「白光のヴァルーシア -What a beautiful hopes-」の編集履歴（バックアップ）一覧はこちら
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&font(#6495ED){登録日}：2012/03/02(金) 09:31:13
&font(#6495ED){更新日}：&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red)
&font(#6495ED){所要時間}：約 4 分で読めます
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&blankimg(vrsia.jpg,width=300,height=226)
&font(#ffff33){――さあ、物語を紡ぎましょう。}
&font(#ffff33){――喜びと悲しみと、星空の下で紡がれる夢とを込めて。}
&font(#ffff33){――歌に乗せ、言葉に乗せ、機関と幻想が入り交じる、砂漠の白光のまぼろしを。}
2009年11月20日に発売されたライアーソフト第26弾目。[[スチームパンクシリーズ>スチームパンクシリーズ(ライアーソフト)]]としては4弾目にあたる。
ジャンルは「アラビアンスチームパンク・ファンタジーADV」。&bold(){ライアー初のフルボイス作品である}。
[[蒼天のセレナリア>蒼天のセレナリア -What a beautiful world-]]と同じく未知世界(カダス)を舞台にしているため空が明るい。
これまでとはうって変ってアラビアンな群像劇。物語や登場人物の雰囲気は蒼天に近いが、都市内で蔓延する奇病や閉鎖感は赫炎に近い。
シリーズ恒例のクセのある文体は健在であり、用語集があるとはいえ人によっては話の意味を汲むのにこれまで以上に苦労する。
何故かシリーズの中でも蒼天に並んで影が薄いが、物語が悪いということでは決してない。
過去のシリーズを跨いで登場するキャラクターがいたりとファンサービスも多いので、シリーズのファンなら一度プレイして損はない内容となっている。
【ストーリー】
遙かな異境の果て。青空と星空の下に在る砂漠都市ヴァルーシア。
1000年もの長きにわたり空を覆う『大天蓋』が破壊され数年、
過去よりの伝統によってアデプトとなり、秘宝と危険に充ちた都市外の遺跡迷宮を探索する若者たちは、
1000年の歴史を以て自分たちを管理してきたギルドが解体され、列強の一国たる“帝国”の息がかかった碩学協会による新たな管理の下、
曲刀を振りかざして遺跡迷宮にはびこる妖物“ホラー”と戦いっていた。
しかし、迷宮にしか現れないホラーがここ半月都市にも現れる。そう、巨大な、かつての大天蓋にも届きそうなほどの巨躯を備えた、超大なホラー『アブホール』。
人々は恐れた、アブホールとそれを打ち砕いた巨像も同じく。
そして、或る星空の夜に。
ひとりの少年が輝くものを目にして、ひとりの青年が愛するものを知って、ひとりの娘が星空の意味に触れ、ひとりの刺客が後悔の涙を流して。
やがて、ひとりの歌姫が、旋律と共に物語の旋律を紡ぎ出す──
【登場人物】
◇アスル
カウスの星。
揺るぐことなき、希望の少年。物語の主人公となるべき人物。
両親は他界しており、母親からホラーもどきを使役する術を教えてもらっている。
◇クセルクセス・セルラ・ブリート
サンブルの星。
空を見上げる憂鬱の機関姫。物語の主人公となるべき人物。
北央帝国皇女。機関姫。
◇カシム
ジャウザーアの星。
仮面を纏う、蒼剣士。白き死の仮面を知らない間に所持している。
◇アナ
ジャウザーアの星。
こころ揺れる、若き赫剣士。カシムの姉で弟ともに有名なアデプト。
実の弟であるカシムに姉弟以上の感情を抱いている。
◇ハールート・フラワウル・トライタウナ
サルターンの星。呪を身に受けし、苦悩の太守。ヴァルーシアの太守で大天蓋を捨てる決断をした。
◇ナナイ
アクラブの星。太陽に焦がれ、願う踊り子。ハレムの踊り子だが、元はヴァルーシアを震撼させた盗賊団の王の右腕。
◇ヤザタ
ダルワの星。渇望のアサシン。感情を全て捨て去ったはずなのに、湧き上がる後悔の念に涙する男。ナナイの常連。
◇[[レオ>レオ(白光のヴァルーシア)]]
