OCG)]]によく似た特徴を持つ。 攻撃表示の時は、自身に[[マジェスペクター耐性>マジェスペクター(遊戯王OCG)]]を付与する効果。 中々の耐性ではあるものの、自分を守るばかりの効果なので相手に直接的な被害を与えることはできない。 《No.41 泥睡魔獣バグースカ》自身の攻撃力が《[[サイバー・ドラゴン>サイバー・ドラゴン(遊戯王OCG)]]》と同程度しかない所も苦しく、 耐性持ちアタッカーとして運用できず、せっかくの耐性も戦闘破壊でおじゃんになりかねない。 総じて相手と盤面に対する影響力が乏しい。 守備表示の時は、フィールドのモンスターもすべて守備表示にして、その発動した効果を無効にするもの。 単に攻撃を抑制しただけに留まらず、効果も無効にするため「モンスターに対する限定的な耐性」「相手の展開抑制」の影響を与えており、モンスターに対してめっぽう強い効果になっている。 この手の「[[効果は強いがステータスが貧弱なモンスター>結界像(遊戯王OCG)]]」は、その殆どが「戦闘破壊による突破」を弱点としていた。 しかし《No.41 泥睡魔獣バグースカ》の場合は&bold(){相手はそもそも攻撃できない}上に、&bold(){モンスターを並べることもままならない}ため 耐性がないにも拘らず守備表示《No.41 泥睡魔獣バグースカ》の場持ちは極めて良好で、時間稼ぎに優れた壁モンスターとしても評価されている。 インフレが進んだ現代遊戯王にて「壁モンスター」を名乗るには、《[[マシュマロン>マシュマロン(遊戯王)]]》では力不足でこれくらいの性能が必要という意味でもある。 「自身がフィールドに残るための維持コスト」としてエクシーズ素材を消費していくタイプのモンスターであるため、3ターン以上居座らせるのは困難。 だが、高速化が進みロックデッキでの勝利が難しくなった2023年現在の環境では2ターン、自分相手合わせて4ターン存在してくれるだけでも十分なので、そこは割り切っていこう。 この守備表示の効果は自分にも及ぶため、召喚タイミングやデッキ編成には注意を払い、 「自分の《No.41 泥睡魔獣バグースカ》のせいで自分も思い通りに動けませんでした」とはならないようにしたい。 先述の通り、エクシーズ素材が無くても効果は使える事をいいことに、相手ターン中に《No.41 泥睡魔獣バグースカ》を戦線復帰で蘇生して相手を妨害するだけ妨害し、 その末に(維持コスト未払いを逆手に)ポイ捨てして自分は影響から逃れるのも一つの択。 **効果の補足 (1)と(2)の効果は両方とも発動を伴わない永続効果。 これは「発動した効果を受けない」耐性を掻い潜る利点にもなるが、以下の通り少しややこしい処理につながる点には注意。 自動処理の[[マスターデュエル>遊戯王マスターデュエル]]であれば問題は起き辛いが、テーブルトップなら事前に把握しておくとジャッジ案件を減らせるかもしれないので覚えておきたい。 (2)の効果は、発動した時点の状態を参照する。 「自身をリリースしてカードを破壊する」《[[ダイナレスラー・パンクラトプス>ダイナレスラー(遊戯王OCG)]]》を例に挙げる。 守備表示になった《ダイナレスラー・パンクラトプス》をリリースして《No.41 泥睡魔獣バグースカ》の破壊を狙っても 《ダイナレスラー・パンクラトプス》をリリースする際は&bold(){守備表示の状態で発動している}ので、結局発動した効果が無効になる。 逆に&bold(){効果を発動した時点では攻撃表示で}効果処理時に守備表示になった場合は、《No.41 泥睡魔獣バグースカ》の(2)の効果で無効にはできない。 -予め《No.41 泥睡魔獣バグースカ》がフィールド上に守備表示でいて、相手が《[[魂喰いオヴィラプター]]》を攻撃表示で召喚しても&br()オヴィラプターの(1)の誘発効果を&bold(){発動する前に守備表示に切り替わるため}、オヴィラプターの(1)の効果は無効になる。 -ただし《No.41 泥睡魔獣バグースカ》が不在で相手が《魂喰いオヴィラプター》を攻撃表示で召喚し、《魂喰いオヴィラプター》の(1)の発動にチェーンして自分が戦線復帰で《No.41 泥睡魔獣バグースカ》を守備表示で特殊召喚する場合、&br()効果処理時は守備表示だが、&bold(){発動した時点では攻撃表示だったため}(1)の効果を無効にできない。 *相性のいいカード **リンクモンスター リンクモンスターは守備表示にならないため、《No.41 泥睡魔獣バグースカ》の影響を受けない。 そのため自分側はリンクモンスター主体のデッキにしておけば、《No.41 泥睡魔獣バグースカ》の影響を受けない盤面にできる。 ただしリンクモンスターを出す前に《No.41 泥睡魔獣バグースカ》を召喚してしまうと、 《[[ジャンク・シンクロン>ジャンク・シンクロン(遊戯王OCG)]]》などの「フィールド上で発動する展開効果」を使えなくなり展開に支障が出る点には注意。 これらの事は相手にも同様のことが言え、相手が先にリンクモンスターを出していると 《No.41 泥睡魔獣バグースカ》を後から出しても封殺ができなくなる。 