■■薄闇の底に蠢く滅びの蛇■■
破壊の魔王デド・アヌラル
ケーキ・カットの底に広がる泥の海を這い回る、緋色の大蛇の姿をした魔王
頭部には五つの目と四つの口があり、それぞれの口から三本ずつの舌を出して、つねにちろちろとくねらせている
攻撃方法は噛みつきや締めつけなど、一般的な蛇の範疇におさまるものであるが、最大の脅威は全身を覆う固有魔法である
それは「創造」という概念を分解する魔法であり、「誰かによって作られたもの」はデド・アヌラルが接近しただけで崩壊してしまう
これに接近戦を挑むなら、武器も防具も崩壊した素っ裸でステゴロでなければならないし、矢や弾丸も突き刺さる前に滅び去るため意味を持たない
デド・アヌラルが人間の街に現れたなら、たとえ害意がなかったとしても、その街は一夜にして滅び去り荒野と化すであろう
もちろん、こいつも人への害意はたんとあるのだが、棲みかであるケーキ・カットが深すぎて脱出できないため、人の多く住む場所にたどり着けないでいる
魔物の一種アラルボアはこの苛立ちにより生まれ落ちる存在である
今は泥の海を移動しながら、這い上がれる場所を探しているようだ
破壊の魔王デド・アヌラル
ケーキ・カットの底に広がる泥の海を這い回る、緋色の大蛇の姿をした魔王
頭部には五つの目と四つの口があり、それぞれの口から三本ずつの舌を出して、つねにちろちろとくねらせている
攻撃方法は噛みつきや締めつけなど、一般的な蛇の範疇におさまるものであるが、最大の脅威は全身を覆う固有魔法である
それは「創造」という概念を分解する魔法であり、「誰かによって作られたもの」はデド・アヌラルが接近しただけで崩壊してしまう
これに接近戦を挑むなら、武器も防具も崩壊した素っ裸でステゴロでなければならないし、矢や弾丸も突き刺さる前に滅び去るため意味を持たない
デド・アヌラルが人間の街に現れたなら、たとえ害意がなかったとしても、その街は一夜にして滅び去り荒野と化すであろう
もちろん、こいつも人への害意はたんとあるのだが、棲みかであるケーキ・カットが深すぎて脱出できないため、人の多く住む場所にたどり着けないでいる
魔物の一種アラルボアはこの苛立ちにより生まれ落ちる存在である
今は泥の海を移動しながら、這い上がれる場所を探しているようだ
デド・アヌラルを崇める者たちには禁術魔法クロスアウトが授けられる