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ビッグ・ピッグ(TOUGH 龍を継ぐ男)

登録日:2026/10/05 Mon 21:51:18
更新日:2026/10/05 Mon 22:07:05NEW!
所要時間:約 5 分で読めます







ンゴーッ






ビッグ・ピッグは超人気漫画タフ・シリーズの登場人物。
第3部『龍を継ぐ男』の灘神影流vsアメリカ軍の5対5マッチに登場する。


☆目次


【人物】

アメリカ国防長官ジョー・スペンサーの私設特命班“バスターズ”の一員。
全身を覆うようにハイパーゲルを内包した特殊スーツを着用し、常に高濃度酸素吸入用マスクを着けているため素顔は不明。
会話は可能であり、「ンゴーッ」と独特な呼吸音がする。
裏の任務を遂行する人間らしく、表情は見えないが言動の端々から冷酷・残忍な人物像が垣間見える。
オーバー・テクノロジーな特殊スーツを着用するようになった経緯などは特に言及されておらず、キースと並んで謎が多い。
精巧な人型ロボのトダーやサイボーグ戦士の四大幻獣などが平然と出てくるアメリカ軍の関係者なので、彼も改造人間か何かなのではないかと推測する読者もいる。

彼の着用している特殊スーツは三段階の形態変化を持ち、状況に応じて順次形態変化をしながら戦う。
その能力を知る者からはビッグ・ピッグは形態が変化するごとに強くなると言われている。


【戦闘能力】

常時着用している特殊なハイパーゲルを内蔵したスーツの形態変化を使いこなして戦う。
ハイパーゲルは超軽量にして弾力性・耐久性に優れており、これを圧縮または膨張させて肉体を変化させている。
このハイパーゲルは衝撃を吸収するクッションになるだけでなく、瞬時に鉄のように硬質化させることも可能で、攻撃時には刃のような切れ味を持った強力な武器となる。
硬さと柔らかさを両立したスーツは攻防一体の恐るべき兵器だが、呼吸用のマスクと視界を確保するゴーグルを着けていて特殊ゲルで覆われていない顔面は唯一ダメージが通る弱点となっている。

  • 第一形態
普通の人間体で、特殊スーツの上にフード付きのローブを着こんでいる。
普段はこの状態で活動し、純粋な格闘術を用いる。
この形態のままでも四大幻獣のジョニーを圧倒し、ステゴロ最強格のキー坊とそれなりに打ち合いの戦いを繰り広げており、格闘術も中々の使い手だと思われる。

  • 第二形態
スーツの圧縮装置を解除することで変態する姿。
第一形態から倍くらいの体格のデブになり、目に映るもの全てを破壊しまくる。
鈍重な見た目に反してスピードは殺されておらず、第一形態のときと変わらない俊敏な動きを見せる。
太くなった胴体や四肢は分厚いハイパーゲルに包まれているため、打撃による物理攻撃は衝撃を吸収して無効化してしまうが、関節技は無効化できない。

  • 第三形態
身体を球体の形に変化させ、全身のハイパーゲルを硬質化。
巨大なボウリング・ボールのようになり、転がって体当たりを仕掛ける。
体格が80%増大しており、その体当たりの威力は大型トラックを粉々にするほど。
高速回転しながら転がっていても動きは自在にコントロールでき、想像以上に小回りも効く。

  • 第四形態
ハイパーゲルを薄く引き伸ばし、液状体のような伸縮自在の肉体となる。
軽量で耐久性に優れたハイパーゲルはあらゆるものに形を変えることが可能で、相手の打撃も粘着するように絡め取って拘束できる。
触れただけでスーツが纏わりついてくるため、おそらく関節技を仕掛けることも不可能。
流動体の身体を保ったまま腕部の特殊ゲルだけを硬質化させることもでき、ただの手刀や貫手で本物の刃物のように肉を切り裂ける。


【活躍】

初登場はBATTLE.226「ビッグ・ピッグ」。
四大幻獣の殺処分のために彼らを追尾し、“ゴーレム”のジョニーを歩道橋に追い詰めていた。
ジョニーの得意技である絶対不快音の対策として特殊なイヤホンを装備しており、いともたやすく腹を貫手で打ち抜いて内臓を引きずり出す。
だがジョニーは深手を負いながらも間一髪でビッグ・ピッグを引き剥がし、たまたま通りかかった電車の屋根に飛び降りて逃走した。

「ンゴーッ馬鹿だな…」
「今ここでやられたほうが楽に死ねたのに」

その後は四大幻獣の追跡を一時中断し、灘vsアメリカの5対5マッチで中堅ポジションとしてキー坊と戦うことに。
広々とした林を舞台に対峙し、互いに一気に距離を詰めてボボッ ボ ボ ボ ボと打ち合いを始める。
キー坊の蹴りをローブで絡め取って回避し、そこから第二形態へと変化する。

キー坊の骨折りローキックや当て身を特殊スーツのハイパーゲルで無効化し、左肩を硬質化させて強烈なショルダー・タックルを敢行。
しかしキー坊はタックルの直撃を受けつつも衝撃を上手く逃がしており、タックルの勢いを利用した灘神影流“鎖錠固め”を仕掛けて来る。
一瞬で膝を破壊されて尻もちをつくビッグ・ピッグは第三形態へと変化する。

第三形態となったビッグ・ピッグは巨大なボーリング・ボールのように木々をなぎ倒しながらキー坊を執拗に追い詰めていく。
さすがのキー坊でも手も足も出ないかと思われたが、彼はただ逃げ回っていたわけではなく、距離を取ってビッグ・ピッグに向き直り正拳突きの構えを取る。

「逃げてたわけじゃない」
「しっかり間合いをとりたかっただけや」

超高速回転しているビッグ・ピッグの動きを見極め、針の穴に糸を通すような精度で顔面を打ち抜く。
膝を破壊されて第三形態をも破られたビッグ・ピッグはついに最後の第四形態を解放する。

液状体の肉体はあらゆる攻撃を無効化し、キー坊のパンチも絡め取って腕を拘束。
鋼の刃のように硬質化した貫手を見舞いキー坊を追い詰めていたように見えたものの、彼には顔面が唯一の弱点であると見抜かれていたため、重い一撃をまたしても被弾してしまう。
続けざまに追い討ちの一発をもらい、高濃度酸素吸入装置を破壊されてスーツは機能停止。
ビッグ・ピッグも地面をのたうち回った後に戦闘不能となる。

「良かったのォ……」
「ぶちのめされてスマートになって」

キー坊はバスターズ最強格の強敵であるビッグ・ピッグをインチキ技を使わずにほぼ無傷で撃破し、アメリカ軍(と読者)に格の違いを見せつけたのであった。








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最終更新:2026年10月05日 22:07