逆に先にこちらが《No.41 泥睡魔獣バグースカ》を召喚すれば、リンク主体の相手でも一定の妨害効果が期待できる。 **[[超重武者>超重武者(遊戯王OCG)]] 守備表示のまま攻撃を行うなど超重武者も相性はいい。 相手が攻めあぐねていくところに、守備表示のまま相手にダメージを与えることができる。 ただし自分の超重武者も効果は無効になる上、展開についての制約も多いデッキなのでタイミングには要注意。 **旋壊のヴェスペネイト 《No.41 泥睡魔獣バグースカ》の効果で守備表示のモンスターを増やせる上に、《No.41 泥睡魔獣バグースカ》の上に重ねてエクシーズ召喚が可能なので 貫通効果も含めて、《旋壊のヴェスペネイト》の効果を最大限に活かすことができる。 *弱点 確かな妨害能力で相手の心まで守備表示にすることも難しくないが、一応このカードにも弱点はある。 まず単純に、魔法・罠カードに対して干渉できない点。 [[禁じられたシリーズ>禁じられた(遊戯王OCG)]]や《[[無限泡影>無限泡影(遊戯王OCG)]]》で効果を無効にされてしまう。 次にモンスターに対しても「フィールド上で発動した効果」にしか手を出せない事。 [[壊獣>壊獣(遊戯王OCG)]]の特殊召喚や《[[原始生命態ニビル>原始生命態ニビル(遊戯王OCG)]]》の発動には手出しできない。 そして上にあげた「リンクモンスターや超重武者ならば影響は小さい」という部分は相手にとっても同じことが言える点。 超重武者は置いといてリンクモンスターと相まみえる機会は多く、《スプラッシュ・メイジ》等の展開効果を持った低リンクモンスターを足掛かりにして 攻撃力の高いリンクモンスターをリンク召喚することは難しい話ではない。 使用する際は《アストラル・クリボー》や《ナンバーズ・プロテクト》などで隙を潰しておきたい。 *環境での活躍 このカードは登場以来、魔境や激戦区と評されるランク4モンスターの中でも高い採用率を誇っている。 言うまでもなく召喚難度の低さと制圧効果の高さを評価された結果である。 このカードが世に出た2017年5月はリンク召喚黎明期でリンクモンスターの数も極めて少なかった。 自ずと《No.41 泥睡魔獣バグースカ》から逃れられるデッキが少なくなっていたため、先攻制圧の置物として大変有難られたそうな。 2023年現在ではリンクモンスターの数、並びに妨害札の数が増えたことで《No.41 泥睡魔獣バグースカ》単体での制圧能力は落ちている。 一方で新マスタールールの廃止を受け、リンクモンスターの需要が落ち着いたことで相対的に《No.41 泥睡魔獣バグースカ》の制圧能力は上昇し 今でも優秀な壁、時間稼ぎモンスターとして君臨している。 *余談 このカードは遊戯王の公式Twitterにて告知されたが、その日時は「2017年&bold(){4月1日} 午前&bold(){4時1分}」だった。 《No.41 泥睡魔獣バグースカ》のナンバーに因んだ、なかなか洒落たサプライズになっている。 &font(l){ツイートを見た決闘者たちは度肝を抜かし、[[エイプリルフール]]のジョークであってくれと錯乱したとかしなかったとか} そしてマスターデュエルにおいてもこのカードのイラストのアイコン・プロテクター・壁紙が2023年4月1日から期間限定で販売された。 海外において子供向けゲームで泥酔している描写はまずかったのか、[[海外版イラストでは酒瓶などが枕に差し替えられており>海外版イラスト変更カード(遊戯王)]]、 それに合わせて寝ている理由も「酔臥」から「&ruby(ものすごく疲れたバク){the Terribly Tired Tapir}(=単なる就眠)」に変更されている。 Next << 《[[No.42 スターシップ・ギャラクシー・トマホーク]]》 #right(){Before >> 《[[No.40 ギミック・パペット-ヘブンズ・ストリングス]]》} 追記修正お願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,7) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 登場から5年たったが現在でもなおランク4のトップ層の地位だな。ランク4の制圧といったらこいつのイメージ -- 名無しさん (2022-01-28 17:06:31) - このカードとトライヒハートを並べられるとフィールド発動型の効果モンスターは殆ど対処不能。 -- 名無しさん (2022-01-28 17:21:15) - 蟲惑魔の可愛いマスコット -- 名無しさん (2022-01-28 17:43:43) - 実は悪魔族なの忘れがち -- 名無しさん (2022-01-29 02:48:48) - 増Gを通された時の妥協点で使ってるわ。 -- 名無しさん (2023-12-11 13:33:40) #comment(striction) #areaedit(end) }

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