ミーザーの星。見つめ続ける、万能の紳士。自称大天才の碩学。しかし、あらゆる碩学図鑑に載っていない謎の男。ジェントル・レオ。その正体は十碩学の万能王。
美味しいとこはだいたいもっていく。
◇リザ・フォース
ハマルの星。主人を支える、鉄の召使。レオの従者。というか嫁。
◇ヒルド・ロメ・ダルク
ハウトの星。断罪する、嘲笑の鋼鉄姫。物語の主人公となる資格を捨てた人物。アデプトを管理する碩学協会の幹部。
◇シャルル・ヴィクトール・ルクレール
憤怒の機械卿。アデプトを統括する碩学協会のマスター。ルクレールという名だが、十碩学の鋼博士とは関係は無い。
◇ルナ・ルナワーズ・アクタル
思い秘めて、物語る歌姫。宮殿に閉じ込められている盲目の歌姫。物語を紡ぎだすことを定められた人物。彼女が旋律を奏でることで物語りは始まる。
◇ザハカ・アデューシカ
ホラーの使途。ホラー教団の盟主？白い服をまとった謎多き人物。
◇アルディーン
雌伏を過ごす、堕ちた盗賊王。主人公となる資格を捨てた人物。元アデプトでありホラーを狩りつづけ英雄と呼ばれた。
◇カルベルティ・アステア
世界中を駆ける飛空挺の乗員。セレナリアにも登場している。旧き盟約を知っている。コニーとの関係は…お察しください。
美味しいとこを持っていく人その2。
◇ザール
見つめる弓使い。カシムとアナの友人。アデプトであり名うての弓使い。恐怖病により右手と顔の半分が義肢になっている。
◇ロスタ＆ハミーネ
仲良き双子の兄妹。背の高いほうが妹で背の低いほうが兄。よくレオにお菓子をねだっている。
◇ランドルフ・カーター
狂っている酒場の主人。インガノックにも登場している。十碩学第7位の大司書。ある日突然迷宮に穴を掘り酒場を作った。
インガノックほど狂ってはいながい、やっぱり狂人。
追記、異常なし。
修正、異常なし。
Wiki篭りの願いは正しく進み続けるだけ
#include(テンプレ２)
#right(){この項目が面白かったなら……＼ポチッと/
#vote3(time=600,5)
}
#include(テンプレ3)
#openclose(show=▷ コメント欄){
#areaedit()
- 自分的にはスチパンシリーズで一番おもしろかった作品 -- 名無しさん (2015-05-16 05:01:08)
- このアラビアンな雰囲気がたまらん -- 名無しさん (2015-08-30 18:28:03)
- 他の作品をやってからだと面白さ倍増。話の理解も進む -- 名無しさん (2015-10-05 18:09:13)
#comment
#areaedit(end)
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&font(#ffff33){――さあ、物語を紡ぎましょう。}
&font(#ffff33){――喜びと悲しみと、星空の下で紡がれる夢とを込めて。}
&font(#ffff33){――歌に乗せ、言葉に乗せ、機関と幻想が入り交じる、砂漠の白光のまぼろしを。}
2009年11月20日に発売されたライアーソフト第26弾目。[[スチームパンクシリーズ>スチームパンクシリーズ(ライアーソフト)]]としては4弾目にあたる。
ジャンルは「アラビアンスチームパンク・ファンタジーADV」。&bold(){ライアー初のフルボイス作品である}。
[[蒼天のセレナリア>蒼天のセレナリア -What a beautiful world-]]と同じく未知世界(カダス)を舞台にしているため空が明るい。
これまでとはうって変ってアラビアンな群像劇。物語や登場人物の雰囲気は蒼天に近いが、都市内で蔓延する奇病や閉鎖感は赫炎に近い。
シリーズ恒例のクセのある文体は健在であり、用語集があるとはいえ人によっては話の意味を汲むのにこれまで以上に苦労する。
何故かシリーズの中でも蒼天に並んで影が薄いが、物語が悪いということでは決してない。
過去のシリーズを跨いで登場するキャラクターがいたりとファンサービスも多いので、シリーズのファンなら一度プレイして損はない内容となっている。
【ストーリー】
遙かな異境の果て。青空と星空の下に在る砂漠都市ヴァルーシア。
1000年もの長きにわたり空を覆う『大天蓋』が破壊され数年、
過去よりの伝統によってアデプトとなり、秘宝と危険に充ちた都市外の遺跡迷宮を探索する若者たちは、
