劉拳 - アルカナアリアwiki

劉帝国征西都督府で開かれ東マジョリアに広く拡散した徒手格闘術。地域ごとの流派や派生武術が多い。特徴は二点、打撃技・締め技に重きを置く点、身軽な跳躍を頻繁に織り交ぜる点である。
これらの特徴は本来は秦王国の騎馬隊に対抗するために考案されたもので、馬上の敵に対して飛び上がって締め上げ、落馬させたところに素早く打撃を叩き込み倒すことを理想とする。
無論こうは上手くいかないが、むしろ地上同士での戦いでは敵の意表をつく動きを繰り出しやすく成功しやすい。
官僚組織が強力で武装への制限が厳しく公式には冒険者制度の無い劉帝国では護身用に徒手格闘の需要が大きいため急速に広まった。達人ならば、立ち上がった大型の魔物の頭部を瞬く間に打撃して仕留めるといった芸当を見せることも。
また、普通に跳躍していたのではすぐに息が切れることは明白であるため、魔力の循環をを呼吸の代用として用いるという独特の身体操作理論を内包する。
李書 分、フウ・ドウジェン（虎斗争）、フウ・フェイツイ（虎翡翠）はこれの達人。