1000年の歴史を以て自分たちを管理してきたギルドが解体され、列強の一国たる“帝国”の息がかかった碩学協会による新たな管理の下、
曲刀を振りかざして遺跡迷宮にはびこる妖物“ホラー”と戦いっていた。
しかし、迷宮にしか現れないホラーがここ半月都市にも現れる。そう、巨大な、かつての大天蓋にも届きそうなほどの巨躯を備えた、超大なホラー『アブホール』。
人々は恐れた、アブホールとそれを打ち砕いた巨像も同じく。
そして、或る星空の夜に。
ひとりの少年が輝くものを目にして、ひとりの青年が愛するものを知って、ひとりの娘が星空の意味に触れ、ひとりの刺客が後悔の涙を流して。
やがて、ひとりの歌姫が、旋律と共に物語の旋律を紡ぎ出す──
【登場人物】
◇アスル
カウスの星。
揺るぐことなき、希望の少年。物語の主人公となるべき人物。
両親は他界しており、母親からホラーもどきを使役する術を教えてもらっている。
◇クセルクセス・セルラ・ブリート
サンブルの星。
空を見上げる憂鬱の機関姫。物語の主人公となるべき人物。
北央帝国皇女。機関姫。
◇カシム
ジャウザーアの星。
仮面を纏う、蒼剣士。白き死の仮面を知らない間に所持している。
◇アナ
ジャウザーアの星。
こころ揺れる、若き赫剣士。カシムの姉で弟ともに有名なアデプト。
実の弟であるカシムに姉弟以上の感情を抱いている。
◇ハールート・フラワウル・トライタウナ
サルターンの星。呪を身に受けし、苦悩の太守。ヴァルーシアの太守で大天蓋を捨てる決断をした。
◇ナナイ
アクラブの星。太陽に焦がれ、願う踊り子。ハレムの踊り子だが、元はヴァルーシアを震撼させた盗賊団の王の右腕。
◇ヤザタ
ダルワの星。渇望のアサシン。感情を全て捨て去ったはずなのに、湧き上がる後悔の念に涙する男。ナナイの常連。
◇[[レオ>レオ(白光のヴァルーシア)]]
ミーザーの星。見つめ続ける、万能の紳士。自称大天才の碩学。しかし、あらゆる碩学図鑑に載っていない謎の男。ジェントル・レオ。その正体は十碩学の万能王。
美味しいとこはだいたいもっていく。
◇リザ・フォース
ハマルの星。主人を支える、鉄の召使。レオの従者。というか嫁。
◇ヒルド・ロメ・ダルク
ハウトの星。断罪する、嘲笑の鋼鉄姫。物語の主人公となる資格を捨てた人物。アデプトを管理する碩学協会の幹部。
◇シャルル・ヴィクトール・ルクレール
憤怒の機械卿。アデプトを統括する碩学協会のマスター。ルクレールという名だが、十碩学の鋼博士とは関係は無い。
◇ルナ・ルナワーズ・アクタル
思い秘めて、物語る歌姫。宮殿に閉じ込められている盲目の歌姫。物語を紡ぎだすことを定められた人物。彼女が旋律を奏でることで物語りは始まる。
◇ザハカ・アデューシカ
ホラーの使途。ホラー教団の盟主？白い服をまとった謎多き人物。
◇アルディーン
雌伏を過ごす、堕ちた盗賊王。主人公となる資格を捨てた人物。元アデプトでありホラーを狩りつづけ英雄と呼ばれた。
◇カルベルティ・アステア
世界中を駆ける飛空挺の乗員。セレナリアにも登場している。旧き盟約を知っている。コニーとの関係は…お察しください。
美味しいとこを持っていく人その2。
◇ザール
見つめる弓使い。カシムとアナの友人。アデプトであり名うての弓使い。恐怖病により右手と顔の半分が義肢になっている。
◇ロスタ＆ハミーネ
仲良き双子の兄妹。背の高いほうが妹で背の低いほうが兄。よくレオにお菓子をねだっている。
◇ランドルフ・カーター
狂っている酒場の主人。インガノックにも登場している。十碩学第7位の大司書。ある日突然迷宮に穴を掘り酒場を作った。
インガノックほど狂ってはいながい、やっぱり狂人。
追記、異常なし。
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- 自分的にはスチパンシリーズで一番おもしろかった作品 -- 名無しさん (2015-05-16 05:01:08)
- このアラビアンな雰囲気がたまらん -- 名無しさん (2015-08-30 18:28:03)
- 他の作品をやってからだと面白さ倍増。話の理解も進む -- 名無しさん (2015-10-05 18:09:13)
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